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Fターム[5F173AF06]の内容

半導体レーザ (89,583) | 半導体の積層方向の構造 (3,445) | 活性層の構造 (1,457) | 量子井戸構造 (641) | 同一活性層内に異なる井戸層、障壁層を含むもの (62)

Fターム[5F173AF06]に分類される特許

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【課題】広いゲイン幅と素子特性との両立を図ることが可能な量子カスケードレーザを提供する。
【解決手段】量子カスケードレーザ1は、半導体基板と、基板上に設けられ、発光層及び注入層からなる単位積層体16が多段に積層されたカスケード構造を有する活性層15と、回折格子層20とを備える。単位積層体16は、そのサブバンド準位構造において、第1発光上準位Lup1と、第2発光上準位Lup2と、複数の発光下準位Llowとを有し、第1、第2上準位の一方は第1井戸層での基底準位に起因する準位であり、他方は第1井戸層を除く井戸層での励起準位に起因する準位である。また、第1上準位と第2上準位とのエネルギー間隔は、LOフォノンのエネルギーよりも小さく設定され、第2上準位と高エネルギー準位Lとのエネルギー間隔は、LOフォノンのエネルギーよりも大きく設定される。 (もっと読む)


【課題】広い電流密度範囲で高い発光効率が得られる半導体発光素子及びウェーハを提供する。
【解決手段】実施形態によれば、c面を主面とする窒化物半導体を含むn形半導体層と、窒化物半導体を含むp形半導体層と、n形半導体層とp形半導体層との間に設けられた発光部と、を備えた半導体発光素子が提供される。発光部は、Inx1Ga1−x1N(0<x1<1)を含む複数の井戸層と、複数の井戸層どうしの間に設けられGaNを含む障壁層と、を含む。p形半導体層に最も近いp側井戸層の厚さは、4nm以上であり、p側井戸層を除く全ての井戸層の厚さは4nm未満である。p側井戸層のIn組成比は、0.145未満であり、p側井戸層を除く全ての井戸層のIn組成比は0.145以上である。障壁層の厚さは、p側井戸層の厚さの2倍以下である。発光部から放出される光は単一ピークを有する。 (もっと読む)


【課題】広い電流密度範囲で高い発光効率が得られる半導体発光素子及びウェーハを提供する。
【解決手段】実施形態によれば、窒化物半導体を含むn形半導体層と、窒化物半導体を含むp形半導体層と、前記n形半導体層と前記p形半導体層との間に設けられた発光部と、を備えた半導体発光素子が提供される。前記発光部は、Inx1Ga1−x1N(0<x1<1)を含む複数の井戸層と、前記複数の井戸層どうしの間に設けられGaNを含む障壁層と、を含む。前記複数の井戸層のうちで前記p形半導体層に最も近いp側井戸層は、前記複数の井戸層のうちの前記p側井戸層を除く全ての前記井戸層の厚さよりも厚い。前記p側井戸層のIn組成比は、前記p側井戸層を除く全ての前記井戸層のIn組成比よりも低い。前記障壁層の厚さは、前記p側井戸層の厚さの2倍以下である。 (もっと読む)


【課題】比較的に高い利得の量子カスケードレーザを提供する。
【解決手段】複数の活性層71と、複数の活性層71と共にカスケード構造を成す複数の注入層73と、を有するコア層を備える量子カスケードレーザである。活性層71の障壁層B21、量子井戸層W21、障壁層B22、量子井戸層W22、障壁層B23、量子井戸層W23、障壁層B24が、順に設けられている。量子井戸層W21の膜厚Lw21は、膜厚Lw22の膜厚Lw22よりも大きく、量子井戸層W22の膜厚Lw22は、量子井戸層W23の膜厚Lw23よりも大きく、障壁層B22の膜厚Lb22は、障壁層B23の膜厚Lb23よりも小さい。このような層構造によって生じるバンド構造により、発光を伴う電子の遷移確率の向上と、発光を伴わない電子遷移確率の抑制とが、実現できる。 (もっと読む)


