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Fターム[4M114AA15]の内容

超電導用冷却・容器・薄膜 (3,122) | 目的 (751) | 事故等異常発生防止又は異常時対策 (132) | クエンチ防止 (63)

Fターム[4M114AA15]に分類される特許

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【課題】 超電導膜における相対的な臨界電流密度特性のばらつきの影響を除去し、良好な所定の限流特性を得るとともに、構造を可及的に簡潔にした超電導限流素子を提供する。
【解決手段】 基板1上に超電導膜2を形成した超電導限流素子であって、一部に狭窄部2Aを有する超電導膜2と、狭窄部2Aを覆うように狭窄部2Aに当接させたヒートシンク3とを有する。 (もっと読む)


【課題】良好な磁場安定性と長期間に亘る通電安定性とを得る。
【解決手段】銅マトリックス13の内部にNb−Ti合金からなる多数本の超電導フィラメント11が内蔵された永久電流用の超電導線材において、超電導フィラメントの周囲に動作環境下で超電導性を有さないNb−Ta合金12aが被覆されている。前記Nb−Ta合金は、Taを10質量%以上50質量%以下含有し、温度4.2Kにおける動作磁場の環境下で超電導性を有さない。また、前記Nb−Ta合金は、ビッカース硬さが前記超電導フィラメントの1.0倍以上1.5倍以下である。 (もっと読む)


【課題】電源、冷凍機などに不良が発生したとしても、酸化物超電導電流リードを自立的に保護できる構造を備えた伝導冷却型超電導マグネット装置を提供すること。
【解決手段】超電導マグネット19と、超電導マグネット19を収容する輻射シールド4と、輻射シールド4を収容する真空容器5と、真空容器5に取り付けられた冷凍機3と、輻射シールド4の内部であって、冷凍機3の第1冷却端部12a(第1冷却ステージ)と第2冷却端部12b(第2冷却ステージ)との間に配置された酸化物電流リード7と、を備える伝導冷却型超電導マグネット装置1である。酸化物電流リード7を焼損から保護するためのダイオード13を酸化物電流リード7に並列に接続する。 (もっと読む)


【課題】超伝導コイルに発生する電圧(電圧の変化)を用いない新たな方法で、クエンチなどによる超伝導コイルの損傷を防止することができる超伝導コイルの保護方法を提供すること。
【解決手段】超伝導層を有するテープ状の超伝導線材が巻かれてなる超伝導コイルの保護方法である。所定の位置における超伝導線材の厚み方向の測定磁場Bと、遮蔽電流を無視して算出した超伝導線材の厚み方向の磁場Bcalと、の差である遮蔽磁場の大きさに基づいて、励磁電源の出力を遮断する。 (もっと読む)


【課題】外部熱じょう乱の発生源である巻線の動きやエポキシ樹脂割れを防止することで、安定性の低い永久電流スイッチのクエンチを防止する。
【解決手段】電気絶縁被覆を施したNbTi超電導線の外周に編組電気絶縁被覆を施して超電導素線を作製する工程と、前記電気絶縁被覆と同種の電気絶縁被覆を施したステンレス線の外周に前記編組電気絶縁被覆と同種の編組電気絶縁被覆を施してヒータ線を作製する工程と、前記超電導素線と前記ヒータ線とを巻枠に巻回して超電導巻線を形成する工程と、前記超電導巻線間に生じる隙間に前記編組電気絶縁被覆と同種のヤーンを巻いて前記隙間を埋める工程と、前記ヤーン及び前記編組電気絶縁被覆を樹脂で含浸する工程と、前記樹脂を硬化させて前記超電導巻線相互を結合する工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】超電導スイッチの構造強度を保ちつつ、超電導スイッチのON状態(超電導状態)/OFF状態(常電導状態)を切り替える際の、超電導膜とヒータとの間の熱効率が高い超電導スイッチを提供する。
【解決手段】超電導スイッチ1は、基板7と、通電により発熱するヒータ6と、導電性膜4と、前記導電性膜4に蒸着されたMgB2膜3とを備えている。この基板7の一の面に前記ヒータ6,前記導電性膜4,前記MgB2膜3の順で積層する。 (もっと読む)


