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Fターム[5E041HB06]の内容

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【課題】磁場配向を利用した簡便な方法でありながら、磁気特性を向上させることができる磁性シートの製造方法を提供する。
【解決手段】磁性シートを製造するにあたっては、少なくとも扁平形状の軟磁性粉末と溶媒に溶解したバインダーとを混合して作製された磁性組成物を所定の基材上に塗布する塗布工程と、この塗布工程にて基材上に塗布した磁性組成物に流動性のある時間内に、磁性粉末が塗工物の面に対して垂直方向に起立するように当該塗工物に磁場を印加する磁場印加工程と、この磁場印加工程にて磁場が印加された塗工物を、実質的に無磁場の状態で、少なくとも垂直方向に起立した磁性粉末が当該塗工物の面と平行な水平方向に倒れるまでの所定時間だけ静置させる磁場解除工程と、塗工物を静置させた所定時間経過後に磁性組成物を乾燥して磁性シートを形成する乾燥工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】磁化容易軸制御に必要な印加磁場を低減しつつ透磁率を向上させ、磁性粒子の酸化の影響を軽減して高性能化した磁気部品を提供する。
【解決手段】乾式法を用いてパラジウムを含む非磁性材料で磁性粒子を被覆する工程と、非磁性材料で被覆された磁性粒子を、回転磁場、加熱、および振動下でプレスする工程とを含む磁気部品の製造方法である。パラジウムを含む非磁性材料で被覆された磁性粒子を含み、周波数100kHz時の透磁率が150を超えて200以下であり、印加磁場800kA/m時の飽和磁束密度が2.20Tを超えて2.45T以下である、磁気部品である。 (もっと読む)


【課題】シート厚変化が抑制され且つ透磁率の変動も小さい積層型軟磁性シートを製造する。
【解決手段】積層型軟磁性シートの製造方法は、(A)扁平な軟磁性粉末を含有するエポキシ系軟磁性組成物を、剥離基材上に塗布し、その硬化反応が実質的に生じない温度T1で乾燥し、剥離基材上に形成されている硬化性軟磁性シートを取得する工程;(B)剥離基材上に形成されている該硬化性軟磁性シートを2枚用意し、剥離基材が外側となるように積層して積層物を取得する工程;(C)得られた積層物を、剥離基材を介して、硬化反応が実質的に生じない温度T2において、線圧を印加するラミネーターにて線圧力P1、線圧力P2及び線圧力P3(但し、P1<P2<P3)で順次圧縮する工程;及び(D)続いて硬化反応が生ずる温度T3において、剥離基材を介して、圧縮された積層物を、面圧を印加するプレス機で圧縮し、本硬化させて積層型軟磁性シートを得る工程を有する。 (もっと読む)


【課題】磁界による磁性体粒子の配向制御を容易に行うことができ、磁性体粒子の移動による変形や気孔の生成を緩和することのできる、複合磁性体の製造方法及びその製造方法に用いることができる複合磁性体製造用磁場配向装置を提供する。
【解決手段】本発明の複合磁性体の製造方法は、磁性体粒子と高分子材料を含むスラリー2を、筒状の回転体1の内壁10に、遠心力によって付着させる工程と、スラリー2に磁界を作用させて、スラリー2中の粒子を配向させる工程を有する。 (もっと読む)


【課題】高周波磁場を用いた磁性部材の加熱方法において、より効率的な磁性部材の加熱方法を提供する。
【解決手段】高周波磁場を用いた磁性部材(但し、磁性部材には、磁性部と非磁性部からなる複合磁性部材を含む)の加熱方法であって、前記磁性部材は磁化に関して異方性を有し、前記高周波磁場として、マイクロ波を前記磁性部材の磁化最容易方向以外の方向に印加することを特徴とする。または、高周波磁場を用いた磁性部材(但し、磁性部材には、磁性部と非磁性部からなる複合磁性部材を含む)の加熱方法であって、前記高周波磁場として、マイクロ波を前記磁性部材に印加するとともに、前記マイクロ波の印加方向と直交する方向に静磁場を印加することで加熱効率を向上させることを特徴とする (もっと読む)


