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Fターム[5E040AA04]の内容

硬質磁性材料 (8,571) | 磁性材料(金属・合金) (1,628) | R−Fe(希土類鉄系) (967) | R−B−Fe(希土類鉄ほう素系) (697)

Fターム[5E040AA04]に分類される特許

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【課題】結晶化熱処理も高温焼結も必要とせずに、微細な結晶粒から成り、大きな保磁力を備えたナノコンポジット磁石を製造する方法を提供する。
【解決手段】ナノコンポジット磁石組成の合金溶湯の急冷凝固により作製した平均結晶粒径10〜200nmの硬磁性相と平均粒径1〜100nmの軟磁性相とから成る多結晶相の薄片と、
該薄片の表面に形成され、該多結晶相より融点が低い低融点相と
から成る原料を焼結する。望ましくは、前記急冷凝固を単ロール法によって行い、前記薄片の、該単ロールに接触する面とは反対側の面に前記低融点相を形成する。 (もっと読む)


【課題】 磁石全体にわたって主相結晶粒の外殻部に重希土類元素RHを拡散させた希土類焼結磁石の製造方法を提供する。
【解決手段】
本発明によるR−Fe−B系希土類焼結磁石の製造方法では、まず、軽希土類元素RL(NdおよびPrの少なくとも1種)を主たる希土類元素Rとして含有するR2Fe14B型化合物結晶粒を主相として有するR−Fe−B系焼結磁石を用意する。次に、焼結磁石体の表面にRH(但し、RHは、Dy、Ho、Tbから選ばれる希土類元素の1種又は2種以上)と、RHMとなり融点を下げる金属M(但し、MはAl、Cu、Co、Fe、Agから選ばれる金属元素の1種または2種以上)とからなるRHM合金層を被覆する。この後、真空又はAr雰囲気中で800℃以上1000℃以下の熱処理を行い、表面から金属元素Mを焼結磁石の内部に拡散させ、また、表面から重希土類元素RHを希土類焼結磁石体の内部に拡散させる。 (もっと読む)


【課題】使用中の発熱によってもトルク値が低下しにくいトルクリミッタを提供する。
【解決手段】トルクリミッタ10は、円筒状外周部を有する第1回転体と、円筒状外周部に対向する円筒状内周部を有し、第1回転体と同軸上で互いに対して相対的に回転可能に設けられた第2回転体とからなるトルクリミッタにおいて、永久磁石の表面磁束密度とトルクリミッタのトルク値との関係を示す「磁束密度−トルク値曲線」において、表面磁束密度が変化してもトルク値が変化しない、飽和変曲点よりも大きな磁束密度となるように永久磁石を着磁する。 (もっと読む)


【課題】希土類元素を含む磁石合金粉を原料とし、成形性に優れ、かつ耐食性に優れた樹脂結合型磁石用樹脂組成物の製造方法、樹脂結合型磁石用組成物、樹脂結合型磁石を提供。
【解決手段】希土類元素を含む鉄系磁石合金粗粉を有機溶媒中で粉砕する際、又は粉砕後に、リン酸を添加し攪拌して、磁石合金粉の表面に複合金属リン酸塩被膜を形成し、得られた磁石合金粉に、再びリン酸と有機溶媒を含む溶液を添加し攪拌して、複合金属リン酸塩被膜を積層し、次に、得られた複数層の複合金属リン酸塩被膜を有する磁石粉末に樹脂バインダーとして熱可塑性樹脂、熱硬化性樹脂から選ばれるいずれか一種と、0.001〜3質量%の重金属不活性化剤及び/又は活性炭とをインテグラルブレンド法で添加し、混練することを特徴とする樹脂結合型磁石用組成物の製造方法などによって提供する。 (もっと読む)


【課題】高い異方性を付与することにより磁化を高めた希土類異方性磁石を製造する方法を提供する。
【解決手段】Yを含む希土類元素Rの水素化物粉末、フェロボロン粉末、鉄粉末に、更にRFe14B粉末を混合し、得られた混合粉末を磁場中で圧粉成形した後、脱水素処理を行なうことを特徴とする希土類異方性磁石の製造方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】 湿度が変動する環境においても十分な耐食性を有するとともに、優れた磁気特性を有する、表面改質されたR−Fe−B系焼結磁石の製造方法を提供すること。
【解決手段】 磁石の表面に80mass%以上のRを少なくとも含有するRリッチ層を形成する第1工程を行った後、酸素分圧が1×10Pa〜1×10Paで水蒸気分圧が0.1Pa〜1000Pa(但し1000Paを除く)の雰囲気下、200℃〜600℃で熱処理する第2工程を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】磁石特性に優れる希土類磁石が得られ、成形性に優れる磁石用粉末及びその製造方法、上記磁石の原料に利用される粉末成形体、希土類-鉄系合金材、希土類-鉄-窒素系合金材及びその製造方法を提供する。
【解決手段】磁石用粉末を構成する各磁性粒子1は、Feなどの鉄含有物の相2中に希土類元素の水素化合物の相3の粒子が分散して存在する組織を有する。磁性粒子1中に鉄含有物の相2が均一的に存在することで、この粉末は成形性に優れ、相対密度が高い粉末成形体4が得られる。上記磁石用粉末は、希土類-鉄系合金粉末を水素雰囲気中で熱処理して希土類元素と鉄含有物とを分離し、かつ希土類元素の水素化合物を生成することで得られる。この磁石用粉末を圧縮成形して粉末成形体4が得られ、粉末成形体4を真空中で熱処理して希土類-鉄系合金材5が得られる。希土類-鉄系合金材5を窒素雰囲気中で熱処理して希土類-鉄-窒素系合金材6が得られる。 (もっと読む)


