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Fターム[5G321CA50]の内容

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【課題】長尺な線材と同様の効果を有する超電導テープ線材の製造方法、超電導テープ線材、および超電導機器を提供する。
【解決手段】超電導テープ線材30の製造方法は、テープ状基板31を準備する工程(S10)と、テープ状基板31上に中間薄膜層32を形成する工程(S20)と、中間薄膜層32は一方端部32cから他方端部32dまで伸び、中間薄膜層32に一方端部32cから他方端部32dまで延在する少なくとも1つの中間層分割領域32aを形成する工程(S50)と、中間薄膜層32上に超電導層33を形成する工程(S30)とを備えている。超伝導領域層33aは、超電導層33bの臨界温度では超電導状態とならない領域であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】
2軸方向にテクスチャを有するバッファ膜を備えた超電導体物品およびその製造方法を提供する。
【解決手段】
超電導体物品は、基板と、前記基板上に配置され、かつ単軸結晶テクスチャを有する第1のバッファ膜であって、前記単軸結晶テクスチャは、前記第1のバッファ膜の面内に延びる第1の結晶方向に沿ったテクスチャであり、前記第1のバッファ膜の面外に延びる第2の方向に有意のテクスチャを有さないことを特徴とする前記第1のバッファ膜と、 前記第1のバッファ膜上に配置されていて、2軸方向の結晶テクスチャを有する第2のバッファ膜であって、前記2軸方向の一方の結晶方向は前記第1の結晶方向に沿って配向される前記第2のバッファ膜と、前記第2のバッファ膜上に配置されている超電導体層とを有する。 (もっと読む)


【課題】基板上に中間層の1層としてCr膜を有する超電導線材用基材の製造効率を高めることを目的とする。
【解決手段】基板10上に中間層20を形成する中間層形成工程を有し、且つ中間層形成工程として、成膜面に対して斜め方向からイオンビームを照射しながら蒸着源からの蒸着粒子を前記成膜面に堆積させて膜を形成するスパッタリング法にてCr膜22を形成するCr膜形成工程と、その他の層(例えばベッド層24、2軸配向層26、キャップ層28等)を形成する工程と、を有する超電導線材用基材の製造方法である。 (もっと読む)


【課題】高い通電特性を有する超電導線材の接続部、及び超電導マグネットなどの超電導機器を提供することにある。
【解決手段】複数本の超電導線材と、複数の超電導線材を一体化する焼結体を備える超電導接続部であって、前記超電導線材の少なくともいずれかがMgB2超電導線材であり、前記焼結体にMgB2を含み、前記焼結体が超電導線材の突出方向と異なる方向から加圧されたものである。またこのような接続部を形成するため、焼結体を構成するための原料粉末を導入するための開口部と、超電導線材を挿入するための開口部を備えた加圧容器を用い、これらの開口部が異なる方向に向いていることを特徴とする。その結果、焼結体にMgB2が高密度に充填され、粒間結合性が良好な接続構造となる。 (もっと読む)


【課題】保護層が酸化物超電導層の上表面および幅方向両側面に積層された状態で細線化する。
【解決手段】基材上に、結晶配向性が整えられた酸化物超電導層を形成する酸化物超電導層形成工程と、少なくとも酸化物超電導層を線材の幅方向に分断する線材の長手方向に溝を形成する溝形成工程と、少なくとも前記酸化物超電導層の表面を覆うように保護層を形成する保護層形成工程と、前記溝内に設定された切断位置において線材長さ方向に切断し、当初幅寸法より小さな幅寸法となる細線の超電導線材を形成する切断工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、酸化物超電導積層体を気相法により形成された金属シード層と電解めっきによる金属製の安定化層で保護した構造の酸化物超電導線材を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明の酸化物超電導線材1は、基材3と、基材3上に設けられた中間層5と酸化物超電導層6と、酸化物超電導層6上に設けられたAgの安定化基層7とを備えて酸化物超電導積層体2が構成され、酸化物超電導積層体2の周面側に、少なくとも酸化物超電導積層体2の側面および基材3側の面を覆うように気相法により形成された金属シード層8が被覆され、金属シード層8の外周側および安定化基層7の上面側に電解めっきによる金属製の安定化層9が積層されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】大電流が通電される場合でも、磁場による臨界電流の低下を低減できる超電導機器を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル(超電導機器)1は、希土類元素を含む酸化物からなる超電導相を基板上に具えた超電導線材を巻回してなる内側超電導層12及び外側超電導層14を具える。内側超電導層12は、通電時、超電導線材に加わる主たる磁場の向きが当該超電導線材の長手方向に平行するように形成された軸方向磁場印加層である。各超電導層12,14を構成する超電導線材の巻回方向は同一方向であり、かつ両超電導層12,14では巻回方向が異なる。内側超電導層12を構成する各超電導線材層のピッチは、外側が内側よりも小さい。この構成により、内側超電導層12を構成する超電導線材には、通電時、軸方向磁場が印加され、平行磁場の印加による臨界電流の低下を低減できる。 (もっと読む)


