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Fターム[4M114CC18]の内容

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Fターム[4M114CC18]に分類される特許

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【課題】冷却を備えた超伝導マグネットコイル支持体及びコイル冷却のための方法を提供する。
【解決手段】冷却を備えた超伝導マグネットコイル支持体及びコイル冷却のための方法を提供する。超伝導コイル支持機構の1つは、超伝導コイルと、該超伝導コイルを支持しておりかつその内部に冷却用流体を貯蔵するためのタンクを画定している少なくとも1つの支持ビームと、を含む。この超伝導コイル支持機構はさらに、超伝導コイルに結合されかつ少なくとも1つの支持ビームに接続された複数の冷却チューブであって、冷却用流体をその中を通って転送するように構成された複数の冷却チューブを含む。 (もっと読む)


【課題】超電導饋電線及びトロリー線(架線)間を接続するパワーリードにおいて、超電導饋電線への熱侵入の軽減と、通電時に発生するジュール熱の抑制との両立を図る。
【解決手段】パワーリード(20)は、寒剤(26)で冷却された超電導饋電線(50)及びトロリー線(架線)(80)間を接続する。内空部(21)を有する導体部(22)と、先端にスリット部(25)が設けられた棒状部材(23)と、内空部を超電導饋電線側から塞ぎ、且つ、棒状部材を長さ方向に沿って移動可能に周囲から保持するシール部材(24)とを備える。棒状部材は、導体部に比べて線熱膨張率が小さい材料から形成されている。 (もっと読む)


【課題】寒剤導入量制御弁において、温度変動に応じた寒剤の導入量の制御を単純な構造で実現することにより、省エネ化を図る。
【解決手段】寒剤導入量制御弁(100)は、寒剤貯留空間(26)から、壁部(50)を介して隔てられた冷却空間(21)に対して寒剤(26)を導入する。寒剤導入部(22a)を有する第1の部材(22)と、寒剤導入部を貫通するように延在して設けられ、寒剤貯留空間側先端にスリット部等(25)を有する第2の部材(23)と、第2の部材を延在方向に沿って移動可能に保持する第3の部材(24)とを備える。第2の部材は、第1の部材と異なる線熱膨張率を有する材料から形成されている。 (もっと読む)


【課題】金属製部材の取り付け部位における真空リークの発生を抑制することができるFRP製クライオスタットの提供。
【解決手段】冷媒を収容するFRP製容器の壁部に貫通孔が形成され、該貫通孔に金属製部材が挿通して取り付けられているFRP製クライオスタットであって、上記金属製部材は、上記貫通孔の径よりも縮径し、上記貫通孔に対して空間をあけて上記挿通している管部と、該管部に設けられ、上記貫通孔の径よりも拡径したフランジ部とを備えており、上記フランジ部と上記壁部との間を接着すると共に、上記フランジ部と上記壁部との対向面に設けられているFRP金属間接着層と、上記対向面に対し垂直な方向において、上記フランジ部を上記壁部に対し押し付ける押付機構と、を有するという構成を採用する。 (もっと読む)


【課題】振動下においても液体窒素液面付近での窒素ガスの凝縮による減圧及び減圧による液体窒素の飽和温度化を防止し、サブクール液体窒素により超電導部材を安定的に冷却する装置を提供する。
【解決手段】少なくとも、窒素ガス空間を残してサブクール液体窒素を収容する断熱容器(V1)と、冷却用の冷却ヘッドを液体窒素の液面よりも下方の位置まで浸漬させる冷凍機と、該サブクール液体窒素中に浸漬される、冷却対象の超電導部材とからなる超電導部材冷却装置において、断熱容器(V1)内の液体窒素の液面よりも上部の位置から、冷却ヘッドの上面部又は冷却ヘッドの上面部より上の位置までの範囲に渡って、液体窒素に対し吸収性を有するガラス繊維紙を該ガラス繊維紙間及び該ガラス繊維紙と断熱容器(V1)の壁面間に空隙が形成されないように充填した、サブクール液体窒素の温度勾配層を形成、保持するためのガラス繊維紙充填層(L1)を設けることを特徴とする、超電導部材冷却装置。 (もっと読む)


