説明

Fターム[4L055BB03]の内容

 (82,557) | パルプの処理 (912) | パルプの機械的処理 (404) | パルプの叩解(リファイナー処理) (206)

Fターム[4L055BB03]に分類される特許

1 - 20 / 206


【課題】樹脂への分散性に優れると共に、解繊工程での微細繊維状セルロースの収率が高く、しかも製造に要するコストが低い微細繊維状セルロースの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の微細繊維状セルロースの製造方法は、未晒化学パルプおよび酸素漂白化学パルプの少なくとも一方を含むセルロース懸濁液を得る懸濁液調製工程と、前記セルロース懸濁液に下記(a)〜(e)のうちの少なくとも1種の化学的処理を施す化学処理工程と、 前記化学処理工程後のセルロース懸濁液に解繊処理を施す解繊工程と、を有することを特徴とする。(a)カルボキシ基を有する化合物の酸無水物による処理、(b)リン酸基を有する化合物による処理、(c)オゾンによる処理、(d)酵素による処理、(e)2,2,6,6−テトラメチルピペリジノオキシラジカルによる処理 (もっと読む)


【課題】ある程度厚みのある微細繊維含有シートを、高い歩留まりで且つ簡便に、地合いを損なわずに製造できる微細繊維含有シートの製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の微細繊維含有シートの製造方法は、平均繊維径1〜1000nmの微細繊維を含有する微細繊維分散液Aを、抄紙用ワイヤー11を備える連続抄紙機(製造装置1)を用いて脱水し、乾燥して、坪量15g/m以上の微細繊維含有シートCを製造する方法であって、微細繊維分散液Aとして、JIS K7117:1987に準じて測定した粘度が30〜20000mPa・s、かつ、微細繊維含有濃度が0.45質量%超5.5質量%以下のものを用いる。 (もっと読む)


【課題】微細繊維状セルロースを簡便な方法で、高収率で製造するための製造方法を提供する。
【解決手段】木材を木粉化し、化学処理を行った後、微細化処理を経て微細繊維状セルロースを製造する方法であって、化学処理工程は脱脂処理、脱リグニン処理、およびアルカリ処理の各工程を含有し、アルカリ処理工程のアルカリ処理液の濃度が0.1〜1.5質量%であることを特徴とする微細繊維状セルロースの製造方法。アルカリ処理工程の温度が10〜40℃であり、処理時間が1時間以内が好ましい。 (もっと読む)


【課題】従来の装置に比べて、小型で離解・叩解能力の優れた小型古紙再生装置における古紙パルプの離解・叩解装置を開発する。
【解決手段】古紙を原料とし、パルプを製造する古紙パルプ製造工程と、古紙パルプを抄紙する抄紙工程を有する小型古紙再生装置において使用する古紙パルプの離解・叩解装置であって、上面が開放され、水槽Wに連通する円筒状のケーシング(1)を設け、該ケーシング(1)内が、上部の離解・叩解部と、下部の排出部(Y)とで構成され、該離解・叩解部は、底部を形成する回転板(2)と該回転板を軸支し、上部と下端部を軸受ベアリング(3a)(3b)により固定されたシャフト(3)と、該シャフト上端部に連結されたモータ等の回転駆動手段(4)と、前記ケーシング(1)内周面には、形状・大きさが異なる複数の脱着可能な固定刃(5a)(5b)(5c)を設けている。 (もっと読む)


【課題】環境に対する負荷が小さく、高い生産性及びエネルギー効率で、セルロースナノファイバーを含み、かつ高い透気性を有する不織布を製造する。
【解決手段】セルロースナノファイバーを含む水スラリーを湿式抄紙する抄紙工程、得られた抄紙体を乾燥し、加湿下で養生する調湿工程、及び養生した抄紙体をプレス成形する圧縮工程を含む製造方法により不織布を製造する。前記調湿工程において、湿度60%RH以上及び温度40℃以上の雰囲気で養生してもよい。前記圧縮工程において、10MPa以上の圧力で、かつ50℃以上の温度で加熱してプレス成形してもよい。前記セルロースナノファイバーは、ミクロフィブリル化され、かつ平均繊維径100nm以上のナノファイバーを含んでいてもよい。 (もっと読む)


【課題】N−オキシル化合物を酸化触媒として得られた酸化パルプから効率よくN−オキシル化合物を除去でき、さらに酸化パルプを高い固形分濃度に濃縮できる酸化パルプの洗浄及び脱水方法を提供する。
【解決手段】酸化パルプをpH5未満及び温度40℃未満の条件下でに置いた後に洗浄及び脱水することにより、N−オキシル化合物を除去し、酸化パルプを高濃縮する。 (もっと読む)


