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Fターム[5E041NN04]の内容

軟質磁性材料 (11,729) | 数値限定の対象 (2,893) | 結合剤等(不活性物質) (121)

Fターム[5E041NN04]に分類される特許

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【課題】高い周波数帯域、特にGHz帯域で優れた特性を有し、かつ、高い耐環境性を備えるコアシェル型磁性材料を提供する。
【解決手段】複数のコアシェル型磁性粒子110が第1の樹脂からなる結合材120で結合された磁性部材130と、磁性部材表面を被覆し、第1の樹脂と異なる第2の樹脂からなる被膜層140とを備え、コアシェル型磁性粒子110が、磁性金属粒子111と磁性金属粒子の少なくとも一部の表面を被覆する被覆層112を含み、磁性金属粒子が、Fe,Co,Niからなる群から選ばれる少なくとも1つの磁性金属を含み、被覆層112が磁性金属を少なくとも1つ含む酸化物、窒化物または炭化物からなることを特徴とするコアシェル型磁性材料100。 (もっと読む)


【課題】室温で低圧成形を行っても優れた圧環強度、磁気特性を有する圧粉磁心を提供する。
【解決手段】第1混合工程では、鉄を主とする軟磁性粉末と無機絶縁粉末とを混合機を使用して6時間混合する。第1の混合工程を経た混合物を1000℃以上且つ軟磁性粉末が焼結を開始する温度以下の非酸化性雰囲気中で熱処理を行う。混合工程を経た混合物と、軟磁性粉末に対して0.2〜3.0wt%の結着性樹脂とを混合し、加熱乾燥を行う。被覆工程を経た混合物に潤滑性樹脂を混合する第2混合工程では、結着性樹脂を被覆した混合物に潤滑性樹脂を混合する。成形工程では、前記のようにして結着剤により被覆した軟磁性を加圧成形することにより、成形体を形成する。焼鈍工程では、前記成形体に対して、非酸化雰囲気中にて焼鈍処理を行う。 (もっと読む)


【課題】本発明により、高強度かつ低損失の複合軟磁性材を提供できる。
【解決手段】本発明は、軟磁性粒子を絶縁皮膜で被覆してなる複数の絶縁被覆軟磁性粒子と低融点ガラスのナノ原料粉末粒子とナノフィラーを混合して圧密し、焼成して得られた高強度低損失複合軟磁性材であって、軟磁性粒子を絶縁皮膜で被覆してなる複数の絶縁被覆軟磁性粒子と、これら絶縁被覆軟磁性粒子同士の粒界に形成されたナノフィラーを備えた低融点ガラスからなる境界層とを備えたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】高密度、低損失、優れた直流重畳特性である、圧粉磁心を提供する。
【解決手段】第1混合工程では、鉄、珪素及びアルミニウムを主成分とする軟磁性合金粉末と潤滑剤とを混合する。第1混合工程を経た混合物を結着性絶縁樹脂で被覆する被覆工程は、第1混合工程を経た混合物にメチルフェニル系シリコーン粘着剤を混合し、150℃の温度で2時間加熱乾燥を行う。被覆工程を経た混合物に潤滑剤を混合する第2混合工程では、潤滑剤を被覆した第1混合物に結着性絶縁樹脂を混合する。成形工程では、前記のようにして結着剤により被覆した軟磁性合金を、窒素雰囲気中にて成形圧力1600MPaで加圧成形することにより、成形体を形成する。この時、加圧乾燥された結着性絶縁樹脂は、成形時のバインダーとして作用する。 (もっと読む)


【解決課題】 本発明は,軟磁性材料による積層コア,及び軟磁性の積層コアを形成するために接着力によりコア単層板を接合する方法を提供する。
【解決手段】 積層コア(1)は,軟磁性シート(5)で形成されたコア単層板(4)を含む。軟磁性シートにより形成されるコア単層板スタック(6)は,コア単層板間の中間層(7)を有する。中間層(7)は,コア単層板間の隙間に多量に挿入され,硬化する低粘度の接着剤(8)を含む。このために,コア単層板(4)は,仕上げ焼鈍された結晶性CoFe合金,接着剤が塗布された上面(9),及び接着剤が塗布された下面(10)を含む。中間層(7)とともに,コア単層板(4)は,正確な寸法の積層コア(1)を形成する。積層コア(1)は,コア単層板(4)の外側面(11)から成る実質的に接着剤が塗布されていない外形部(12)を有する。接着剤(8)は,無溶剤系で低粘度である。 (もっと読む)


