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Fターム[4L035BB60]の内容

合成繊維 (28,381) | 繊維の形成 (8,949) | 延伸前繊維の経過手段、条件 (1,606) | 化学的処理 (539) | 油剤の化学的特徴 (254)

Fターム[4L035BB60]に分類される特許

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【課題】触媒粒子等に起因するボイド等の欠点が少なく、物性バラツキや毛羽発生の少ないポリエステル繊維を提供する。
【解決手段】ポリエステルからなる繊維であって、1辺の長さが5〜100nm、層間間隔が1〜5nmである金属−リン系の層状ナノ粒子を含むことを特徴とするポリエステル繊維。さらには、該層状ナノ粒子中の金属元素が二価金属であることや、該二価金属が周期律表における第4〜5周期かつ3〜12族の金属元素およびMgの群より選ばれる少なくとも1種以上の金属元素であること、該二価金属が、Zn、Mn、Co、Mgの群から選ばれる少なくとも1種以上の金属元素であることが好ましい。さらには該層状ナノ粒子を構成する金属−リン化合物がフェニルホスホン酸誘導体であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】口金面と凝固液の液面との間の距離、すなわち、エアギャップを、口金の中心側と外周側とで、紡糸中に、ほぼ等しく維持することが可能な紡糸技術を提供すること。
【解決手段】紡糸孔の数が、6,000以上であり、前記紡糸孔の紡糸孔配列の縦横比Raが、2.5以上である口金を有する乾湿式紡糸用スピニングパック。前記口金の長辺方向における最外の紡糸孔から吐出され、凝固浴中に設けられた繊維束の方向転換ガイドへと走行する単繊維の前記口金の口金面となす単繊維の引取角度が、87°乃至92°であり、前記口金の短辺方向における最外の紡糸孔から吐出され、前記繊維束の方向転換ガイドへと走行する単繊維の前記口金の口金面となす単繊維の引取角度が、83°乃至87°である繊維束の製造装置および製造方法。 (もっと読む)


【課題】寸法安定性及び耐疲労性に優れたポリエステル繊維を含有するベルト補強用繊維材料及びそれを用いてなるベルトを提供する。
【解決手段】ポリエステル繊維を含む繊維から構成されたベルト補強用繊維材料であって、該ポリエステル繊維は1辺の長さが5〜100nm、層間間隔が1〜5nmである層状ナノ粒子を含む。該層状ナノ粒子は金属元素を主要構成成分とし、特にZn、Mn、Co、Mgの群から選ばれる少なくとも1種以上の金属元素を含む化合物から構成されていることが好ましい。また、該層状ナノ粒子が金属−リン化合物であり、さらに該リン化合物はフェニルホスホン酸誘導体であることが好ましい。またポリエステル繊維を構成するポリエステル中の主たる繰り返し単位がエチレンテレフタレート、エチレン−2,6−ナフタレート、トリメチレンテレフタレート等からなる群から選択されたものであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】十分な機械特性と優れた耐光性を有しながら毛羽欠点の少ない繊維シートを提供すること。
【解決手段】ポリエステル繊維を含む繊維シートであって、該ポリエステル繊維が1辺の長さが5〜100nm、層間間隔が1〜5nmである層状ナノ粒子を含むことを特徴とする繊維シート。さらには、該層状ナノ粒子が、Zn、Mn、Co、Mgの群から選ばれる少なくとも1種以上の金属元素を含む化合物から構成されていることや、該層状ナノ粒子が金属−リン化合物であること、該リン化合物がフェニルホスホン酸誘導体であることが好ましい。また該ポリエステル繊維を構成するポリエステル中の主たる繰り返し単位がエチレンテレフタレート、エチレン−2,6−ナフタレート、トリメチレンテレフタレート、トリメチレン−2,6−ナフタレート、ブチレンテレフタレート、ブチレン−2,6−ナフタレートからなる群から選択されたものであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】優れたユニフォーミティー、走行安定性、耐久性を発揮するとともに、転がり抵抗を低減するタイヤに適したポリエステルタイヤコード、およびそれを用いてなる空気入りタイヤを提供する。
【解決手段】ポリエステル繊維から構成されたタイヤコードで、該ポリエステル繊維が1辺の長さが5〜100nm、層間間隔が1〜5nmである層状ナノ粒子を含み、該層状ナノ粒子は金属元素、特にZn、Mn、Co、Mgの群から選ばれる1種以上の金属元素を含む化合物から構成されている。また、該層状ナノ粒子が金属−リン化合物であり、その該リン化合物がフェニルホスホン酸誘導体である。またタイヤコードに用いられるポリエステル繊維がエチレンテレフタレート、エチレン−2,6−ナフタレート、トリメチレンテレフタレート、トリメチレン−2,6−ナフタレート、ブチレンテレフタレート、ブチレン−2,6−ナフタレートからなる群から選択される。 (もっと読む)