【課題】 廃棄時に燃焼残渣が生じない高強度でしかも軽量な材料を提供する。
【解決手段】 平均繊維径が10〜100nmであり、かつ平均アスペクト比が1000以上であるセルロースナノファイバーを、高温下に高圧でプレス処理することにより、密度が1.2g/cm3以上1.4g/cm3以下であり、曲げ強度が200MPa以上であり、更に曲げ弾性率が14GPa以上の高強度で軽量な材料を得る。 (もっと読む)


【課題】 平均繊維直径が1nm〜1000nmの微細繊維を効率よく得ることができる製造方法を提供する。
【解決手段】 微細繊維の製造過程において、製紙用チップなどを蒸解釜で蒸解し、110〜150℃の高温下でホットブローする工程と、得られたパルプをインラインリファイニング工程で短繊維化処理する工程と、短繊維化されたパルプをセルラーゼ系などの酵素による酵素処理工程と、高速回転式解繊機や高圧ホモジナイザーなどの機械力による微細化工程とを含む微細繊維の製造方法 (もっと読む)


【課題】 本発明は、十分な断熱性を有し、容器の成形加工適性と美麗性に優れる発泡断熱紙製容器用シート、及びそれを用いた発泡断熱紙製容器を提供することを目的とする。
【解決手段】 紙基材の少なくとも片面に熱可塑性樹脂層を積層した発泡断熱紙製容器用シートにおいて、該紙基材が含有する全パルプに対し、高濃度叩解したパルプが10重量%以上50重量%以下であることを特徴とする発泡断熱紙製容器用シート、及び前記発泡断熱紙製容器用シートを胴部材及び/又は底板部材に用いることを特徴とするとともに、前記発泡断熱紙製容器用シートの前記紙基材が含有する水分を加熱蒸発させ、前記熱可塑性樹脂層を発泡させて得られることを特徴とする発泡断熱紙製容器。 (もっと読む)


【課題】低密度であり、かつ白色度に優れる紙を簡易な方法で提供する。
【解決手段】含水率が35%以下の原料パルプを機械的処理により解繊したフラッフ化パルプを含有することを特徴とする紙。前記フラッフ化パルプは、これを用いてJISP8222に従い作成したシートの白色度が82%以上かつ密度が0.5g/cm以下となるフラッフ化パルプであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、紙の坪量を高くすることなく、十分な発泡性(発泡量、発泡層の厚さ)が得られ断熱性に優れる断熱紙製容器用シートの製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 紙基材の少なくとも片面に発泡熱可塑性樹脂層を積層した断熱紙製容器用シートの製造方法において、該紙基材が2ロールサイズプレスコーターあるいはゲートロールコーターによって表面処理を施されることを特徴とする断熱紙製容器用シートの製造方法とすることにより、十分な発泡性(発泡量、発泡層の厚さ)が得られ断熱性に優れる断熱紙製容器用シートを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】 ベニバナ花弁由来の鮮やかな赤色細片が模様形成体として抄き込まれていて、かつ、抄き込み模様紙の地色も同色系の色調である装飾的に優れた模様紙を提供する。
【解決手段】 ベニバナ細片を模様形成体として紙中に分散担持せしめた模様紙であって、CIE色度a*値が4〜30の範囲にあり、b*≧0で、且つ(b*−10)/a*≦0.5であることを特徴とする模様紙。 (もっと読む)


【課題】食塩や希塩酸などの塩化物の電解質を原料とし、それを直流もしくは交流電気にて電気分解し得られた電解水を用いて、小型古紙再生装置内の洗浄水やそれによって再生される紙の衛生度を向上させることを目的とする小型古紙再生装置における洗浄水及び被洗浄物の除菌方法を開発・提供することにある。
【解決手段】古紙を原料として再生紙を生成する小型古紙再生装置において、再生の作業工程に使用する洗浄水と被処理物とを、酸性電解水で除菌することを特徴とする小型古紙再生装置における洗浄水及び被洗浄物の除菌方法から構成される。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、少ないエネルギーで効率よくパルプの濾水度を低下させることのできるパルプの調成方法を提供することである。
【解決手段】本発明によって、刃幅が2.0mm以下、刃角度が20°以上である叩解プレートを用いてパルプを叩解するパルプの調成方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】生産効率が良好な微細植物繊維の製造方法および高強度を有する微細植物繊維含有紙シートを提供する。
【解決手段】微細植物繊維の製造において、カナダ標準濾水度(JIS P8121)20ml以下を有する0.1〜4質量%のパルプ懸濁液を予め準備し、該懸濁液を用いて、重さ加重平均繊維長が0.30mm〜0.80mm、平均繊維幅が25μm以下になるように高速回転式分散機による微細化を行い、微細植物繊維を得る方法ならびに該微細植物繊維を含有する紙シート。 (もっと読む)


