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Fターム[4L037UA12]の内容

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Fターム[4L037UA12]に分類される特許

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【課題】本発明の目的は、エラストマー中に気相成長炭素繊維が均一に分散された炭素繊維複合材料であって、高い柔軟性及び高剛性を有する炭素繊維複合材料を提供することにある。
【解決手段】本発明にかかる炭素繊維複合材料は、エラストマーに、気相成長炭素繊維が分散した炭素繊維複合材料である。気相成長炭素繊維は、平均直径が20〜200nm、平均長さが5〜20μmであり、下記式(1)で定義される屈曲指数の平均値が5〜15の剛直な繊維である。炭素繊維複合材料は、150℃における動的弾性率(E’)が30MPa以上で、破断伸び(EB)が140%以上であることを特徴とする。
屈曲指数=Lx÷D (1)
Lx:気相成長炭素繊維の屈曲していない直線部分の長さ
D:気相成長炭素繊維の直径 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、高剛性を有する炭素繊維複合樹脂材料及びその製造方法を提供することにある。
【解決手段】本発明にかかる炭素繊維複合樹脂材料の製造方法は、第1の混合工程(a)と、第2の混合工程(b)と、第2の混合物を硬化する工程(c)と、を含む。第1の混合工程(a)は、エポキシ化エラストマーに、エポキシ樹脂を混合して第1の混合物を得る。第2の混合工程(b)は、その第1の混合物に、平均直径が20〜200nmかつ平均長さが5〜20μmの気相成長炭素繊維を混合して、気相成長炭素繊維が分散した第2の混合物を得る。第2の混合物を硬化する工程(c)は、第2の混合物を硬化して高剛性の炭素繊維複合樹脂材料を得る。 (もっと読む)


【課題】高熱伝導性であり、成形性が高いピッチ系炭素短繊維フィラー及び複合成形材料を提供すること。
【解決手段】透過型電子顕微鏡で観察したフィラー端面において、グラフェンシートが閉じており、走査型電子顕微鏡で観察したフィラー表面の凹凸が小さく、且つ平均繊維径及びその分散が制御されたピッチ系炭素短繊維フィラーを作製し、それを用いて複合成形体を作製する。 (もっと読む)


【課題】 簡便で低コストである繊維状金属酸化物の製造方法を提供することである。
【解決手段】 クレイ(A)の層間(a)にアルミナゾル等の金属酸化物ゾル(B)が挿入(b)されたクレイ−金属酸化物ゾル複合体(C)の層間(c)中の空隙(d)に、さらにアルミニウムアルコキシド等の金属アルコキシド(D’)を充填して得られたクレイ−金属酸化物ゾル複合体(C’)を焼成し、焼成後、さらにクレイ(A)をクレイ−金属酸化物ゾル複合体焼成物(E)から剥離(e)させることを特徴とする繊維状金属酸化物(F)の製造方法である。 (もっと読む)


電気化学的酸化によって前処理された炭素繊維および該炭素繊維からなる炭素繊維糸であって、該炭素繊維および該炭素繊維からなる炭素繊維糸が単数または複数のエポキシ樹脂とビニル成分と可塑剤とからなる調製物を、該調製物を備えた炭素繊維に対して0.3〜5質量%の量で有することによって特徴付けられる、電気化学的酸化によって前処理された炭素繊維および該炭素繊維からなる炭素繊維糸。 (もっと読む)


【課題】微細な炭素質繊維を効率よく製造できる方法を提供する。
【解決手段】本発明の炭素質微小繊維の製造方法は、セルロースを除く有機繊維を溶媒に分散させ、機械的剪断力によりミクロフィブリル化した後、炭化又は黒鉛化する。前記製造方法では、有機繊維をホモジナイズ処理によりミクロフィブリル化してもよい。前記方法では、平均繊維長が0.1〜5mmである有機繊維を溶媒に分散させ、この分散液を均質化装置に供し、この均質化装置内において、オリフィスを通過させることにより、3×10〜10×10N/cmの圧力を前記分散液に負荷し、前記装置内の壁面に衝突させ、前記オリフィスの通過と壁面への衝突とを繰り返して行うことにより、ミクロフィブリル化し、得られるスラリー状懸濁液を脱水して炭化又は黒鉛化処理に供してもよい。 (もっと読む)


【課題】可とう性があり、放熱性・電波遮蔽性が高く、耐熱性に優れた炭素繊維複合シートを提供すること。
【解決手段】3次元ランダムマットと熱硬化性及び/または熱可塑性シリコーン系エラストマー樹脂を複合化し、可とう性が高く耐熱性の高い放熱シートを作成する。 (もっと読む)