【課題】
永久磁石型回転子電機はコギングトルク低減とともに出力トルクが減少する。また、磁石材料の粘弾性による異方性の方向制御とともに,その形状対応力の向上が求められる。
【解決手段】
(BH)max≧150 kJ/mの磁極を具備する永久磁石型回転電機において、磁極が発生する静磁界と回転磁界の合成磁界による空隙磁束密度の変化に起因した出力トルクの減少を抑制する異方性分布を行う。また、磁石材料の構成成分を 1) 平均粒径1〜10μm、平均アスペクト比ARaveが0.80以上の球状SmFe17 系磁石材料、2) 平均粒子径50〜150μm、平均アスペクト比ARave 0.65以上のNdFe14B系磁石材料、3)前記磁石材料に粘弾性を付与する不完全3次元網目構造の樹脂組成物とする。 (もっと読む)


【課題】高温且つ酸化性雰囲気下においても、優れた磁気特性を長期間に亘って維持することが可能なボンド磁石を提供する。
【解決手段】希土類化合物を含む磁性粒子と樹脂とを含有する磁石素体12と、該磁石素体12上に被覆層14と、を備えるボンド磁石10であって、被覆層14は、バインダと、該バインダの中に分散されたガラス又は鉱物を含むフィラーと、を含有するボンド磁石10。 (もっと読む)


【課題】常温下でも成形体の作製が可能であり、優れた残留磁束密度を有する希土類焼結磁石を容易に製造することが可能な希土類焼結磁石の製造方法を提供すること。
【解決手段】希土類化合物を含む磁性粉末と、油及びゴムを含有する油展ゴムと、を含む混合物を成形して成形体を作製する成形工程と、成形体から油展ゴムを除去する脱溶媒工程と、油展ゴムを除去した成形体を焼成して希土類焼結磁石10を得る焼成工程と、を有する希土類焼結磁石10の製造方法。 (もっと読む)


【課題】粒界相の存在により結晶粒のナノサイズ化を促進して保磁力を高めた希土類磁石およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の希土類磁石は、
組成式:RFeCo
R:Yを含む希土類元素の少なくとも1種
H:DyおよびTbの重希土類元素の少なくとも1種
M:Ga、Zn、Si、Al、Nb、Zr、Ni、Cu、Cr、Hf、Mo、P、C、MgおよびVの少なくとも1種
13≦a≦20
0≦b≦4
c=100−a−b−d−e−f
0≦d≦30
4≦e≦20
0≦f≦3
で表される組成を有し、
主相 : (RH)(FeCo)14B相
粒界相: (RH)(FeCo)相およびRH相
から成り、結晶粒径が10〜200nm
である組織を有する。
本発明の製造方法は、上記組成を有する合金溶湯を急冷凝固させることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】希土類化合物を焼結体に、効率よくかつ、焼結体の表面に均一に塗布するができる希土類焼結磁石製造方法を提供することにある。
【解決手段】希土類化合物を含むスラリーを焼結体に塗布する塗布工程と、焼結体の長手方向の一方の端部と、一方の端部の反対側の他方の端部とを保持し、焼結体の長手方向に平行であり、かつ、焼結体を通る直線を回転軸として焼結体を回転させる回転工程と、スラリーが塗布され、焼結体を回転させつつ、乾燥させる乾燥工程と、スラリーが乾燥された焼結体を熱処理する熱処理工程と、を有し、塗布工程は、焼結体を回転させつつ、回転軸に直交する方向から、焼結体にスラリーを供給し、焼結体に前記スラリーを塗布することで上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】より均一な結晶組織が得られる希土類磁石粉末の処理方法を提供する。
【解決手段】希土類磁石粉末を水素含有雰囲気中300〜600℃の温度で加熱保持する低温処理工程と、該低温処理工程後の粉末を水素含有雰囲気中600℃よりも高い温度で加熱保持する高温処理工程とからなる水素化・不均化処理工程を含むことを特徴とする希土類磁石粉末の処理方法が提供される。 (もっと読む)