【課題】エアバッグとしての機械的特性の保持性を向上しつつ、軽量で収納性に優れ、低通気性を有し、かつ、環境信頼性の高いエアバッグ用織物、およびエアバッグを提供すること。
【解決手段】相対粘度が2.7〜4.7、単糸繊度が0.8〜8.0dtex、総繊度が100〜800dtex、引張強力が5.0〜11.0cN/dtex、破断伸度が15〜35%および沸水収縮率が−4.5〜5.0%のポリアミド6・6繊維からなる織物であって、該ポリアミド6・6織物中の下記化学式(1)で示される環状ユニマー成分比が0.1〜3.0%であることを特徴とするエアバッグ用織物およびこの織物からなるエアバッグ。
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【課題】高温・短時間で耐炎化処理でき、かつ焼け斑や構造斑が抑制された耐炎化繊維を製造でき、炭素繊維の安定生産に適した、緻密性および均質性を有する炭素繊維用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維を得ることができるポリアクリロニトリル系共重合体、該共重合体を紡糸した炭素繊維用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維、および該前駆体繊維を用いた炭素繊維の製造方法の提供。
【解決手段】アクリロニトリル単位を95モル%以上99モル%以下、およびメタクリル酸2−ヒドロキシエチル単位を1モル%以上5モル%以下、含有するポリアクリロニトリル系共重合体。前記ポリアクリロニトリル系共重合体を溶解して得られる紡糸原液を紡糸して得られる炭素繊維用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維。前記炭素繊維用ポリアクリロニトリル系前駆体繊維を酸化性雰囲気下250〜300℃で耐炎化処理する工程を含む炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維束製造工程における単繊維間の融着を効果的に防止すると共に、操業性低下を抑制し、かつ集束性が良好な炭素繊維前駆体アクリル繊維束および機械的物性に優れた炭素繊維束を生産性よく得ることができる炭素繊維前駆体アクリル繊維用油剤組成物、および炭素繊維前駆体アクリル繊維束とその製造方法の提供。
【解決手段】水蒸気存在下での熱質量分析において、300℃における残質量率(r)が90〜100質量%であり、窒素ガス雰囲気での熱質量分析において、500℃における残質量率(r)が10質量%以下である芳香族エステル化合物(I)と、前記残質量率(r)が70〜80質量%であり、前記残質量率(r)が3質量%以下である芳香族エステル化合物(II)とを含有して成る炭素繊維前駆体アクリル繊維用油剤組成物。 (もっと読む)


【課題】人工毛髪用繊維において、静電気が発生し難く、櫛通り性に優れ、かつベタツキの少ない手触り感の良い人工毛髪用ポリ乳酸系繊維を提供すること。
【解決手段】人工毛髪用繊維1は、ポリ乳酸系樹脂を主成分とする人工毛髪用繊維であって、ポリ乳酸系樹脂中に0.3〜1重量%のグリセリン脂肪酸エステルが含有されており、総重量の0.001〜0.3重量%のシリコーンオイルが繊維表面に付着している。 (もっと読む)