【課題】大電流が通電される場合でも、磁場による臨界電流の低下を低減できる超電導機器を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル(超電導機器)1は、希土類元素を含む酸化物からなる超電導相を基板上に具えた超電導線材を巻回してなる内側超電導層12及び外側超電導層14を具える。内側超電導層12は、通電時、超電導線材に加わる主たる磁場の向きが当該超電導線材の長手方向に平行するように形成された軸方向磁場印加層である。各超電導層12,14を構成する超電導線材の巻回方向は同一方向であり、かつ両超電導層12,14では巻回方向が異なる。内側超電導層12を構成する各超電導線材層のピッチは、外側が内側よりも小さい。この構成により、内側超電導層12を構成する超電導線材には、通電時、軸方向磁場が印加され、平行磁場の印加による臨界電流の低下を低減できる。 (もっと読む)


【課題】温度変化による熱伸縮によって発生する応力を小さくし、劣化や破損を防止することができる冷却槽、および超電導線を冷却させる冷却槽を用いた超電導臨界電流測定装置を供給する。
【解決手段】冷媒4を入れるための容器部21と、容器部21の下面に配置され容器部21の底面を水平にするために床面に配置される略板状のベース部22とで構成され、容器部21をベース部22に固定させる固定手段6と、容器部が水平方向に移動自在に載置されるスライド手段7とを備え、容器部21とベース部22とが、少なくとも一つ以上の固定手段6と、少なくとも一つ以上のスライド手段7によって接続されている。 (もっと読む)


【課題】 個々の超電導材料のJcB(磁場下における特性臨界磁場特性)とその配置の双方を決定することによって、発生磁場を飛躍的に向上させることができる強磁場小型超電導マグネットを提供する。
【解決手段】 強磁場小型超電導マグネットにおいて、第1の高温超電導バルク体31と、この第1の高温超電導バルク体31上に積層されるガドリニウム系の第2の高温超電導バルク体32と、このガドリニウム系の第2の高温超電導バルク体32上に積層されるガドリニウム系の第3の高温超電導バルク体33と、このガドリニウム系の第3の高温超電導バルク体33上に積層される第4の高温超電導バルク体34とを具備する。 (もっと読む)


【課題】 個々の超電導材料のJcB(磁場下における特性臨界磁場特性)とその配置の双方を決定することによって、発生磁場を飛躍的に向上させることができる簡易型超電導マグネット及びその作製方法を提供する。
【解決手段】 第1の環状の高温超電導バルク体1を超電導マグネット11により着磁し、第2の環状の高温超電導バルク体2を超電導マグネット11により着磁し、第3の環状の高温超電導バルク体3を超電導マグネット11により着磁し、着磁した個々の高温超電導バルク体1〜3を積層状に一体化し、直線的で均一な磁場を発生させる簡易型超電導マグネットを作製する。 (もっと読む)


【課題】FRP製クライオスタットの容器壁部に金属製部材が貫通して取付られ、各種応力による真空リークの発生を防止できるFRP製クライオスタットを提供する。
【解決手段】FRP製クライオスタットの容器壁部(W)に、該容器壁部(W)と1つの接合面を有する鍔付き雄ねじ部材(B1)と、外形形状が円柱形で鍔付き雄ねじ部材(B1)の軸方向の挿入孔(H)に挿入して密封状態で固着され、かつ容器壁部(W)に形成された径が一定のストレート孔を貫通している金属製部材(A)からなる一体形状物(S11)が、鍔付き雄ねじ部材(B1)の円筒部(B12)の先端に設けられた雄ねじによって鍔付き雌ねじ部材(S12)と累着、固定され、かつ密封構造で固着されているFRP製クライオスタットであって、該密封構造がFRP層又は接着剤層を介して接合された構造である、ことを特徴とするFRP製クライオスタット。 (もっと読む)