【課題】安価な方法で磁石スクラップから磁性粉を本来の磁性を維持したまま良好に取り出すことのできる希土類ボンド磁石の磁性粉回収方法を提供する。
【解決手段】(a)希土類ボンド磁石を粉砕する粉砕工程と、(b)粉砕物を密閉容器内で非酸化性雰囲気中で樹脂バインダの熱分解開始温度以上に加熱して樹脂バインダを熱分解させ、磁性粉から樹脂バインダを除去する熱分解工程と、(c)その後において容器の内部を冷却する冷却工程と、(d)冷却工程の後において容器内に酸素供給して容器内部を低酸素状態に保持する徐酸化工程と、(e)徐酸化工程の後に容器を大気開放して内部の磁性粉を容器外に取り出す磁性粉の取出工程と、を経て磁性粉を回収する。 (もっと読む)


【課題】十分に優れた耐食性を有し、優れた磁気特性を長期間に亘って維持することが可能な希土類磁石を提供すること。
【解決手段】希土類元素を含む磁石素体10と、磁石素体10上に構成元素としてケイ素、窒素及び水素を有する化合物を含む皮膜20とを備えており、皮膜20は、磁石素体10側に第1の領域1と、該第1の領域1の外側に配置された第2の領域2とを有し、第2の領域2は、第1の領域1よりも高い水素の含有率を有する希土類磁石100。 (もっと読む)


【課題】残留磁束密度が基本的に低下しないまま保磁力を大きく向上させ、大量生産を可能にし、且つ大きいサイズの高残留磁束密度と高保磁力の希土類永久磁石を生産する。
【解決手段】R−T−B系希土類永久磁石材料の製造方法であって、焼結体R1−T−B−M1を得る工程の後、焼結体をHR2M2とR3酸化物、R4フッ化物、R5フッ酸化物の一種または多種成分の粉末からなる混合粉末の中に埋め込み、真空或いは不活性ガス中において、磁石の焼結温度と同じまたはそれ以下の温度で、粉末中に埋め込んだ焼結体に対して1〜20時間の吸収処理を行う。ここで、R1、R3、R4、R5は希土類元素のうち少なくとも1種、TはFe、Coの少なくとも1種、Bはフッ素、M1はTi、Zr、Hf、V、Ta等のうち少なくとも1種、HR2はDy、Ho、Tbのうち少なくとも1種、M2はAl、Cu、Co、Ni、Mn等のうち少なくとも1種の元素である。 (もっと読む)


【課題】 高磁力化が求められるマグロール用樹脂複合材料に使用される磁性粉末として、高い磁気特性を示す異方性NdFeB系磁製粉末を単体で使用した場合には、その樹脂複合材料を使用して得られるマグロールの表面磁力波形は直線性が著しく悪く、そのリップル特性が非常に悪いものであった。
【解決手段】マグロール用樹脂複合材料に使用される磁性粉末として、異方性NdFeB系磁性粉末と等方性NdFeB系磁性材料を組み合わせて使用すると、異方性NdFeBのみを含む樹脂複合材料を使用した場合に比較して、リップル特性が大幅に改善された高特性のマグロール用成型品を得ることの出来るものである。 (もっと読む)


【課題】
高性能小型電気電子機器やロボットなどの駆動源として高トルク微小回転電機が求められている。
【解決手段】
TM14B系合金(Rは希土類元素Nd、Pr、TMは遷移金属元素Fe、Co)のxを2未満とした所定寸法の中空円板状アモルファス膜を6 sec以内の高速真空熱処理で磁気的に等方性の多結晶集合組織とし、しかるのち、面内方向に極対数2以上に多極磁化した外径2 mm以下の膜磁石を所定数積層した回転子磁石、並びに励磁巻線を備えた固定子鉄心と組合せた等方性膜磁石積層型微小回転電機とする。 (もっと読む)


【課題】ナノサイズの結晶粒径を確保できるように、低温での焼結を可能とした焼結希土類磁石の製造方法を提供する。
【解決手段】希土類磁石組成の合金溶湯の急冷凝固により作製した平均結晶粒径10〜200nmの薄片状の多結晶相と、該多結晶相の表面に形成され、該多結晶相より融点が低い低融点相とから成る原料を焼結することを特徴とする焼結希土類磁石の製造方法。 (もっと読む)


【課題】亀裂や凹凸を有する永久磁石表面層を排除しながら、新たに露出した表面に別途の亀裂や凹凸が形成されることがなく、しかも、保磁力性能の高い金属粒を効率的に永久磁石内に粒界拡散することのできる、永久磁石の製造方法を提供する。
【解決手段】機械加工されてその形状および寸法が規定され、主相Sと粒界相Rとからなる金属組織を呈する、永久磁石Eを用意し、該永久磁石Eの表面の一部もしくは全部に高圧流体を噴射する液体ブラスト処理をおこない、次いで、該永久磁石Eの保磁力性能を高める金属粒を該永久磁石Eの液体ブラスト処理された表面を介して粒界拡散させる、永久磁石の製造方法である。 (もっと読む)


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