【課題】33A/mの直流磁場印加時における増分透磁率μΔが、−40℃〜85℃の温度域において常に2000以上という優れた特性を有するMnZnCo系フェライトコアを提供する。
【解決手段】MnZnCo系フェライトコアにおいて、不可避的不純物のうち、リン、ホウ素、硫黄および塩素をそれぞれ、リン:3 mass ppm未満、ホウ素:3 mass ppm未満、硫黄:5 mass ppm未満および塩素:10 mass ppm未満に抑制し、かつ該MnZnCo系フェライトコアの理想比表面積に対する実測比表面積の比について、次式(1) を満足させる。
実測比表面積/理想比表面積 < 1500 --- (1) (もっと読む)


【課題】磁性金属粒子と、磁性金属粒子より熱伝導性がよい熱伝導性粒子との高充填化を図ることで、熱伝導特性と電磁波抑制特性の両者の機能が良好な熱伝導性シートを提供する。
【解決手段】電子部品14と、この電子部品14が発熱する熱を放熱させる金属製放熱部材12との間に配置される熱伝導性シート11において、電子部品14から放出される電磁波を吸収する球状の磁性金属粒子と、磁性金属粒子よりも熱伝導性が高い熱伝導性粒子とを含有する可撓性樹脂からなり、磁性金属粒子の平均粒径は、熱伝導性粒子の平均粒径よりも大きく、当該熱伝導性シートに占める磁性金属粒子の体積率は55[vol%]以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 Agの融点より低温で焼結可能であり、2 MHz以上の高周波数でも低損失であり、応力下でも広い温度範囲で特性変動が少ない低損失フェライトを用いた電子部品を提供する。
【解決手段】 複数のフェライト層を備えた積層体の内部にAgを含む電極からなるコイルが設けられた電子部品であって、前記フェライト層は47.1〜49.3 mol%のFe2O3、20〜26 mol%のZnO、6〜14 mol%のCuO、及び残部NiOからなる主成分100質量%に対して、副成分としてSnO2換算で0.1〜2質量%のSnと、Mn3O4換算で0.05〜1.1質量%のMnとを含み、平均結晶粒径が0.5〜3μmである低損失フェライトで構成された電子部品 (もっと読む)


【課題】軟磁性金属粒子の外周に健全なシリコーン被膜が形成された複合磁性粒子からなる軟磁性材料の製造方法を提供する。
【解決手段】軟磁性金属粒子からなる材料粉末を用意すると共に、加水分解・縮重合反応により硬化するシリコーンを含む樹脂材料を、前記材料粉末の特徴量に応じた量、用意する。そして、混合容器内に材料粉末を投入すると共に、樹脂材料を複数回に分けて投入し、80〜160℃の加熱雰囲気で混合することで、軟磁性金属粒子の外周に複数層のシリコーン被膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】効率よく作製された軟磁性材料であって、圧粉磁心の作製過程における加圧成形・加熱処理による磁気特性の低下を抑制することができる軟磁性材料を提供する。
【解決手段】軟磁性金属粒子の表面に水和水を有する絶縁被膜を形成した複合磁性粒子からなる材料粉末を用意する工程と、加水分解・縮重合反応によりシリコーン樹脂となる樹脂材料を用意する工程と、前記材料粉末と樹脂材料とを80〜150℃の加熱雰囲気で混合し、絶縁被膜の表面にシリコーン樹脂被膜を形成する工程とにより、作製された軟磁性材料である。この軟磁性材料は、軟磁性金属粒子の表面に水和水を含有する絶縁被膜を形成した複合磁性粒子と、絶縁被膜の表面に加水分解・縮重合反応により形成されたシリコーン樹脂被膜と、を備える。 (もっと読む)