【課題】冷凍機が停止している際の極低温冷媒の蒸発を抑制することができる。
【解決手段】極低温冷媒槽3は、超伝導コイル2を収納し、超伝導コイル2を冷却する液体ヘリウム1を貯液している。熱シールド4は、極低温冷媒槽3を包囲して輻射熱を低減している。真空断熱槽5は、熱シールド4を包囲している。冷凍機取付シリンダ9は、一端が極低温冷媒槽3内で蒸発するヘリウムガスの雰囲気中に臨み、他端が真空断熱槽5に取付けられている。第1配管7は、一端が極低温冷媒槽3内で蒸発するヘリウムガスの雰囲気中に臨み、他端が真空断熱槽5に取付けられている。断熱材11は、冷凍機の取り外し時に冷凍機取付シリンダ9における冷凍機の挿入部15内に隙間嵌めに配接されている。第2配管16は、冷凍機取付シリンダ9と断熱材11との隙間に連通して、ヘリウムガスを排気するように配接されている。 (もっと読む)


【課題】初期冷却時間の短縮を図ることができる、伝導冷却超電導マグネット装置を提供する。
【解決手段】超電導コイル10は、真空容器120内に収容されている。輻射シールド110は、真空容器120内において超電導コイル10の周囲を囲むように、真空容器120と所定の間隔を置いて配置されている。冷凍機130は、超電導コイル10および輻射シールド110を伝導で冷却している。配設部材は、真空容器120と輻射シールド110との間に少なくとも一部が介在して、真空容器120から輻射シールド110へ熱が伝導している。冷却配管160は、両端部が真空容器120外へ引出され、中間部が超電導コイル10、輻射シールド110および配設部材と接触している。冷却配管160に流された冷却材170に配設部材の熱を放出させることにより、輻射シールド110に伝導する熱を低減させている。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルを牽引して布設する際に、牽引張力を主としてコアで負担し、断熱管には負担し難くできる超電導ケーブルの端部構造を提供する。
【解決手段】撚り合わされた複数心のコア20と、内管11及び外管12の間を断熱空間とした二重管構造で、前記複数心のコア20を内管11内に弛みを持って収納する断熱管10と、各コア20の端部を一括して保持するコア保持部材7とを備える端部構造である。この端部構造は、断熱管10の端部につながる断熱管封止部材5と、この断熱管封止部材5の先端面に当て止めされる緩み調整部材6とを備える。コア保持部7は、各コア20が備えるフォーマ21の端部を把持する端部把持部材71と、これら端部把持部材71と連結されると共に、断熱管封止部材5を貫通して緩み調整部材6にねじ結合される進退部材72とを有する。緩み調整部材6を回転させることで進退部材72を断熱管10の軸方向に進退させ、コア20同士の撚り合わせの緩みを調整する。 (もっと読む)


【課題】断熱性能に優れる断熱管、及びこの断熱管を備える超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】断熱管1は、内管21と外管22との間に断熱材4と線状体のスペーサ3とが内蔵され、このスペーサ3の横断面形状は、複数の辺32で囲まれる略多角形で、隣り合う辺32同士が接合されて外側に突出する複数の頂点31を有している。そして、隣り合う上記頂点31同士をつなぐ全ての辺32は、当該頂点31同士を結ぶ仮想直線33よりも内側に位置する。スペーサ3と断熱管1の他の構成部材との接触面積を低減することで、内管21の内側への熱侵入量又は内管21の内側からの熱放射量の増加を抑制することができ、断熱管1の断熱性能を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】超電導ケーブルの布設後、接続構造を施工する際に、超電導ケーブルの断熱管端部を切断して断熱管の長さを調整するのに適した超電導ケーブルの接続構造を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの接続構造3aは、ケーブルコアの端部と接続対象とを接続するコア接続部と、端部真空隔壁6と、冷媒容器31と、真空容器32と、内側真空ポート65と、外側真空ポート35と、を備える。そして、端部真空隔壁6は、断熱管2の端部に結合され、真空断熱空間に連通する内側真空空間を形成する。冷媒容器31は、端部真空隔壁6に取り付けられ、コア接続部を収納する。真空容器32は、外管22に取り付けられると共に、端部真空隔壁6及び冷媒容器31の外側に外側真空空間を形成する。内側真空ポート65は、端部真空隔壁6にその径方向に突出するように設けられ、外側真空空間内に収納される。外側真空ポート35は、真空容器31に設けられる。 (もっと読む)


