説明

圧電スピーカ

【課題】加工性に優れており、高音帯域のみならず、低音帯域における周波数特性も優れた圧電スピーカを提供する。
【解決手段】圧電フィルムを所望の形状に熱圧成型し、当該熱圧成型された圧電フィルムを振動板1として用いる。所望の形状はコーン形状またはドーム形状である。また、コーン形状を有する振動板にボイスコイルを装着し、当該ボイスコイルおよび振動板に電気信号を印加して、音声を発生させる。振動板は、ポリビニリデンフルオライド樹脂もしくはポリビニリデンフルオライド樹脂からなるフィルムの表面に導電性ポリマーをコーティングしてなるフィルム材、または、ポリビニリデンフルオライド樹脂もしくはポリビニリデンフルオライド樹脂からなるフィルムの表面に金属薄膜をコーティングしてなるフィルム材からなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、圧電スピーカに関する。
【背景技術】
【0002】
従来の圧電スピーカとして、圧電フィルムに音声信号を印加させ、該圧電フィルムを伸縮させることによって音声を発生させるものが知られている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2008−92518号公報(発明の詳細な説明)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に開示されている圧電スピーカに採用される圧電フィルムは、材質が樹脂であることから、極めて大きな可撓性を有する。このため、平坦な状態ではコンプライアンスが極めて高く、ばね性をほとんど有さない。したがって、音声信号を発生させる際に、電気信号を印加させて該圧電フィルムを伸縮させたとしても、当該伸縮の方向性が均一とならず、安定した音圧特性を得ることが困難である。
【0005】
一方、圧電フィルムのコンプライアンスを低下させる手法として、該圧電フィルムをドーム形状等の3次元形状に成型し、振動板として用いる方法が存在する。しかしながら、ドーム形状等の3次元形状を有する圧電フィルムを得るためには、一般的に、冷間加圧を用いて平面状のフィルムを圧延もしくは延伸させる必要がある。
【0006】
しかし、冷間加工がなされた樹脂フィルムは、加工精度、特に成型後の寸法安定性に乏しく、かつ生産性にも劣るという欠点を有している。このため、成型加工が施された圧電フィルムも、伸縮の方向性が均一とならず、実用性に乏しいものとなっている。
【0007】
他方、従来から圧電スピーカは、高音帯域の再生には優れた特性を有するものの、低音帯域の再生においては、一般に採用されている、ムービングコイル駆動方式のスピーカよりも特性が劣るといった欠点を有する。
【0008】
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、加工性に優れており、あるいは高音帯域のみならず、低音帯域における周波数特性も優れた圧電スピーカを提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記課題を解決するために、本発明の一側面は、圧電フィルムを所望の形状に熱圧成型し、当該熱圧成型された圧電フィルムを振動板として用いる構成を有するものである。
【0010】
また、所望の形状はコーン形状またはドーム形状であることが好ましい。
【0011】
また、コーン形状を有する振動板にボイスコイルを装着し、当該ボイスコイルおよび振動板に電気信号を印加して、音声を発生させることが好ましい。
【0012】
また、振動板は、ポリビニリデンフルオライド樹脂もしくはポリビニリデンフルオライド樹脂からなるフィルムの表面に導電性ポリマーをコーティングしてなるフィルム材、または、ポリビニリデンフルオライド樹脂もしくはポリビニリデンフルオライド樹脂からなるフィルムの表面に金属薄膜をコーティングしてなるフィルム材からなることが好ましい。
【発明の効果】
【0013】
本発明によると、加工性に優れており、かつ高音帯域のみならず、低音帯域における周波数特性も優れた圧電スピーカを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る圧電スピーカに用いられる振動板の構成を示す図であり、上段はその斜視図であり、下段はその正面図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係る圧電スピーカに用いられる振動板の構成を示す図であり、上段は図1の下段に示す振動板をA−A線で切断した断面図であり、下段はその側面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る圧電スピーカに用いられる振動板の構成を示す図であり、上段はその斜視図であり、下段はその正面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態に係る圧電スピーカに用いられる振動板の構成を示す図であり、上段は図3の下段に示す振動板をB−B線で切断した断面図であり、下段はその側面図である。
