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Fターム[4M114BB04]の内容

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Fターム[4M114BB04]に分類される特許

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【課題】通電特性の低下を抑制しつつ接続可能な超電導線材を備える超電導マグネット及びその製造方法を提供する。
【解決手段】二ホウ化マグネシウムを含む超電導線材1と、超電導線材1が捲回されてなる超電導コイル2と、超電導線材1の端部1a,1bと別の超電導線材の端部とが一体化されてなる接続部3と、を備え、接続部3は二ホウ化マグネシウムを含んでなる焼結体であり、超電導線材1の接続部3における二ホウ化マグネシウムの平均粒径が、超電導コイル2の捲回された部分における二ホウ化マグネシウムの平均粒径よりも大きいことを特徴とする、超電導マグネット10。 (もっと読む)


【課題】良好な磁場安定性と長期間に亘る通電安定性とを得る。
【解決手段】銅マトリックス13の内部にNb−Ti合金からなる多数本の超電導フィラメント11が内蔵された永久電流用の超電導線材において、超電導フィラメントの周囲に動作環境下で超電導性を有さないNb−Ta合金12aが被覆されている。前記Nb−Ta合金は、Taを10質量%以上50質量%以下含有し、温度4.2Kにおける動作磁場の環境下で超電導性を有さない。また、前記Nb−Ta合金は、ビッカース硬さが前記超電導フィラメントの1.0倍以上1.5倍以下である。 (もっと読む)


【課題】接続作業が容易で、良好な電導性を得る。
【解決手段】複数本のNbTi超電導線同士を接続するNbTi超電導線の接続方法において、各NbTi超電導線の接続部分のNbTi超電導フィラメントを露出させる工程と、露出させたNbTi超電導フィラメント露出部同士を同方向に並べて互いに重ね合わせる工程と、重ね合わせた前記NbTi超電導フィラメント露出部に金属パイプを被覆させる工程と、前記金属パイプを縮径加工して前記NbTi超電導フィラメント露出部を圧着する工程と、縮径加工した前記金属パイプを、厚さtと幅wの比がw/t≧3となるまで、前記NbTi超電導フィラメント露出部を並べた方向と直交する方向に扁平状に圧延加工する工程とを含む。 (もっと読む)


【課題】外部熱じょう乱の発生源である巻線の動きやエポキシ樹脂割れを防止することで、安定性の低い永久電流スイッチのクエンチを防止する。
【解決手段】電気絶縁被覆を施したNbTi超電導線の外周に編組電気絶縁被覆を施して超電導素線を作製する工程と、前記電気絶縁被覆と同種の電気絶縁被覆を施したステンレス線の外周に前記編組電気絶縁被覆と同種の編組電気絶縁被覆を施してヒータ線を作製する工程と、前記超電導素線と前記ヒータ線とを巻枠に巻回して超電導巻線を形成する工程と、前記超電導巻線間に生じる隙間に前記編組電気絶縁被覆と同種のヤーンを巻いて前記隙間を埋める工程と、前記ヤーン及び前記編組電気絶縁被覆を樹脂で含浸する工程と、前記樹脂を硬化させて前記超電導巻線相互を結合する工程と、を含む。 (もっと読む)


【課題】超電導スイッチの構造強度を保ちつつ、超電導スイッチのON状態(超電導状態)/OFF状態(常電導状態)を切り替える際の、超電導膜とヒータとの間の熱効率が高い超電導スイッチを提供する。
【解決手段】超電導スイッチ1は、基板7と、通電により発熱するヒータ6と、導電性膜4と、前記導電性膜4に蒸着されたMgB2膜3とを備えている。この基板7の一の面に前記ヒータ6,前記導電性膜4,前記MgB2膜3の順で積層する。 (もっと読む)


【課題】交流通電の超電導機器や永久電流スイッチに用いられる超電導線材同士の電気的接続において、低い接続抵抗と高いクエンチ耐性とを兼ね備えた接続構造体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】第1の超電導多芯線材41の母材が除去されて露出した第1の超電導フィラメント6の先端領域と、前記第2の超電導多芯線材42の母材が除去されて露出した第2の超電導フィラメント6の先端領域とは、かしめ接続されたジョイント部1を構成し、前記露出した第1の超電導フィラメント6の残りの領域と、前記露出した第2の超電導フィラメント6の残りの領域とは、被覆部材5を介して接続されたバイパス部2を構成し、前記被覆部材5は、前記接続構造体の運転環境下において、前記交流通電用または永久電流スイッチ用の超電導線材4の母材よりも電気抵抗率が低い金属材料からなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】優れた臨界電流と交流損失及び磁気安定性を兼備するNbSn超電導線材の前駆体、NbSn超電導線材の前駆体の製造方法、NbSn超電導線材、及び超電導マグネットシステムを提供する。
【解決手段】本発明に係るNbSn超電導線材の前駆体は、内部拡散法によって製造するNbSn線材の前駆体であって、Cu基マトリックスが被覆された複数のNb基芯とCu基マトリックスが被覆された複数のSn基芯が、筒状のTaあるいはNbの拡散バリア内部に規則的に配置された前駆体において、前記Nb基芯を囲むCu基被覆の面積比が異なるNb基単芯線が2種以上配置されている。 (もっと読む)