【課題】20000フィラメント以上であっても、繊維束間での結晶構造の差が非常に小さいプレカーサーにより、安定した物性を発現する炭素繊維束を提供する。
【解決手段】フィラメント数が20000本以上のアクリロニトリル系炭素繊維前駆体繊維束であって、繊維長5cmに切断した後フィラメント数2000本程度毎に分割された繊維束のそれぞれについて行ったXRD測定において、2θが17°となる位置に検出されるポリアクリロニトリル(100)反射の半値幅の平均が0.65°以下であり、かつ該半値幅から算出される結晶サイズのバラつき具合を表すCV値が2.5以下である繊維束を用いる。このアクリロニトリル系炭素繊維前駆体繊維束は、アクリロニトリル系ポリマーを含む紡糸原液を、溶剤の濃度が60質量%を超えない紡浴中に吐出して、凝固糸とした後、沸水中で4.0倍を超えない倍率まで延伸することで製造できる。 (もっと読む)


【課題】優れた電気特性、熱特性、機械特性を有する、面積基準の円相当平均径が150μm未満の微細炭素集合体の繊維集合体を、経済的に有利に効率よく得ることができる微細炭素繊維集合体の製造方法を提供する。
【解決手段】 面積基準の円相当平均径が150μm以上の微細炭素繊維集合体を気流粉砕及び/又は気流解繊した後、1800〜3000℃にて熱処理を行なう、面積基準の円相当平均径が150μm未満の微細炭素繊維集合体の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、電解表面処理工程での炭素繊維束長手方向の処理斑を解消し、マトリックス樹脂との接着性に優れ、安定したコンポジット特性を提供することができる炭素繊維束の製造方法を提供せんとするものである。
【解決手段】
本発明の炭素繊維束の製造方法は、ポリアクリロニトリル系炭素繊維束を、電解液を満たした単数もしくは複数の槽内に走行せしめる電解表面処理装置を用いて、炭素繊維の表面を処理する炭素繊維束の製造方法において、該槽内の電解液の平均温度が5℃以上60℃以下で、かつ、該槽内の該電解液の最高温度と最低温度の差が5℃以下であることを特徴とするものである。 (もっと読む)


【課題】前炭素化工程における耐炎化繊維の分解物を減らし、得られる炭素繊維の収量を多くすること。
【解決手段】炭素繊維用アクリル系前駆体繊維を熱処理して得られる耐炎化繊維であって、窒素雰囲気中、昇温速度10℃/minの条件での、室温から400℃までのDSC測定において、350℃±10℃に発熱ピークが観測されないことを特徴とする耐炎化繊維を用いる。この耐炎化繊維は、炭素繊維用アクリル系前駆体繊維を、酸化性気体濃度15〜25体積%雰囲気中200〜300℃で30〜60分熱処理した後、さらに酸素濃度3〜12体積%雰囲気中300〜350℃で1〜10分熱処理することで製造できる。 (もっと読む)


【課題】高品質のカーボンナノファイバーを生産性よく製造できる製造方法を提供する。
【解決手段】アクリロニトリル系ポリマー等の熱炭化性ポリマーからなる炭素前駆体繊維から、凍結粉砕、擦過等により炭素前駆体繊維中のフィブリル間を物理的に引き離すことでフィブリルを分離して炭素前駆体フィブリルを得た後、該炭素前駆体フィブリルを焼成してカーボンナノファイバーを得る、カーボンナノファイバーの製造方法。 (もっと読む)


【課題】 マトリックス材料と複合化してコンポジットにした場合、マトリックス材料との良好な接着性を有する補強材として機能する炭素繊維を提供する。
【解決手段】 樹脂含浸ストランド強度が6100MPa以上、樹脂含浸ストランド弾性率が340GPa以上、密度が1.76g/cm3以上であり、且つ繊維軸方向に配向する襞を表面に有する炭素繊維とする。このは、走査型プローブ顕微鏡で2μmの範囲で測定した襞の間隔aが0.1〜0.3μm、走査型プローブ顕微鏡で5μmの範囲で測定した自乗平均面粗さRms(5μ)が20〜40nm、視野0.5μmの範囲で測定した自乗平均面粗さRms(0.5μ)が2〜12nmであることが好ましい。
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【課題】微細炭素繊維を製造する際に、反応炉壁内に付着する炭素質スケールを容易に燃焼除去することができ、経済的であり、かつ収率良く製造することのできる、微細炭素繊維の製造方法およびこれに用いられる反応炉を提供することを課題とする。
【解決手段】有機化合物の熱分解による気相法炭素繊維の製造方法であって、反応炉内の炭素繊維成長区間の壁面に、アモルファスカーボンを選択的に形成させた後、炭素繊維の製造を行うことを特徴とする気相法炭素繊維の製造方法、及びその製造方法に使用される反応炉を提供する。 (もっと読む)


