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Fターム[4M114CC18]の内容

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Fターム[4M114CC18]に分類される特許

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【課題】C型鉄心に超電導コイルを取り付けた超電導装置において、C型鉄心と超電導コイルの間に配置する冷却容器の内周壁の形状を改良して板厚を薄くすることにより、該内周壁に流れる誘導電流(渦電流)を低減する。
【解決手段】超電導コイルを収容するステンレス製の冷却容器は、C型鉄心の各軸部の外周面と前記超電導コイルの内周面との間にそれぞれ配置する内周壁と、前記全超電導コイルの外周面を囲む外周壁と、前記C型鉄心の連結部側で前記内周壁と外周壁の一端に連結する一端閉鎖壁と、前記C型鉄心の各軸部の先端を露出させて前記内周壁と外周壁の他端と連結する他端閉鎖壁を備えた容器からなり、前記C型鉄心の両側の軸部は断面円形とし、該各軸部の外面を囲む前記冷却容器の内周壁は夫々断面円環形状の壁とし、該内周壁の厚さを外周壁の厚さよりも薄くしている。 (もっと読む)


【課題】クエンチ時、特に、局所的なクエンチ時の耐久性に優れた酸化物超電導体通電素子を提供する。
【解決手段】酸化物超電導体と、該酸化物超電導体の両端に電気的に接合された電極端子と、該酸化物超電導体に導電性樹脂により接着された支持体とから少なくとも構成されてなることを特徴とする酸化物超電導体通電素子である。 (もっと読む)


【課題】ノン・インダクティブ構造にした2つのコイルを用いた限流器において、Y系テープ線材などの高温超電導体の線材を用い、局部的発熱による破断を防止しながら、装置寸法の大型化や高いコストを招かない、超電導限流器の提供が課題である。
【解決手段】電気抵抗の低い材料で構成された一のコイルと、この一のコイル材料よりも高い電気抵抗の材料で構成された他のコイルのそれぞれ表面に、超電導体を密接した2つの超電導コイル11、12をノン・インダクティブ構造とすると共に、両コイルを互いに半周毎に電気的に接続し、さらにこれら両コイルと磁気的に結合された制御コイル13を設け、高い電気抵抗の材料で構成された超電導体が半周毎に低い電気抵抗の材料に接続されることで、一定間隔毎に低い抵抗の分流抵抗を並列接続したのと等価として超電導体の局部加熱を防止し、制御コイル13への通電で限流動作点を自由に調節できるようにした。 (もっと読む)


【課題】複数枚の次世代テープ状酸化物超電導線材を積層して通電容量の増大化を図るとともに、各線材に電流が均等に流れるような超電導電流リードを提供する。
【解決手段】低温側リード部5が、複数枚のテープ状超電導線材を積層して集合化した導体ユニット7を支持部材6の周面に配列して敷設し、支持部材両端に配した金属電極9と導体ユニット7との間を導電接合したものにおいて、テープ状線材には、金属基板上に中間層を介してY系,Ho系の酸化物超電導層を成層した次世代テープ状酸化物超電導線材10を採用し、導体ユニット端部と電極との間に、各テープ状線材の酸化物超電導層側に面を重ね合わせて導電スペーサ11を介挿し、導電スペーサと酸化物超電導線材および電極との間をハンダ付けし、さらに両端接合部を除いて線材相互間の隙間にFRP等で作られた低熱伝導性の絶縁スペーサ12を介挿する。 (もっと読む)


【課題】冷媒を沸点状態からサブクール状態へと初期冷却する時間を簡便に短縮できると共に、冷媒に対する熱負荷の増大を防止できること。
【解決手段】冷媒11を貯溜する冷媒容器12と、この冷媒容器を取り囲む断熱容器13と、冷媒容器内へ冷媒を注入する注入配管14と、冷媒容器内で蒸発した冷媒の蒸発ガス23を大気圧中に排出する排出配管15と、前記冷媒とは異なる気体24を冷媒容器内へ加圧して供給すると共に、供給口22が当該冷媒容器内の冷媒の液面Sよりも上方に位置づけられた加圧配管16とを有するものである。 (もっと読む)


【課題】超電導コイルを収容するコイルボックスを軽量化する。
【解決手段】高温超電導線材からなる超電導コイル11を収容しているコイル補強用のコイルボックス20を備えた超電導装置10であって、前記コイルボックス20は、密度が5g/cm以下の第1種金属材21同士のクラッド材、または前記第1種金属材21と密度が2g/cm以下で且つ引張強さが1000MPa以上の繊維強化樹脂22とのクラッド材で形成している。 (もっと読む)


