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Fターム[5G321DB18]の内容

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【課題】 酸化物超電導線材内で超電導結晶が高度に配向化された組織と、均一な超電導フィラメント形状を実現し、それによって高い臨界電流値を有する酸化物超電導線材が製造できる方法を提供する。
【解決手段】 本発明は、(Bi,Pb)2223超電導体の前駆体粉末を金属管に充填する工程と、前記前駆体粉末が充填された金属管を塑性加工する工程と、前記塑性加工工程後の線材を熱処理する熱処理工程とを備えた酸化物超電導線材の製造方法であって、該前駆体粉末を板状に圧縮成形した後、板状前駆体粉末を金属管に充填することを特徴とし高臨界電流値化を図る。 (もっと読む)


【課題】不純物ガスの侵入を減少して、臨界電流値を向上するBi2223超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】Bi2212を主相とし、残部がBi−2223相および非超電導相である粉末状の前駆体11を準備する準備工程と、1000Pa以下の圧力下で金属管12に前駆体11を充填する充填工程と、1000Pa以下の圧力下で前駆体11が充填された金属管12を封止する封止工程とを備えている。充填工程と封止工程との間に、前駆体11が充填された金属管12を1000Pa以下下の圧力で、100℃以上800℃以下の温度で加熱を行なう加熱工程をさらに備えていることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 短絡電流の電路を確保できる超電導導体を提供する。
【解決手段】 超電導層2の外周に短絡電流を流すための金属層(金属パイプ3)を設ける。金属層は金属テープの巻回により構成してもよい。これら超電導層2と金属層とが交互に積層され、超電導層2と金属層との間が絶縁されている。この構成により、定格運転時は電流の大半は超電導層に流れ、短絡時には短絡電流は金属層を流れるため、短絡電流による発熱を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】高い臨界電流特性が再現性よく得られる酸化物超電導線材の製造方法及び酸化物超電導線材用粉末の判定方法を提供するものである。
【解決手段】本発明に係る酸化物超電導線材の製造方法は、酸化物超電導体の粉末又はその原料となる粉末を金属シース材内に充填する充填工程と、前記粉末が充填された金属シース材に塑性加工を施して線材を作製する伸線工程とを備え、サンプル粉末1gから脱離するH2O分子数を測定し、その測定時、サンプル粉末の50〜300℃の範囲内でのH2O分子数の最大値Aが1018個以下であり、かつ、最大値Aの計測温度から更に200℃の温度範囲内での昇温時に計測されるH2O分子数のピーク値Bと最大値Aとの比(B/A)が<0.5であるものを適正な粉末1とし、その適正な粉末1を金属シース材2内に充填し、線材の作製を行うものである。 (もっと読む)


【課題】Bi系超伝導線材のn値の向上方法を提供する。
【解決手段】磁場中でBi系超伝導線材を部分溶融処理するBi系超伝導線材のn値の向上方法であり、磁場中で銀シースBi2212超伝導線材を部分溶融処理するBi系超伝導線材のn値の向上方法とすることができる。磁場中で銀シースBi2212超伝導線材を部分溶融処理し、平板結晶粒のアスペクト比を小さくし、部分溶融処理は、900℃〜950℃の範囲でなされる。 (もっと読む)


【課題】 意図した長さとおり線材を採取できるよう、全体に均一な性能を有する酸化物超電導線材の製造方法を提供することを目的とする。
【解決手段】 (Bi,Pb)2223超電導体の前駆体粉末を金属シース材で被覆した形態の線材を伸線する伸線工程と、伸線工程後の線材を圧延する第一の圧延工程と、第一の圧延工程後の線材を熱処理する第一の熱処理工程と、第一の熱処理工程後に線材を圧延する第二の圧延工程と、第二の圧延工程後に線材を熱処理する第二の熱処理工程を備える酸化物超電導線材の製造方法において、第一の圧延工程と第二の熱処理工程の間に、シース材の外表面において、シース材の欠落箇所を銀を主成分とする材料で塞ぐ工程を備えることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


高温超電導材料を含有する高通電の可撓性導体を提供する。高温超電導(HTS)テープを含有する高電流の小型の可撓性導体及びそれを製造する方法を説明する。HTSテープは、スタック内に配列され、複数のスタックは、上部構造を形成するために配列され、かつ上部構造は、HTSケーブルを得るようにケーブル軸の周りで捻られる。本発明のHTSケーブルは、消磁するために磁場を発生するのに使用するケーブル、及び高電流送電又は分配用途のような多数の用途で利用することができる。 (もっと読む)