【図5】熱圧成型前に導電性ポリマーを塗布した振動板および熱圧成型後に導電性ポリマーを塗布した振動板を表側ならびに裏側のそれぞれの方向から測定した場合の再生周波数特性を表す図である。
【図6】振動板の再生周波数特性の測定方向を示す図であり、上段は本発明の第2の実施の形態に係る圧電スピーカに用いられる振動板を表側から測定する状態を表す図であり、中段は、本発明の第2の実施の形態に係る圧電スピーカに用いられる振動板を裏側から測定する状態を表す図であり、下段は本発明の第1の実施の形態に係る圧電スピーカに用いられる振動板を表側から測定する状態を表す図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
(第1の実施の形態)
以下、本発明の第1の実施の形態に係る圧電スピーカについて、図面を参照しながら説明する。なお、本発明の第1および第2の実施の形態に係る圧電スピーカは、圧電フィルムを用いた圧電スピーカに採用される振動板に係るものであるため、主に、振動板の構成について説明する。また、以下の説明において、図1〜図4および図6に示す矢示X方向を「表」、矢示X方向を「裏」とそれぞれ規定する。
【0016】
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る圧電スピーカに用いられる振動板1の構成を示す図であり、上段はその斜視図であり、下段はその正面図である。図2は、本発明の第1の実施の形態に係る圧電スピーカに用いられる振動板1の構成を示す図であり、上段は図1の下段に示す振動板1をA−A線で切断した断面図であり、下段はその側面図である。
【0017】
図1および図2に示すように、本発明の第1の実施の形態に係る圧電スピーカ(不図示)に用いられる振動板1は略ドーム状の形態を有する。具体的には、振動板1はドーム形状のドーム部2と、該ドーム部2の外周から全周に亘って径方向外方に向かって鍔状に延出する鍔部3とを有する。ドーム部2の外径は、たとえば約25mmに形成されている。しかしながら、ドーム部2の大きさは、当該寸法に限定されるものではない。
【0018】
振動板1は、圧電フィルムから形成されており、当該圧電フィルムとして、ポリビニリデンフルオライド(以下、PVDFと表記する。)樹脂からなるPVDFフィルムが用いられている。また、PVDFフィルムの表面には導電性ポリマーがコーティングされている。なお、PVDFフィルムの表面のコーティングは、導電性ポリマーによるものに限定されるものではなく、たとえば、PVDFフィルムの表面に金属薄膜等を形成させてPVDFフィルムの表面をコーティングするようにしても良い。
【0019】
この振動板1は、PVDFフィルムを熱圧成型することによって形成される。熱圧成型の方法としては、たとえば、成型用金型を用いて、120℃の温度で、たとえば約1〜2秒間加圧する方法を採用することができる。しかしながら、熱圧成型としては、当該方法に限定されるものではない。また、上述した導電性ポリマーのコーティングは成型前に行っても良いし、成型後に行っても良い。
【0020】
鍔部3の表面には、銀ペーストを塗布することで電極が形成されている。また、当該電極には不図示の入力リード線が接続されている。このため、入力リード線を介して振動板1に電気信号を印加することが可能である。当該入力リード線の電極への接続は、銀ペーストの塗布を利用して行われている。この振動板1をスピーカ用の不図示のフレームに取り付けることによって圧電スピーカを得ることができる。
【0021】
以上のような構成の振動板1を用いた圧電スピーカでは、振動板1を熱圧成型にて、3次元形状となる略ドーム状の形態を得ることができる。このため、生産性を大幅に向上させることが可能となる。また、成型後の寸法安定性も確保することが可能であるため、品質の安定性も確保することができる。さらに、振動板1の材料としてPVDF樹脂が用いられているため、材料の入手が容易であると共に、熱圧成型加工によっても圧電機能が失われない振動板1を得ることができる。
【0022】
また、振動板1を用いた圧電スピーカでは、熱圧成型された圧電フィルムを振動板1として採用している。このため、従来のスピーカが有している磁気回路部分を省くことが可能となり、スピーカの軽量化および構造の単純化を図ることが可能である。特に、高音用のスピーカにおいてスペースの有効活用を図ることが可能となる。
【0023】
(第2の実施の形態)
以下、本発明の第2の実施の形態に係る圧電スピーカについて、図面を参照しながら説明する。なお、第2の実施の形態に係る圧電スピーカにおいて、第1の実施の形態と共通する部分については、その説明を省略または簡略化する。
【0024】
図3は、本発明の第2の実施の形態に係る圧電スピーカに用いられる振動板10の構成を示す図であり、上段はその斜視図であり、下段はその正面図である。図4は、本発明の第2の実施の形態に係る圧電スピーカに用いられる振動板10の構成を示す図であり、上段は図1の下段に示す振動板10をB−B線で切断した断面図であり、下段はその側面図である。
【0025】