【課題】小規模店舗等の室内にも設置可能な什器サイズの古紙再生装置を実現するパルプ製造技術を提供する。
【解決手段】一対の叩解円盤41、42が至近距離をもって相対回転可能に対向配置されてなる叩解機を備え、この叩解機は、一対の叩解円盤41、42間に、粗叩解工程から仕上叩解工程まで少なくとも2段階の連続した叩解工程を実行する微小な叩解隙間R(60、61)を備えてなり、叩解隙間R(60、61)は、固定側叩解円盤42の中心部に形成された供給口50,45aに始まるとともに、叩解円盤41,42の外周縁部に形成された排出口51,45bに終わる構成とされている。これにより、什器サイズの装置空間に収められた非常に小さな叩解工程空間R(60、61)においても、古紙の詰まりを発生することなく、円滑で高い処理能力を有する叩解が実現する。 (もっと読む)


【課題】原材料として用いる機械パルプの繊維長分布を制御することにより、収率が高く、かつ結晶化度の高い微細繊維状セルロースを製造する方法を提供するものである。
【解決手段】機械パルプを機械的な処理で短繊維化することにより、JIS P 8207−1976に準じたバウワーマクネット篩い分け試験機で測定される繊維長分布の150メッシュパスの区分の割合が45質量%以上、65質量%未満であるパルプとした後、脱脂工程、脱リグニン工程、脱ヘミセルロース工程、微細化工程を経て処理する微細繊維状セルロースの製造である。 (もっと読む)


【課題】高い耐熱性、耐薬品性及び優れた吸着性能を保有するとともに、優れた力学物性と均一な微細孔を有する微細セルロース繊維から構成されるセルロースシートの提供。
【解決手段】最大繊維径2500nm以下のセルロース繊維から構成され、下記(1)〜(7)の要件:
(1)セルロース繊維の重合度(DP)は500以上である、(2)セルロースシートにおけるセルロース繊維の重量比率は50重量%以上である、(3)目付は6g/m以上150g/m以下である、(4)透気抵抗度は10s/100ml以上2000s/100ml以下である、(5)目付10g/m相当の引張強度は6N/15mm以上である、(6)バブルポイントは1.0μm以下である、(7)式(1):X=(バブルポイント(μm)−最小孔径(μm))/最頻孔径(μm)で表される孔径不均一性(X)は10以下である、
の全てを満足するセルロースシート。 (もっと読む)


【課題】セルロース繊維を機械的に解繊することによって、繊維幅が2〜1000nmの微細繊維状セルロースを容易に得ることができる微細繊維状セルロースの製造方法を提供する。
【解決手段】木材チップを木粉化し、それを化学処理した後、微細化処理を経て最大繊維幅1000nm以下の微細繊維状セルロースを製造する方法において、化学処理工程に供せられる木粉の形状を、粒度・形状分布測定における個数での累積が50%となる点において、長径が30〜50μm、短径が15〜35μmとなるように処理した後、脱脂処理、脱リグニン処理、脱ヘミセルロース処理の順に化学処理を行い、かつ脱リグニン処理における温度が70〜99℃、pHが3以下で処理する微細繊維状セルロースの製造方法である。 (もっと読む)


【課題】ミクロンオーダー以下の微小な繊維径を有するセルロース繊維で構成され、かつ機械的強度及び耐熱性が高いセルロース繊維不織布を提供する。
【解決手段】平均繊維径0.1〜20μmのセルロース繊維と平均繊維径100nm未満のセルロースナノファイバーとを抄紙して不織布を調製する。この不織布の厚みは20μm以下であってもよい。前記セルロースナノファイバーの割合は、セルロース繊維100重量部に対して、0.01〜15重量部程度であってもよい。本発明の不織布は、合成樹脂を実質的に含んでいなくてもよく、例えば、ポリアクリルアミドなどの紙力増強剤を含有しなくても、薄肉であっても機械的強度に優れる。さらに、透気性にも優れているため、蓄電素子用セパレータやフィルターなどに利用できる。 (もっと読む)


1 - 20 / 206