【課題】集束性が高く、焼成工程通過性が良好な炭素繊維前駆体繊維束を得る。また、樹脂含浸性および開繊性が良好で、機械的強度が高い炭素繊維束を得る。
【解決手段】単繊維の繊維断面の偏平係数を1.15〜1.30とし、かつ前記単繊維の粗面係数を1.038〜1.060とする。そして、この炭素繊維前駆体繊維束を焼成して得られる炭素繊維束において、前記炭素繊維束を構成する単繊維の繊維断面の偏平係数を1.20〜1.35とし、かつ前記炭素繊維束を構成する単繊維の粗面係数が1.030〜1.060とする。 (もっと読む)


【課題】加工糸の引張強度が高く、かつ、原糸に対する強度維持率の高いパラ型全芳香族ポリアミド繊維からなる牽切加工糸およびその製造方法を提供する。
【解決手段】引張強度が18cN/dtex以上であり、加工前の原糸と比較して強度維持率が80%以上であるパラ型全芳香族ポリアミド牽切加工糸。パラ型全芳香族ポリアミドの原糸表面に無機微粉末を特定量付着させて牽切加工を行うことで、牽切加工時の開繊性を向上させて平均単糸長のバラツキを低減させる製造方法。 (もっと読む)


【課題】樹脂含浸性および開繊性が良好で、嵩高い炭素繊維束を得ることができ、かつ集束性に優れ、焼成工程通過性が良好な炭素繊維用アクリロニトリル系前駆体繊維束およびその製造方法、ならびに炭素繊維束の提供。
【解決手段】表面の平均面粗さ(Ra)が36〜55nm、最大高低差(P−V)が170〜270nm、表面積率(Sratio)が1.18〜1.25である単繊維から構成される、炭素繊維用アクリロニトリル系前駆体繊維束、およびその製造方法、ならびに前記炭素繊維用アクリロニトリル系前駆体繊維束を耐炎化および炭素化して得られる、炭素繊維束。 (もっと読む)


【課題】樹脂含浸性および開繊性が良好で、強度が高い炭素繊維束を製造できる炭素繊維前駆体繊維束を提供する。
【解決手段】複数の単繊維からなり、該単繊維がアクリロニトリル系重合体からなる炭素繊維前駆体繊維束であって、単繊維の断面の長径と短径との比(長径/短径)が、1.35〜1.5であり、単繊維の表面の最大高さ(Ry)が、0.42〜0.6μmであり、Ry/(長径/短径)が、0.31μm以上である。 (もっと読む)


【課題】フィラメント糸の高い強度を維持しながら、なおかつ毛羽を有しスパンライクな風合いを呈する高品質の牽切糸を安定して得ることができるポリエチレンナフタレート牽切糸の製造方法を提供する。
【解決手段】ポリエチレンナフタレート牽切糸の製造方法において、単繊維の繊度が1dtex以上7dtex以下、構成本数が500本以上5000本以下であるポリエチレンナフタレートフィラメント糸に、該フィラメント糸重量に対して付着量が0.01重量%以上0.1重量%以下の油剤を付与し、牽切倍率が15倍以上20倍以下となるように牽切加工を施す。 (もっと読む)


【課題】ダストの捕集効率が高く、かつ「腰」があって、プリーツ後及び通風時の保型性の高いエアフィルタ用帯電不織布及びその製造方法を提供する。
【解決手段】ポリエステル系またはポリオレフィン系短繊維より形成される不織布に、水溶化した含窒素環状構造を含む光安定剤を下記の(I)〜(III)のいずれかの方法により添着し、次いで、エレクトレット処理を施すことを特徴とするエアフィルタ用帯電不織布の製造方法など。
(I):短繊維原綿を開繊・紡出して形成されるウエブの繊維間を機械的交絡及び/又は熱融着の方法で固定して不織布を形成する工程中に、該光安定剤を含浸、スプレー又はコーティングにより添着する方法。
(II):繊維の紡糸工程おいて、使用する油剤中に水溶化した該光安定剤を配合して、紡糸された繊維表面に添着させ、不織布用短繊維原綿に供する方法。
(III):後工程にて、該光安定剤を不織布に含浸、スプレー又はコーティングにより添着する方法。 (もっと読む)