【課題】高効率の半導体発光素子を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、n形半導体層と、p形半導体層と、発光部と、を備えた半導体発光素子が提供される。発光部は、n形半導体層とp形半導体層との間に設けられ、第1発光層を含む。第1発光層は、第1障壁層と、n形半導体層と第1障壁層との間に設けられた第1井戸層と、第1井戸層と第1障壁層との間に設けられた第1n側中間層と、第1n側中間層と第1障壁層との間に設けられた第1p側中間層と、を含む。第1n側中間層のIn組成比は、n形半導体層からp形半導体層に向かう第1方向に沿って低下する。第1p側中間層のIn組成比は、第1方向に沿って低下する。第1p側中間層のIn組成比の第1方向に沿った平均の変化率は、第1n側中間層のIn組成比の第1方向に沿った平均の変化率よりも低い。 (もっと読む)


【課題】高効率の光半導体素子を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、n形半導体層と、p形半導体層と、n形半導体層とp形半導体層との間に設けられた機能部と、を備えた光半導体素子が提供される。機能部は、n形半導体層からp形半導体層に向かう方向に積層された複数の活性層を含む。複数の活性層の少なくとも2つは、多層積層体と、n側障壁層と、井戸層と、p側障壁層と、を含む。多層積層体は、前記方向に交互に積層された複数の厚膜層と厚膜層よりも厚さが薄い複数の薄膜層とを含む。n側障壁層は、多層積層体とp形半導体層との間に設けられる。井戸層は、n側障壁層とp形半導体層との間に設けられる。p側障壁層は、井戸層とp形半導体層との間に設けられる。 (もっと読む)


【課題】複数の波長帯の光を発光可能であり、特に、複数の異なる波長帯の光を各々複数の縦モードで発振可能で、高出力且つ高歩留まりで製造可能な半導体発光素子、およびそれを用いた光パルス試験器を提供する。
【解決手段】第1の光出射端面に開口し第1の利得波長を有する第1のMQW活性層と第2の光出射端面に開口し第2の利得波長を有する第2のMQW活性層とそれらを光学的に結合させる結合導波路層とが光の導波方向に結合され、結合導波路層の上方の電極と下部電極とが短絡され、第1の利得波長は第2の利得波長より長く、結合導波路層近傍に第2の利得波長に相当するブラッグ波長を有する回折格子が形成され、第1のMQW活性層で生成された光が第1の光出射端面と第2の光出射端面とでなる共振器で発振し、第2のMQW活性層で生成された光が回折格子と第2の光出射端面とでなる共振器で発振し、ともに第2の光出射端面から出射される。 (もっと読む)


【課題】高効率の半導体発光素子を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、n形の第1半導体層と、p形の第2半導体層と、第1半導体層と第2半導体層との間に設けられた発光部と、第1半導体層と発光部との間に設けられた多層構造体と、を備えた半導体発光素子が提供される。発光部は、交互に積層された、複数の障壁層と、複数の井戸層と、を含む。多層構造体は、交互に積層された、高バンドギャップエネルギー層と、複数の低バンドギャップエネルギー層と、を含む。高バンドギャップエネルギー層と、それに接する低バンドギャップエネルギー層と、のペアの平均In組成比は、第1半導体層の側よりも第2半導体層の側の方が高い。障壁層と、それに接する井戸層と、のペアの平均In組成比は、第1半導体層の側よりも第2半導体層の側の方が高い。 (もっと読む)


【課題】 広い波長範囲での発光を好適に得ることが可能な量子カスケードレーザを提供する。
【解決手段】 半導体基板と、基板上に設けられ、発光層17及び注入層18からなる単位積層体16が多段に積層されたカスケード構造を有する活性層とを備えて量子カスケードレーザを構成する。また、単位積層体16は、そのサブバンド準位構造において、第1発光上準位Lup1と、第2発光上準位Lup2と、複数の発光下準位Llowとを有し、第1、第2上準位の一方は第1井戸層での基底準位に起因する準位であり、他方は第1井戸層を除く井戸層での励起準位に起因する準位である。また、第1上準位と第2上準位とのエネルギー間隔は、LOフォノンのエネルギーよりも小さく設定され、第2上準位と高エネルギー準位Lとのエネルギー間隔は、LOフォノンのエネルギーよりも大きく設定される。 (もっと読む)


