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Fターム[5G321CA50]の内容

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【課題】基板の表面特性を改善して、優れた臨界電流特性を示す超電導線材を具現化するための超電導線材用基板及びその製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも表面が金属からなる基板に対して、板厚減少率80%以上の圧延を行う第1の圧延工程と、前記第1の圧延工程を経た前記基板を、還元性雰囲気中で熱処理を行う第1の熱処理工程と、前記第1の熱処理工程を経た前記基板に対して、板厚減少率10〜50%の圧延を行う第2の圧延工程と、前記第2の圧延工程を経た前記基板に対して、前記第1の熱処理工程の温度よりも高い温度で熱処理を行う第2の熱処理工程とを具備する。 (もっと読む)


【課題】 超電導特性が劣化することなく、低い接続抵抗を有する超電導ケーブルの接続構造体及び超電導ケーブルの接続方法を提供すること。
【解決手段】 フォーマと、その周囲に配設された超電導線材とを具備する超電導ケーブルの接続構造体であって、前記フォーマは、溶接により接続され、その接続部は、それ以外のフォーマの部分と同径であり、前記超電導線材の接続部は、前記超電導線材の接続端部同士を突合せて配置し、その突合せ部上に半田により接続用超電導線材を接着してなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】超電導テープ線材の超電導層の欠陥部の補修作業を低コストで容易に行うことができる超電導テープ線材を提供する。
【解決手段】基板12の片面に第1中間層13、第2中間層14、超電導層15及び保護層16を順次蒸着により形成し、保護層16の表面にハンダ18により安定化層17を接着して、超電導テープ線材11を作製する。一方、補修用基板22の片面に第1中間層23、第2中間層24、超電導層25及び保護層26を順次蒸着して補修用超電導テープ線材21を作製する。超電導テープ線材11の製造過程において超電導層15に発生した欠陥部Kと対応する前記安定化層17の上面に補修用超電導テープ線材21の保護層26をハンダHにより接着する。この補修用超電導テープ線材21の超電導層25によって前記超電導テープ線材11の超電導層15の欠陥部Kを迂回するように電流の流路を形成する。 (もっと読む)


【課題】製造時に不可避的に生じる阻害因子による性能低下を回避し、交流損失の低い加工された超電導線材、超電導導体および超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】絶縁材料または電気抵抗の高い材料からなる中間層、超電導薄膜、安定化膜が順次形成された超電導線材であって、前記超電導線材の長手方向に沿って形成された、阻害因子を含む性能低下を回避する、相互に平行な複数本の切りこみを備え、前記切りこみにおいて幅方向に折り曲げ可能な超電導線材。 (もっと読む)


【課題】コンパクト化が達成されて大容量化に対処できるようにした超電導ケーブルの中間接続構造を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル1のケーブルコア2,2同士の接続部Jを冷媒容器4内に支持するための超電導ケーブル1の中間接続構造であって、ケーブルコア2,2同士の接続部Jを収納支持する筒状の保護カバー3が、冷媒容器4内に配設される。このような構成によれば、保護カバー3によって、力学的に変曲点となるケーブルコア2,2同士の接続部Jに曲がりを発生させないように拘束した状態として、その荷重を均等に分散させて安定な状態で支持することができる。 (もっと読む)


【課題】 超電導特性の劣化や電気絶縁性の信頼性の低下を生ずることがなく、短時間での接続作業で実施可能な超電導ケーブルの接続方法を提供すること。
【解決手段】 超電導ケーブルコアの接続端部の各層を外側から順次段剥ぎして、接続端部からフォーマ、超電導導体層、絶縁層、シールド層、及び保護層の順に、所定領域を露出した構造を提供する工程、撚り合わせを解くことなく、前記露出したフォーマの先端に傾斜面を成形する工程、前記フォーマの先端より所定の領域の前記フォーマ表面の絶縁被覆を除去する工程、前記フォーマの先端に成形した傾斜面部分の先端同士を突合せる工程、前記突合された部分に、前記フォーマの材料を含む溶接金属を埋めることにより、前記フォーマの接続端部を溶接する工程、及び前記超電導導体層同士を接続する工程を具備することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】機械的な強度特性の異なる超電導線材を適切に使い分けるようにした多心一括型の超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導導体層2の外側に絶縁層3を介して超電導シールド層4が形成されるケーブルコア9を複数本撚り合わせてなる多心一括型の超電導ケーブルにあって、超電導シールド層4は、EI値によって特定される曲げ剛性の優れた超電導線材21が螺旋状に巻回されて形成され、超電導シールド層4に用いられる超電導線材21は、ビスマス系酸化物超電導体を金属安定化材で覆って形成される。 (もっと読む)