【課題】冷却を備えた超伝導マグネットコイル支持体及びコイル冷却のための方法を提供する。
【解決手段】冷却を備えた超伝導マグネットコイル支持体及びコイル冷却のための方法を提供する。超伝導コイル支持機構の1つは、超伝導コイルと、該超伝導コイルを支持しておりかつその内部に冷却用流体を貯蔵するためのタンクを画定している少なくとも1つの支持ビームと、を含む。この超伝導コイル支持機構はさらに、超伝導コイルに結合されかつ少なくとも1つの支持ビームに接続された複数の冷却チューブであって、冷却用流体をその中を通って転送するように構成された複数の冷却チューブを含む。 (もっと読む)


【課題】極低温液体の液位プローブの超伝導ワイヤに印加される電流パルスの大きさ及び持続時間のプロファイルを適切に制御することにより、極低温液体の液位の更に信頼性の高い計測を提供することを目的とする。
【解決手段】極低温容器内の極低温液体の液位を計測する方法であって、極低温液体の液位プローブの超伝導ワイヤに印加される電流パルスは、抵抗前線がプローブに沿って下方に極低温液体表面の下方にまで伝播することを保証するのに十分な大きさの点火電流パルス部分と、極低温液体の表面下方の超伝導ワイヤの部分が超伝導状態に戻ることができるようにする回復電流パルス部分と、超伝導ワイヤの抵抗値の正確な計測値を計測できるようにするのに十分な大きさ及び持続時間の計測電流パルス部分とを含む。 (もっと読む)


【課題】円筒形極低温容器にかかる荷重を分散支持でき、万が一1本の支持要素が荷重を支持できなくなった場合においても他の支持要素で極低温容器を支持できる超電導マグネット装置を提供することを課題とする。
【解決手段】超電導マグネット装置に用いられる真空断熱容器1が、超電導磁石が収納され極低温冷媒が充填されている円筒形の極低温容器2、真空断熱容器1最外殻の円筒形の外部真空容器3を備え、外部真空容器3の内壁面側および円筒形の極低温容器2の外周部にはバンドからなる支持要素7の両端部が板ばね10に固定して設けられ、支持要素7が円筒形の極低温容器2の円周に対して接線方向の位置となるように配置することによって、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】 個々の超電導材料のJcB(磁場下における特性臨界磁場特性)とその配置の双方を決定することによって、発生磁場を飛躍的に向上させることができる強磁場小型超電導マグネットを提供する。
【解決手段】 強磁場小型超電導マグネットにおいて、第1の高温超電導バルク体31と、この第1の高温超電導バルク体31上に積層されるガドリニウム系の第2の高温超電導バルク体32と、このガドリニウム系の第2の高温超電導バルク体32上に積層されるガドリニウム系の第3の高温超電導バルク体33と、このガドリニウム系の第3の高温超電導バルク体33上に積層される第4の高温超電導バルク体34とを具備する。 (もっと読む)


【課題】 個々の超電導材料のJcB(磁場下における特性臨界磁場特性)とその配置の双方を決定することによって、発生磁場を飛躍的に向上させることができる簡易型超電導マグネット及びその作製方法を提供する。
【解決手段】 第1の環状の高温超電導バルク体1を超電導マグネット11により着磁し、第2の環状の高温超電導バルク体2を超電導マグネット11により着磁し、第3の環状の高温超電導バルク体3を超電導マグネット11により着磁し、着磁した個々の高温超電導バルク体1〜3を積層状に一体化し、直線的で均一な磁場を発生させる簡易型超電導マグネットを作製する。 (もっと読む)


【課題】「超電導マグネットの小型化」、「ヘリウム槽の小型化」、および「クライオスタットの小型化」、をいずれも実現できる簡易な構造の超電導マグネットを提供すること。
【解決手段】円筒状の胴部11と、所定の間隔をあけて当該胴部11の外周に設けられた少なくとも一対のフランジ部12a・12bと、を具備してなる巻枠2と、フランジ部12a・12b間の胴部11に巻回された超電導線材よりなる超電導コイル3aと、を備える超電導マグネット1である。超電導コイル3aの外周に熱伝導率の高い金属材料からなる線状体4aを巻きつけている。線状体4aの直径は、胴部11の厚みTよりも小さい。 (もっと読む)


