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【課題】ビスコースレーヨン製造工程中に、機能剤の機能の失活及び/又は低下を生じさせずに、機能剤を含有させ、それにより付与される機能性を有し、かつ付与した機能性が耐久性に優れるレーヨン繊維及びその製造方法を提供する。
【解決手段】レーヨン繊維内に脂肪酸及び/又はその塩(以下、単に脂肪酸という)と機能剤(但し、脂溶性の抗酸化剤及び茶由来成分を除く)とが含まれ、上記レーヨン繊維内のセルロースと脂肪酸とは非相溶状態であり、上記レーヨン繊維内において、上記脂肪酸は微分散されてセル状領域を形成し、上記機能剤は上記セル状領域中に含まれているレーヨン繊維。脂肪酸を含む水溶液に、機能剤を添加・混合して混合液を調整し、セルロースを含むビスコース原液に、上記混合液を添加・混合してビスコース液を調整し、上記ビスコース液をノズルより押し出して紡糸し、凝固再生するレーヨン繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】繊維表面の残留物が極めて少なく、機械的諸特性が良好な繊維を提供する。
【解決手段】ゲル紡糸法によってマルチフィラメントポリエチレンヤーンを製造する方法であって、紡糸仕上げ剤が、50質量%未満の溶媒を含むフィラメントに、フィラメントに対して0.1〜10質量%の量で少なくとも1回塗布され、この紡糸仕上げ剤が、圧力0.1MPaにおける沸点が30〜250℃である少なくとも1種の揮発性化合物を少なくとも95質量%含み、この紡糸仕上げ剤が、フィラメントの融点よりも低い温度にフィラメントを曝すことによって引き続き除去される。例えば医療用途に極めて適したヤーンが、洗浄または抽出ステップを必要とせずに製造される。前記方法によって得られるポリエチレンヤーンおよび半製品または最終用途製品、ならびに医療用途におけるそれらの使用。 (もっと読む)


【課題】
糸条密度を高めやすい反面、製糸速度を高めにくいポリアクリロニトリル系前駆体繊維の湿式紡糸において、特定の分子量分布を有することにより製糸速度を高め、生産性およびプロセス性を損なうことなく、安定した高品質な炭素繊維前駆体繊維を得るための方法を提供する。
【解決手段】
重量平均分子量Mwが10万〜70万であり、Z平均分子量Mzと重量平均分子量Mwとの比で示される多分散度Mz/Mwが2.7〜6であるポリアクリロニトリル系重合体を5重量%以上30重量%未満の濃度で溶媒に溶解してなる紡糸溶液を湿式紡糸するに際し、その紡糸溶液を臨界濃度を超える溶媒濃度でかつ凝固糸条を成形することが可能な溶媒濃度の凝固浴中に吐出する炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】懸濁水のろ過後に行われる物理洗浄工程において、懸濁水中に含まれる無機成分を含んだ懸濁物質を介して、膜外表面同士が擦れ、表面開孔の閉塞が生ずるのを防止し、安定したろ過を行える浄化方法、その方法に使用する中空糸膜の束、その膜束を収納したモジュールを提供する。
【解決手段】外径が0.7mm以上2.5mm以下であるウェーブを有した中空糸膜41の多数を引き揃えた中空糸膜束であって、該中空糸膜41の偏平率が0.9以上1.0以下でありかつ、下記式で示される嵩高度が1.45以上2.00未満であることを特徴とする中空糸膜束。ここで、嵩高度=(S1/S2)であり、S1は膜束を構成する中空糸膜41のうち任意の600本の小束の、2.9Nの荷重下で計測される束周長から算出する断面積をいい、S2は、該中空糸膜41の外径換算断面積の600倍をいう。 (もっと読む)


