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Fターム[5H028HH08]の内容

Fターム[5H028HH08]に分類される特許

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【課題】 異常温度上昇時における安全性の高い積層型二次電池を提供すること。
【解決手段】 複数の電極板を,その正極活物質層と負極活物質層との間にセパレータを挟み込みつつ単電池層をなすように平積みしてなる電極体を有する,いわゆるバイポーラ型もしくはモノポーラ型の積層型二次電池が本発明の適用対象である。そして,本発明の積層型二次電池はさらに,積層方向の中央に位置する単電池層を含み両端の単電池層を含まない中央寄り単電池層群のシャットダウン温度が,それ以外の単電池層のシャットダウン温度より低いことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】電極体の温度が許容範囲を超えることで不具合が生じてしまうことを防止すること。
【解決手段】正極側集電端子30A及び正極12、もしくは負極側集電端子及び負極の少なくともいずれか一方を、電極体11の温度が所定の温度に達したときに、正極側集電端子30Aと正極12との接続、もしくは負極側集電端子と負極との接続を遮断可能な第1〜第6接続部材51〜56により接続した。 (もっと読む)


【課題】正極(負極)の外周に形成されたバリが、セパレータを貫通し、負極(正極)と接触して内部短絡が生じる場合がある。この内部短絡を防止できる電極、該電極を用いた二次電池、該電極の製造方法および製造装置を提供する。
【解決手段】正極2には、絶縁性物質である樹脂Rが塗着されている。正極2は、正極集電体6と当接する当接面2aと、その反対側の面である反対面2bとを備え、この反対面2bの上に樹脂Rが塗着される。また、バリは反対面2bの表面や周縁部から外方に向けて形成される場合がある(B1,B2)。そのため、正極2の反対面2bに樹脂を塗着するに先だって、正極2の端部を押圧手段によって挟み込み、このようなバリB2を反対面2bの内方に傾倒させる。そして、樹脂でこのバリB2を被覆反対面2bに塗着して樹脂Rを構成する。 (もっと読む)


【課題】高出力、大容量であり、複数の電池をモジュール化しても信頼性が確保される角形二次電池を提供する。
【解決手段】正極板と負極板とをセパレータを介して巻回した巻回電極体14が、開口を有する有底角筒状の外装体25に収納され、この開口がガス排出弁27を有する封口板23により封止された角形二次電池10であって、巻回電極体14は、巻回電極体14の巻回軸方向が外装体25の底面と平行になるように外装体25内に配置され、巻回電極体14の巻回軸方向の両側の端部と、外装体25における巻回電極体14の巻回軸方向の端部と対向する側面の間に、外装体25を形成する材料の融点よりも高い融点を有する高融点材料30が配置されている。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造で電流の遮断が可能なエネルギー損失の少ない二次電池の提供。
【解決手段】二次電池10は、ケース11の内部に電池素子35を備えている。電池素子35には正極タブ25および負極タブ26が設けられている。正極タブ25および負極タブ26には、正極タブ接続板18および負極タブ接続板19がそれぞれ接続されている。正極タブ接続板18は、低融点合金20により正極端子16と当接するように保持され、負極タブ接続板19は、低融点合金20により負極端子17と当接するよう保持されている。ケース11内部の温度が低融点合金20の融点以上に上昇すると、低融点合金20は溶けて流れていく。低融点合金20が溶けて流れると、正極端子16および負極端子17と正極タブ接続板18および負極タブ接続板19は離間して、電流が遮断される。 (もっと読む)


【課題】振動や衝撃による電極素子の位置ずれを抑制し、且つ液密性の高い外装フィルムを提供する。
【解決手段】電池10は、電極素子20と、電極素子20を収納する外装フィルム12と、を備えている。電極素子20は、互いに積層された複数の電極シート21,22と、電極シート21,22同士の間に配置されたセパレータ23と、を含む。外装フィルム12は、互いに対向して配された熱可塑性樹脂層を有し、互いに対向する樹脂層の外周部が熱溶着されて成る。複数のセパレータ23のうちの少なくとも2つに、互いに積層された電極シート21,22から突出して外装フィルム12の樹脂層と溶着されている突出部24a〜24hが形成されている。複数のセパレータ23のうちの第1のセパレータの突出部24aと第2のセパレータの突出部24bとが、互いに重ならないように配置されている。 (もっと読む)


【課題】二次電池の内部の温度が上昇した場合においても,正極板と負極板との絶縁を確実に確保できる捲回型二次電池を提供すること。
【解決手段】本発明の二次電池10は,正極と負極との電極板31,32を扁平な形状に捲回した捲回型の電極体11と,電解液13とを電池ケース12に封入してなる捲回型二次電池であって,電極体11は,扁平な箇所と扁平な箇所との間にR部14が形成されており,R部14のうち,少なくとも捲回の最内周側から1つ目の電極板と2つ目の電極板との間の位置に配置され,電解液13を透過させる絶縁体21を有し,絶縁体21は,電極体11の捲回軸方向の幅全体に渡って配置されているものである。 (もっと読む)