【課題】超電導特性を向上することのできる酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】(Bi,Pb)2223超電導の前駆体粉末を金属で被覆した形態の線材を伸線する伸線工程と、前記伸線工程の線材を圧延する圧延工程と、前記圧延工程の線材を熱処理する熱処理工程とを備え、前記伸線工程と前記圧延工程との間において、中間熱処理を加え線材中の前駆体粉末の結晶粒サイズを、伸線後の結晶粒サイズより大きくすることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


超伝導物品及びそのような物品を製造する方法が開示されている。超伝導物品は、超伝導材料又は超伝導材料に変換することができる1つ若しくは複数の材料からなる少なくとも1つのコア材料と、当該少なくとも1つのコア材料を包囲する第1の材料からなる少なくとも1つの第1のマトリックスと、当該第1の材料を部分的に包囲する第2の材料の少なくとも1つの補強マトリックスと、当該第2の材料を包囲する第3の材料の少なくとも1つの第3のマトリックスとを備える。当該補強マトリックスはその外周に少なくとも1つの開口部を備えるものであり、当該開口部によって、超伝導物品を製造する方法の少なくとも1つの工程を実施する間に、酸素が第1のマトリックスに到達することができるようになる。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度を高くすることができるとともに交流損失を低くすることができる酸化物超電導線材、超電導構造体、酸化物超電導線材の製造方法、超電導ケーブルおよび超電導マグネットならびに超電導マグネットを含む製品を提供する。
【解決手段】Bi−2223系酸化物超電導体を含むフィラメントの複数がマトリクス中に埋め込まれてなるテープ状の酸化物超電導線材であって、酸化物超電導線材の長手方向に直交する断面の断面積が0.5mm2以下であり、酸化物超電導線材の断面において、フィラメントの1本当たりの平均断面積が酸化物超電導線材の断面積の0.2%以上6%以下である酸化物超電導線材である。 (もっと読む)


本発明は、77Kで少なくとも2乃至4時間に亘り、200A超の直流電流を高温超電導体の冷却に使用する冷媒への実質的熱負荷なしに通電可能な高温超電導(HTS)バルク体電流リードを提供する。向上した特性を持つ高温超電導バルク体電流リードは、改良高温超電導(HTS)ビスマス系銅酸化物[(Bi,Pb)2Sr2Ca2Cu3010+x]材料から両端の金属接点を有するチューブ及びロッドの形状でつくられる。このようなリードを得るべく、この方法は、均質な銀の添加による超電導体材料改質、大型のチューブで初期焼結した後の粉末への粉砕工程、前記初期焼結チューブ粉末の様々な大きさのチューブ及びロッドへの付形工程、前記チューブ及びロッドの両端部での2つの金属溶射された銀の間に挟まれた有孔銀箔による金属接点の形成工程及び続く共焼結最終工程とを含んでいた。これら側面に従って得られる電流リードは、超電導マグネットシステムに電圧印加に必要な200A超の電流を安定に通電可能である。 (もっと読む)


【課題】 単芯線の切断時に起こるガス吸着を防止する。それによって結晶間に生じる空隙、アモルファス相の偏析、膨れ欠陥の発生を抑制し、全長にわたって高い臨界電流値を有する酸化物超電導線材を実現できる製造方法を提供することにある。
【解決手段】 第1の金属パイプに原料粉末を充填し、該第1の金属パイプに伸線加工を施し単芯線材を得る工程と、該単芯線材を複数本に切断する工程と、該切断された単芯線材を複数本束ね第2の金属パイプに嵌合し多芯母材を得る工程と、該多芯母材に塑性加工を施し多芯線材とする工程と、該多芯線材に熱処理を施す工程とを含む金属被覆(Bi,Pb)2223超電導線材の製造方法であって、前記単芯線材の切断が溶融切断であって、切断部を溶融凝固体で封止することを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】電流がより流れやすいBi2223超電導線材とし、臨界電流値を向上する超電導線材を提供する。
【解決手段】超電導線材10は、Bi2223相よりなる超電導結晶を含む超電導線材であって、a−b面に平行な断面におけるBi2223相よりなる超電導結晶の平均粒径が20μm以上であり、21.1μm以上とすることが好ましい。また、Bi2223相よりなる超電導結晶のXRDロッキングカーブで測定された(0.0.24)ピークのFWHMが18°以下である。また、Bi2212相よりなる超電導結晶をさらに含み、X線回折によりθ/2θスキャン法で測定されるBi2223相およびBi2212相のピーク強度において、Bi2223(0.0.14)/(Bi2223(0.0.14)+Bi2212(0.0.12))により求められる値が0.95以上である。 (もっと読む)