【課題】
製糸工程での単繊維間の融着と接着を効果的に抑制し、かつ炭素繊維を安定して操業性良く生産できる炭素繊維前駆体用油剤、および炭素繊維の高性能化と操業安定性と両立させることができる炭素繊維製造用前駆体繊維を提供する。
【解決手段】
末端に第1級アミンを有する構造のアミノアルキレン基を側鎖に有するアクリル系重合体(A)0.2〜20重量%、芳香族エステル、トリメチロールプロパンアルキルエステル、トリメリット酸アルキルエステルおよびジアルキルチオジプロピオネートからなる群から選ばれた化合物(B)60〜90重量%、および界面活性剤(C)10〜40重量%からなる炭素繊維前駆体繊維用油剤。
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複数の高強度、高モジュラス芳香族ポリアミドフィラメントの製造方法であって、
− 少なくとも15重量%の芳香族ポリアミドを含有する酸溶液を、紡糸口金中の線状に並んだオリフィスから押し出しフィラメントの縦糸を形成し、
−フィラメントの縦糸を非凝固液の層を通して凝固浴中に通し、次いで
− 縦糸を、少なくとも2つの対向する側面がフィラメントの縦糸に平行で、これらの側面の長さは少なくともフィラメントの縦糸の幅と同じ長さである、伸長された断面を有する紡糸管に通し、
− 追加の凝固液を、フィラメントに対して一定の流速で、下方向にフィラメントに対して15°から75°の間の角度で噴出させ、
− 噴出された凝固液は、フィラメントの速度の約50%から100%の速度で、紡糸管を通って、フィラメントの縦糸と共に下方向に移動し、
凝固液は、フィラメントの縦糸に平行な紡糸管のどちらか一方の側面から、フィラメントの縦糸と少なくとも同じ幅を有するジェットチャンネルを通って噴出される、
各工程を含む前記方法。 (もっと読む)


【課題】長期の接続安定性に優れたプリント配線板に有用なポリベンザゾール繊維を提供する。
【解決手段】本発明のポリベンザゾール繊維は、クラック率が10個/1000m以下、弾性率が200GPa以上350GPa以下、かつ、繊維軸方向の線膨張係数(100℃以上200℃以下)が−20ppm/℃以上−3ppm/℃以下であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】帯電防止効果付与しながらも油剤処理を阻害することがなく、現行の設備条件において炭素繊維前駆体アクリル系繊維束の集束性を向上し、その繊維束幅を小さくすることが可能な炭素繊維前駆体アクリル系繊維用油剤組成物と、該油剤組成物を用いて得られる炭素繊維前駆体アクリル系繊維束及びその製造方法を目的とする。
【解決手段】本発明の炭素繊維前駆体アクリル系繊維用油剤組成物は、導電性を有する炭素系微粒子を含有することを特徴とする。また、本発明の炭素繊維前駆体アクリル系繊維束は該炭素繊維前駆体アクリル系繊維用油剤組成物を用いて得られるものである。 (もっと読む)


【課題】高温、高圧の混合液を中空糸膜の中空内部に投入して混合液を構成物質として分離可能であり、混合液を中空糸膜の外部に投入して分離するときに発生しうる供給液のチャンネリング現象を根本的に防止可能であり、混合液の単位体積当たりの膜表面との接触率を高めて透過分離効率を高めることのできる中空糸内部投入用の中空糸膜を提供する。
【解決手段】本発明は、分離する混合液を中空糸膜の中空内部に投入して活性層を含む多孔性膜を透過させる中空糸内部投入用の中空糸膜に係り、中空を有する管状の活性層膜を成形し、その外表面に直接的に高分子繊維ブレード、金属線ブレードまたは高分子繊維と金属線の混造ブレードを編造して、中空内部に高温、高圧の混合液を投入する場合に活性層膜が膨張することを抑えるようにした。 (もっと読む)


