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Fターム[5F173AF38]の内容

Fターム[5F173AF38]に分類される特許

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【課題】電子のオーバーフローを抑制することができる半導体光素子を提供する。
【解決手段】半導体光素子10は、井戸層31及びバリア層32を含み量子井戸構造を有する活性層15と、バリア層32上に設けられIII−V族化合物半導体材料からなるオフセット層35(第1のクラッド層)と、オフセット層35上に設けられp型不純物を含む電子ストッパー層17と、電子ストッパー層17上に設けられオフセット層35と同一材料からなり、電子ストッパー層17のp型不純物濃度よりも低い濃度のp型不純物を含む第2のクラッド層18とを備える。 (もっと読む)


【課題】発光層への光の閉じ込めを向上すると共にクラックの発生を低減する構造を有しIII族窒化物半導体基板を用いる窒化物半導体発光素子を提供する。
【解決手段】窒化物半導体発光素子11では、発光層15は、III族窒化物半導体基板13の主面13a上に設けられおり、またIII族元素として少なくともインジウムを含む窒化ガリウム系半導体からなる。AlGaNクラッド層17は、III族窒化物半導体基板13と発光層15との間に設けられている。AlGaNクラッド層17は、第1のAlX1Ga1−X1N(0<X1<1)層19および第2のAlX2Ga1−X2N(X1<X2)層21とを含む。第2のAlX2Ga1−X2N層21は、III族窒化物半導体基板13と発光層15との間に位置している。第1のAlX1Ga1−X1N層19は、第2のAlX2Ga1−X2N層21とIII族窒化物半導体基板13との間に位置する。 (もっと読む)


【課題】 単一横モード動作可能で、かつ素子抵抗の上昇を抑制することができる光半導体素子を提供する。
【解決手段】 第1導電型の半導体材料からなる下部クラッド層の上に、p型の量子ドット構造を持つ活性層が配置されている。活性層の上に上部クラッド層が配置されている。上部クラッド層は、半導体材料で形成され、リッジ部と被覆部とを含む。リッジ部は活性層の表面に沿って一方向に延在し、被覆部はリッジ部の両側の、活性層の表面を覆う。リッジ部の両側に、被覆部の上面から、少なくとも被覆部の下面まで達する容量低減領域が配置されている。容量低減領域は、第1導電型であるか、またはリッジ部よりも高い抵抗率を示し、リッジ部は、第1導電型とは反対の第2導電型である。下部クラッド層がn型である場合には、容量低減領域は、少なくとも下部クラッド層の上面まで達する。 (もっと読む)


【課題】高い効率と高い出力を有する半導体レーザダイオードを提供する。
【解決手段】本発明のレーザダイオードは、導波領域を内部に有する半導体材料からなる本体を含んでいる。この導波領域は、約5×1016/cm以下のドーピングレベルを有するように、意図的なドーピングが行われていない。導波領域の内部には、光子の光モードを発生させる手段、例えば少なくとも一つの量子井戸量域、が存在している。導波領域の両側には、反対の導電型のクラッド領域が位置している。少なくとも500ナノメートルである導波領域の厚さ、ならびに導波領域およびクラッド領域の組成は、発生する光モードが導波領域からクラッド領域に約5%を超えて重畳しない程度に導波領域中の光モードを閉じ込めるものである。 (もっと読む)


【課題】 発光効率が高い半導体発光装置を安定して得ることが出来るようにする。
【解決手段】
基板と、基板上方に形成され、第1導電型の、発光色に対し透明な第1のクラッド層と、第1のクラッド層上に積層され、所望の波長の光を発光する活性層と、活性層上に積層され、第2導電型の、発光色に対し透明な第2のクラッド層とを有するAlGaInP系の半導体発光装置であって、第1のクラッド層、活性層および第2のクラッド層の3層の平均炭素濃度が7×1016atoms/cm以下である半導体発光装置を作製する。 (もっと読む)


【課題】用途に適合した十分な光出力と寿命を確保でき、また、動作電圧の上昇を防止できる半導体レーザ、およびこのような半導体レーザを適用した電子機器を提供する。
【解決手段】半導体基板100の上にバッファ層101、バッファ層102、第1下側クラッド層103、第2下側クラッド層104、活性層105、第1上側クラッド層106、エッチングストップ層107、第2上側クラッド層108、中間バンドギャップ層109、キャップ層110がこの順で積層してある。共振器長L=1500μmとし、第1下側クラッド層103のドーパント濃度(n型不純物としてのSiの濃度)Nc=4.0×1017/cm3、第2下側クラッド層104のドーパント濃度Nc=4.0×1017/cm3、つまり、下側クラッド層のドーパント濃度Nc=4.0×1017/cm3とした。 (もっと読む)