【課題】水分による性能低下を抑制することができる電池を提供する。
【解決手段】正極層、負極層、及び、正極層と負極層との間に配設された電解質層を有する素電池3と、該素電池3を収容する容器4とを備え、素電池3の外側且つ容器4の内側に気体5が充填され、該気体5の露点が−28℃未満である電池とする。 (もっと読む)


【課題】所定の条件下で電池ケースの内圧を上昇させるガス発生材を備え、かつ該ガス発生材による電池性能への影響が抑えられた二次電池を提供する。
【解決手段】本発明に係る二次電池は、正極及び負極を備える電極体80と、電極体80を収容する電池ケースと、電池ケースの内部に配置され、温度上昇に伴いガスを発生させるガス発生材60と、電池ケースの内圧がガス発生材60からのガス発生により上昇した場合に作動する電流遮断機構とを備える。ガス発生材60は、電池反応に関与する部位を避けて配置されている。 (もっと読む)


【課題】アルカリ蓄電池としての電池特性のさらなる適正化を促進可能な電極含有金属の比率を有するアルカリ蓄電池、及び該アルカリ蓄電池の製造方法を提供する。
【解決手段】アルカリ蓄電池は、コバルト化合物被膜層により被覆されている水酸化ニッケル粒子を含む正極と、ニッケルを含有する水素吸蔵合金を含む負極とを備える。アルカリ蓄電池は、正極には、金属コバルト又はコバルト化合物が添加されているとともに、負極の水素吸蔵合金には、コバルトが含有されており、正極に添加された金属コバルト又はコバルト化合物に含まれるコバルトの当該正極に占める質量をXとし、負極に含有されたコバルトの当該負極の水素吸蔵合金に占める質量をYとし、正極の容量をVとし、負極の容量をWとするとき、「(X/Y)×(W/V)」により求められる値が、「1.1」以上、かつ、「1.91」以下である。 (もっと読む)


【課題】振動、衝撃などにより、内部の電池要素が動くことが原因で生じるリード部の破壊、フィル状外装材の損傷、あるいは正極電極、負極電極をセパレータを介して積層または巻回した電池要素のずれによって内部ショート等が発生することがないフィルム状外装材で外装した電池を提供する。
【解決手段】正極端子9、負極端子10を取り付けた電池要素5と、電池要素を収容する凹部4、4A,4Bを有し、熱融着部3を形成して電池要素を覆うフィルム状外装材2,2A,2Bと、フィルム状外装材と電池要素の間の空間に、熱融着部において一体に熱融着した熱可塑性樹脂充填部6を有するフィルム外装電池1。 (もっと読む)


【課題】セパレータのカールを抑制する二次電池製造方法の提供。
【解決手段】巻回可能に支持された巻芯220でセパレータ113を挟んで固定し、巻芯220を回転させながらセパレータ113の間に正極板111と負極板112を挟んで巻回して巻回電極体110を形成し、巻回電極体110から巻芯220を取り除いて、巻回電極体110を角型の電池ケース180に挿入することで角型の二次電池100を形成する二次電池製造方法において、セパレータ113は表面に多孔質層113Bを有し、巻芯220でセパレータ113の端部を挟み、端部を巻回前に加熱する加熱工程と、巻芯220を回転させて正極板111と負極板112を挟み、巻回電極体110を形成する巻回工程と、巻回された巻回電極体110を扁平に潰す扁平化工程と、を有する。 (もっと読む)


【課題】アルカリ蓄電池としての電池性能を維持しつつ、同蓄電池の正極に使用されるイットリウムなどの使用量を調整可能なアルカリ蓄電池用正極、及び該アルカリ蓄電池用正極の製造方法、及び、前記アルカリ蓄電池用正極を用いたアルカリ蓄電池、及び該アルカリ蓄電池の製造方法を提供する。
【解決手段】アルカリ蓄電池用正極は、それに含まれる水酸化ニッケル粒子の表面がコバルト化合物被膜層により被覆されており、当該正極には、水酸化ニッケル粒子及び亜鉛化合物が含有されているとともに、アルカリ蓄電池の容量特性とアルカリ蓄電池の出力特性との比に基づいて亜鉛化合物中の亜鉛に対して定められるイットリウム化合物中のイットリウム及びイッテルビウム化合物中のイッテルビウムの少なくとも一方の混合比率に基づく分量のイットリウム及びイッテルビウムの少なくとも一方が含有される。 (もっと読む)