【課題】乾湿式紡糸法にて紡糸するに際して、複雑な構造の紡糸装置を用いることなく、紡糸口金の吐出面と凝固浴の液面の間の気体層の雰囲気を均一に保ち、紡糸環境が変動しても表面が緻密で均質性の高いアクリロニトリル系前駆体繊維を製造できる方法の提供。
【解決手段】アクリロニトリルを90質量%以上含有するアクリロニトリル系重合体を溶剤に溶解し、重合体濃度を17〜25質量%とした紡糸原液を50〜80℃に保持する原液調製工程と、孔径0.02〜0.5mm、孔間ピッチ0.5〜3.5mmで配置された50〜500個の吐出孔を備えた紡糸口金から、吐出孔1個あたり0.2〜20g/時間で紡糸原液を吐出し、紡糸口金の吐出面から凝固浴の液面の距離が2〜25mmである気体層中を走行させた後、直ちに凝固浴温度0〜30℃、有機溶剤濃度70〜90質量%の凝固浴に導入する紡糸工程を有する、アクリロニトリル系前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高い表面多孔性を示し、高い浸透性すなわち流動性を有する中空繊維多孔質膜を提供する。
【解決手段】少なくとも一方の表面が実質的に無表皮であって、3000秒より小さいIPAフロー時間を有する過フッ素化熱可塑性重合体からなる中空繊維多孔質膜であって、(a)過フッ素化熱可塑性重合体を、この重合体と上臨界溶液温度を形成する溶媒中に溶解する工程と、(b)その一部分が冷却浴中に浸漬され、前記溶液の前以て冷却されるのを防止するべく十分高い温度に保持された環状の金型内に押出す工程と、(c)前記溶液を前記冷却浴中に押出す工程と、(d)前記溶液を前記上臨界溶液温度以下にまで冷却して、重合体リッチな固相と溶媒リッチな液相との2相に、液相−液相分離し、ゲル状の繊維を作製する工程と、(e)前記溶媒を前記ゲル状繊維から抽出して多孔質の中空繊維膜を形成する工程と、(f)前記多孔質中空繊維膜を乾燥する工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】 糸切れの発生、紡出糸の品質斑を低減できる矩形紡糸パックおよび合成繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】 多数のノズル孔を有する紡糸口金であって、ノズル孔が配置された長方形の領域に孔密度が前記長方形の領域の長手方向の中央部に対して長手方向の端部が低く配置されてなることを特徴とする矩形紡糸口金。 (もっと読む)


【課題】
高い張力あるいは延伸倍率の焼成条件下においても毛羽立ちや糸切れを抑制し、生産性を損なうことなく高品位・高品質な炭素繊維を製造することができる炭素繊維前駆体繊維を提供する。
【解決手段】
92〜95%の配向度を有する炭素繊維前駆体繊維であって、130℃において1.25g/dtexの荷重を加えたときの単繊維のクリープ速度が0.01〜0.1%/分である炭素繊維前駆体繊維と、その炭素繊維前駆体繊維を用いる炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


(i)少なくとも1種のセルロースエステルを溶媒に溶解させて溶液をつくる工程、(ii)該溶液を乾式/湿式紡糸して中空繊維をつくる工程、(iii)該中空繊維をアルコールの存在下、塩基または酸で脱エステル化する工程、(iv)必要に応じて、該繊維を乾燥させる工程、(v)該繊維を炭化する工程、(vi)炭化繊維を集めて炭素中空糸膜をつくる工程を含む、炭素中空糸膜の製造方法。 (もっと読む)


【課題】
炭素繊維の低コスト化のために、特定の分子量分布を有することで紡糸速度を高めることができる炭素繊維前駆体繊維製造用PAN系重合体を用い、残存アクリロニトリル量の少なく、かつ、ゲルの生成を抑制した異物の少ない、安定して炭素繊維前駆体繊維を製造できる方法を提案する。
【解決手段】
アクリル酸、メタクリル酸およびイタコン酸からなる群より選ばれる少なくとも一種の酸単量体を共重合した重量平均分子量MwとZ平均分子量Mzとの比であるMz/Mwが2以上であるポリアクリロニトリル系重合体が溶媒に溶解してなるとともに、アクリロニトリルの含有比率が0.001〜0.1重量%であって、かつ、次の[a]〜[c]から選ばれる少なくとも一種の要件を満たす紡糸溶液を紡糸して凝固糸を得て後、水洗して炭素繊維前駆体繊維となす炭素繊維前駆体繊維の製造方法。
[a]ポリアクリロニトリル系重合体において、酸単量体に由来したカルボン酸基の水素イオンが、アンモニウムイオンおよびナトリウムイオンからなる群より選ばれる少なくとも1種のイオンにより含有カルボキシル基の0〜0.3等量置換される。
[b]紡糸溶液に、アルキル化剤を紡糸溶液の重量当たり0.01〜3重量%含む。
[c]紡糸溶液に、沸点が200℃以上である有機カルボン酸を紡糸溶液の重量当たり0.01〜3重量%含む。 (もっと読む)