【課題】超電導部材を冷却媒体によって簡易且つ安定して冷却することのできる超電導部材の冷却方法を提供する。
【解決手段】冷却媒体の貯蔵容器Aから吸入側に冷却媒体配管が配設されている循環ポンプBにより、冷却媒体を冷凍機Cと、超電導部材Eが収容された断熱容器Dを経由して循環ポンプ吸入側に循環させる、超電導部材の冷却方法において、貯蔵容器内の冷却媒体温度を上記冷却媒体温度よりも高く維持し、超電導部材における冷却負荷が一時的に減少してコールドヘッド温度が冷却媒体の凝固点に近づいたときに、断熱容器から循環ポンプ吸入側に戻る主循環系の冷却媒体の一部を、貯蔵容器に接続するように配設した副循環系に分流させて、貯蔵容器内の温度の冷却媒体との混合により冷凍機に供給する冷却媒体温度の温度を上昇させることにより、冷凍機において冷却された冷却媒体が凝固するのを防止する。 (もっと読む)


【課題】 熱影響を与えずに、高温超電導バルク体と電極端子を接合することにより、性能劣化のない信頼性の高い高温超電導電流リードの製造方法を提供する。
【解決手段】 高温超電導電流リードの製造方法において、高温超電導バルク体と電極端子との接合を加熱処理無しで接合する方法を用いて行う。 (もっと読む)


【課題】単一種類の液面センサで複数種類の低温冷媒の液面を評価可能であると共に配線ケーブル経由の熱浸入量を最小とする液面計を実現する。
【解決手段】抵抗R1〜Rkとバイメタル金属BM−1〜BM−kを互いに並列に接続した、複数の気相液相判定ユニット5−1〜5−kを互いに直列に接続し、ユニット5−1〜5−kにおける全体抵抗値を抵抗算出部13にて算出する。算出した抵抗値の微分値を微分演算部14で演算し、演算した微分値の時間変化を表示部15で表示する。表示された微分値から液面を判断することができる。電流ケーブル1は、ユニット5−1〜5−kの数に関係なく2本、電圧ケーブル2もユニットの数に関係なく2本であるので、ユニット5−1〜5−kの数に関係無く、ケーブル数を合計4本で液面計を実現することができる。 (もっと読む)


【課題】従来型の加圧超流動ヘリウムクライオスタットでは、4.2K液体ヘリウム槽と超流動ヘリウム槽との間の支持構造物や、両者の連通路の壁や通路に存在する液体ヘリウムの熱伝導により、超流動ヘリウム槽への熱流が発生し、4.2K液体ヘリウム槽の温度が低下する。この結果、4.2K液体ヘリウム槽の液面低下を招き、冷媒補充間隔が短期化する。
【解決手段】液体ヘリウムを貯留する4.2K液体ヘリウム槽と、前記液体ヘリウムよりも低温の液体ヘリウムを貯留する超流動ヘリウム槽と、4.2K液体ヘリウム槽の蒸発ガスにより冷却され、外界から4.2K液体ヘリウム槽への熱輻射を抑制する熱シールドを具備するクライオスタットにおいて、熱シールドと4.2K液体ヘリウム槽の間にガスを利用する熱スイッチを設置した。これにより、4.2K液体ヘリウム槽を昇温し、冷媒補充間隔の短期化を抑制する。 (もっと読む)


【課題】リング状の冷却容器に収容した超電導コイルを内周側からも効率良く冷却できるようにする。
【解決手段】超電導線が巻回されて形成された超電導コイルを収容し、導入した冷媒で前記超電導コイルを超電導温度に冷却する冷却容器であって、超電導コイルの内周側に配置する円筒状の内周壁と、前記超電導コイルの外周側に配置する円筒状の外周壁と、前記内周壁と外周壁の軸線方向両端縁と連続して前記超電導コイルの軸線方向の両端面側に配置する円環状の両端側壁とからなる外壁を備え、前記外壁は熱伝導率が低い材料で形成する一方、前記内周壁と超電導コイルの間に、前記内周壁、外周壁および両端側壁よりも熱伝導率の高い材料で形成した熱伝導部材を介在させている。 (もっと読む)


【課題】気化する液体を保持するデュアを回転可能に保持できる液体用容器を提供する。
【解決手段】デュア回転保持装置10はデュア11を回転可能に保持する。デュア11は気化する液体を保持するデュア本体12を含む。デュア本体12の上下両端部12a,12b近傍には開口部が設けられ、開口部にはそれぞれ配管21〜24が取付けられ、上端部近傍の開口部に設けられた配管21,22は、上端部近傍の開口部から下端部を経て、元の開口部近傍まで延在し、下端部近傍の開口部に設けられた配管23,24は、下端部近傍の開口部から上端部まで延在する。 (もっと読む)


故障電流制限器(FCL)物品は、基板、基板の上に横たわるバッファ層、およびバッファ層の上に横たわる高温超電導(HTS)層を含む超電導テープセグメントを含んで開示され、ここで、前記超電導テープセグメントは、連続的であり、複数の巻き線を持つメアンダーパスを形成する。該物品はまた、前記超電導テープセグメントに電気的に接続された分路回路を含む。
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【課題】ケーブルの引っ張りに対して、ケーブルコアの弛み量を常に維持できるように、超電導ケーブル端部を形成する方法を提供する。
【解決手段】ケーブルコア10が収納されるパイプの端部にプーリングアイ4を装着して超電導ケーブルの端部を形成する方法である。ケーブルコア10の端部に、パイプ20,3内を移動可能なコア支持部材5、圧縮ばね6、プーリングアイ4を構成するばね支持部材43および圧縮治具9を順次パイプ軸方向外方に向けて配置する。圧縮治具9により、ばね支持部材43とコア支持部材5とを近接させて圧縮ばね6をパイプ20,3内に収まるまで圧縮させる。圧縮治具9で圧縮ばね6の圧縮状態を維持したまま、パイプ20,3の端部と、ばね支持部材43とを固定することにより、パイプ内におけるコア支持部材5とばね支持部材43との間に、コア支持部材5を介してケーブルコア10を押圧する圧縮ばね6を圧縮状態で配置する。 (もっと読む)