【課題】交流通電の超電導機器や永久電流スイッチに用いられる超電導線材同士の電気的接続において、低い接続抵抗と高いクエンチ耐性とを兼ね備えた接続構造体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】第1の超電導多芯線材41の母材が除去されて露出した第1の超電導フィラメント6の先端領域と、前記第2の超電導多芯線材42の母材が除去されて露出した第2の超電導フィラメント6の先端領域とは、かしめ接続されたジョイント部1を構成し、前記露出した第1の超電導フィラメント6の残りの領域と、前記露出した第2の超電導フィラメント6の残りの領域とは、被覆部材5を介して接続されたバイパス部2を構成し、前記被覆部材5は、前記接続構造体の運転環境下において、前記交流通電用または永久電流スイッチ用の超電導線材4の母材よりも電気抵抗率が低い金属材料からなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】S/N転移型限流器に於いて通常運転時の超電導時において常伝導電極と超電導体との接続部分の電力損失を減少させ、よって系統正常時・待機状態での電力損失を減少させる。
【解決手段】常時は超電導状態に保持されて電力系統間に接続され、事故発生時は超電導状態から常伝導状態への転移に基づく抵抗増大によって電力系統間に流れる故障電流の増加を抑制可能な超電導限流素子1を備えるS/N転移型限流器において、少なくとも超電導状態において超電導体3との接続面14に60度〜120度の方向から電流を流入させる流入電極4と、超電導体3との接続面14から60度〜120度の方向に電流を流出させる流出電極5を備えている。 (もっと読む)


【課題】冷却を備えた超伝導マグネットコイル支持体及びコイル冷却のための方法を提供する。
【解決手段】冷却を備えた超伝導マグネットコイル支持体及びコイル冷却のための方法を提供する。超伝導コイル支持機構の1つは、超伝導コイルと、該超伝導コイルを支持しておりかつその内部に冷却用流体を貯蔵するためのタンクを画定している少なくとも1つの支持ビームと、を含む。この超伝導コイル支持機構はさらに、超伝導コイルに結合されかつ少なくとも1つの支持ビームに接続された複数の冷却チューブであって、冷却用流体をその中を通って転送するように構成された複数の冷却チューブを含む。 (もっと読む)


【課題】極低温液体の液位プローブの超伝導ワイヤに印加される電流パルスの大きさ及び持続時間のプロファイルを適切に制御することにより、極低温液体の液位の更に信頼性の高い計測を提供することを目的とする。
【解決手段】極低温容器内の極低温液体の液位を計測する方法であって、極低温液体の液位プローブの超伝導ワイヤに印加される電流パルスは、抵抗前線がプローブに沿って下方に極低温液体表面の下方にまで伝播することを保証するのに十分な大きさの点火電流パルス部分と、極低温液体の表面下方の超伝導ワイヤの部分が超伝導状態に戻ることができるようにする回復電流パルス部分と、超伝導ワイヤの抵抗値の正確な計測値を計測できるようにするのに十分な大きさ及び持続時間の計測電流パルス部分とを含む。 (もっと読む)


【課題】本発明は、超電導装置の運転方法と超電導装置を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、安定化層の表面に基準測定エリアと第1測定エリアを区画し、これらの電圧を測定し、これらの電圧について電圧測定器が検知可能な最低電圧をVdに設定し、酸化物超電導導体を臨界温度以下に冷却し電源装置から通電している場合、最低電圧Vdを検知した時点と位置における酸化物超電導導体の温度をTa、その時点と位置における温度上昇率をdTa/dtとした場合、スイッチ装置が電源装置からの電流を遮断可能な遮断応答時間をTd、電流遮断時点における酸化物超電導導体の温度をTsと設定し、Ts=Ta+dTa/dt×Td≦500K(K:絶対温度)の条件を満たすように電源装置からの通電を遮断することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】「超電導マグネットの小型化」、「ヘリウム槽の小型化」、および「クライオスタットの小型化」、をいずれも実現できる簡易な構造の超電導マグネットを提供すること。
【解決手段】円筒状の胴部11と、所定の間隔をあけて当該胴部11の外周に設けられた少なくとも一対のフランジ部12a・12bと、を具備してなる巻枠2と、フランジ部12a・12b間の胴部11に巻回された超電導線材よりなる超電導コイル3aと、を備える超電導マグネット1である。超電導コイル3aの外周に熱伝導率の高い金属材料からなる線状体4aを巻きつけている。線状体4aの直径は、胴部11の厚みTよりも小さい。 (もっと読む)


【課題】従来よりも設置スペースの小さい保護抵抗体(超電導マグネットの保護抵抗体)を提供すること。
【解決手段】メインコイル2に沿う湾曲した形状のプレート6と、プレート6のプレート面に沿って取り付けられφ1.6mmのステンレス製線材で形成された抵抗要素7(7a〜7i)と、を備える保護抵抗体5である。保護抵抗体5は、メインコイル2とシールドコイル3との間に配置され、ヘリウム容器4に収容された液体ヘリウム11で浸漬冷却される。 (もっと読む)