【課題】流体中の磁性粒子を、とある一方向に凝集させることで、磁性体粒子により構成されるワイヤーの形成方法を提供する。
【解決手段】磁性体粒子を流体に分散させた磁性体分散流体を非磁性体基板上に被覆し、この被覆層に対して略平行方向の磁場を作用させることで、磁性体粒子に誘起する磁気双極子の相互作用により、磁性体粒子の一次粒子径よりも大きな幅で磁性体粒子が磁場方向に沿って連なったワイヤー状の凝集体を形成し、且つ、前記ワイヤー状凝集体同士が磁場方向と垂直方向に離れた状態で存在するものを実現する。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、磁束密度が高く、鉄損の少ない圧粉磁心の圧粉成形体を安価に提供することを目的とする。
【解決手段】
鉄又は鉄を主成分とする合金の粉末であって、粉末の表面に絶縁層を形成したものを圧縮して成形した圧粉磁心において、圧粉磁心の磁路方向と垂直に粉体を圧縮し、圧縮方向と磁路方向とを含む断面の第1のアスペクト比の平均値が、圧縮方向に垂直な断面の第2のアスペクト比の平均値より大きいことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 磁場配向を利用した簡便な方法でありながら、磁気特性を向上させることができる磁性シートの製造方法を提供する。
【解決手段】 磁性シートを製造するにあたっては、少なくとも扁平形状の軟磁性粉末と溶媒に溶解したバインダーとを混合して作製された磁性組成物を所定の基材上に塗布する塗布工程と、この塗布工程にて基材上に塗布した磁性組成物に流動性のある時間内に、磁性粉末が塗工物の面に対して垂直方向に起立するように当該塗工物に磁場を印加する磁場印加工程と、この磁場印加工程にて磁場が印加された塗工物を、実質的に無磁場の状態で、少なくとも垂直方向に起立した磁性粉末が当該塗工物の面と平行な水平方向に倒れるまでの所定時間だけ静置させる磁場解除工程と、塗工物を静置させた所定時間経過後に磁性組成物を乾燥して磁性シートを形成する乾燥工程とを備える。 (もっと読む)


【課題】簡便で安価な方法を用いて、形状に制限を受けることなく電磁波の吸収効率を上昇させ、かつ電磁波の反射効率を低減させた電磁波吸収シートを提供すること。
【解決手段】本発明の電磁波吸収シート10は、磁性体微粒子3によって電磁波を吸収するために、該磁性体微粒子3が分散されている高分子材料7からなる第1の磁性層1bと、該第1の磁性層1b上に形成されており、高分子材料7からなる非磁性層5と、該非磁性層5上に形成されており、該磁性体微粒子3が分散されている高分子材料7からなる第2の磁性層1aとを備えており、該第1の磁性層1bにおける磁化容易軸方向11bが、該第2の磁性層1aにおける磁化容易軸方向11aと異なっている。 (もっと読む)


【課題】従来の磁気部品に比べて高い透磁率、高い抵抗率の磁気部品を提供する。
【解決手段】金属磁性粒子をプレス成形して成形する磁性材料を用いた磁気部品の製造方法において、前記金属磁性粒子が扁平化したあるいは針状の粒子であり、かつ、磁場中で熱処理することにより磁化容易化軸を扁平粒子の面方向または針状粒子の長さ方向に誘導した粒子であり、前記金属磁性粒子を、所望の方向に磁場を印加した状態でプレス成形することで、前記扁平粒子の面方向または前記針状粒子の長さ方向に磁化容易化軸を誘導した前記金属磁性粒子の方向を制御することを特徴とする磁気部品の製造方法、および、上記製造方法で製造された磁気部品。 (もっと読む)


【課題】 高BS化による小型低騒音化を同時に満足するFe基非晶質合金薄帯を用いた磁心を提供する。
【解決手段】 飽和磁束密度BSが1.60T以上のFe基非晶質合金薄帯を用いた磁心であって、前記磁心は、最高温度250-370℃、時間30分以上、印加磁場200A/m以上の条件で熱処理が施され、かつ、磁心での外部磁場80A/mのときの磁束密度B80とFe基非晶質合金薄帯の飽和磁束密度BSの比B80/BSが0.90以上であることを特徴とする。この熱処理の工程は、Fe基非晶質合金薄帯の応力緩和度が90%以上となった時点で磁場の印加を停止することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】電気自動車やハイブリッド車等のモーターの磁心として好適に用いることができる軟磁性合金圧密体並びにその製造方法及びこれに用いる成形型を提供すること。
【解決手段】少なくとも1種の非晶質合金粉末を加圧成形処理して成る軟磁性合金圧密体である。非晶質合金粉末は、その表面に絶縁物被膜を有すると共に、その平均粒径が5〜400μmである。軟磁性合金圧密体の製造方法である。平均粒径が5〜400μmの非晶質合金粉末の表面に絶縁物被膜を形成する工程(1)及び(1)工程で得られた粉末を加圧成形処理する工程(2)を含む。軟磁性合金圧密体を放電プラズマ焼結によって製造する際に用いる放電プラズマ焼結用成形型である。電流を流す通電部位と、該通電部位以外の他部位とを有し、通電部位の電気伝導度が、他部位の電気伝導度より高い。 (もっと読む)


【課題】高周波領域で高機能性を示す高周波軟磁性体膜に関し、特に、軟磁性金属及び合金クラスターを堆積させた集合体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】高周波領域でフェライトを凌駕する複素透磁率が実現できるように、平均サイズ10nm以下の磁性金属及び合金クラスターを直接に基材(基板)上に堆積したことを特徴とする高周波軟磁性体膜。更にクラスター堆積中に、基材上に磁場を印加することにより作製すると、クラスター集合体膜中に磁気異方性が付与され、格段に優れた電磁波吸収特性を示す。 (もっと読む)


