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Fターム[5G321CA19]の内容

Fターム[5G321CA19]に分類される特許

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【課題】接続作業の煩雑さを解消して接続作業時間を短縮すると共に、良好な伝導性を有する超伝導導体の接続方法および接続部材を得る。
【解決手段】この超伝導導体の接続方法は、超伝導体材料からなるフィラメントを安定化材に埋め込んだ複数の超伝導素線と複数の超伝導素線を内部に収容するコンジットとをそれぞれ具備する二本の超伝導導体のそれぞれの一端のコンジット端部を除去して複数の超伝導素線の少なくとも一部を露出させるステップと、筒状に形成され、かつ超伝導体材料を有する接続部材の両端に、二本の超伝導導体から露出させた複数の超伝導素線の少なくとも一部を挿入するステップと、接続部材の外周面から中心軸に向かって圧力を加えてかしめ、接続部材と複数の超伝導素線の少なくとも一部とを一体化するステップとを具備することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 超電導特性を向上することのできる酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】 (Bi,Pb)2223超電導体の前駆体粉末を金属で被覆した形態の線材を伸線する伸線工程と、前記伸線工程後の線材を圧延する圧延工程と、前記圧延工程後の線材を熱処理する熱処理工程とを備え、該前駆体粉末は(Bi,Pb)2223相とBi2212相、(Bi,Pb)2212相を含み、それらの比率がモル比で(Bi,Pb)2223相/((Bi,Pb)2223相+Bi2212相+(Bi,Pb)2212相)≧0.2になるよう構成されていることおよび、前記伸線工程と前記圧延工程との間において、中間熱処理を加えることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導線材における強度向上を図って、長手方向および径方向の耐歪み性に優れると共に、前駆体製造時における加工性をも良好であり、優れた超電導特性を発揮できるようなNb3Sn超電導線材を製造するための前駆体の構成、およびこうした前駆体を用いて良好な超電導特性を発揮できるようなNb3Sn超電導線材を提供する。
【解決手段】本発明の超電導線材製造用前駆体は、ブロンズ法や内部Sn法に適用される基本的構成を有する前駆体であって、Ta,Nb,VおよびHfよりなる群から選ばれる異なる2種以上の金属を積層してなる積層構造物が、線材断面の半径方向に複数回繰り返して配置されたものである。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度を良好に維持したまま交流損失をできるだけ低減することができ、NMR分析装置等で用いる超電導マグネットへの用途適用を可能にできるNb3Sn超電導線材、およびこうしたNb3Sn超電導線材を製造するための前駆体の構成等を提供する。
【解決手段】内部Sn法によってNbSn超電導線材を製造する際に用いる超電導線材製造用前駆体において、中央にSnまたはSn基合金芯が配置されると共に、その周囲にCuまたはCu基合金からなる層と、その外周に、NbまたはNb基合金シートとCuまたはCu基合金シートを重ね巻きしたロール状積層物が配置され、更にその外周に安定化銅層を有する一次複合線材を、複数本束ねてCuまたはCu基合金からなるパイプに挿入して縮径加工されたものであり、縮径加工後の最終形状におけるロール状積層物の平均厚さが60μm以下となるように設定されたものである。 (もっと読む)


【課題】ケーブル自体に十分裕度のある絶縁設計を施せない場合であっても、高い信頼性の接続部を形成することができる超電導ケーブルコアを提供する
【解決手段】超電導導体12と、超電導導体12の外周を覆う絶縁層13とを備える超電導ケーブルコア10を、長手方向にケーブル部10kと、ケーブル部10kの両端部に位置して、他の導電部材と接続したときに補強絶縁構造が形成される接続構造形成部10cとに区分する。接続構造形成部10cは、超電導ケーブルコア10のうち、少なくとも超電導ケーブルコア10の端部から補強絶縁構造の端部までの範囲である。そして、接続構造形成部10cにおける絶縁層13の絶縁性能を、ケーブル部10kにおける絶縁層13の絶縁性能よりも高くする。 (もっと読む)


【課題】長尺の特性に優れたBi系酸化物超電導酸化物超電導線材あるいは撚線導体を歪を付加することなく、低コストで連続して製造する。
【解決手段】送出し装置3に巻回された成型加工後の線材または撚線導体9は、搬送装置5上に載置されて予備加熱室6、熱処理炉2のヒーターゾーン2a、2b、2cおよび徐冷室7を通過し、巻取り装置4に巻取られる。線材または撚線導体9は、酸化性雰囲気中で、部分溶解点から50℃低い温度から20℃高い温度未満まで、続く徐冷過程を凝固温度以下10℃まで確保するように温度および搬送速度が制御される。線材または撚線導体9への付加歪が0.1%以下で、かつ曲げ歪量が0.1%以下となるように、送出し装置3の送出し速度、巻取り装置4の巻取り速度および搬送装置5の搬送速度が制御装置8により制御される。 (もっと読む)