図1および図2に示すように、本発明の第2の実施の形態に係る圧電スピーカ(不図示)に用いられる振動板10は、略コーン状の形態を有する。具体的には、振動板10は、その中央が開放したコーン形状のコーン部11と、該コーン部11の開放した開口縁部から裏側に向かって全周に亘って延出するネック部12と、コーン部11の外周縁から裏側に向かって全周に亘って延出し、該延出した端部からさらに径方向外方に向かって全周に亘って平坦な鍔状に延出する鍔部13とを有する。コーン部11の外径は、たとえば約25mmに形成されており、ネック部12の内周径ともなるコーン部11の内径は、たとえば10mmに形成されている。しかしながら、コーン部11の大きさは当該寸法に限定されるものではない。
【0026】
振動板10は、第1の実施の形態の場合と同様、PVDF樹脂からなるPVDFフィルムから形成されている。また、PVDFフィルムの表面には導電性ポリマーがコーティングされている。また、振動板10の製造方法として、第1の実施の形態の場合と同様、熱圧成型が採用されている。さらに、鍔部13において径方向外方に向かって延出する平坦な部分の表面には、銀ペーストを塗布することで電極が形成されており、当該電極には不図示の入力リード線が接続されている。この振動板10をスピーカ用の不図示のフレームに取り付けることによって圧電スピーカを得ることができる。
【0027】
以上のような構成の振動板10を用いた圧電スピーカでは、振動板10を熱圧成型にて、3次元形状となる略コーン状の形態を得ることができる。このため、生産性を大幅に向上させることが可能となる。また、成型後の寸法安定性も確保することが可能であるため、品質の安定性も確保することができる。さらに、振動板10の材料としてPVDF樹脂が用いられているため、材料の入手が容易であると共に、熱圧成型加工によっても圧電機能が失われない振動板10を得ることができる。
【0028】
また、振動板10を用いた圧電スピーカでは、熱圧成型された圧電フィルムを振動板10として採用している。このため、従来のスピーカが有している磁気回路部分を省くことが可能となり、スピーカの軽量化および構造の単純化を図ることが可能である。特に、高音用のスピーカにおいてスペースの有効活用を図ることが可能となる。
【0029】
(実験1)
図5は、熱圧成型前に導電性ポリマーを塗布した振動板1,10および熱圧成型後に導電性ポリマーを塗布した振動板1,10を表側ならびに裏側のそれぞれの方向から測定した場合の再生周波数特性を表す図である。図6は振動板1,10の測定方向を示す図であり、上段は振動板10を表側から測定する状態を表す図であり、中段は、振動板10を裏側から測定する状態を表す図であり、下段は振動板1を表側から測定する状態を表す図である。なお、図5において、横軸は周波数[Hz]の大きさを表しており、縦軸は音圧[dB]の大きさを表している。
【0030】
振動板1,10の再生周波数特性の測定は、該振動板1,10のそれぞれについて、熱圧成型前に導電性ポリマーを塗布したものと、熱圧成型後に導電性ポリマーを塗布したものに対して行った。また、振動板10の測定は、図6上段および中段に示すように、振動板10の表側と裏側のそれぞれの方向から行った。一方、振動板1の測定は、図6下段に示すように、振動板1の表側のみから行った。なお、図5中に記載の「コーンA」とは、熱圧成型前に導電性ポリマーを塗布した振動板10を指し、「コーンB」とは、熱圧成型後に導電性ポリマーを塗布した振動板10を指すものとする。また、図5中に記載の「ドームA」とは、熱圧成型前に導電性ポリマーを塗布した振動板1を指し、「ドームB」とは、熱圧成型後に導電性ポリマーを塗布した振動板1を指すものとする。さらに、図5中に記載の「表」および「裏」とは、振動板10の測定方向を指すものとする。また、図5中に記載の「U型」とは、たとえば約25mm角に切断した導電性ポリマーを塗布したPVDFフィルムを略U字状に撓ませたものに、電極を設けた振動板を指す。
【0031】
図5に示すように、U型に撓ませた振動板は、略ドーム状の振動板1および略コーン状の振動板10の双方と比較して、高周波数帯域における音圧は若干高くなったが、ほぼ同様の周波数特性を示した。また、全ての振動板は、たとえば約1000Hz以上約20000Hz以下の比較的高い周波数帯域において、ほぼ同様の再生周波数特性を示した。
【0032】
以上の結果から、熱圧成型による3次元形状のPVDF樹脂フィルムによる振動板1,10の音圧の方が、導電性ポリマーが塗布されたPVDF樹脂フィルムを略U字状に撓ませた、たとえば25mm角の振動板よりも若干低かったのは、振動板の面積および形状因子に起因するものと推察できる。これより、圧電フィルム樹脂、特にPVDF樹脂を熱圧成型しても、形状および熱圧条件等を適正に設定すれば、PVDF樹脂の有する圧電機能が失われることが無いことがわかった。
【0033】