【課題】臨界電流密度の高い(Bi,Pb)2223酸化物超電導線材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】金属パイプに原料粉末を充填し、伸線加工を行った後、圧延加工と加圧熱処理を行う金属被覆(Bi,Pb)2223超電導線材11の製造方法であって、圧延加工工程前母材の総超電導フィラメント周長(A)と総超電導フィラメント断面積(B)の関係が40≦A/B≦80(1/mm)であることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】臨界温度も高くかつ、臨界電流値の高い酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】金属パイプに原料粉末を充填する工程、塑性加工により金属被覆前駆体線材を形成する工程、その金属被覆前駆体線材を熱処理して(Bi,Pb)2223超電導相を形成する工程を備える金属被覆超電導線材の製造方法であって、前記(Bi,Pb)2223超電導相を形成する熱処理工程後に、加圧雰囲気下における焼鈍工程を含むことを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】臨界電流の高い(Bi,Pb)2223酸化物超電導線材の製造方法を提供する。
【解決手段】金属パイプに原料粉末を充填する工程、塑性加工により金属被覆前駆体線材を形成する工程、その金属被覆前駆体線材を熱処理して(Bi,Pb)2223超電導相を形成する工程を備える金属被覆(Bi,Pb)2223超電導線材の製造方法であって、前記金属被覆前駆体線材には(Bi,Pb)2212相が主相として含まれており、前記熱処理する工程は少なくとも1回以上の昇温ステップを含み、最高到達温度にいたる最終昇温ステップにおける昇温速度が200℃/時間以上であることを特徴とする酸化物超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


【課題】高い臨界温度を持つ(Bi,Pb)2223系酸化物超電導材料の製造方法を提供する。
【解決手段】(Bi,Pb)2Sr2Ca2Cu3O系酸化物超電導材料の製造方法であって、原料を混合する工程と、前記混合された原料を少なくとも1回以上の熱処理する工程を含み、前記熱処理する工程は、(Bi,Pb)2223結晶を形成する第1の熱処理工程と、(Bi,Pb)2223結晶が形成された後に、(Bi,Pb)2223結晶中のPb含有量を減少させる第2の熱処理工程を含み、前記第2の熱処理は前記第1の熱処理より低い温度で行うことを特徴とする酸化物超電導材料の製造方法。 (もっと読む)


【課題】金属シースの電気抵抗を大きくして熱伝導を小さくすることができ、かつ酸化物超電導体の臨界電流密度を低下させない金属シース材で覆われた酸化物超電導線材を提供する。
【解決手段】Bi(2223)系酸化物超電導体が被覆材により覆われてなる酸化物超電導線材において、その被覆材は金を含む銀合金であり、その銀合金中の金の濃度が被覆材の内側から外側にかけて高くなっており、その酸化物超電導線材は被覆材が銀のみを含む場合に比べて同等以上の臨界電流密度を有するとともに、被覆材はそれが銀のみを含む場合に比べて必然的に低い電気伝導性と低い熱伝導性とを有していること特徴としている。 (もっと読む)


【課題】臨界温度が110Kよりも高いBi系超電導体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】本Bi系超電導体は、超電導相として(Bi,Pb)2223を含むBi系超電導体であって、(Bi,Pb)2223のc軸に平行な方向に磁場が印加されている状態で測定され95Kで規格化された磁化率が−0.001となる第1の臨界温度が110.0Kより高い超電導体である。 (もっと読む)


【課題】 (Bi,Pb)2223結晶の配向性が高く臨界電流が高い超電導線材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 (Bi,Pb)2223を含む超電導線材の製造方法であって、原料粉末を金属シースに充填する工程と、原料粉末が充填された金属シースを塑性加工して線材を形成する工程と、線材を熱処理する工程とを含み、原料粉末は超電導相としてBi2212を含み、原料粉末の非超電導相におけるPb含有化合物がCa2PbO4であることを特徴とする超電導線材の製造方法。 (もっと読む)


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