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Fターム[4L037UA12]の内容

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Fターム[4L037UA12]に分類される特許

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【課題】
従来と比較して、繊維内部ボイドが極めて少なく、高い強度を有する炭素繊維を提供することにある。また、フィラメントの強度のばらつきが小さい炭素繊維ストランドを提供することにある。さらに、本発明の他の目的は上記のような炭素繊維の製造方法を提供することにある。
【解決手段】
繊維内部のボイドを、炭素繊維フィラメントの見かけ密度(A)と粉末密度(B)を測定することにより定量する。そして、AをBで除した値が所定の値以上となる炭素繊維は高い引張強度を有する。このような炭素繊維は、耐炎化繊維を炭素化させて炭素繊維が製造される工程を二段階に分け、第一炭素化工程の最高温度を所定範囲とし、第二炭素化工程での工程張力を所定範囲とすることにより製造される。 (もっと読む)


【課題】織目模様等の表現と発色を同時に満たすような、意匠性の高い炭素繊維強化複合材料を得るための、着色された炭素繊維を提供すること。
【解決手段】入射角60度、受光角45度で可視領域の反射スペクトルを用いて測定されるLa*b*表色系における明度(L)が20以上である着色された炭素繊維である。その中でも、La*b*表色系における彩度(ΔCab)が2以上であるものが好ましい。更に、La*b*表色系における色差(ΔEab)が20以上であるものがより好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明の目的は、繊維状アルミナを添加した強度、弾性率、耐熱収縮性、アルカリ耐性に優れたポリエチレンナフタレート繊維を提供することにある。
【解決手段】主たる繰り返し単位がエチレン−2,6−ナフタレートであるポリエチレンナフタレート中に下記条件(1)〜(3)を満たす繊維状アルミナ粒子を含有し、ポリエチレンナフタレートが下記条件(4)〜(5)を満たすポリエチレンナフタレート組成物を溶融紡糸して得られることを特徴とするポリエチレンナフタレート繊維。
(1)繊維状アルミナ粒子の粒子の平均繊維径が5〜15nm、平均繊維長が70〜200nmであること。
(2)繊維状アルミナ粒子の比表面積が50〜250mm/gであること。
(3)ポリエチレンナフタレート繊維全質量に対する繊維状アルミナ粒子の含有量が0.2〜4.0重量%であること。
(4)ポリエチレンナフタレートの固有粘度が0.55〜1.50dL/gであること。
(5)ポリエチレンナフタレート繊維全質量に対するジエチレングリコールの含有量が0.2〜4.0質量%であること。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維とマトリクス樹脂との接着性(界面接着性)を適度で適正なものとすることによって、特に耐衝撃性に優れた複合材料を製造するための炭素繊維を提供すること。
【解決手段】炭素繊維の繊維軸方向において、表面酸素濃度(O/C)の相対的に高い部分と低い部分が、規則性を持って繰返された表面特性を有する複合材料用炭素繊維である。
O/Cが相対的に高い部分と低い部分の差が少なくとも3%で、繰返しの数(ピッチ数)が炭素繊維10mm当たり1〜10回の範囲にあるものが好ましい。かかる炭素繊維は、好ましくは、第1の表面処理工程、例えば、電解処理で炭素繊維の表面を均一に処理し、次いで、第2の表面処理工程、例えば、パルス波を用いる電解処理で表面を繊維軸方向に不連続に処理することによって得られる。 (もっと読む)


【課題】中間体である繊維状炭素前駆体の段階で折損による繊維長の減少を起こすことなく、繊維長が長く分岐の無い極細炭素繊維が得られるピッチ繊維を製造する方法を提供する。
【解決手段】以下(1)〜(2)の工程を含むピッチ繊維の製造方法。
(1)熱可塑性樹脂100質量部と、ピッチ1〜150質量部からなる混合物から前駆体繊維を形成する工程
(2)ヨウ素を0.01〜30質量%含有する溶液にて該前駆体繊維を処理することにより、該前駆体繊維中の熱可塑性樹脂を除去してピッチ繊維を得る工程 (もっと読む)


