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Fターム[4M114CC18]の内容

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Fターム[4M114CC18]に分類される特許

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【課題】スイッチングの速さとオン時の抵抗値の低さとを両立させた永久電流スイッチシステムを提供する。
【解決手段】指令信号を受け、オン/オフ作動を行うMOS−FETから構成されるバイパススイッチ30を熱式永久電流スイッチ20に並列に接続する。そして、制御装置60から熱式永久電流スイッチ20及びバイパススイッチ30に指令信号を出力することにより熱式永久電流スイッチ20及びバイパススイッチ30のオン/オフ制御を行う。MOS−FETは、熱式永久電流スイッチ20よりもスイッチング速度が速く、かつ、並列化されたり冷却されたりすると抵抗値が低下する。したがって、熱式永久電流スイッチ20をオンすると共にバイパススイッチ30をオンすると、熱式永久電流スイッチ20の抵抗値がゼロになるまでの間、超電導コイル10を流れる電流はバイパススイッチ30の方を流れるので、スイッチング速度が速くなる。 (もっと読む)


【課題】FRP製クライオスタットを複数の部材を接合して製造するにあたり、各部材の接合部の強度を確保し、機械的衝撃や熱衝撃に強く、真空リークの生じにくいFRP製クライオスタットの製造方法及びこの製造方法によって製造されたFRP製クライオスタットを提供する。
【解決手段】複数のFRP製部材11a、11bをそれぞれ製作する部材製作工程と、各FRP製部材の接合部近傍外面にテーパー面12a,12bを形成するテーパー形成工程と、両FRP製部材の端面を内外に重合させる重合片13a,13bを形成する重合片形成工程と、各FRP製部材の重合片を重合させて接合する部材接合工程と、接合した両FRP製部材のテーパー面にプリプレグを貼り付けて積層するプリプレグ積層工程と、積層したプリプレグを脱気して硬化させるプリプレグ硬化工程とを含んでいる。 (もっと読む)


【課題】 短い反応時間を示す電力調整方法および電力調整装置を提供する。
【解決手段】 電力を調整する装置は、閾値を超える電流にてクエンチする能力を示す超電導部材と、この超電導部材に結合された金属部材と、冷媒の液体部分の一部と、この冷媒の気体部分の一部で満たされた断熱した密封内部容器であって、前記超電導部材と前記金属部材を、冷媒の液体部分と直に接触させることで、前記超電導部材と前記金属部材の冷却を実現できる前記内部容器と、前記内部容器と外部容器との間で冷媒の質量交換を実現する手段とを備えている。この冷媒の質量交換用の手段は、内部容器から出る冷媒用の質量流量制御装置と、内部容器内の瞬時圧力の制御装置と、質量流量制御装置の動作に所定時間遅れをもたらす遅延回路とを含む。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルの運転のために用いる電気機器に供給する電力が、超電導ケーブルの通電の有無に関係なく、確実に得られる信頼性の高い超電導ケーブル機器用電源を提供する。
【解決手段】超電導導体を有するケーブルコア10と、ケーブルコア10が収納されるとともに冷媒が充填される冷媒充填部51と、冷媒充填部51の外側に形成される真空空間を有する断熱部52とを備える超電導ケーブル100の前記断熱部52の内部に熱電発電部6を設けて電源を構成した。 (もっと読む)


【課題】ボイルオフした冷媒を再活用し閉鎖冷媒冷却システム内に蓄積できるシステムを提供する。
【解決手段】冷却システム(14)はマグネット(12)と熱的に接触させており、これに対して冷却を提供する。冷却システム(14)により放出された気体を蓄積するために、蓄積タンク(32)を冷却システム(14)と流体接続させている。次いで、必要に応じて蓄積しておいた気体を冷却システム(14)に戻すように放出することができる。 (もっと読む)


【課題】周期的に極低温流体を補充する必要がなく、既存のシステムと比較して停電または不具合の影響を受けにくいシステムを提供する。
【解決手段】超伝導磁石システムは、外側の真空容器2を有し、かつ液体ヘリウムを入れる環状リザーバ4の中に超伝導磁石3を収容する、環状の極低温容器1を含んでいる。極低温クーラー5は、リザーバ4を取り囲んでいる真空空間の中にある熱遮蔽体6に熱連結部9で結合されている第1段階7と、リザーバ4から蒸発するヘリウム・ガスを再凝縮する第2段階8とを有している。慣性遮蔽体11が、リザーバ4と熱遮蔽体6との間に設けられており、リザーバ4から流出するヘリウム・ガスが、熱遮蔽体6から慣性遮蔽体11に伝達される熱を運び去り、その結果、熱慣性遮蔽体11の暖まる速度を低下させるような位置に配置されている。 (もっと読む)