したがって、PVDF樹脂からなる振動板の形状を用途に適した形状とすれば、スピーカ用振動板として充分に実用性を有し、特に、高音用のスピーカに適用できることがわかった。一方、当該振動板では、低音域の再生能力が不足しているため、圧電フィルムをコーン状に熱圧成型した振動板10のネック部12に不図示のボイスコイルを含めた磁気回路(以下、単に、磁気回路と表記する。)を装着すれば、振動板10の動作に加え、従来の磁気回路を有するスピーカと同じ動作を行わせることが可能となる。このように、圧電フィルムと磁気回路を併用し、これらの双方に、不図示の制御部の制御によって同時にオーディオ信号(電気信号に対応)を印加する構成とすれば、磁気回路による低音域の再生により、圧電フィルムの低音域における再生能力の不足を容易に補うことができる。すなわち、磁気回路をネック部12に装着することによって、振動板10を備えた圧電スピーカの再生帯域を拡大することが可能となる。このような圧電フィルムと磁気回路を併用する2WAYスピーカは、振動板10のネック部12に磁気回路を装着するといった容易な作業により作製することができる。
【0034】
なお、振動板10と不図示のボイスコイルのインピーダンスは大幅に相違するため、振動板10とボイスコイルのそれぞれに印加する信号回路を、プリアンプ部までは共通とし、出力段以降において別回路とすることにより容易に対応可能となる。
【0035】
以上、本発明の一実施の形態について説明したが、本発明は上述の形態に限定されることなく、種々変形した形態にて実施可能である。
【0036】
上述の各実施の形態では、振動板1,10はそれぞれ略ドーム状および略コーン状の形態を有しているが、振動板1,10の形状はこのような形態に限定されるものではない。なぜなら、圧電フィルム、すなわち、PVDF樹脂フィルムは、通常、熱圧成型される樹脂フィルムよりも比較的柔らかいという性質を有するため、共振が発生しやすいという性格を有している。このため、共振を発生しにくくするために、たとえば、ドーム部2あるいはコーン部11にリブを一体成型するようにしても良い。また、特定の周波数帯域における共振の発生を低減するために、たとえば、リブ、ダンピング材もしくはクッション材等の補強部材を、適宜、振動板1,10の所望の箇所に接着や貼着等の手段によって別部材として装着するようにしても良い。
【0037】
また、上述の実施の形態では、振動板1,10には、耐熱性を向上させるための処置は施されていないが、振動板1,10の耐熱性を向上させるために、たとえば、ネック部12に耐熱性プラスチック等の耐熱性向上部材を装着するようにしても良い。
【0038】
また、上述の実施の形態では、圧電フィルムとして、PVDF樹脂からなるフィルム、すなわち、PVDF樹脂フィルムの表面に導電性ポリマーをコーティングしたものが採用されているが、圧電フィルムとしてはPVDFフィルムに限定されるものではなく、熱圧成型をしても圧電機能が失われることのない他の圧電フィルムを採用しても良い。
【0039】
また、上述の実施の形態では、圧電フィルムのみを利用して音声を発生させる構成とされているが、たとえば、ボイスコイルを含めた磁気回路等の駆動体を圧電フィルムと併用するようにしても良い。具体的には、熱圧成型した振動板10のネック部12もしくはネック部12の近傍に駆動体を接着もしくは貼着等の手段にて装着し、圧電フィルムと駆動体の双方に、同時にオーディオ信号を印加することにより、容易に2WAYスピーカを作製することができる。このように、ネック部12に駆動体を装着することによって、圧電スピーカの再生帯域を拡大することが可能となる。
【符号の説明】
【0040】
1…振動板(圧電フィルム)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
圧電フィルムを所望の形状に熱圧成型し、当該熱圧成型された圧電フィルムを振動板として用いる構成を有することを特徴とする圧電スピーカ。
【請求項2】
請求項1記載の圧電スピーカにおいて、
前記所望の形状はコーン形状またはドーム形状であることを特徴とする圧電スピーカ。
【請求項3】
請求項2記載の圧電スピーカにおいて、
前記コーン形状を有する振動板にボイスコイルを装着し、当該ボイスコイルおよび振動板に電気信号を印加して、音声を発生させることを特徴とする圧電スピーカ。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか1項記載の圧電スピーカにおいて、
前記振動板は、ポリビニリデンフルオライド樹脂もしくはポリビニリデンフルオライド樹脂からなるフィルムの表面に導電性ポリマーをコーティングしてなるフィルム材、または、ポリビニリデンフルオライド樹脂もしくはポリビニリデンフルオライド樹脂からなるフィルムの表面に金属薄膜をコーティングしてなるフィルム材からなることを特徴とする圧電スピーカ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−97181(P2011−97181A)
【公開日】平成23年5月12日(2011.5.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−246887(P2009−246887)
【出願日】平成21年10月27日(2009.10.27)
【出願人】(508209990)J&Kカーエレクトロニクス株式会社 (98)
【出願人】(501231510)
【出願人】(598146850)後藤電子 株式会社 (24)
【Fターム(参考)】