【課題】熱分解ガスの発生量が少なく、集束性に優れる炭素繊維ストランドを提供する。
【解決手段】炭素繊維の単繊維が3000〜50000本集束されて交絡されている炭素繊維ストランドであって、交絡数が80〜200/mで、サイズ剤が0.1〜1.5質量%付着している炭素繊維ストランド。 (もっと読む)


【課題】耐熱性が高く、且つ集束性が高く、フリーファイバー率5%以下で、成形性、作業性に優れる炭素繊維チョップを製造する。
【解決手段】炭素繊維の単繊維が3000〜50000本集束されて交絡されている炭素繊維チョップであって、フリーファイバー率が8%以下であり、サイズ剤の付着量が0.1〜1.5質量%である炭素繊維チョップを得る。 (もっと読む)


【課題】電気泳動法と電解メッキ法の同時実施によって、ナノ粒子と金属がカーボン纎維に同時に混合附着されるようにした多成分同時蒸着による多機能性複合纎維と、これを具備した複合材料及び多機能性複合纎維の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】本発明による多成分同時蒸着による多機能性複合纎維は、直径が5〜10μmの外径を持つ連続纎維が多数本纏まった束形状を持つカーボン纎維120と、前記カーボン纎維120の外面に電気泳動過程を通じて附着されるナノ粒子160と、前記カーボン纎維160の外面に電解メッキ過程を通じて附着される金属140を含んで構成されて、前記ナノ粒子160と金属140は電気泳動過程と電解メッキ過程の同時実施によって、前記カーボン纎維120の外面に混合した状態で附着されたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高熱伝導性であり、成形性が高いピッチ系黒鉛化短繊維フィラー及び複合成形材料を提供すること。また、生産性の良い製造方法を提供すること。
【解決手段】光学顕微鏡で観測した真円換算平均繊維径D1が0.5μm以上3μm以下であり、真円換算繊維径の変動係数CV値が15%以上50%以下であり、かつ、平均繊維長L1と真円換算平均繊維径D1との比L1/D1が2以上100以下であって、乾式微粉砕により得られたものであることを特徴とするピッチ系黒鉛化短繊維フィラー。 (もっと読む)


【課題】 母材と混合したときに優れた分散性を示し、外力により容易に配向することができる微細炭素繊維およびその繊維を用いた複合体の提供。
【解決手段】 中空構造を有し、繊維外径が1〜1000nm、アスペクト比が5〜1000、BET比表面積が2〜2000m2/g、X線回折法による(002)面の平均面間隔d002が0.345nm以下、ラマン散乱スペクトルの1341〜1349cm-1のバンドのピーク高さ(Id)と1570〜1578cm-1のバンドのピーク高さ(Ig)の比(Id/Ig)が0.1〜2であり、繊維の長手方向に対して屈曲度が30度以下の直線性を有し、サスペンジョン法で測定した異方性磁化率が1×10-4以上である直線性微細炭素繊維、及びそれを用いた複合体。 (もっと読む)


【課題】
炭素繊維とマトリックス樹脂界面の接着性確保、マトリックス樹脂の十分な伸度確保、薄物プリプレグの取り扱い性改善および成型品の品位確保により、構成要素や成型法を限定することなく、成型作業性に優れ、大変形時に折損しにくい釣竿穂先竿を実現できるような物性を有する釣竿穂先用途プリプレグを提供すること。
【解決手段】
炭素繊維とマトリックス樹脂を含むプリプレグであって、
炭素繊維が条件[I]〜[IV]を満たし、マトリックス樹脂が下記に示す構成成分[A]をエポキシ樹脂100重量部のうち30〜60重量部、構成成分[B]をエポキシ樹脂100重量部のうち40〜70重量部、構成成分[C]をエポキシ樹脂100重量部に対して1〜10重量部含むエポキシ樹脂組成物であることを特徴とする釣竿穂先用プリプレグ。
[I]X線光電子分光法により測定される炭素繊維の表面酸素濃度O/Cが0.20以下
[II]化学修飾X線光電子分光法により測定される表面水酸基濃度C−OH/Cが0.5%以上
[III]化学修飾X線光電子分光法により測定される表面カルボキシル基濃度COOH/Cが2.0%以下
[IV] 複数のエポキシ基を有する化合物がサイジングされている
[A]25℃での粘度が0.1〜10Pa・sの範囲内にある液状ビスフェノール型エポキシ樹脂、および/または25℃での粘度が0.1〜10Pa・sの範囲内にある水添ビスフェノール型エポキシ樹脂
[B]エポキシ当量が1500〜5000の範囲内にあるビスフェノール型エポキシ樹脂
[C]ジシアンジアミドまたはその誘導体 (もっと読む)