【課題】極低温容器内への冷媒供給前後の支持調整が容易にでき、極低温容器の支持の安定性や信頼性の向上を図った極低温容器の支持装置を提供する。
【解決手段】極低温容器の上下部に設けた上下フレームによって、容器底面部と上面の蓋部を介して挟持して容器を支持するようにした極低温容器の支持装置において、下フレームは、極低温容器1の底面部と平行に下フレームから張り出した複数個の支持板22を備え、また、上フレームは、極低温容器の蓋部と平行に上フレームから張り出した複数個の支持板23と、この支持板毎に設けられた貫通ねじ穴に係合する押えボルト24と、この押えボルトの蓋部側先端部に配設され押えボルトの上下動により上下方向の位置を変えて極低温容器の蓋部に当接可能とした複数個の押し当て板26とを備え、押し当て板と下フレームから張り出した複数個の支持板との間で極低温容器を支持するように構成する。 (もっと読む)


【課題】低温電気絶縁の問題を回避でき、かつ、限流動作設定条件を自由に調整・制御できると共に、超電導状態から常電導状態に転移して限流動作が行われた後、超電導体を常電導状態から超電導状態に短時間で復帰させることもできる変圧器型超電導限流器を提供することが課題である。
【解決手段】電力系統に接続された線材が巻回されて常電導状態の変圧器1次側と、超電導体線材で構成された複数のワンターン環状線材からなり、一のワンターン環状線材における隣り合う他のワンターン環状線材に対する接続点までの距離が、略同距離となるよう互い違いにミアンダ構造に接続した複数のワンターン環状線材からなる変圧器2次側とからなり、1次側の異常電流による2次側の超電導状態から常電導状態への転移で生じた1次側インピーダンスで、限流動作を行うようにした。 (もっと読む)


【課題】超電導機器に交流電源を印加したときに容器に流れる渦電流によって生じる熱の影響を冷媒が受けるのを防止すると共に、容器の小型化及び低コスト化を図る。
【解決手段】交流電源が印加される超電導機器を冷却する冷媒を収容する内槽と、該内槽の外周を真空断熱空間をあけて囲む外槽と、を備えた超電導機器の冷却容器において、前記内槽を形成する内槽材は、絶縁性の繊維強化樹脂材から形成される一方、前記外槽を形成する外槽材は、前記内槽材より強度を有する金属材あるいは樹脂材からなる別材で形成され、前記内槽材の平均肉厚より外槽材の平均肉厚が薄くされている。 (もっと読む)


【課題】現地での真空引きを必要とすることなく高い断熱性能を確保することができる施工作業性が良好な超電導ケーブル接続部の断熱構造を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル10の接続部を冷却する液体冷媒槽300を断熱状態に保つための断熱構造であって、液体冷媒槽300の外側には、現地で組付けられる独立断熱槽400が配設され、該独立断熱槽400は、予め内部が真空引きされた複数の分割単位に分割されている。このような構成によれば、現地で真空引きのためのベーキングをする必要がなくなり、その分だけ施工期間を大幅に短縮することができる。 (もっと読む)


【課題】冷却の全体効率を低下することなしに冷却ヘッド周辺の冷媒の凝固問題の解消を図り、さらに、装置運転中の冷却効率の向上および停止中の侵入熱量の低減を図った超電導部冷却装置とその運転方法を提供する。
【解決手段】超電導部を液体冷媒中に浸漬して冷却する極低温容器1と、この極低温容器の蓋部4に搭載し、蓋部から極低温容器内に冷却ヘッド6を挿入して液体冷媒を過冷却温度に冷却する冷凍機とを備えた超電導部冷却装置において、冷凍機は、冷却ヘッド6の温度を計測する温度計測手段と、極低温容器内における冷却ヘッドの挿入高さを可変とする冷凍機の昇降手段8とを備え、冷却ヘッドの温度計測値の信号または超電導部への通電の有無の信号もしくは冷凍機の稼動の有無の信号に基づいて、冷却ヘッドの高さを所望の位置に変える。 (もっと読む)


【課題】 液体窒素を用いた冷却器に関し、低コストで携帯可能な液体窒素冷却器を実現する。
【解決手段】 断熱容器1と、断熱容器1内に収容されるとともに液体窒素4を吸収および保持する構造を有する連続気泡を有する繊維集合体3を内部に挿入された複数の中空管状容器2とを少なくとも備える。 (もっと読む)


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