【課題】微細な炭素繊維から構成される3次元ネットワーク状の炭素繊維構造体であって、樹脂、セラミックス、金属等の固体材料の電気特性、機械的特性、熱特性等の物理特性の向上に適した添加剤、あるいは、燃料、潤滑剤等の液体の電気特性、熱特性等の物理特性向上に適した添加剤として利用可能な炭素繊維構造体を収率良く製造する方法提供することを課題とする。
【解決手段】有機炭素化合物の熱分解による気相法炭素繊維の製造方法において、少なくとも反応炉内の所期の熱分解反応温度領域においては、炭素源として、少なくとも2つ以上の有機炭素化合物を存在させ、かつこれら有機炭素化合物が互いに異なる分解温度にて分解できるようにこれらのガス分圧を調整する、および/または、反応炉中に導入されるガス流れに乱流を形成することで、3次元ネットワーク状の炭素繊維構造体を製造することを特徴とする炭素繊維構造体の製造方法。 (もっと読む)


【課題】微細炭素繊維が有する特異な性質を最大限に利用した新規な複合材料を提供すること。
【解決手段】外径15〜100nmの炭素繊維から構成される3次元ネットワーク状を呈しており、前記炭素繊維が複数延出する態様で、当該炭素繊維を互いに結合する粒状部を有しており、かつ、当該粒状部は前記炭素繊維の成長過程において形成されてなる炭素繊維構造体を、炭素により3次元に接合させることにより形成される骨格構造体を有し、当該骨格構造体の内部に形成される空隙部には樹脂、ゴム、金属、またはカーボン系材料が含浸された、複合材料とする。 (もっと読む)


【課題】前記元々の複合材料と同程度の特性を発揮することができ、かつ安価で簡便に生成することができるリサイクル複合材料を提供することを課題とする。
【解決手段】外径15〜100nmの炭素繊維から構成される3次元ネットワーク状を呈しており、前記炭素繊維が複数延出する態様で、当該炭素繊維を互いに結合する粒状部を有しており、かつ当該粒状部は前記炭素繊維の成長過程において形成されてなるものである炭素繊維構造体を、マトリックス中に含有してなる複合材料の廃棄物を原料とし、当該複合材料の廃棄物中に含有されるマトリックスと同種および/または異種のマトリックスを追加・混練することにより形成されたことを特徴とするリサイクル複合材料。 (もっと読む)


【課題】少量の添加にて、マトリックスの特性を損なわずに電気的特性、機械的特性、熱特性等の物理特性を向上させることのできる炭素繊維構造体を提供することを課題とする。
【解決手段】外径15〜100nmの炭素繊維から構成される炭素繊維構造体であって、1つの粒状部と、当該粒状部より延出する2〜20本の炭素繊維とを有しており、かつ当該粒状部は前記炭素繊維の成長過程において形成されてなるものであって前記炭素繊維外径の1.3倍以上の大きさを有し、前記炭素繊維の平均長さが20μm以下であることを特徴とする炭素繊維構造体。 (もっと読む)


【課題】比較的高い含有量にて、複合材料中に配合し得、電気的特性、機械的特性、熱特性等の物理特性を向上させることのできる炭素繊維構造体を含む複合材料を提供するを提供することを課題とする。
【解決手段】(a)外径15〜100nmの炭素繊維から構成される3次元ネットワーク状の炭素繊維構造体であって、前記炭素繊維構造体は、前記炭素繊維が複数延出する態様で、当該炭素繊維を互いに結合する粒状部を有しており、かつ当該粒状部は前記炭素繊維の成長過程において形成されてなるものである炭素繊維構造体及び(b)前記炭素繊維構造体以外の材料を含有し、前記炭素繊維構造体の含有量が全体の30質量%を超えかつ100質量%未満の割合であることを特徴とする複合材料。 (もっと読む)


【課題】複合材料用フィラーとして好ましい物性を持ち、少量の添加にて、マトリックスの特性を損なわずに電気的特性、機械的特性、熱特性等の物理特性を改善できる新規な構造の炭素繊維構造体を含む複合材料を提供すること。
【解決手段】外径15〜100nmの炭素繊維から構成される3次元ネットワーク状を呈しており、前記炭素繊維構造体は、前記炭素繊維が複数延出する態様で、当該炭素繊維を互いに結合する粒状部を有しており、かつ当該粒状部は前記炭素繊維の成長過程において形成されてなるものであり、さらに、ホウ素が含有されているものである炭素繊維構造体を、全体の0.001〜30質量%の割合でマトリックス中に含有して複合材料とする。 (もっと読む)


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