【課題】
繊維強化プラスチックに成形したときに、優れた力学特性(特に、湿熱処理後の高温環境下の圧縮強度など)を発現し、かつ、生産性にも優れた炭素繊維織物の製造方法、および得られた炭素繊維織物を用いた繊維強化プラスチックの製造方法を提供する。
【解決手段】
炭素繊維糸条、および、前記炭素繊維糸条より総繊度が細繊度でかつ紡糸時に直接付着された、接着成分を必須成分として含有する表面処理剤が付着した補助繊維糸条からなる炭素繊維織物の製造方法であって、前記補助繊維糸条がコア部に連続して巻き取られたパッケージ中において、連続した補助繊維糸条のパッケージ巻始側に位置する表面処理剤の付着量が過多な非製品部と、パッケージ巻終側に位置する表面処理剤の付着量が実質的に一定の製品部とが存在し、前記パッケージの重量を製織中にモニタリングすることによりによりパッケージ内の非製品部と製品部とを判別して、前記の補助繊維糸条の製品部のみを用いて製織する炭素繊維織物の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高いコンポジット特性、特に、高い有孔引張特性を有する複合材料を得ることができる、表面特性や強度や弾性率が向上した炭素繊維を提供すること。
【解決手段】炭素繊維の引張強度が6000MPa以上、弾性率が340GPa以上、表面酸素濃度が7〜17%の範囲にあり、且つ、該炭素繊維を用いた複合材料の有孔引張強度が600MPa以上の複合材料用炭素繊維。更に好ましいのは、炭素繊維のクリプトン吸着によるBET法での比表面積値が、0.65〜2.5m/g、且つ、ラマンスペクトルの1350cm−1付近に現れるDバンドと1580cm−1付近に現れるGバンドの強度比D/Gが、1.00〜1.25の範囲にあるものであり、かかる炭素繊維を用いた複合材料は優れた有孔引張強度を有する。 (もっと読む)


【課題】引張強度、引張弾性率が低下することなく、繊維表面における孔の直径、孔の占有率、細孔容積が制御された表面多孔質炭素繊維を提供する。
【解決手段】繊維表面に孔を有する多孔質炭素繊維であって、窒素を用いたガス吸着量測定装置で測定される細孔容積が15〜100cm3/g、単繊維引張強度が3000〜4000MPa、孔の平均直径が0.05〜0.5μm、繊維表面上の孔の面積占有率が30〜60%、である表面多孔質炭素繊維。好ましくは、繊維長さが2mm以上である。更には、炭素繊維中の金属含有率が11〜50質量ppmであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、抄造時の炭素繊維の繊維分散性に優れ、成形品とした場合に力学特性及び外観に優れる炭素繊維ウェブを得ることのできる炭素繊維束を提供することを目的とする。
【解決手段】炭素繊維束(a)と少なくとも1種以上の他の強化繊維束(b)とを含む炭素繊維ウェブの製造方法であって、炭素繊維束(a)および他の強化繊維束(b)とは、単繊維のウィルヘルミ法で測定される水との接触角、単繊維の表面積比、単繊維の表面の二乗平均粗さ、及び繊維束の長さのいずれか1種または2種以上が異なり、炭素繊維束(a)を30〜99質量%、強化繊維束(b)を1〜70質量%含む強化繊維束を抄造してなる炭素繊維ウェブの製造方法。 (もっと読む)