100%から200%伸び率の間で比較的平らなモジュラス曲線を有する弾性繊維が開示される。本繊維は、非常に快適な感触を有する衣類にすることができる。好ましい弾性繊維は、熱可塑性ポリウレタンポリマーから作られ、紡糸口金から出るポリマーの溶融速度より少しだけ高いスピードで繊維が糸巻に巻き取られる固有の溶融紡糸プロセスによって作られる。本発明の弾性繊維から衣料用の衣類が作られ、そのような衣類は非常に良好な快適さを着用者に提供する。
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【課題】従来対比、高強力であり、かつ耐熱性、屈曲性に優れた産業資材用膜材を提供すること。
【解決手段】ポリエステル繊維と樹脂からなり、該ポリエステル繊維が1辺の長さが5〜100nm、層間間隔が1〜5nmである層状ナノ粒子を含むことを特徴とする産業資材用膜材。さらには、該樹脂が熱可塑性樹脂であることや、該層状ナノ粒子が金属元素を含有すること、該層状ナノ粒子が金属−リン化合物であることが好ましい。また、ポリエステルの主たる繰り返し単位がエチレンテレフタレート、エチレン−2,6−ナフタレート、トリメチレンテレフタレート、トリメチレン−2,6−ナフタレート、ブチレンテレフタレート、ブチレン−2,6−ナフタレートからなる群から選択されたものであることが好ましく、該樹脂からなる樹脂層の厚さが250μm以下であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】優れた機械特性を有し、特に航空機用途、産業用途といった高品質、高性能な繊維強化樹脂を得るための炭素繊維束を提供する。
【解決手段】単繊維の表面に繊維の長手方向に2μm以上延びる数本の表面凹凸構造を有し、単繊維の表面の最高部と最低部の高低差(Rp−v)が15〜50nm、平均凹凸度Raが2〜6nm、単繊維の繊維断面の長径と短径との比(長径/短径)が1.015〜1.10である炭素繊維の単繊維からなり、ストランド強度が5700MPa以上、ASTM法で測定されるストランド弾性率が245〜280GPa、結節強さが700N/mm以上である炭素繊維束。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、破断紡糸速度が高く高生産性が可能であり、毛羽発生が少なく、高強度、低荷伸(高弾性率、高モジュラス)、強伸度等の物性のバラツキが小さく、低乾熱収縮率のポリエステル繊維の製造方法を提供することにある。
【解決手段】本発明の課題は、ポリ(エチレン芳香族ジカルボキシレートエステル)からなる破断強度が4.0cN/dtex以上のポリエステル繊維の製造方法であって、
ポリ(エチレン芳香族ジカルボキシレートエステル)中に含まれる全炭素原子中、1950年時点の循環炭素中の14C濃度を基準(100%)とした14C濃度比率が11%以上であり、
エチレングリコール中に含まれる全炭素原子中、1950年時点の循環炭素中の14C濃度を基準(100%)とした14C濃度比率が80%以上100%以下のエチレングリコールを原料として用いて製造することを特徴とするポリエステル繊維の製造方法により解決する事ができる。 (もっと読む)


【課題】
炭素繊維の低コスト化のために、本発明は、前記した従来技術が有する問題を解決すること、すなわち、多孔数の紡糸口金を用いて、高粘度の凝固浴液中を高速で紡糸しようとしても、安定して炭素繊維前駆体繊維を製造でき、かつ、短時間の耐炎化においても毛羽の発生が少なく、安定して炭素繊維を製造する方法を提案することを目的とする。
【解決手段】
短径が75〜200mm、孔数3000〜30000個である紡糸口金を用い、凝固浴液の紡糸条件での凝固温度における粘度が7〜15mPa・sの条件で凝固浴液中を凝固糸が35〜100m/分の速度で走行するように乾湿式紡糸する炭素繊維前駆体繊維の製造方法であって、Z平均分子量(Mz(P))が80万〜600万で、多分散度(Mz(P)/Mw(P))(Mw(P)は、重量平均分子量を表す)が2.7〜10であるポリアクリロニトリル系重合体を含有する紡糸溶液を用い、紡糸ドラフトを5〜50とし、紡糸口金の最外孔からの吐出した紡糸溶液の紡糸口金面鉛直方向との角度を5〜15°とすることを特徴とする炭素繊維前駆体繊維の製造方法。 (もっと読む)


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