【課題】 損失を低減しつつ成形性も良い、密度が良好な、高周波帯域における軟磁気特性が良い、圧粉磁芯を用いた線輪部品およびその製造方法を得る。
【解決手段】 軟磁性体粉末を圧粉、固化してなる高周波用圧粉磁芯に、巻線を設けてなる線輪部品において、前記軟磁性体粉末は、長軸と短軸の比で与えられるアスペクト比が1.0以上から4.0以下の範囲である軟磁性体粉末であり、前記高周波用圧粉磁芯は、前記軟磁性体粉末の結晶磁気異方性や、磁気弾性効果による異方性、および形状によってもたらされる形状磁気異方性のベクトル和に由来して現れる磁気異方性を有し、前記軟磁性体粉末の磁化容易軸の方向が、前記高周波用圧粉磁芯に設けられた巻線に流れる電流によってもたらされる磁界に対して直交する線輪部品とする。 (もっと読む)


【課題】 標準温度状態(23℃)における比抵抗が大きいだけでなく、0℃から100℃の幅広い温度範囲において、低周波から高周波まで高い初透磁率μiを示すMn−Co−Zn系フェライトとその製造方法を提案する。
【解決手段】 Fe23:45.0〜50.0mol%未満、CoO:0.5〜4.0mol%、ZnO:15.5〜24.0mol%、残部:MnOからなり、不純物として、P:50massppm未満、B:20massppm未満、S:30massppm未満およびCl:50massppm未満である成分組成を有する2種類以上の造粒粉を、金型内に層状に分別装入して2層以上からなる積層体とし、この分別装入に際し、この積層体に磁場を印加した際の磁束線の向きと、上記各層の境界面とが平行するように積層し、次いで、加圧して成形し、焼成することにより、0℃〜100℃における初透磁率μiが100kHzで3000以上、5MHzで100以上の特性を示し、しかも23℃における直流比抵抗ρが10Ωm以上である特性を有するMn−Co−Zn系フェライトを得る。 (もっと読む)


【課題】磁気特性が優れた方向性電磁鋼板を製造する方法を提供する。
【解決手段】質量%で、C:0.040%以下、Si:0.05〜6.5%、Mn:3.0%以下、Al:3.5%以下、S:0.055%以下、P:0.25%以下、N:0.040%以下、必要に応じてCuまたはNbを含む鋼片を熱延におけるF℃以下の温度域での圧延において圧下による累積歪(対数歪)Hと各パス出側温度T(℃)および、最終パスを除く圧延パスにおいては圧延後次の圧延パス開始までの時間t(秒)または最終パスの場合は最終パス圧延後水冷開始までの時間t(秒)を特定の関係式を満足するように行い、熱延板に未再結晶組織を残存させ、この圧延組織を残存させたまま冷間圧延を行った後、再結晶焼鈍を行うことで、特に一次再結晶鋼板の表層部において、{411}<148>方位の集積強度を顕著に高める。 (もっと読む)


【課題】増硫処理を施す場合に懸念された、鋼板内での磁気特性の偏差を効果的に低減した方向性電磁鋼板を提供する。
【解決手段】方向性電磁鋼板を製造するに当たり、マグネシアを主体とする焼鈍分離剤中に、硫化物および/または硫酸塩を含有させることにより、仕上焼鈍工程中、二次再結晶完了までの間に鋼板に対して増硫処理を施すものとし、その際、コイル中・内巻部に塗布される焼鈍分離剤中の硫化物および/または硫酸塩の濃度を、コイル外巻部に塗布される焼鈍分離剤中の硫化物および/または硫酸塩の濃度の50%以上 400%以下の範囲で増加させることにより、昇温過程中 800℃でのコイル内における増硫量の最大値と最小値の差を30ppm以下に抑制する。 (もっと読む)


【課題】 結晶粒方位が配向した集合組織をもち、磁気特性が向上したナノ結晶材料を作製する製造方法を提供する。
【解決手段】 薄板状のFe−Si−B−Cu−Nb等のアモルファス軟磁性体を加熱して結晶化する工程において、結晶相の晶出温度をTC、さらに、前記結晶相のキュリー温度をTccとすると、試料の平面と平行の方向に2T以上の強直流磁場中で、TC以上でTcc以下の温度にアモルファス軟磁性体薄板を加熱することを特徴とする結晶粒方位配向ナノ結晶磁性材料薄板の製造方法。 (もっと読む)


【課題】 高周波帯域での透磁率が高く、かつ、直流重畳特性に優れた圧粉磁心を提供する。
【解決手段】 絶縁体で被覆された金属磁性粒子の磁化容易軸を磁路に垂直な方向に配向させて圧縮成型して作成され、該金属磁性粒子表面の磁路に垂直な方向の絶縁膜の厚さが、磁路方向の絶縁膜の厚さより厚いことを特徴とする圧粉磁心。 (もっと読む)


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