【課題】 In組成変調効果に頼らず活性層に発生する内部電界を緩和して発光効率の低下を抑制した窒化物半導体紫外線発光素子を提供する。
【解決手段】 基板面或いは前記基板面上に形成された1層以上のAlGaN系半導体層からなるテンプレート5上に、少なくとも、n型AlGaN系半導体からなるn型クラッド層6、1層以上の量子井戸構造のAlGaN系半導体の活性層7、及び、p型AlGaN系半導体からなるp型クラッド層9が、順番に配置されており、活性層7の少なくとも1層の井戸層7b内部に、p型クラッド層9側からn型クラッド層6に向けてバンドギャップエネルギが減少するようにAl組成比に対する組成変調が設けられている。 (もっと読む)


本発明によれば、デバイス、好ましくは偏光依存利得が小さい光増幅器が提供される。増幅器は、光利得を提供するための隣接する複数の半導体層を備えた利得媒体を備えており、これらの隣接する半導体層は、電子のための1つまたは複数の量子井戸を画定しており、利得媒体中における直接電子−正孔遷移および間接電子−正孔遷移の両方を提供するように動作する。伝導帯中の第1の量子化電子エネルギー準位および価電子帯中の第1の量子化正孔エネルギー準位は、第1の層中に位置している。価電子帯中の他の第1の量子化正孔エネルギー準位は、隣接する第2の層中に位置している。第1の層中の第1の量子化正孔エネルギー準位は、軽い正孔状態か、あるいは重い正孔状態のいずれかであり、第2の層中の他の第1の量子化正孔エネルギー準位は、第1の層中の第1の量子化正孔エネルギー準位とは異なる正孔状態である。第2の層は、In1−x−yAlGaAs(x>0、y>0)を含んでいることが好ましい。
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【課題】動作電圧などを改善した長波長窒化物半導体レーザを提供する。
【解決手段】半極性面を主面とする窒化物半導体基板と、前記窒化物半導体基板の主面上に形成されたn側窒化物半導体層と、前記n側窒化物半導体層の上に形成され、窒化物半導体から成る発光層を有する活性層と、前記活性層の上に形成されたp側窒化物半導体層と、を備えた窒化物半導体素子であって、n側窒化物半導体層は、n型不純物を含むInaAlbGa1−a−bN(0<a<1、0<b<1、0<a+b≦1)から成る、InとAlを含むn側窒化物半導体層を有し、InとAlを含むn側窒化物半導体層におけるAlの混晶比bが0.1以上であり、かつ、Inの混晶比を横軸としAlの混晶比を縦軸とする座標系において、InとAlを含むn側窒化物半導体層のInの混晶比aとAl混晶比bを示す座標(a,b)が直線OAと直線OBによって挟まれた領域内にある。 (もっと読む)


【課題】440nm以上の発光波長で、高発光効率かつ高信頼性のGaN系III−V族化合物半導体発光素子を提供する。
【解決手段】本GaN系半導体レーザ素子10は、サファイア基板12の表層、バッファ層14、及び第1のGaN層16からなるストライプ状の凸部18、及びサファイア基板上に、第2のGaN層20、n側クラッド層22、n側ガイド層24、活性層26、劣化防止層28、p側ガイド層30、p側クラッド層32、及びp側コンタクト層34の積層構造を備える。活性層は、GaInN障壁層36と、GaInN井戸層38との量子井戸構造として構成されて、障壁層と井戸層の上面もしくは下面もしくはその双方との間にAlGaN層からなる面状結晶欠陥抑制層40を介在させている。 (もっと読む)


【課題】 広い波長範囲での発光を好適に得ることが可能な量子カスケードレーザを提供する。
【解決手段】 半導体基板と、基板上に設けられ、発光層17及び注入層18からなる単位積層体16が多段に積層されたカスケード構造を有する活性層とを備えて量子カスケードレーザを構成する。また、単位積層体16は、そのサブバンド準位構造において、第1発光上準位Lup1と、第1発光上準位よりも高エネルギーの第2発光上準位Lup2と、発光下準位Llowと、発光下準位よりも低エネルギーの緩和準位Lとを有し、第1、第2上準位から下準位への電子のサブバンド間遷移によって光が生成されるとともに、サブバンド間遷移を経た電子は、下準位から緩和準位へと緩和され、緩和準位を介して注入層18から後段の発光層17bへと注入されるように構成される。 (もっと読む)


