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Fターム[4L035BB60]の内容

合成繊維 (28,381) | 繊維の形成 (8,949) | 延伸前繊維の経過手段、条件 (1,606) | 化学的処理 (539) | 油剤の化学的特徴 (254)

Fターム[4L035BB60]に分類される特許

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【課題】耐酸化安定性、耐熱性、色相に優れ、長期保存性に優れた成形体用原料として利用できる新規ポリエーテルエステル及びその組成物の提供。
【解決手段】主たるジカルボン酸成分としてのテレフタル酸、主たるジオール成分としての1,3−プロピレングリコール、及び共重合比率が35〜80重量%である数平均分子量500〜20000のポリアルキレンエーテルグリコールから構成されるポリエーテルエステルであって、(1)1.0dl/g≦還元粘度(ηsp/c)≦5.0dl/g;(2)末端カルボキシル基量≦20ミリ当量/kg樹脂;(3)ビス(3−ヒドロキシプロピル)エーテルの共重合比率≦1.8重量%;(4)L*値≧70、−5≦b*値≦20、−5≦a*値≦5;(5)熱重量測定における5%減量温度≧300℃;及び(6)融点よりも20℃高い温度で10分間保持した前後の還元粘度保持率≧80%;を満たすもの。 (もっと読む)


【課題】
PAN系の炭素繊維前駆体繊維を乾湿式紡糸するに際し、生産性およびプロセス性を高めつつ、その製造エネルギーを減じ、高品質で高品位な、かつ、炭素繊維の製造工程においても通過安定性に優れた炭素繊維前駆体繊維を得るための方法を提供する。
【解決手段】
重量平均分子量Mwが10万〜70万であり、Z平均分子量Mzと重量平均分子量Mwとの比で示される多分散度Mz/Mwが2.7〜6であるポリアクリロニトリル系重合体を5重量%以上30重量%以下の濃度で溶媒に溶解してなる紡糸溶液を乾湿式紡糸するに際し、該紡糸溶液を凝固価が17〜40gである凝固浴条件の凝固浴中に吐出する炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】合成繊維特有の賦型性、しなやかさや強靱性、強度、高い耐摩耗性を有するとともに、従来の金属メッキ繊維に匹敵する高い導電性と導電安定性とを具備し、温湿度変化によらず、一定の導電性を有し、変動が少ない優れた導電性を示し、さらには表面からの導電剤の脱落が少ない、導電性繊維構造体を提供する。
【解決手段】芳香族ポリエステルにカーボンブラックを含有した樹脂組成物からなる導電性繊維構造体であり、表面抵抗率が10〜10Ω/□であり、繊維構造体密度が0.2〜1.0g/cmであり、繊維構造体を構成する導電性繊維の単糸繊度が0.1〜20dtexであることを特徴とする導電性繊維構造体。 (もっと読む)


【課題】
本発明は網戸用サッシ等に施工した後の、保管時、運搬時、実使用時に網戸用サッシの変形、織物の網戸用サッシ外れ問題を解決するポリ乳酸モノフィラメント、及び、網戸用織物を提供することを課題とする。
【解決手段】
ポリ乳酸樹脂を用いたポリ乳酸モノフィラメントであって、80℃における熱収縮応力が0〜0.04cN/dtex、1次降伏点応力が0.5〜1.3cN/dtexであることを特徴とするポリ乳酸モノフィラメント。
また、本発明のポリ乳酸モノフィラメントを少なくとも経糸および/または緯糸の一部に用いた網戸用織物であって、経糸密度および緯糸密度が10〜40本/インチであることを特徴とする網戸用織物が前述の課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】
ポリ塩化ビニル系人工毛髪において、熱セットで形状が付き易く、かつ形状が崩れず長持ちし、触感に優れる人工毛髪、さらには、人毛に近似したしっとりした触感を有する人工毛髪およびそれからなる頭飾製品提供することを目的とする。
【解決手段】
ポリ塩化ビニル系樹脂に、ポリビニルアルコールに脂肪族ポリエステルがグラフトされているポリビニルアルコール系共重合体を含有させて人工毛髪とすることにより、脂肪族ポリエステル成分が、熱セットでの形状付与や頭髪装飾用品装着時の形状保持性を向上させ、かつ、ポリビニルアルコール成分が、吸湿性を発現することから、人毛に近似したしっとりした触感を得ることができ、さらに、ポリビニルアルコールに脂肪族ポリエステルがグラフトされているポリビニルアルコール系共重合体は、ポリ塩化ビニル系樹脂との相溶性が良好であることから、透明性(発色性)が良好であることを見出した。 (もっと読む)