【課題】 高度な難燃性が必要とされる寝具や家具等に好適に使用が可能である高度な難燃性を有する難燃性合成繊維、それを用いた特に高度な炎遮蔽性を有する炎遮蔽性生地及び当該生地を用いた難燃性布張り製品を提供する。
【解決手段】 塩素原子含有重合体(A)100重量部、硬化した状態で分子中に、芳香族環、又は、窒素原子を少なくとも含むヘテロ環、を少なくとも有する熱硬化性樹脂(B)が重合体(A)100重量部に対し0.5〜50重量部、無機化合物(C)が重合体(A)100重量部に対し0〜50重量部からなる塩素原子含有繊維であって、前記熱硬化性樹脂(B)は、前記塩素原子含有繊維中で硬化率50%以上に硬化した状態である塩素原子含有繊維(I)20〜80重量%と、ポリエステル系繊維(II)20〜80重量%で構成される炎遮蔽性生地及びそれを用いた難燃性布張り製品。 (もっと読む)


【課題】緻密性が高く、強度欠陥の少ないアクリル系プリカーサー及びその製造方法を提供する。
【解決手段】アクリル系繊維からなり、油剤を付与してなるプリカーサーであって、該プリカーサー中の総油剤付着量が0.3〜1.1質量%であり、ベンゼン−エタノールを用いたソックスレー抽出後のプリカーサー中の油剤付着量が0.1質量%以下であることを特徴とするアクリル系プリカーサー。 (もっと読む)


【課題】 糸切れの発生、紡出糸の品質斑を低減できる矩形紡糸パックおよび合成繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】 多数のノズル孔を有する紡糸口金であって、ノズル孔が配置された長方形の領域に孔密度が前記長方形の領域の長手方向の中央部に対して長手方向の端部が低く配置されてなることを特徴とする矩形紡糸口金。 (もっと読む)


【課題】
炭素繊維前駆体繊維製造用PAN系重合体を口金から吐出するに先立ち、フィルター閉塞を起こすことなく異物を精度良く濾過することで、紡糸速度を高め、炭素繊維の低コスト化を図り、かつ、高強度炭素繊維のための炭素繊維前駆体繊維を得る方法を提供する。
【解決手段】
Z平均分子量Mzと重量平均分子量Mwとの比であるMz/Mwが1.5以上であるポリアクリロニトリル系重合体が溶媒に溶解されてなる紡糸溶液を紡糸して炭素繊維前駆体繊維を得るに際し、紡糸に先立ち、濾過保証層目付A(g/m)と材質密度B(g/m)が次式を満足する濾過保証層を有するとともに、濾過抵抗係数Cが5×10〜30×10cm−1であるフィルター濾材を用いたフィルター装置で、紡糸溶液を濾過する炭素繊維前駆体繊維の製造方法。
0.01≦A/B×1000≦0.06 (もっと読む)


【課題】 生産性を損なうことなく毛羽立ちの少ない高品位な炭素繊維用前駆体繊維を製造する方法と、上記の高品位な炭素繊維用前駆体繊維を用いた高性能でかつ高品位な炭素繊維を焼成工程でも安定して製造することができる方法を提供する。
【解決手段】
Z平均分子量Mzと重量平均分子量Mwとの比であるMz/Mwが2.7以上であるポリアクリロニトリル系重合体を含み、50℃の温度における粘度が10〜80Pa・sであるポリアクリロニトリル系重合体溶液を、平均孔ピッチが1.0〜2.0mmで平均孔径が0.05〜0.28mmの紡糸口金を用いて、紡糸口金と凝固浴液面の間のエアギャップ距離を10から50mmとし、かつ、紡糸ドラフトを2.5〜15とした条件下で乾湿式紡糸することを特徴とする炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


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