【課題】 超電導層全体の超電導結晶が高度に配向化する熱処理方法、つまりは高臨界電流値を有するRE123超電導薄膜テープ線材の製造方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 金属基板上に中間層を形成する中間層形成工程と、前記中間層上に原料を塗布して前駆体線材を形成する前駆体形成工程と前記前駆体線材を熱処理し、RE123超電導薄膜を形成する薄膜形成工程を備え、前記薄膜形成工程において、前記金属基板を誘導加熱法によって加熱し、熱が前記金属基板側から前記原料側に伝わるよう熱処理することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、超電導線を細分化する工程を行うことなく、交流損失の少ない超電導線材、及び前記超電導線材からなる超電導コイルを製造することができる技術の提供を目的とする。また、本発明は、超電導線を細分化する工程を行うことなく、交流損失の少ない超電導線材を効率よく製造することができるため、細分化工程を省くことで製造プロセスの単純化と低コスト化をなすことができる技術の提供を目的とする。
【解決手段】本発明の超電導線材は、テープ状金属基材の表面および裏面に隣接する側面に、結晶配向させた中間層と、酸化物超電導層とを備えてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 断面が多角形状で臨界電流の角度依存性がない高温超電導線材及びそれを用いた高温超電導コイルを提供する。
【解決手段】 高温超電導線材において、中心部に形成される金属基材1と、この金属基材1の外側に形成される基材2と、この基材2の外側に形成される中間層3と、この中間層3の外側に形成される超電導層4と、この超電導層4の外側に形成される安定化層5と、この安定化層5の外側に形成される保護層6とを具備し、断面が多角形状を有する。 (もっと読む)


【課題】良好な接合状態であり、ハンダ接続部の電気抵抗の増加を抑制することが可能な超電導線材の金属端子接合構造体及び超電導線材と金属端子の接合方法の提供。
【解決手段】本発明は、基材11と中間層12と超電導層13と保護層14とを備える超電導テープ1の保護層14上に、安定化材テープ21を接合して安定化材複合超電導テープ5とし、安定化材複合超電導テープ5上に金属端子8を接合する超電導線材と金属端子の接合方法であって、安定化材テープ21は、一方の面に第1ハンダ21Aが、他方の面に第2ハンダ21Bが夫々メッキされており、超電導テープ1と安定化材テープ21は第1ハンダ21Aを介して接合され、金属端子8は安定化材複合超電導テープ5上に第2ハンダ21Bと第3ハンダ7とが順に介在されて接合されてなり、第2ハンダ21Bの融点及び第3ハンダ7の融点が、第1ハンダ21Aの融点よりも低いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】断熱性能に優れる断熱管、及びこの断熱管を備える超電導ケーブルを提供する。
【解決手段】断熱管1は、内管21と外管22との間に断熱材4と線状体のスペーサ3とが内蔵され、このスペーサ3の横断面形状は、複数の辺32で囲まれる略多角形で、隣り合う辺32同士が接合されて外側に突出する複数の頂点31を有している。そして、隣り合う上記頂点31同士をつなぐ全ての辺32は、当該頂点31同士を結ぶ仮想直線33よりも内側に位置する。スペーサ3と断熱管1の他の構成部材との接触面積を低減することで、内管21の内側への熱侵入量又は内管21の内側からの熱放射量の増加を抑制することができ、断熱管1の断熱性能を向上することができる。 (もっと読む)


【課題】幅が狭い高温超電導線を用いてのコイル内部での転位が可能なコイル設計の自由度の高い高温超電導導体と、これを巻き回して形成した高温超電導コイルを提供する。
【解決手段】金属基板層4、電気絶縁体の中間層5及び酸化物超電導層6を順に積層したテープ状高温超電導線2を、微小間隙を設け幅広面方向に平行に並べ並列化し、並列化した高温超電導線2を、長手方向に所定間隔を設けて接続部10で複数連接したもので、並列化した高温超電導線2は、2本の高温超電導線2の間で、また接続部10で長手方向に隣接する各対応の高温超電導線2との間でも各層の積層順が逆となっていると共に、接続部10で4本の高温超電導線2は、各端部が上下面に固着した2枚の接続用高温超電導線3により電気的に接続されている。 (もっと読む)