【課題】半導体レーザ素子では、ウエハプロセス工程での熱履歴によってp型クラッド層から活性層近傍領域までZnアクセプタが拡散することにより、電流密度が増大、内部量子効率が低下する等、素子基本特性が劣化する。
【解決手段】上記課題を解決するための手段として、以下の手段の少なくとも一つを採用した。第1の手段として、回折格子構造をAlGaInAs層とした。第2の手段として、回折格子層にCをアクセプタとしてドーピングする。そして、第3の手段として、回折格子層にCおよびZnをアクセプタとしてドーピングする。 (もっと読む)


【課題】FFPを小さくすることができながら、光出力−動作電流特性のキンクの発生を抑制することができる、リッジ導波路型の半導体レーザを提供する。
【解決手段】半導体レーザ1は、n型GaAs基板2上に、n型AlGaAsクラッド層32、MQW活性層33、p型InGaAlP下クラッド層34、p型InGaPエッチングストップ層35およびp型InGaAlP上クラッド層36の積層構造を有している。p型InGaAlP上クラッド層36は、p型InGaPエッチングストップ層35よりも幅狭な断面台形状に形成されている。n型GaAs基板2上は、p型GaAsコンタクト層37の上面を除いて、絶縁膜6によって覆われている。p型InGaAlP下クラッド層34は、p型不純物のドーピング濃度の相対的に高い高濃度層41と、その高濃度層41上に形成され、p型不純物のドーピング濃度の相対的に低い低濃度層42とを備えている。 (もっと読む)


【課題】発振波長に影響を与えることなく、より低い閾値電流密度で発振する量子カスケードレーザを提供する。
【解決手段】量子カスケードレーザ100は、1組の導波層110,140に挟まれた活性層120と、活性層120への電圧印加時に負電極側となる導波路層140と活性層120との間に、活性層120とは異なる積層構造を有する接合層130が挿入されている。前記接合層130によって形成されるミニバンドの下端と前記導波路層140のフェルミ準位とのエネルギー差が、前記活性層120によって形成されるミニバンドの下端と前記導波路層140のフェルミ準位とのエネルギー差に比べて小さくなるように、前記接合層130の積層構造は設計されている。 (もっと読む)


【課題】p型不純物をMgとする場合に、p型窒化物半導体層を低温度で結晶成長させることができるとともに、結晶成長を行う反応室に接続されている配管へのMg化合物の付着を抑制することができる窒化物半導体素子を提供する。
【解決手段】窒化物半導体結晶2は、SiC基板1の非極性面上に、結晶成長させる。窒化物半導体結晶2は、MOCVD法等によって形成され、その成長表面が非極性面又は半極性面で成長する。窒化物半導体結晶2中のp型窒化物半導体層のp型不純物にはMgを用いるが、そのMgのドーパント材料として(TMAl)DMMgを使用する。 (もっと読む)


【課題】素子特性を向上させることが可能な半導体レーザ素子を提供する。
【解決手段】この半導体レーザ素子30は、活性層5と、活性層5上に形成される高濃度p型第1クラッド層8と、活性層5と高濃度p型第1クラッド層8との間に形成される第1アンドープ層7と、高濃度p型第1クラッド層8上に形成される第2アンドープ層9とを備えている。このため、高濃度p型第1クラッド層8にドープされたZnの拡散を第1アンドープ層7と第2アンドープ層9とに分散させることができるので、第1アンドープ層7の厚みを小さくすることができる。これにより、Zn濃度が高濃度に維持された高濃度領域を活性層5の近傍に位置するように構成することができるので、活性層5に十分にキャリアを閉じ込めることができ、その結果、素子特性を向上させることができる。 (もっと読む)


【課題】高い結晶品質を有する量子ドットを高密度に形成しうる半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】下地層10上に、自己組織化成長により量子ドット16を形成する工程と、量子ドット16を形成する工程の前又は量子ドット16を形成する工程の際に、下地層10の表面にSb又はGaSbを照射する工程と、量子ドット16の表面をAs原料ガスによりエッチングすることにより、量子ドット16の表面に析出したSbを含むInSb層18を除去する工程と、InSb層18が除去された量子ドット16上に、キャップ層22を成長する工程とを有している。 (もっと読む)


【課題】ドーパントの活性層への拡散を抑制して、発光出力が低下したり通電時における温度が上昇したりすることを低減可能とする半導体レーザ素子を提供する。
【解決手段】第1導電型基板1上に、少なくとも、第1導電型クラッド層3と活性層4とアンドープクラッド層5と第2導電型クラッド層6とが順次積層された構造とし、アンドープクラッド層の厚さを15nm〜45nmの範囲内とし、第2導電型クラッド層のドーパントをMg(マグネシウム)とし、同層におけるMg濃度を7E+16cm−3〜1E+18cm−3の範囲内とする。 (もっと読む)