【課題】 低温初段増幅器で発生する熱の影響による超電導放射線検出器やそれらを接続する超電導配線の温度上昇を抑え、超電導放射線検出器や低温初段増幅器に対して液体ヘリウムシールド層など外部からの輻射熱の影響を低減しつつ磁気ノイズの影響を減少させることなど、外部からの熱や磁場環境の影響によるノイズを低減して高精度の放射線検出測定が可能な超電導放射線検出装置とそれを用いた放射線分析装置を提供するものである。
【解決手段】 放射線を検出する超電導放射線検出器1と、超電導放射線検出器1で検出した信号を増幅する低温初段増幅器2とを、冷却ヘッド104に固定し、超電導放射線検出器1及び低温初段増幅器2の上方に熱シールド板6が配し、少なくとも低温初段増幅器2と熱シールド板6の間に熱シールド板6の温度による冷却効果により超電導状態となる材料からなる超電導シールド膜7を備えた。 (もっと読む)


【課題】 超電導モータを用いて効率の良い推進力を得ると共に、別途の冷熱源や大がかりな冷却装置を用いることなく超電導モータを低温状態に保つことができる超電導機器の冷却システムおよび液化天然ガスタンカを提供するを提供する。
【解決手段】 液化天然ガスを搬送する液化天然ガスタンカの推進装置に用いられる超電導モータを収容した状態で超電導冷却媒体が充填されることにより超電導モータを低温状態に保つことができる保冷容器と、気化した超電導冷却媒体を圧縮することによりこれを昇温させる圧縮手段と、昇温させた超電導冷却媒体を液化天然ガスの冷熱源によって冷却する熱交換手段と、冷却させた超電導冷却媒体を減圧することによりこれを降温させる減圧手段とを備える。
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【課題】 本発明の目的は、引出し導体の絶縁被覆の破壊をより起こり難くでき、また引出し導体の熱膨張により発生する応力で引出し導体の保持部が破壊される恐れも低減できる超電導送電ケーブルの終端接続部を提供することにある。
【解決手段】 温度傾斜部12及び温度傾斜部12の上方に設けられている高電圧引出部13とを経て極低温から常温に引き出される引出し導体3を有する超電導送電ケーブルの終端接続部において、引出し導体3には温度傾斜部12内に位置する部分及び高電圧引出部13の下部に位置する部分に跨って絶縁被覆10が施され、絶縁被覆10が施された絶縁被覆部分の上方に延びる裸導体の部分には導体軸方向に摺動性を有する摺動性接続部30が設けられ、かつ引出し導体3の下端にはこの引出し導体3と略直交する超電導送電ケーブルの端末部とを電気的に接続する可撓性導体25が接続されていることを特徴とする。
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【課題】多芯超電導線からなる超電導線を巻回して構成される超電導コイル装置において、大きな電流容量を有し、且つ、交流損失が小さな超電導コイル装置を安価に提供する。
【解決手段】線径が1.2mmを超える多芯超電導線からなる超電導線2巻回して構成される超電導コイル装置1において、前記超電導線2の線径をD1とした時、前記超電導線2のツイストピッチが6D1乃至10D1の範囲内にあるようなモノリスの極細多芯超電導線を用いて超電導コイル1を構成する。 (もっと読む)


【課題】電気ブッシングに沿う熱伝導損失を低くする。
【解決手段】電気ブッシングは、常温と低温の間の中間エンクロージャ(45)と、常温のエンクロージャ(48)とを順次通過し、絶縁性シース(41)に囲まれた中間電気導体(40)を備えている。接地電位に接続された導電性スクリーン(63)が、前記絶縁シース(41)を、低温のエンクロージャと接触する電気ブッシングの端部(43)から少なくとも中間温度のエンクロージャと常温のエンクロージャの接合点までの部分を覆っている。この発明は、特に、超伝導ケーブルへの接続に適用することができる。 (もっと読む)


【課題】超電導マグネットに関し、熱負荷の余裕が大きく高熱等を受けても超電導状態の破壊を防止できるようにする。
【解決手段】環状に形成された超電導コイル22と、超電導コイル22を包囲する熱シールド23と、熱シールド23を包囲する真空容器25と、真空容器25に取着され超電導コイル22および熱シールド23を冷却する冷凍機24とを備えた超電導マグネット21において、超電導コイル22を構成する超電導線29をコイル状に巻く工程の途中で、コイル層間に例えばErNiによって構成されたシート状の蓄冷材を巻込み、これによりコイル層間の熱容量を増加させる。 (もっと読む)


【課題】 再生可能エネルギーを利用した分散型発電と、電力・冷熱需要家をエネルギー低損失型のエネルギー輸送手段で連係したシステムを構築し、電力と冷熱とを同時に供給できる高効率エネルギー供給システムを提供する。
【解決手段】 電力を発電する複数の分散型電源2、3、4と、該複数の分散型電源を連係するエネルギー輸送手段1と、液体窒素中に微細粒子状の固体窒素が混合されたスラッシュ窒素を製造するスラッシュ窒素製造装置5とを備え、前記エネルギー輸送手段1が、電力を送電する直流超電導ケーブルと、前記スラッシュ窒素が供給され前記直流超電導ケーブルの冷却と同時に冷熱の輸送を行う冷媒流路とを有し、前記分散型電源とは異なる遠隔地域に偏在するエネルギー消費地6に、前記エネルギー輸送手段1を介して電力とともに冷熱を供給する構成とする。 (もっと読む)