【課題】従来よりも設置スペースの小さい保護抵抗体(超電導マグネットの保護抵抗体)を提供すること。
【解決手段】メインコイル2に沿う湾曲した形状のプレート6と、プレート6のプレート面に沿って取り付けられφ1.6mmのステンレス製線材で形成された抵抗要素7(7a〜7i)と、を備える保護抵抗体5である。保護抵抗体5は、メインコイル2とシールドコイル3との間に配置され、ヘリウム容器4に収容された液体ヘリウム11で浸漬冷却される。 (もっと読む)


【課題】超電導電流リードの電流容量を増加させるためには、金属性の電極が大きくなるため、熱容量が増加し、ハンダ付け工程の際に保護層が消失する可能性が高くなる。
【解決手段】本発明に係る超電導電流リード20は超電導層13上に保護層15が形成された高温超電導テープ線材2の保護層側を第一のハンダ4で金属電極3に電気的に接続した電流リードユニット1を第一のハンダ4より融点が低い第二のハンダ5で複数電気的に接続したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ヘリウム製造施設で、低温ヘリウムガスを用いて磁石の超電導コイルに冷却を提供するための方法を開示する。
【解決手段】低温ガス状ヘリウムを現場のヘリウム液化装置3から磁石1に供給し、前記ガス状ヘリウムを前記磁石のクライオスタットに流す。前記ヘリウムは前記現場ヘリウム液化装置から磁石の温度が安定するまで供給される。低温液体ヘリウムは、追加の冷却を提供し、そしてヘリウム溜めを充填する。ヘリウム製造施設で磁石の充填及び磁石の励磁が行われているときに由来する気化ヘリウムを回収する。 (もっと読む)


【課題】ヘリウム移送充填施設におけるヘリウム回収プロセスを用いる、ヘリウム冷却プロセス及びそれに続く超伝導磁石のための磁石通電プロセスを統合する方法を提供する。
【解決手段】極低温ヘリウムガスを用いて磁石の超伝導コイルを冷却し、次に磁石ヘリウム極低温保持装置(貯蔵容器)に液体ヘリウムを充填し、これらの作業から関係するヘリウムガスを回収し、磁石を励磁しながら通常のボイルオフ中にヘリウムを回収し、磁石の通電(励磁)中に起こる可能性があるクエンチの結果として放出されるヘリウムガスを回収する。 (もっと読む)


本発明は、低雑音冷却装置を提供する。この冷却装置は、外部容器及び内部容器を含み、外部容器と内部容器との間は、真空状態の断熱層を形成し、内部容器は、液体冷媒を含むデュア、内部容器の内部に配置され、液体冷媒に浸る事前磁化コイル、液体冷媒に浸るピックアップコイル、及びピックアップコイルに電気的に連結され、液体冷媒に浸るSQUIDを含む。事前磁化コイルは、超伝導体で形成される。
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【課題】従来技術によれば、10K以下で運転される超電導磁石ではクエンチによる焼損からの保護はできるが、10K以上になると、クエンチによる焼損からの保護は困難、という課題がある。
【解決手段】当該超電導磁石は、超電導芯線と母材からなる超電導線材と、超電導線材を複数回巻き回された巻き枠を備え、超電導線材の間に金属部材が挿入され、金属部材と複数の超電導部材は、電気的及び熱的に接触している。金属部材が1つ以上のスリットにより巻き枠の周方向又は軸方向に対し複数に分割されてもよい。 (もっと読む)


【課題】コイルの発生磁場を低く抑えることが可能な永久電流スイッチを提供する。
【解決手段】この永久電流スイッチ5のコイル6は、巻枠20と、この巻枠20の周囲に超電導線材がソレノイド状に巻付けられることにより形成される通電体30とを含んでいる。通電体30は、コイル6の径方向に積層される複数の通電層31〜36を有するとともに、径方向内側から数えて奇数番目の通電層である奇数層の超電導線材を流れる電気の向きと径方向内側から数えて偶数番目の通電層である偶数層の超電導線材を流れる電気の向きとが互いに逆向きになるように形成されている。そして、全ての通電層が同じ軸方向長さをもつように超電導線材を巻回したときに比べて各奇数層の内側空間の体積の総和と各偶数層の内側空間の体積の総和との差が小さくなるように、偶数層の軸方向長さがその内側に隣接する奇数層の軸方向長さよりも短くなっている。 (もっと読む)


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