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Fターム[5D004AA13]の内容

可聴帯域用圧電型電気機械変換器 (1,844) | 目的、効果 (336) | 動作の安定性 (24)

Fターム[5D004AA13]に分類される特許

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【課題】片持ち梁状のビームを備えた圧電型エキサイタにおいて、励振用パネルへの取付状態での使用に異常を来たすことなく所期の振動特性を確保する。
【解決手段】ビーム20を片持ち梁状に支持するビーム支持部材30に対して、ベースプレート40が、その下面に接触した状態で固定された構成とする。その際、ベースプレート40は、ビーム支持部材30の左右両側において立ち上がる左右1対の側面壁44を備えた略U字形の断面形状を有し、かつ、この断面形状を維持したままビーム20の自由端側へその途中位置まで延びるように形成された構成とする。これにより、振動力が増大しても、ベースプレート40における自由端側の端部に応力が集中しないようにする一方、ビーム20の自由端がベースプレート40に当接する可能性を低くし、また、励振用パネル2を押圧したときの触感に違和感が生じたり、ベースプレート40が剥離してしまうおそれをなくす。 (もっと読む)


【課題】音圧の周波数特性における音圧のばらつきを低減できる音響発生器を提供する。
【解決手段】枠体1と、該枠体1に張られた樹脂からなる振動板3と、前記枠体1内の前記振動板上に固定された圧電素子5と、該圧電素子5を埋設するように前記枠体1内に充填された樹脂7とを備え、前記枠体1の内側の領域の形状が多角形であり、前記圧電素子5は、該圧電素子5の重心C2が前記多角形の重心C2からずれた位置に配置されていることにより、音圧のばらつきを低減できる。 (もっと読む)


【課題】 配線用のカシメ金具を圧電フィルムに折り曲げて固定する場合でも、圧電フィルムの変形を抑え、電気的接続を安定して維持し、出力信号へのノイズの混入や不導通を効果的に防止できる圧電型電気音響変換器を得る。
【解決手段】 圧電フィルム2と、圧電フィルム2の表面に形成された薄層電極3と、薄層電極3の表面に載置された導電布5と、薄層電極3との間に導電布5を挟み込んだ状態で圧電フィルム2と薄層電極3とを貫通して固定されるカシメ金具4と、を備えた圧電型電気音響変換器1。圧電フィルム2の裏面に突出したカシメ金具4の脚部4aが折り曲げられることで、導電布5が薄層電極3に押圧した状態で固定されている。 (もっと読む)


【課題】ポリフッ化ビニリデンを含んで構成される、延伸に起因する収縮を抑制した圧電体および該圧電体を用いた圧電センサを得ること。
【解決手段】本発明の圧電体は、フッ化ビニリデンのホモポリマーであるポリフッ化ビニリデンに、第四級アンモニウム塩または第四級アンモニウム塩で表面処理されたクレイを添加し、その後無延伸で分極処理することにより得られる。無延伸であるため、延伸に起因する収縮を抑制した圧電体および該圧電体を用いた圧電センサを得ることができる。 (もっと読む)


【課題】ショート不良を発生しにくくする。
【解決手段】振動膜と前記振動膜よりも厚い振動膜外部とを有する基部と、前記振動膜の表面上の全域を含む前記基部の表面上において厚み方向の一方側に形成される下電極層と、肉厚部と前記肉厚部よりも厚みが薄い肉薄部とを有し、前記下電極層の表面上において圧電材料によって形成される圧電層と、前記肉厚部の表面上に形成される上電極層と、を備え、前記振動膜は、前記肉厚部の少なくとも一部と厚み方向に重なる第1領域と、前記第1領域を除く領域であって前記肉薄部の少なくとも一部と厚み方向に重なる第2領域とからなる、圧電型発音装置。 (もっと読む)


【課題】簡素な構成にて、隣り合う振動領域間の独立性が確保可能なフィルムスピーカ等を提供する。
【解決手段】フィルムスピーカ20が備えるフィルムスピーカ用振動板12は、互いに独立して振動可能な二以上の振動領域12a・12bを備え、隣り合う振動領域12a・12b同士は、互いに逆方向に凸出している。 (もっと読む)


【課題】加工性に優れており、高音帯域のみならず、低音帯域における周波数特性も優れた圧電スピーカを提供する。
【解決手段】圧電フィルムを所望の形状に熱圧成型し、当該熱圧成型された圧電フィルムを振動板1として用いる。所望の形状はコーン形状またはドーム形状である。また、コーン形状を有する振動板にボイスコイルを装着し、当該ボイスコイルおよび振動板に電気信号を印加して、音声を発生させる。振動板は、ポリビニリデンフルオライド樹脂もしくはポリビニリデンフルオライド樹脂からなるフィルムの表面に導電性ポリマーをコーティングしてなるフィルム材、または、ポリビニリデンフルオライド樹脂もしくはポリビニリデンフルオライド樹脂からなるフィルムの表面に金属薄膜をコーティングしてなるフィルム材からなる。 (もっと読む)