【課題】改良された、すなわち、臨界電流密度jcが高い超伝導エレメントをブロンズ・ルートによって製造できる複合材料を提供する。
【解決手段】本発明は、Cu-Snブロンズ・マトリックス(2)と該ブロンズ・マトリックス(2)によって囲まれたフィラメント(3)とを含み、該フィラメント(3)がニオブ(= Nb)又はNb合金を含む複合材料(1)において、該フィラメント(3)が該Nb又はNb合金内に分布している0.3から20体積%の銅(= Cu)サブ構造(4)を含むことを特徴とする複合材料(1)に関する。この複合材料を用いて、ブロンズ・ルートによって、改善された臨界電流密度を有する超伝導エレメントを製造することができる。 (もっと読む)


【課題】Ag−Sn合金を用いて、高い値のJ値を有するNb3Sn線材を得る。
【解決手段】Sn濃度9.35〜22.85at%のAg−Sn合金のマトリックス材に複数のNb芯材を組み込んだ複合体棒を作製し、次いで、該複合体棒を350〜490℃の中間焼鈍を入れながら押し出し加工および/または伸線加工し、しかる後、500〜900℃で加熱処理することにより、Nb3Snフィラメントを生成することで、Nb3Sn極細多芯超伝導線を製造する。 (もっと読む)


【課題】 本発明は、金属面の接合において、高い歩留で、健全な接合界面を形成する手段を提供することを目的とする。
【解決手段】 金属面同士を接合する方法であって、一方の金属面に金属添加層を形成する工程、該金属添加層より上層に、他方の金属面と同種の金属または他方の金属と合金化しうる金属からなる金属膜を成膜する工程、および該金属膜に他方の金属面を密着させて強加工を施す工程を含む前記方法。 (もっと読む)


【課題】複合線材の断線を効果的に防止できるようNb3Sn超電導線の複合製作方法を安定化し、材料のコストダウンと組立て方法を簡略化できるNb3Sn超電導線の製造方法を提供する。
【解決手段】Nb又はNb基合金、CuまたはCu基合金、およびこれらの内部に複合するSn又はSn基合金の3種類の材料を含む超電導複合材料からなる複合モジュール線材を複数本組み合わせ集束した複合線の周囲をSn拡散防止用バリア材で取り囲み、更にこれらの周囲に安定化材を配置して複合構成体を組立てたのちこれを伸延加工するNb3Sn超電導線の製造方法において、複合線とSn拡散防止用バリア材との間にCu又はCu基合金材からなる薄肉銅管を介在させて複合構成体を組立てるようにした。 (もっと読む)


【課題】 超電導線材のバルーニングの防止とケーブルサイズのコンパクト化とを両立できる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】 本発明超電導ケーブルは、常電導材料からなる芯材(フォーマ11)と、芯材の外側に設けられる超電導内側導体(超電導導体層12)と、この内側導体の外側に設けられる絶縁層13と、絶縁層13の外側に設けられる超電導外側導体(超電導シールド層14)と、この外側導体に流れる事故電流が分流される常電導層(常電導シールド層15)とを有する。ここで、少なくとも前記外側導体には、超電導フィラメントが安定化材中に配された超電導線材が用いられ、この超電導フィラメントは実質的に空隙のない緻密度を有する。常電導層の断面積は、事故電流が外側導体に流れた際の外側導体温度が、超電導ケーブルの運転時の冷媒圧力における冷媒の沸点以上で、その際の外側導体の温度上昇幅が100K以下となるように選択する。 (もっと読む)


【課題】臨界温度、上部臨界磁場強度が高く、十分な機械的安定性を有する超伝導素子の製造方法。
【解決手段】Cu及びスズSnを含有するブロンズマトリックスと、Nb又はNb合金を含有する1つの細長構造体が埋設された複合体の、押出し成形ステップ、伸長ステップ、アニールステップ及び束化ステップを1回以上繰り返し、後続の、中間アニールプロセスを含む最終伸長プロセスであって、固体拡散反応を含む熱処理によって超伝導相が得られる最終伸長プロセスにおいて、複合体をその最終長さにまで伸長する製造方法は、前記伸長ステップの少なくとも一部分及びアニールステップを、前記ブロンズマトリックスの再結晶温度以上である450℃〜750℃の温度域における定温熱間圧延により実行することを特徴とする。 (もっと読む)


本発明は、超電導中空ケーブル及びその製造方法に関する。超電導中空ケーブル(1)は、円形の内側断面と円筒形の内壁(3)を有する外管(2)を持つ。更に、超電導中空ケーブル(1)は、外管(2)の内側断面よりは小さい多角形又は円形の断面の中央冷却路(4)を持つ。外管(2)と冷却路(4)の間には、成形された超電導線(5)が配置される。成形された超電導線(5)は、ローマ様式石橋又は交差ヴォールトで知られるかなめ石に相当する断面形状を持つ。この目的のため、断面形状は、曲率を持つ少なくとも一の外側領域(7)と内側領域(8)を持ち、曲率を持つ外側領域(7)は外管(2)の内径に合わせられ、内側領域(8)は冷却路(4)に合わせられる。側辺(12、13)も、冷却路(4)の中心点(11)に向けて直線的に、又はその直線性由来のオフセットによって、成形することができる。 (もっと読む)


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