【課題】 800℃から850℃程度の低温で焼結が行え、1GHz程度にて高周波数帯域においてもでの使用が可能緻密な薄膜を形成でき、配合する各組成の微粉化は比較的に低いレベルでよい低温焼結用電極材料を提供すること
【解決手段】 40〜50mol%のFe,15〜25mol%のNiO,5〜20mol%のCuO,15〜25mol%のZnOからなるフェライト材料に、下記組成のガラスを50〜80vol%を混合して形成される組成とした。そして、ガラス成分は、SiOを70wt%〜85wt%,Bを12wt%〜25wt%,KOを1wt%〜5wt%,Alを0〜8wt%という関係を満たす組成配分とした。ガラスの存在比率が多くなることもあり、低温で焼結が行えるようになり、誘電率も1GHz以上の高周波数帯域まで安定した値を保持できる。 (もっと読む)


【課題】電波吸収シートを製造したとき、所定の周波数帯域で所定の減衰量を得られるフェライト粉とその製造法、並びに電波吸収シートを提供。
【解決手段】2種以上のフェライト粉を混合した混合フェライト粉の、それぞれのピーク粒径の大きさをPとし、最も大きなピーク粒径をPmax、最も小さなピーク粒径をPminとしたとき、Pmax/Pmin≧1.5であり、当該混合フェライト粉を構成する2種以上のフェライト粉の各々から電波吸収体を作製し、複素透磁率の虚数部μ''の最大値を示す周波数をfとし、当該2種以上の電波吸収体の周波数fのうち、最も高い周波数をfmax、最も低い周波数をfminとしたとき、fmax/fmin≦1.3であり、それぞれの複素透磁率の虚数部μ''の最大値のうち、最も大きいものをμ''max、最も小さいものをμ''minとしたとき、μ''max/μ''min≦1.5である混合フェライト粉を提供。 (もっと読む)


【課題】 数μmから数十μm程度の大きさの軟磁性フェライト粒子は、レーザーコピーで使用されるキャリア粉、電波吸収体や圧粉磁芯といった用途に需要がある。しかしこの大きさの軟磁性フェライトは、粉砕法で作製するには小さすぎ、成長法で作製するには大きすぎる。また、粉体の形状も一定にできなかった。
【解決手段】 材料となるフェライトと塩化鉄とSiO2粉を混合し、900℃以上1300℃以下で焼成することで、フェライトが液相の塩化鉄中で結晶成長し、数十μmの大きさの八面体の粒子を得る。この粒子は10分程度の破砕処理で完全にほぐれる。 (もっと読む)


【課題】 比較的大きな直流(磁界)が印加されたときであっても比透磁率が大きく、コアロスも小さい圧粉磁芯に適した軟磁性合金粉末を提供する。
【解決手段】 質量%で、Si:0.5〜8.0%を含み、O:0.5%以下に規制し、残部がFeおよび不可避的不純物からなる成分組成を有するアトマイズ粉末からなり、該アトマイズ粉末は、溶湯のガス噴霧アトマイズ粉末、溶湯のガス噴霧およびこれに続く水噴霧アトマイズ粉末、溶湯のガス噴霧およびこの直後の水冷却アトマイズ粉末の少なくとも1種であり、粉末の粒子形状を2次元的に観察したときの長軸の長さLと短軸の長さLとの比L/Lが平均して1.1から2.1までの間にあるFe−Si系軟磁性合金粉末、および、軟磁性合金粉末と絶縁剤兼結合剤を配合して圧粉成形してなる圧粉磁芯。 (もっと読む)


【課題】非晶質軟磁性合金粉末の絶縁被膜を改善することにより、渦電流損失を低減させ低損失な圧粉磁心を提供する。
【解決手段】シランカップリング剤によりFe−Si−B−Cr−C系のFe系非晶質軟磁性合金粉末の表面を覆い、軟化点が前記非晶質軟磁性合金粉末の結晶化温度より低いビスマス系ガラス粉末またはリン酸系ガラス粉末と、結着性樹脂としてポリビニル(PVA)水溶液またはポリビニルブチラール(PVB)溶液を混合する。非晶質軟磁性合金粉末と結着性樹脂の混合物を窒素雰囲気中で加圧成形して成形体を作製し、得られた成形体を、非晶質軟磁性合金粉末の結晶化温度より低い温度で焼鈍する。 (もっと読む)