本音響センサは、様々な条件下、例えばノイズのある環境下、またはセンサに患者との関係における応力、歪みもしくは動きがもたらされるような状況下などにおいて、身体音の正確且つ堅調な測定を提供することができるように構成されている。本センサの種々の実施形態は、センサと測定部位との間での改善された音響的および機械的なカップリング状態をもたらすだけでなく、順応性を有する静電遮蔽能力をも提供する。
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【課題】低周波側の感度保障が可能な信頼性の高い音響電子部品を提供する。
【解決手段】実装基板(111)と、前記実装基板上に配置され、音響容量として機能する空洞部及び音響抵抗として機能する溝のいずれか一方又は両方が設けられた部材(112)と、前記部材上に配置され、チップの表面に音響素子が設けられ、チップの裏面における前記音響素子の下部に、音響容量として機能する裏面空洞が設けられたウェハチップ(113)と、を備えることを特徴とする音響電子部品。 (もっと読む)


【課題】落下時において積層型圧電素子の支持板からの剥離を抑制することができる振動体を提供する。
【解決手段】積層体17の支持板14側の主面と支持板14とを底面側接着剤層15aで接合するとともに、外部電極13bの露出面と支持板14とを側面側接着剤層15bで接合してなり、かつ、側面側接着剤層15bの支持板14からの高さhは、積層体17の支持板14側の主面の高さ以上で、積層体17の厚みtの1/2以下である。これにより、落下試験での着地する瞬間に発生する、積層型圧電素子10、16と支持板14との間の引張応力に耐えることができ、振動体の落下時における積層型圧電素子10、16の支持板14からの剥離を抑制することができる。 (もっと読む)


圧電型MEMSマイクロフォンは、2つの電極層の間に少なくとも1つの圧電層を含む多層センサを備え、センサは、入力圧力、バンド幅、ならびに、圧電材料および電極材料の特性を保障する最適パラメータによって決定されるものとして、センサ面積に対する最大比率に近い出力エネルギを供給するような寸法を有する。センサは、小さな隙間によって互いに分離された、単一のまたは積層された片持ち梁から形成され、または、シリコン基板上への堆積によって形成された応力解放型振動板(stress-relieved diaphragm)であり得、振動板は、基板からの振動板の実質的な分離により応力が解放され、そして、引き続いて、応力が解放された今の振動板の再取り付けが行なわれる。
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【課題】 製造上のばらつきが小さく、製造工程の時間短縮が可能で、コストの低減が可能である共振点での振動の振幅を減衰させる構造を有する変位拡大機構を持つ音響信号発生用圧電装置を提供すること。
【解決手段】 積層型圧電素子2と、積層型圧電素子2が発生した変位を拡大する変位拡大レバー1と、拡大した機械振動を外部へ伝達するパッド8とからなり、変位拡大レバー1が変位拡大レバー弾性部1cと、積層型圧電素子2を挟んで互いに対向して配置された変位拡大レバーベース部1aおよび変位拡大レバー振動出力部1bとからなり、パッド8には変位拡大レバーベース部1a側に突出した柱状のリブ8aが設けられている。ベース錘7にはリブ8aが挿入される位置にベース錘溝が設けられ、この中にリブ8aを振動方向と直交する方向に挟む減衰シート9が配置されている。 (もっと読む)


【課題】センサ感度のばらつきを低減し、センサ感度を向上することができる超音波センサを提供する。
【解決手段】一部に薄肉部120が形成された基板110と、薄肉部120上に形成され、圧電体薄膜131を2つの電極132,133間に配置してなる圧電振動子130とを含み、薄肉部120と圧電振動子130からなるメンブレン構造体が、所定周波数で共振するように構成された超音波センサ100であって、メンブレン構造体は、構造体全体の内部応力が引張乃至ゼロに調整されており、基板110の平面方向において、メンブレン構造体の一部が圧縮応力部として構成されている。 (もっと読む)


本発明は、ガラスシート(4)、吸収性材料のフィルム(3)、及び硬質シート(5)を含む音発生板ガラスであって、この集成体が積層され、板ガラスに固定された一つ以上の励磁器を含む。 (もっと読む)