【課題】 p型不純物元素の活性化率が高く、抵抗率の低いp型半導体層を有した半導体装置の製造方法を提供する。
【解決手段】 p型GaN系化合物半導体層15を堆積する工程と、禁制帯幅がp型GaN系化合物半導体層15よりも小さいn型GaN系化合物半導体層16を堆積する工程と、水素ガスを含む雰囲気中で原子状水素(H)をp型GaN系化合物半導体層15に溶解させる温度範囲に存在する基板温度まで冷却する工程と、n型GaN系化合物半導体層15に接して、金属薄膜18を堆積する工程とを少なくとも有する半導体装置の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】電流の閉じ込めのためにp型半導体の加工を必要としない構造を有する半導体発光素子を提供する。
【解決手段】第1の窒化ガリウム系半導体層17は、活性層15の主面15aの全体を覆う。第2の窒化ガリウム系半導体層19は、第1の窒化ガリウム系半導体層17の主面17aの全体を覆う。第1の電極21は第2の窒化ガリウム系半導体層19上に設けられる。第1の窒化ガリウム系半導体層17の第1の領域17aおよび第2の領域17bは活性層15に沿って配置される。第1の窒化ガリウム系半導体層17の第1の領域17aの活性化されていないp型ドーパント17cの濃度Na17cは第2の領域17bの活性化されていないp型ドーパント25bの濃度Na17bより小さい。第1の窒化ガリウム系半導体層17の第1の領域17aの第1の比抵抗は第2の領域17bの第2の比抵抗より小さい。 (もっと読む)


【課題】歩留まりがよく、局所的な領域から光を放出する側面発光半導体素子を提供する。
【解決手段】本発明に係る側面発光半導体素子は、Mgの濃度が、5×1019cm-3以下にドープされたAlGaN層と、AlGaN層及び活性層を含む積層構造の上部に形成されるストライプ状のリッジと、AlGaN層が露出するリッジ以外の積層構造の上面に形成されるショットキーバリアとを備える。 (もっと読む)


【課題】過酷な条件下で駆動させた場合であってもCOD発生を抑制し高い信頼性を有する半導体レーザ素子を提供すること。
【解決手段】本発明にかかる半導体レーザ素子1は、III族空孔の拡散によって形成された混晶化部分を含む窓領域23と、量子井戸構造の活性層15を有する非窓領域24とを備え、所定の原子を吸収しIII族空孔の拡散を促進する促進膜を窓領域23上に設けて混晶化部分を形成する半導体レーザ素子において、活性層15の近傍側の層にV族サイトを占める不純物がドーピングされたことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】レーザ素子に内在する活性層近傍の応力を小さくし、高出力かつ高信頼性なレーザ特性が得られる半導体レーザ装置を提供する。
【解決手段】半導体基板1上に形成された第1のクラッド層3と、第1のクラッド層3上に形成され、互いに逆の歪を有する井戸層4wとバリア層4b(障壁層4b1 および光ガイド層4b2 )が交互に積層された歪多重量子井戸構造をもつ活性層4と、活性層4上に形成された第2のクラッド層5とを備える。井戸層4wおよびバリア層4bのそれぞれにつき格子定数に対応した歪量、膜厚および層数により決定される歪量膜厚積の総和である活性層4の歪量膜厚積総和ξact が負の値に設定されている。 (もっと読む)


【課題】高次モード発生を抑制しつつ、内部光損失を減少させることが出来る高出力半導体レーザー素子を提供すること。
【解決手段】半導体レーザー素子30は、第1及び第2導電型クラッド層32、35と、その間に形成された活性層34及び上記第1及び第2導電型クラッド層と上記活性層との間に形成された第1及び第2光ガイド層33a、33bを含む半導体レーザー素子30において、上記第1及び第2導電型クラッド層の少なくとも一つは、レーザービームの分布と重畳された少なくとも一部領域が意図的にドープされない光損失抑制領域32a、35aである。 (もっと読む)


【課題】高効率化と低消費電力化と高信頼性の半導体レーザ素子を提供する。
【解決手段】全ての層に存在する光量の総和に対するn型導電型層l(l=1、2…k、但しkは自然数)102-104に存在する光量の割合を光閉じ込め係数Γ(l)、上記光量の総和に対するp型導電型層m(m=1、2…k’、但しk’は自然数)107-115に存在する光量の割合を光閉じ込め係数Γ(m)とすると、


であり、Γ(m)とドーピング濃度P(m)(単位:cm−3)の積の総和が8.0×1017cm−3 以下であり、ドーピング濃度が1.0×1018cm−3以上であるp型導電型層106,107,109,110,114,115の層厚の合計がp型導電型層全体の層厚の合計の80%以上を占める。 (もっと読む)


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