本発明は、ポリ(アリールエーテルスルホン)(PAES)、ポリ(アリールエーテルケトン)(PAEK)、および芳香族ポリイミドからなる群から選択され高Tを有する少なくとも1種類の場合により官能化されたポリマーを含む繊維またはフォイルの製造方法であって、(aa)溶液の重量を基準にして、少なくとも45重量%のポリマーと、溶液の重量を基準にして少なくとも20重量%の、ポリマーに対する少なくとも1種類のハロゲン非含有有機溶媒(S1)とを含む溶液を提供するステップと;(bb)溶液をノズルから押し出すステップと;(cc)凝固浴であって、(cc1)ポリマーが不溶性である少なくとも1種類の液体(L1)と、場合により(cc2)有機溶媒(S1)と同一または異種である、ポリマーに対する少なくとも1種類の有機溶媒(S2)とを含む凝固浴中に溶液を導入して、繊維またはフォイルを形成するステップとを含む方法に関する。本発明は、さらに、この方法によって得られた繊維またはフォイル、ならびに特定の多孔度の特徴および/または機械的性質を有する繊維またはフォイルに関する。 (もっと読む)


【課題】高強度、高弾性率、優れた耐熱性という固相重合した液晶ポリエステル繊維からなる織物の特徴を損ねることなく、織物の性能を向上させることであり、このため耐摩耗性に優れ、かつ繊維軸垂直方向(横方向)の耐圧縮性に優れる液晶ポリエステル繊維を提供する。
【解決手段】示差熱量測定において50℃から20℃/分の昇温条件で測定した際に観測される吸熱ピーク(Tm1)におけるピーク半値幅が15℃以上であり、ポリスチレン換算の重量平均分子量が25.0万以上200.0万以下であり、縮合多環芳香族炭化水素を含む構造単位が液晶ポリエステルの構造単位全体に対し5モル%以上であることを特徴とする液晶ポリエステル繊維。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維製造工程において特に耐炎化処理工程において、単糸同士の接着防止・単糸切れ防止などが少なく工程安定性が良好な炭素繊維製造用前駆体繊維を提供する。
【解決手段】シリコーン系油剤を付与してなる炭素繊維製造用アクリル系前駆体繊維であって、前記前駆体繊維中の油剤付着量が0.01〜0.25質量%であり、前記前駆体繊維を25℃から20℃/分で昇温して100℃になるまでの間に発生する最大収縮応力が5.0mN/30dtex以下であり、且つ単糸切れ数が1.5ヶ/m未満である炭素繊維製造用前駆体繊維。 (もっと読む)


【課題】繊維に不織布製造時のカード工程で優れた通過性を付与し、得られた不織布に瞬時透水性、耐久透水性、液戻り防止性を併せ持ち、かつ安全性にも優れた透水性付与剤を提供する。
【解決手段】透水性付与剤は、アルキル基の炭素数が6〜10である、アルキルホスフェート塩および/またはポリオキシアルキレン基含有アルキルホスフェート塩(A)と、アルキル基の炭素数が11〜22である、アルキルホスフェート塩および/またはポリオキシアルキレン基含有アルキルホスフェート塩(B)と、ポリオキシアルキレン基含有ヒドロキシ脂肪酸多価アルコールエステルとジカルボン酸との縮合物の少なくとも1つ以上の水酸基を脂肪酸で封鎖したエステル(C)とを必須成分として所定量含む透水性付与剤。 (もっと読む)


【課題】本発明は、不織布などのバインダー繊維として主体繊維の熱安定性を損なうことなく、かつ、寸法安定性、接着性に優れた、溶融紡糸可能な熱可塑性ポリマーの非晶質繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】溶融紡糸可能な熱可塑性ポリマーからなる紡糸速度500m/分〜3000m/分で紡糸した繊維を延伸、熱固定処理することなく結晶化温度以下の温度で熱処理し、DSC測定による結晶化熱量が10J/g以上でありかつ150℃×30分の乾熱収縮率を20%以下とすることを特徴とする繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】本発明は、ポリフェニレンサルファイド繊維を用いた絶縁破壊強さの高い絶縁紙が製造可能な繊維を提供することを目的とする。
【解決手段】DSC測定による結晶化熱量が10J/g以上であり、かつ150℃×30分の乾熱収縮率が20%以下であることを特徴とするポリフェニレンサルファイド繊維。 (もっと読む)


【課題】物理的性能を保ったまま、ポリウレタンウレア重合体と混合でき、優れた熱合着性能を有するポリウレタンウレア弾性繊維を安定的に製造する。
【解決手段】N,N’−ジメチルアセトアミド溶媒中で溶液重合法により得られる硬度80A以下30A以上であるポリウレタン重合体を、5重量%以上40重量%以下含有することを特徴とするポリウレタンウレア弾性繊維。 (もっと読む)


【課題】繊維表面の残留物が極めて少なく、機械的諸特性が良好な繊維を提供する。
【解決手段】ゲル紡糸法によってマルチフィラメントポリエチレンヤーンを製造する方法であって、紡糸仕上げ剤が、50質量%未満の溶媒を含むフィラメントに、フィラメントに対して0.1〜10質量%の量で少なくとも1回塗布され、この紡糸仕上げ剤が、圧力0.1MPaにおける沸点が30〜250℃である少なくとも1種の揮発性化合物を少なくとも95質量%含み、この紡糸仕上げ剤が、フィラメントの融点よりも低い温度にフィラメントを曝すことによって引き続き除去される。例えば医療用途に極めて適したヤーンが、洗浄または抽出ステップを必要とせずに製造される。前記方法によって得られるポリエチレンヤーンおよび半製品または最終用途製品、ならびに医療用途におけるそれらの使用。 (もっと読む)