【課題】本発明は、微小な音響波を測定することのできる音響素子の提供を目的とする。
【解決手段】本発明に係る音響素子は、等しい音響波及び電磁波に対して等しい電気信号を出力する圧電素子を2個備え、圧電素子からの電気信号を差動出力することにより音響ノイズ及び電磁ノイズを相殺可能とすることを特徴とする。具体的には、本発明に係る音響素子は、2個の圧電素子11、12と、同じ極性の2個の電極の一方同士21a、22aを電気的に接続する共通端子13と、2個の電極の他方21b、22bと電気的に接続された2個のセンサ出力端子14、15と、を備えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 低周波での音圧を高めることができる圧電発音体を提供する。
【解決手段】 音声パネル7と対向する圧電振動体5Bの自由端部を含む領域と音声パネル7との間に、圧電振動体5Bの振動を許容し且つ圧電振動体5Bの振動を伝達する振動伝達材27を圧電振動体5Bと音声パネル7とにそれぞれ両面テープにより固定して配置する。振動伝達材27として、25%の圧縮ひずみを与えたときにJIS−K6254の試験で求められる圧縮弾性率が0.15Mpa以下の軟質ウレタンフォームまたはアクリル樹脂を用いる。 (もっと読む)


本発明は、耐久性を向上させるとともに、オーディオスピーカーの全面に信号強度の減衰なしで信号電流を伝達するのに適したフィルム型オーディオスピーカーの接点構造である。本発明は、圧電フィルム3を表面改質し、前記圧電フィルム3上に伝導性高分子層4をコートして得られる圧電フィルムユニット2と、前記圧電フィルムユニット2に電気的に接続される一つまたは複数の端子部6とを含むフィルム型オーディオスピーカーにおいて、前記圧電フィルムユニット2の周部にコートされ、前記伝導性高分子層4より相対的に優れた伝導性を持つ金属伝導層12を含み、前記端子部6は前記金属伝導層12に密接に接触するように構成されたことを特徴とする、フィルム型オーディオスピーカーの接点構造を提供する。
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【課題】本発明は、薄膜形成技術を用いて形成された圧電素子を備えた圧電薄膜振動子およびその製造方法、並びにそれを用いた駆動装置および圧電モータに関し、反りのない圧電薄膜振動子およびその製造方法、並びにそれを用いた駆動装置および圧電モータを提供することを目的とする。
【解決手段】進行波を発生させるレゾネータ4と、レゾネータ4の表面に形成された下部電極(第1電極層)3と、下部電極3上に形成された圧電薄膜(第1圧電薄膜)2と、圧電薄膜2上に形成された複数の上部電極(複数に区画された第2電極層)1a〜1dおよび11a〜11dとで構成された積層構造を備えた圧電素子部9と、レゾネータ4の裏面に形成され、圧電素子部9の積層構造のいずれか1層と同一の積層構造を備え、圧電素子部9に生じる内部応力を補償する応力補償膜8とを有するように構成する。 (もっと読む)


【課題】
発音体用の圧電振動板を薄型化するとともに、電極の引き出しの信頼性向上,製造工程の簡略化,材料の削減を図る。
【解決手段】
圧電層20A,20Bの両主面には、電極層22A〜22C,24A〜24Cが形成される。同一主面上で隣接する電極層同士,圧電層を挟んで対向する電極層同士には、それぞれ異なる極性の信号電圧が印加される。2層目の電極層22Bと24Bが対向する縁部には、互いの領域に達する突出形状30,32が形成され、圧電層20A,20Bには、分割線38から外れた位置にスルーホールが形成される。電極層22A〜22Cは、スルーホール26A,26B,突出形状30により接続され、同電位となって振動板12側から引き出されるため、全体が薄型化する。また、いずれかの電極層と重なる位置でスルーホール接続することにより、導電接続の信頼性が向上する。 (もっと読む)


【課題】従来に比べて発熱体層への入力に対する応答性が向上した圧力波発生装置を提供する。
【解決手段】支持基板1と、支持基板1の一表面側に形成された発熱体層3と、支持基板1の上記一表面側で支持基板1と発熱体層3との間に介在する熱絶縁層2とを備える。熱絶縁層2の厚さd〔m〕は、熱絶縁層2の熱伝導率をαi〔W/(m・K)〕、熱絶縁層2の熱容量をCi〔J/(m・K)〕、発熱体層3へ与える駆動入力波形を正弦波、当該正弦波の周波数f〔Hz〕の2倍の周波数を発熱体層3で生じる温度振動の理想的な周波数f〔Hz〕とし、当該温度振動の角振動数をω=2πf〔rad/s〕とするとき、D=(2αi/ωCi)1/2で規定される熱拡散長D〔m〕に対して、0.05D<d<Dの条件を満足するように設定してある。 (もっと読む)


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