【課題】軟磁性金属粒子の表面に複数の絶縁膜を備える軟磁性材料を効率よく作製するための軟磁性材料の製造方法を提供する。
【解決手段】軟磁性金属粒子の表面に水和水を有する絶縁被膜を形成した複合磁性粒子からなる材料粉末を用意する工程と、加水分解・縮重合反応によりシリコーン樹脂となる樹脂材料を用意する工程と、前記材料粉末と樹脂材料とを80〜150℃の加熱雰囲気で混合し、絶縁被膜の表面にシリコーン樹脂被膜を形成する工程とにより、圧粉磁心の材料となる軟磁性材料を製造する。 (もっと読む)


【課題】電子機器から放出される不要電磁波の低減、及び電子機器に生じる電磁障害の抑制が可能で、高温環境下又は高温高湿環境下における厚み変化を低減して、透磁率の低下を防止すると共に、電気抵抗値を向上することができる磁性シート及び該磁性シートの製造方法の提供。
【解決手段】本発明の磁性シートは、バインダーと、磁性粉とを少なくとも含有してなる磁性層を有してなり、前記バインダーが絶縁性ゴム微粒子を含有してなる。絶縁性ゴム微粒子が、ポリブタジエン微粒子である態様、バインダーが、エポキシ樹脂及びアクリル樹脂の少なくともいずれかを含有してなる態様、バインダー113.0質量部に対して、絶縁性ゴム微粒子を0.5質量部〜50質量部含有する態様などが好ましい。 (もっと読む)


【課題】機械的特性と磁気的特性の双方が改良され、容易かつ信頼性ある処理が可能な新規材料を提供する。
【解決手段】本発明は、1μmから100μmの範囲の粒径を有する軟磁性材料の粒子から構成されるマイクロ断片と、100nmから200nmの範囲の粒径を有する軟磁性材料の粒子から構成されるナノ断片と、を具備し、前記マイクロ断片と前記ナノ断片の全質量に基づく前記ナノ断片の比率が5から70質量%であり、マイクロ断片の粒子とナノ断片の粒子とが必要に応じて同一材料からなる軟磁性材料およびこの軟磁性材料で構成される物品の製造方法に関する。 (もっと読む)


【課題】鉄損を低減させることができ、酸化雰囲気中において熱処理を行った際も透磁率が低下せず、優れた直流重畳特性の圧粉磁心、圧粉磁心の製造方法、チョークコイル及びその製造方法を提供する。
【解決手段】Fe−Si−Al合金を主成分とする軟磁性合金粉末をこのメチルフェニル系シリコーンワニスにより被覆し、200℃前後の加熱乾燥を行う。その後、メチル基の熱分解速度を速めるために、潤滑剤としてステアリン酸の金属塩を混入させる。そして、室温にて加圧成形することで成形体を形成する。ここで、加熱乾燥されたメチルフェニル系シリコーンワニスは、成形時のバインダーとして作用する。その後、この成形体に対して大気中において600〜800℃の熱処理が行われることで圧粉磁心が作製される。 (もっと読む)


【課題】 インダクタ、アンテナ、トランスなどの巻線部品のコア材として最適な、高い初透磁率、高い飽和磁束密度、高い比抵抗の全てを満足する焼結フェライト材料の提供。
【解決手段】 組成式(1−x−y−z)(Li0.5Fe0.5)O・xZnO・yFe、zCuOであり、x,y,zが、0.14≦x≦0.19、0.48≦y<0.5、0≦z≦0.03を満足する材料を100質量%として、外枠量でBiを0.5質量%以上3質量%以下を含有し、比抵抗10Ωm以上、初透磁率200以上、飽和磁束密度が23℃で430mT以上、100℃で380mT以上を満足する焼結フェライト材料。 (もっと読む)


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