【課題】インク、体液などの水性媒体の吸収性能および保持特性、ヘッド部への供給性、残液量の低減性、生産性、品質安定性などに優れた液吸収体用繊維素材を提供する。
【解決手段】ポリオレフィン樹脂またはポリエステル樹脂からなる熱可塑性樹脂を溶融紡糸、延伸、捲縮および切断する工程を経て得られる繊維であって、切断前の繊維の捲縮率が5〜80%および捲縮数が2〜75個/インチであり、かつ切断後の繊維長が0.1〜30mmであり、また繊維充填物のヤング率が0.02〜0.17MPaおよび復元率が0.10〜0.57となることを特徴とする液吸収体用繊維素材である。 (もっと読む)


【課題】
製糸工程での単繊維間の融着と接着を効果的に抑制し、かつ炭素繊維を安定して操業性良く生産できる炭素繊維前駆体用油剤、および炭素繊維の高性能化と操業安定性と両立させることができる炭素繊維製造用前駆体繊維を提供する。
【解決手段】
末端に第1級アミンを有する構造のアミノアルキレン基を側鎖に有するアクリル系重合体(A)0.2〜20重量%、芳香族エステル、トリメチロールプロパンアルキルエステル、トリメリット酸アルキルエステルおよびジアルキルチオジプロピオネートからなる群から選ばれた化合物(B)60〜90重量%、および界面活性剤(C)10〜40重量%からなる炭素繊維前駆体繊維用油剤。
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【課題】
糸条密度を高めやすい反面、製糸速度を高めにくいポリアクリロニトリル系前駆体繊維の湿式紡糸において、特定の分子量分布を有することにより製糸速度を高め、生産性およびプロセス性を損なうことなく、安定した高品質な炭素繊維前駆体繊維を得るための方法を提供する。
【解決手段】
重量平均分子量Mwが10万〜70万であり、Z平均分子量Mzと重量平均分子量Mwとの比で示される多分散度Mz/Mwが2.7〜6であるポリアクリロニトリル系重合体を5重量%以上30重量%未満の濃度で溶媒に溶解してなる紡糸溶液を湿式紡糸するに際し、その紡糸溶液を臨界濃度を超える溶媒濃度でかつ凝固糸条を成形することが可能な溶媒濃度の凝固浴中に吐出する炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】焼成工程での単繊維間の融着を防止する効果を維持しつつ、炭素繊維前駆体アクリル繊維束の紡糸工程の操業安定性が高く、かつ得られる炭素繊維束の機械的特性を向上することができる油剤組成物を提供する。また、工程通過性が向上し、生産性を高めることができる炭素繊維前駆体アクリル繊維束及びその製造方法を提供する。
【解決手段】シアノ基を有するポリオルガノシロキサンを含有する炭素繊維前駆体アクリル繊維用油剤組成物を用い、その油剤組成物がミセルを形成している水系乳化溶液をアクリル繊維束に付与する。 (もっと読む)


【課題】乾燥・延伸工程を極力短縮化して生産性を向上しつつ、毛羽立ちの少ない高品位な炭素繊維用前駆体繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】ポリアクリロニトリル系重合体が溶解してなる紡糸溶液を紡糸して得た膨潤糸を、温度110〜185℃の過熱水蒸気雰囲気中で延伸する炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】得られる炭素繊維前駆体アクリル繊維束の品質を低下させることなく、製造中のアクリル繊維束に帯電した静電気を効率良く除電して集束性を向上させることにより、優れた操業性及び生産性で炭素繊維前駆体アクリル繊維束を得ることができる製造方法及びその製造装置を目的とする。
【解決手段】アクリロニトリル系重合体を溶剤に溶解して紡出させる溶液紡糸により賦形されたアクリル繊維束を、走行させつつ乾燥する乾燥工程を含み、前記乾燥工程で、前記アクリル繊維束に帯電した静電気を除電することを特徴とする炭素繊維前駆体アクリル繊維束の製造方法。また、溶液紡糸により賦形されたアクリル繊維束Xを、走行させつつ乾燥する乾燥手段30と、乾燥手段30でのアクリル繊維束Xの静電気を除電する除電手段40とを少なくとも有する炭素繊維前駆体アクリル繊維束の製造装置1。 (もっと読む)


【課題】帯電防止効果付与しながらも油剤処理を阻害することがなく、現行の設備条件において炭素繊維前駆体アクリル系繊維束の集束性を向上し、その繊維束幅を小さくすることが可能な炭素繊維前駆体アクリル系繊維用油剤組成物と、該油剤組成物を用いて得られる炭素繊維前駆体アクリル系繊維束及びその製造方法を目的とする。
【解決手段】本発明の炭素繊維前駆体アクリル系繊維用油剤組成物は、導電性を有する炭素系微粒子を含有することを特徴とする。また、本発明の炭素繊維前駆体アクリル系繊維束は該炭素繊維前駆体アクリル系繊維用油剤組成物を用いて得られるものである。 (もっと読む)


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