【課題】光半導体装置の量子効率を改善する。
【解決手段】本発明では、ウェル層を成長させる際に、少なくとも1つのウェル層のインジウム含量を増大させる。また、本発明の光半導体装置は、窒化物半導体材料をベースとした第1の組成のウェル層は第1の電子エネルギを有しており、窒化物半導体材料の第2の組成のバリア層は第1の電子エネルギよりも高い第2の電子エネルギを有しており、バリア層の上にビーム活性の量子井戸層が成長されており、発光しないウェル層とバリア層とがビーム活性の量子井戸層に対して超格子を形成しており、ビーム活性の量子井戸層の層厚さは超格子のウェル層の層厚さよりも大きい。 (もっと読む)


【課題】EL発光パターンを改善することにより、発光効率を向上させることが可能な窒化物半導体素子を提供する。
【解決手段】この窒化物半導体レーザ素子100(窒化物半導体素子)は、m面に対してa軸方向にオフ角度を有する面を成長主面10aとするn型GaN基板10と、n型GaN基板10の成長主面10a上に形成された窒化物半導体層20とを備えている。上記n型GaN基板10は、成長主面10aから厚み方向に掘り込まれた凹部2(掘り込み領域3)と、掘り込まれていない領域である非掘り込み領域4とを含んでいる。また、n型GaN基板10上に形成された窒化物半導体層20は、凹部2(掘り込み領域3)に近づくにしたがって層厚が傾斜的に減少する層厚傾斜領域5と、層厚変動の非常に小さい発光部形成領域6とを有している。そして、上記発光部形成領域6にリッジ部28が形成されている。 (もっと読む)


【課題】動作電流が小さく、高温動作特性に優れ、かつ耐サージ特性に優れた半導体レーザ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】実屈折率型半導体レーザ1において、基板2と、第1のクラッド層4と、活性層5と、第2のクラッド層6と、リッジ部8と電流狭窄層9とを備え、第2のクラッド層6のリッジ部8直下にp型の第1の半導体領域6Pが配設され、第2のクラッド層6の電流狭窄層9直下にn型の第2の半導体領域6Nが配設される。第2のクラッド層6の第2の半導体領域6Nは電流狭窄層9からのn型ドーパントの拡散によりn型に反転したものである。 (もっと読む)


【課題】動作電流が小さく、高温動作特性に優れ、かつ耐サージ特性に優れた半導体レーザ及びその製造方法を提供する。
【解決手段】実屈折率型半導体レーザ1において、基板2と、第1のクラッド層4と、活性層5と、第2のクラッド層6と、リッジ部8と電流狭窄層9とを備え、第2のクラッド層6のリッジ部8直下にp型の第1の半導体領域6Pが配設され、第2のクラッド層6の電流狭窄層9直下にn型の第2の半導体領域6Nが配設される。第2のクラッド層6の第2の半導体領域6Nは電流狭窄層9からのn型ドーパントの拡散によりn型に反転したものである。 (もっと読む)


【課題】短波長で、狭線幅、及び、超高速変調が可能であり、材料の制約が小さな量子カスケードレーザを提供する。
【解決手段】量子カスケードレーザは、多重量子井戸12と半導体中間層14とが交互に積層された活性層を備える。第1の多重量子井戸の伝導帯に含まれるミニバンド内を透過したキャリアが、第1の多重量子井戸よりも下位側に配設された第2の多重量子井戸の障壁層のエネルギー準位よりも高いエネルギー準位にあるミニギャップ13に衝突し、第2の多重量子井戸の伝導帯に含まれるミニギャップに遷移して発光する。 (もっと読む)


【課題】半導体発光素子において、発光効率の低下を抑えつつ発光波長の長波長化を図る。
【解決手段】半導体発光素子10は、二つの量子井戸8、9を備える。第1の量子井戸8は、第1の障壁層(CdTe層1、5)と、第1の障壁層に挟まれた第1の井戸層(PbTe層2、4)とから構成され、第2の量子井戸9は、第1の井戸層と第1の井戸層に挟まれた第2の井戸層(SnTe層3)とから構成される。この構造にしたことより、第2の量子井戸の正孔サブバンドの基底準位7が、第1の井戸層のバンドギャップBG内に形成され得るので、第1の量子井戸8の電子サブバンドの基底準位6における電子と、第2の量子井戸9の正孔サブバンドの基底準位7における正孔との再結合による発光を利用して、第1の井戸層のバンドギャップエネルギーよりも小さいエネルギーで発光することが可能になる。従って、発光波長の長波長化を図ることが可能になる。 (もっと読む)


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