【課題】異なる低温容器又は一つの低温容器と外側ジャケットが互いに接触しないように、センタリングを可能にするクライオスタット構造を提供する。
【解決手段】低温容器(1)はクライオスタット構造の外側ジャケット(3)に結合された熱的に絶縁する懸吊チューブ(2)に懸吊され、さらに外側に配置された外側ジャケット(3)に対して、該低温容器(1)の周縁に分布される少なくとも3つのセンタリング要素(4)を用いて心合わせされ構造をとり、該各センタリング要素はアクチュエーター(7)の構成要素のサイズの変化により、クライオスタット構造内の温度に関わりなく、センタリング要素(4)に過大な荷重がかからない構造とする。 (もっと読む)


【課題】冷却時の熱収縮による低温のセンサの変位を補正し、センサと常温の試料を接近させる。
【解決手段】センサを冷却した場合に、銅ロッドあるいはサファイヤロッドの収縮によりセンサがサファイヤウインドウから離れる方向へ変位することを抑制するために、上記変位方向とは逆方向に、銅ロッドおよびサファイヤロッドが固定されている内槽がサファイヤウインドウ側に向けて変位する機構を用いる。 (もっと読む)


【課題】 超電導ケーブル用の冷却装置において、万一の短絡等の事故で電力用ケーブルに臨界値を超える電流が生じたときに、過電流で冷却用液体が昇温し、熱膨張することにより冷却用液体あるいはその流路内の圧力が過度に上昇し、外周にある断熱管等に永久歪を生じさせることを防止する。
【解決手段】 超電導ケーブルを臨界温度以下に保持するための液体中に、液体膨張吸収用容器を有していることを特徴とする超電導ケーブル用冷却装置。超電導ケーブルを臨界温度以下に保持するための液体の境界壁に、該液体が事故による発熱で膨張して過度に圧力が上昇することを防止するため、液体膨張吸収用構造を有していることを特徴とする超電導ケーブル用冷却装置。 (もっと読む)


【課題】 組み立て作業性に優れる超電導機器の低温容器、及びこの低温容器を具える超電導ケーブルの端末構造を提供する。
【解決手段】 低温側に配される超電導ケーブルの端部と、低温側と常温側との間で電力の出入力を行うブッシング10と、ケーブルの端部とブッシング10とを接続する接続部2と、接続部2が収納される終端接続箱3とを具える。終端接続箱3は、ブッシング10の低温側端部と接続部2とが収納され、これらを冷却する冷媒が充填される冷媒槽20と、この冷媒槽20の外周を覆うように配置される真空槽30とを具える。そして、真空槽30には、ブッシング10の有無に係わらず、真空状態を保持可能な第一真空部31を具える。 (もっと読む)


【課題】 冷媒による冷媒槽の熱収縮を吸収でき、長期の使用に亘り、常温側と低温側との境界に配置されるシール部材の気密性能の劣化を抑制する超電導ケーブルの端末構造を提供する。
【解決手段】 常温側と超電導ケーブル50の端部が配される低温側との間でブッシング10を介して電力の出入力を行う超電導ケーブルの端末構造であり、低温側にブッシング10を冷却する冷媒槽1を具える。この冷媒槽1は、液体冷媒が充填される液体冷媒領域と、気体冷媒が充填される気体冷媒領域とを有している。また、冷媒槽1には、細幅部4と、冷媒によって冷媒槽1が熱収縮する際の収縮を吸収する収縮吸収部5とを具える。この細幅部4は、その内面とブッシング10の外周との間隔tが、加圧機により加圧することなく気体状態が維持される大きさで、かつ気体冷媒3の圧力と液体冷媒2の圧力とが平衡する大きさである領域を形成する。 (もっと読む)


【課題】 液体冷媒槽内の圧力異常を未然に防止可能な超電導磁石装置を提供する。そして、この超電導磁石装置の性質を専ら利用するNMR分析装置、MRI装置又はICR質量分析装置を提供する。
【解決手段】 ヘリウム槽がポンプ59により減圧され、大気圧より低い状態で超電導磁石装置が運転されており、磁場検知器32を用いて、超電導磁石の超電導状態が破壊されたことを検知した際、遮断弁58が連動してヘリウム槽とポンプ59との連通を遮断する。 (もっと読む)


【課題】 超電導導体を効率よく冷却すると共に、十分な絶縁強度を具える超電導ケーブル、及びこのケーブルに利用する冷媒の温度制御方法を提供する。
【解決手段】 断熱管15内に超電導材料からなる超電導導体1を具えるケーブルコア10を収納した超電導ケーブルである。ケーブルコア10は、超電導導体1の外周に低熱伝導管2Aを具え、低熱伝導管2Aの内外で用途が異なる冷媒が充填される。低熱伝導管2A内には、超電導導体1を超電導状態に維持するために冷却する導体用冷媒11が充填され、断熱管15内には、超電導導体1の電気絶縁を行う絶縁用冷媒12が充填される。 (もっと読む)


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