【課題】現地での真空引きを必要とすることなく高い断熱性能を確保することができる施工作業性が良好な超電導ケーブル接続部の断熱構造を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル10の接続部を冷却する液体冷媒槽300を断熱状態に保つための断熱構造であって、液体冷媒槽300の外側には、現地で組付けられる独立断熱槽400が配設され、該独立断熱槽400は、予め内部が真空引きされた複数の分割単位に分割されている。このような構成によれば、現地で真空引きのためのベーキングをする必要がなくなり、その分だけ施工期間を大幅に短縮することができる。 (もっと読む)


【課題】ケーブルが損傷しても、液体冷媒の流出量を少なくできる超電導ケーブル線路を提供する。
【解決手段】コア10と、その外側を覆う断熱管20とを備える超電導ケーブル線路である。この線路において、前記コア10は、冷媒の循環流路となるフォーマ11と、フォーマ11の外側に設けられる超電導導体層12と、この導体層12の外側に設けられる絶縁層13とを備える。そして、コア10と断熱管20との間に空間30が形成され、その空間内物質は流通されていない。 (もっと読む)


【課題】部品点数が少なく構造が簡素化されると共に、運転コストが低減された超電導ケーブル用端末構造を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル1の冷却媒体流通路1aと流通可能な状態となるように超電導ケーブル1の端末に接続される低温容器21と、低温容器21に液体窒素3を循環供給するための冷却システム7と、低温容器21内に配設されて液体窒素3に埋没状態に浸漬され、かつ電流リード17を介して常電導機器12に電気的に接続される超電導限流素子8と、を備える。 (もっと読む)


【課題】定常運転状態では発生電圧が低くかつ、なんらかの外部擾乱が与えられても、発生電圧を低く抑えクエンチしにくく、いずれの状態でも安定に運転できる超電導コイルとそれに用いる超電導導体を提供する。
【解決手段】超電導導体が巻回されたパンケーキ状超電導コイルであって、テープ状(Bi,Pb)2223超電導線材とテープ状薄膜RE123超電導線材が電気的に並列接続された超電導導体が巻回されていることを特徴とする超電導コイルである。 (もっと読む)


【課題】超伝導テープを製造するための全工程を同一環境の下で行うことが可能であって、製造コストと製造時間が短縮され、同一の蒸着条件が超伝導テープ全体に適用されることにより超伝導テープの均一性が向上して性能が優れるし、ドラムによる大面積の基板上への蒸着が可能であって蒸着効率および高品質の超伝導テープが得られる、一貫工程による超伝導テープ製造方法および装置の提供。
【解決手段】反応チャンバの内部で、ドラムに巻かれた基板を熱処理させ、蒸着チャンバから供給された超伝導テープを含む緩衝層、超伝導層、接触抵抗低減層、保護層を成す成分を前記基板上に連続的に蒸着させ、熱処理させることを特徴とする、一貫工程による超伝導テープ製造方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】 高温超電導薄膜線材を用いた超電導電流リードの熱侵入量を低減させる。
【解決手段】金属基板1の上に、中間層2、高温超電導体からなる高温超電導層3、金属からなる保護層4、銅またはニッケルからなり保護層4の拡散を抑止する拡散防止層5、を順次積層して高温超電導薄膜線材100を構成する。さらに拡散防止層5の上に銀からなる半田接続層を積層し、半田接続層と電極を半田で接続して超電導電流リードを構成する。 (もっと読む)


【課題】交流損失の低い加工された超電導線材、超電導導体および超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】所定幅および所定の長さを有する基板の上に、少なくとも超電導薄膜、安定化膜が順次形成された超電導線材であって、前記超電導線材の長手方向に沿って形成された少なくとも1本の切りこみを備え、前記切りこみにおいて幅方向に折り曲げ可能な超電導線材 (もっと読む)