【課題】低電圧の送電用途に適し、経路設計の自由度の向上を図ることができる超電導ケーブル送電線の中間接続構造、及び超電導ケーブル送電線の布設方法を提供する。
【解決手段】中間接続構造は、超電導導体を有するケーブルコア10a,10bと、ケーブルコア10a,10bの端部同士を接続する中間接続箱3aとを備える。そして、ケーブルコア10a,10bは、低電圧送電用である。中間接続箱3aは、冷媒が充填され、接続されるケーブルコア10a,10bの端部が収納される冷媒容器30と、冷媒容器30内に固定され、ケーブルコアの端部10a,10bが接続される接続用導体50と、を備える。また、接続用導体50が、ケーブルコア10a,10bの端部同士を電気的に接続し、この接続用導体50を介して、電力供給側のケーブルコア10a端部の進行方向に対して需要側のケーブルコア10b端部の進行方向が変わる。 (もっと読む)


【課題】断熱管の長さ調整を可能とし、超電導ケーブルの設計から超電導ケーブルが布設された送電線路を構築するまでの工期を短縮することができる超電導ケーブルの布設方法を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの布設方法は、(1)断熱管の少なくとも一方の端部に、内管と外管との間の空間に連通し、断熱管の軸方向に突出するように仮設ポートを設け、内管と外管との間の空間の水分を除去した超電導ケーブルを用意する工程と、(2)超電導ケーブルを布設する工程と、(3)超電導ケーブルの布設後、仮設ポートから乾燥ガスを導入しながら、断熱管の実際布設長よりも長い余長部分から外れる位置に真空ポートを設ける工程と、(4)真空ポートの形成後、断熱管端部の余長部分を切断し、断熱管の端部を封じ切りして、断熱管の長さ調整を行う工程と、(5)断熱管の長さ調整後、真空ポートから内管と外管との間の空間の真空引きを行う工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】外部からの熱流入が小さく、電気絶縁性が安定な極低温ケーブルの終端接続部を提供すること。
【解決手段】液体冷媒層5、冷媒ガス層4及び油層2を経て極低温から常温に引き出される引出し導体3を有する極低温ケーブルの終端接続部において、引出し導体3には、高圧電位から接地電位まで電界を分圧する複数枚の金属箔35が絶縁体を介して積層されたコンデンサーコーン絶縁体34が施され、高圧電位から接地電位まで順次電圧が変化する電界傾斜部のうち、下部に位置する電界傾斜部が液体冷媒層5に、上部に位置する電界傾斜部が油層2にあることを特徴としている。 (もっと読む)


本発明は、可変のコイルインピーダンスによる電流制限のための装置に関する。チョークコイル(1)の内部に超伝導コイル(5)を使用することによってチョークコイルのインダクタンス、ひいてはインピーダンスが著しく低減される、電流制限装置が提案される。このことは、超伝導コイルの中で誘導される、通常動作においてチョークコイルの磁場を補償する電流によって生じる。超伝導コイルにおいて所定の電流値を上回った場合には、超伝導体は常伝導状態へと移行して、インダクタンスが増加し、これによって電流が制限される。過電流の遮断で、超伝導体は数秒後に再び自立的に超伝導状態へと戻り、通常動作を再び開始することができる。電流制限装置の特別な利点は、コンパクトな構造にあり、エネルギネットワークの初期装備、および既存のネットワークの後からの装備のために適当である。
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故障電流を抵抗によりまたは誘導により制限するように構成された超電導素子と、超電導素子に並列に電気的に結合されている1つまたは複数の可変インピーダンス分路とを有する超電導限流器が提供される。可変インピーダンス分路(複数可)は、超電導素子の超電導状態中は第1のインピーダンスを示し、超電導素子の標準抵抗状態中は第2のインピーダンスを示すように構成されている。超電導素子は、故障電流に応じて超電導状態から標準抵抗状態に遷移し、それに応じて、可変インピーダンス分路(複数可)は、第1のインピーダンスから第2のインピーダンスに遷移する。可変インピーダンス分路(複数可)の第2のインピーダンスは、第1のインピーダンスより低いインピーダンスであり、それにより、超電導素子の標準抵抗状態から超電導状態への回復遷移中に、可変インピーダンス分路(複数可)を通る電流の流れが促進され、したがって負荷下の超電導素子の回復が促進される。
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