【課題】超電導電流リードの電流容量を増加させるためには、金属性の電極が大きくなるため、熱容量が増加し、ハンダ付け工程の際に保護層が消失する可能性が高くなる。
【解決手段】本発明に係る超電導電流リード20は超電導層13上に保護層15が形成された高温超電導テープ線材2の保護層側を第一のハンダ4で金属電極3に電気的に接続した電流リードユニット1を第一のハンダ4より融点が低い第二のハンダ5で複数電気的に接続したことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】冷却等により離形材層が剥離する剥離力で超電導特性が劣化してしまうといった虞が少なく、また樹脂含浸超電導コイルが発熱した場合でも十分に熱を除去することができ、焼損に至る虞の少ない絶縁被覆酸化物超電導線材および樹脂含浸超電導コイルを提供する。
【解決手段】絶縁被覆酸化物超電導線材21を、平角線材のRE系酸化物超電導線素材1を全周面に絶縁材層2を略等厚に形成して被覆すると共に、絶縁材層2の外表面に離形材層22を形成したもので、離形材層22が、絶縁材層2の外表面の一部のみに形成されているものとし、この絶縁被覆酸化物超電導線材21を巻き回し、コイル成形した後に熱硬化性合成樹脂23を含浸させて巻線部25を形成して樹脂含浸超電導コイル24とする。 (もっと読む)


【課題】断熱管の長さ調整を可能とし、超電導ケーブルの設計から超電導ケーブルが布設された送電線路を構築するまでの工期を短縮することができる超電導ケーブルの布設方法を提供する。
【解決手段】超電導ケーブルの布設方法は、(1)断熱管の少なくとも一方の端部に、内管と外管との間の空間に連通し、断熱管の軸方向に突出するように仮設ポートを設け、内管と外管との間の空間の水分を除去した超電導ケーブルを用意する工程と、(2)超電導ケーブルを布設する工程と、(3)超電導ケーブルの布設後、仮設ポートから乾燥ガスを導入しながら、断熱管の実際布設長よりも長い余長部分から外れる位置に真空ポートを設ける工程と、(4)真空ポートの形成後、断熱管端部の余長部分を切断し、断熱管の端部を封じ切りして、断熱管の長さ調整を行う工程と、(5)断熱管の長さ調整後、真空ポートから内管と外管との間の空間の真空引きを行う工程と、を備える。 (もっと読む)


【課題】従来よりも小さな曲げ直径で曲げ加工を行う場合であっても、充分な超電導特性を維持することができる薄膜超電導線材とその製造方法を提供する。
【解決手段】基板および超電導層を有する本体部の周囲に銅保護層が形成された薄膜超電導線材の製造方法であって、超電導層側に位置する銅保護層の厚みを基板側に位置する銅保護層の厚みより厚くして、薄膜超電導線材の厚みの中心位置を示す中立線から超電導層表面までの距離が所定値以下となるように、銅保護層をめっき法により形成する。 (もっと読む)


【課題】リールから取り外された薄膜超電導線材を使用する場合であっても、基板側と超電導層側とを容易に識別することができる薄膜超電導線材を提供する。
【解決手段】基板および超電導層を有する本体部と、本体部を被覆する銅保護層あるいは本体部を被覆するはんだ層を介して本体部の上下に貼付された銅保護層とを備えた薄膜超電導線材であって、銅保護層のうち、基板側に位置する銅保護層または超電導層側に位置する銅保護層のいずれかの表面に、超電導層が設けられた側を識別するための識別標識が設けられている。 (もっと読む)


【課題】複数のケーブルコアを用いていても撚り合わせ構造を形成し易い超電導ケーブル、及びこの超電導ケーブルを利用した直流送電方法を提供する。
【解決手段】超電導ケーブル40は、超電導導体層44及び外部超電導層46を同軸状に具える2条のケーブルコア41と、1条の冷媒管42とを撚り合わせ、断熱管7内に収納させた構成である。超電導ケーブル40は、双極送電や単極送電といった直流送電、交流送電に用いることができる。例えば、両コア41に具える超電導導体層44を往路線路、両コア41に具える外部超電導層46を帰路線路に用いることで単極送電を行える。超電導ケーブル40は、従来の超電導ケーブルに具える3条のコアのうち1条を、超電導材料を全く使用しない部材(冷媒管42)とすることで、撚り合わせ易い。 (もっと読む)


【課題】本発明は、超電導線材の修復方法、及び、密着不良箇所が修復された超電導線材を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、超電導積層体1と、該超電導積層体1の表面18aに、ハンダ層3を介して接合された安定化層2とを有する超電導線材Aについて、安定化層2の密着不良箇所を修復するに際し、密着不良箇所のハンダ層3を、エッチング液を用いて選択的に除去し、密着不良箇所の安定化層2を、超電導積層体1の表面18aから剥離する工程と、超電導積層体1の表面18aから剥離した安定化層2を、超電導線材Aから除去する工程と、安定化層2及びハンダ層3の前記各工程で除去された欠損部22に、金属微粒子41を含有する導電性ペースト4を供給し、焼成することによって、欠損部22を金属微粒子41の焼結体43によって補填する工程とによって安定化層2の密着不良箇所21を修復する。 (もっと読む)


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