【課題】超電導線材の超電導層と同様に、超電導層と金属基材についても電気的に接続し、より低コストでコンパクトに所定の安定性を有する超電導線材の接続方法及びそれを用いた超電導線材を提供する。
【解決手段】金属基材の片面に中間層を介して超電導層及び導電性金属層を順に積層形成してなる超電導線材の接続方法であって、接続すべき前記超電導線材の各接続端部を前記導電性金属層を対向させて配置する配置工程と、前記接続端部を覆うように前記超電導線材の一方の板状基材から他方の導電性金属層にかけて、導電性金属からなる接続板を前記超電導線材と密接させて積重する積重工程と、各超電導線材同士及び前記各超電導線材と前記接続板とを接続する接続工程とを含むことを特徴とする超電導線材の接続方法を使用する。 (もっと読む)


【課題】高温超電導線を用いて高い電流密度をとることができ、ヒステリシス損失の少ない超電導コイル装置を提供する。
【解決手段】厚さをdとし幅をWとするときW≧5dである高温超電導テープ線材1を巻回してなる超電導コイル11を備え、高温超電導テープ線材1の幅Wの面における磁場の強さの前記幅Wの面に垂直な成分が平行な成分の2分の1以下であるようにした構成とする。 (もっと読む)


【課題】冷却時、熱収縮を十分吸収することができる多心超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】超電導ケーブル1は、冷媒で冷却される3心のケーブルコア2が撚り合わされて断熱管3に収納された3心ケーブルである。3心のケーブルコア2は、冷却時のコア自体の熱収縮を吸収するのに必要な弛みを持って撚り合わされており、この弛みを保持するべく、3心のコア2で囲まれる間隙部にスペーサ4Aを具える。このスペーサ4Aは、冷却時、熱収縮するコア2の挙動により圧壊されるような脆性を有する材料にて形成される。 (もっと読む)


【課題】基板の電解研磨時間を短縮することで生産性を向上させることができ、さらには、単位面積当たりのクラックの発生を低減させ、且つ水平度に優れている超伝導ケーブル用基板の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明による超伝導ケーブル用基板の製造方法は、ハステロイ(登録商標)(Hastelloy)C−276またはステンレス鋼を、表面粗さがRMS(Root Mean Square)値にて10nm以下の圧延ロールで圧延し基板を形成するステップと、圧延された基板を電解研磨液に浸漬して電解研磨するステップと、電解研磨された基板上に超伝導層を蒸着するステップとを含むことを技術的特徴とする。 (もっと読む)


【課題】接続箇所の抵抗を低減することができる超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】心材(フォーマ21)と、その上に巻回した超電導薄膜線材3で構成される導体層22とを具備する超電導ケーブルである。この超電導薄膜線材3は、金属基板と、この基板の片面上のみに形成されたRE系超電導薄膜とを有する。そして、この線材3は、RE系超電導薄膜の形成された面が心材に対して外向きとなるように巻回されている。抵抗の小さい超電導薄膜側の面がケーブルの外周側に位置するようにできるため、接続部材を超電導薄膜線材3の外周にはめ込んで接続を行った場合、接続箇所の接続抵抗を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】 設置される外環境からの入熱を、スーパーインシュレーションのような、火災やそれによる損傷の原因となる危険性のある手段によらず、かかる危険性のない手段によりカットし得る超電導送電用断熱多重配管を提供する。
【解決手段】 多重管構造の内部に超電導ケーブル1が収納され、隣接二重管間隙の少なくとも1つが真空断熱層とされた超電導送電用断熱多重配管において、配管素材に金属コーティング6が形成されてなり、及び/又は、配管素材の1本以上が内面、外面の何れか一方又は両方の全面にRa0.2μm以下の表面粗さを有してなる。金属コーティング6は、アルミニウム、亜鉛、若しくはそれらを含んだ合金からなることが好ましい。又、隣接二重管間隙に低熱伝導性材料からなるスペーサ4が配置されたものが好ましい。又、金属コーティングは、片側当たりの付着量が10g/m2以上の膜であることが好ましい。 (もっと読む)


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