【課題】触媒質量当たりの炭素繊維の生成効率(重量増加)が高く且つ生成効率の温度依存性が小さく、不純物濃度のばらつきが小さく、樹脂等への充てん分散性に優れ、樹脂等の電気伝導性や熱伝導性を高くすることができる炭素繊維を効率的に製造する方法を提供する。
【解決手段】〔I〕Co元素を含有する化合物、〔II〕Ti、V、CrおよびMnからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素を含有する化合物、並びに〔III〕WおよびMoからなる群から選ばれる少なくとも1種の元素を含有する化合物を溶媒に溶解または分散し、該溶液または分散液を粉粒状担体に含浸させて、触媒を得る工程、および該触媒に炭素源を気相中で接触させる工程を含む、炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


鋼繊維コンクリートを製造する際に鋼繊維を供給するための鋼繊維の製造方法、または、その他のコンクリート添加剤用鋼繊維またはその他の鋼繊維を製造する方法であって、まず、鋼繊維2を形成させるべく、帯状金属シート1の片面または両面にノッチ付けを施すことで、最初の段階ではブリッジ部5を通じて互いに接続されている鋼繊維条4を形成し、次いで、ブリッジ部5を変換させて、分離させたときにバリが少なく、かつ粗い葉断面を形成する、薄く相互に容易に分離可能な分断ブリッジとすべく、鋼繊維帯状体に揉(も)み曲げ加工を施すことで、各ブリッジ部5に長手方向の軸まわりに繰返し曲げ変形を加え、これにより、疲労破壊に起因してブリッジ部5の領域において初期亀裂を生成させる。 (もっと読む)


【課題】分岐構造の無い超微細炭素繊維を、生産性良く製造する方法を提供する。
【解決手段】(1)熱可塑性樹脂100質量部と、熱可塑性炭素前駆体1〜150質量部とからなる樹脂組成物を100℃〜400℃の雰囲気温度下で成形して、前駆体成形体を得る工程、
(2)前駆体成形体に含まれる熱可塑性炭素前駆体を安定化して安定化前駆体成形体を形成する工程、
(3)安定化前駆体成形体から熱可塑性樹脂を除去して繊維状炭素前駆体を形成する工程、
(4)繊維状炭素前駆体を不活性ガス雰囲気下で炭素化または黒鉛化して極細炭素繊維を得る工程、
(5)上記極細炭素繊維を含む液体を100MPa以上の高圧噴射流で衝突させる工程、
を経ることを特徴とする、超微細炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】マトリックス材料と複合化して複合材料にする補強材として適した炭素繊維を提供する。
【解決手段】強度が6100MPa以上、弾性率が340GPa以上、比重が1.76以上の炭素繊維2であって、加電流−加電圧測定より求めた傾きより得られる電気抵抗値(A)と、導電性ペースト14、16を用いて加電流−加電圧測定より求めた傾きより得られる電気抵抗値(B)との比(A/B)がA/B≦1.30の範囲であり、単繊維の測定長さ(X)と強度(Y)とで得られる関係式y=aLn(X)+bにおいて傾き(a)が0≧a>−650の範囲であり、且つ、走査型プローブ顕微鏡(SPM)測定によるインデント表面モジュラスが8〜11.5GPaの範囲である炭素繊維。 (もっと読む)


【課題】
扁平断面繊維束であるにも関わらず、耐炎化工程通過性に優れ、高炭素繊維含有率の複合材料を作成することができる扁平断面炭素繊維束を提供する。
【解決手段】
断面組織が等方性組織の集合体である炭素繊維束であって、その表面平滑度Sが1.20以上1.5以下であり、かつ長軸(a)と短軸(b)の比率Rが1.2〜10の扁平断面形状であることを特徴とする扁平断面炭素繊維束であり、前記の炭素繊維の前駆体ポリマーには、ポリアクリロニトリルを出発物質とする耐炎ポリマーでが用いられる。 (もっと読む)


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