【課題】超伝導コイルをクエンチによる損傷及び劣化から確実に保護できること。
【解決手段】磁場を発生させる超伝導コイル11a〜11eと、この超伝導コイルを収容して超伝導状態に保つクライオスタット12と、超伝導コイルへ遮断器14を介して給電してこの超伝導コイルを励磁する励磁電源13と、を有する超伝導マグネット装置10において、互いに直列に接続されたヒータコイル15a〜15e及びダイオード16が超伝導コイル11a〜11eに並列に接続されると共に、ヒータコイルが、クライオスタット12内で超伝導コイル11a〜11eを加熱可能に配置され、超伝導コイルにクエンチが検出されて遮断器14が開動作され、励磁電源13から超伝導コイル11a〜11eへの給電が遮断されたときに、この遮断と同時に、超伝導コイル11a〜11eを流れる電流がダイオード16によりヒータコイル15a〜15eへ転流可能に構成されたものである。 (もっと読む)


【課題】従来技術によれば、10K以下で運転される超電導磁石ではクエンチによる焼損からの保護はできるが、10K以上になると、クエンチによる焼損からの保護は困難、という課題がある。
【解決手段】当該超電導磁石は、超電導芯線と母材からなる超電導線材と、超電導線材を複数回巻き回された巻き枠を備え、超電導線材の間に金属部材が挿入され、金属部材と複数の超電導部材は、電気的及び熱的に接触している。金属部材が1つ以上のスリットにより巻き枠の周方向又は軸方向に対し複数に分割されてもよい。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルの短絡時の影響を、実質的に軽減する。
【解決手段】装置は、超伝導導体1と、誘電体2を介して該超伝導導体を囲み、その間が真空断熱され、相互に同心状に構成された2本の金属管4,5からなる、クライオスタットKRによって、冷媒を運ぶための空間FRとともに囲まれた超伝導スクリーン3と、からなる超伝導ケーブルSKを備える。超伝導スクリーンの外側に、超伝導ケーブルの全長にわたり、強磁性体材料の、管状の閉じた層7が備わる。該層は、クライオスタットの外側の周囲に配置されるのが好ましい。強磁性体材料により、導体のインダクタンスを増加させて、電流を制限する。 (もっと読む)


【課題】超伝導磁石におけるクエンチ事象の際の損傷を防止するための装置及び方法を提供する。
【解決手段】超伝導磁石装置は、超伝導コイル(C1−)と、前記コイル(C1−)に並列に電気結合された受動性クエンチ保護回路(130)とを有する。前記回路(130)は、直列に接続されたヒータ(210)及び電流制限器(220)を含む。前記ヒータ(210)は前記コイル(C1−)に熱結合されており、且つ前記電流制限器(220)は、前記回路(130)を通る電流を、前記ヒータ(210)の電流定格よりも低い電流値で阻止する。 (もっと読む)


基板と、この基板の上に重なるバッファ層と、このバッファ層の上に重なる高温超伝導(HTS)層からなる超伝導部材である。HTS層は複数のナノロッドを含む。基板テープを提供する段階と、この基板テープの上に重なるバッファ層を蒸着する段階と、前記バッファ層の上に重なるドットアレイを形成する段階と、前記ナノドットアレイの上にそれを核とするナノロッドのアレイを蒸着する段階と、前記ナノロッドのアレイの周りに、バッファ層の上に重なる高温超伝導(HTS)層を蒸着する段階からなる超伝導部材を形成する方法である。
(もっと読む)


【課題】短絡電流対策に適すると共に、小径化が可能な超電導ケーブル線路を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル線路1aは、フォーマ11の外周に超電導線材をスパイラル巻きして形成された超電導導体層12を有するケーブルコア10と、ケーブルコア10を収納すると共にケーブルコア10との空間が冷媒の流通経路となる断熱管5とを備える。そして、短絡電流をバイパスするための常電導体からなるバイパス導体21がケーブルコア10の外部に設けられている。超電導ケーブル線路1aは、断熱管5内の冷媒を循環させるための循環管6を断熱管5の外部に備え、バイパス導体21が循環管6内に収納されている。 (もっと読む)


【課題】本発明は励磁・減磁時に発生する渦電流による影響を低減する手段を有した超電導コイル及び超電導マグネット装置に関し、フープ力による歪みの発生と渦電流の発生を共に防止することを課題とする。
【解決手段】超電導線材が巻回されたコイル体19と、冷凍機18に接続されて冷却されると共にコイル体19の外周を囲繞するよう設けられた熱伝導部材20と、熱伝導部材20に形成されて渦電流が流れるのを抑制するスリット20Aと、熱伝導部材20,コイル体19及び絶縁部材21の全外周を囲繞するよう設けられコイル体19の変形を防止する補強部材22とを有する超電導コイルであって、熱伝導部材20と補強部材22との間に電気絶縁性を有する材料からなる絶縁部材21を設ける。 (もっと読む)


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