【課題】優れた接着力を有し、電気化学デバイスに悪影響を及ぼすことのなく、電極の保護、活物質の剥がれ防止、及び電極板とセパレータ等の積層体を巻回して電池ケース内へ詰め込む際の巻末部固定を行うことができる電気化学デバイス用粘着テープを提供する。
【解決手段】本発明の電気化学デバイス用粘着テープは、プラスチック系基材の少なくとも一方の面にアクリル系粘着剤から成る粘着剤層を有する電気化学デバイス用粘着テープであって、前記アクリル系粘着剤が、少なくとも(メタ)アクリル酸アルキルエステルとヒドロキシル基含有モノマーとを含むモノマー成分を重合して得られる、酸価が1.0以下、ガラス転移温度(Tg)が−40℃以上であるアクリル系ポリマーを含有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】内部短絡が生じている電池を精度良く検出することができる、非水電解質二次電池の製造方法を提供する。
【解決手段】正極及び負極を有する電極体を形成する電極体形成工程と、電極体及び非水電解液を電池ケース内に収容した非水電解質二次電池を、所定期間放置することにより、電池を自己放電させる自己放電工程とを備える。電極体形成工程(ステップS1)では、正極の容量Aと負極の容量Bとの容量比(B/A)を1.4以上とした電極体を形成する。自己放電工程(ステップS6)では、20℃以下の温度環境下で、電池を所定期間放置する。 (もっと読む)


【課題】蓄電デバイスの安全性評価試験を確実に行うことが可能な安全性評価試験方法を提供する。
【解決手段】本発明に係る安全性評価試験方法は、蓄電デバイスを被検物とする安全性評価試験の、釘刺し試験において、釘の内部に温度測定センサーを配置することで、被検物に釘を挿入した際の被検物内部の温度変化測定を行う。 (もっと読む)


【課題】製造費用及び製造工程を減らし、重量及び体積を減らし、外部の水分が短絡部材部分に流入して発生する短絡を防止し、内部空間を効率的に活用し、キャップ組立体の組立性を向上し、過充電時の圧力又は温度に応じて短絡誘導動作が可能な二次電池を提供すること。
【解決手段】
電極組立体と、前記電極組立体と電気的に接続され、短絡孔を有する集電板と、前記短絡孔に設置される短絡プレートを含む短絡部材と、前記電極組立体と集電板を収容し、開口を有するケースと、前記ケースの開口を密封するキャッププレートを有するキャップ組立体と、を含み、前記短絡プレートは前記キャッププレートと向かい合うように配置された二次電池が提供される。 (もっと読む)


【課題】電極板の放熱性を高めることが可能であるとともに、異物が突き刺さったときの温度の上昇を抑制する。
【解決手段】二次電池1は、電解質を貯蔵する電池容器2と、電池容器2に収容され、互いに積層された複数の電極板16、17と、複数の電極板16、17のうち電極板の積層方向において互いに隣り合う1対の電極板に挟まれて接触しているとともに、積層方向と交差する方向に延びて電池容器2の内壁13bに接触している第1絶縁部材9、10と、複数の電極板16、17のうち積層方向の両端に配置された各電極板と電池容器2の内壁13bとに挟まれて接触している第2絶縁部材11、12と、を備える。第1絶縁部材9、10及び第2絶縁部材11、12は、それぞれ、電解質よりも熱伝導率が高く、積層方向に異物が貫通したときに異物の積層方向周りの表面を被覆するように変形する。 (もっと読む)


【課題】 化学電池、物理電池、キャパシタの多くが液体や液相ゲルの電解液やセパレータを用いているため、液漏れ防止だけでなく電気容量及びエネルギー密度の向上を図ることが困難であった。本発明は、その液漏れを改善し、かつその機能及び性能の向上を図った高性能電池及びその製造方法を提供する。
【解決手段】 化学電池、物理電池、キャパシタの電解液等を高分子吸収体でゲル化し粘着性(粘弾性)を損なわない範囲で乾燥させてゴム状ゲルとし、又はそれらに高分子吸収体を混合して水蒸気等の水分や有機溶媒等と温度を適度に与えてゴム状ゲルとして、薄膜化や均一化を含む加圧凝縮加工をして弾力性等を持つゴム状ゲル材に形成し、それらゴム状ゲル材の一以上を用い又は組合せ又は併せて用い又は電解液やセパレータ等と組合せ又は併せて用い又はセパレータや支持体等を不要とするよう用いた高性能電池とする。 (もっと読む)


【課題】本発明は、負極にカーボンを含む極板群を高圧迫で積層して電槽化成しても、カーボンの流出がなく、かつ化成効率が良好なばかりか、サイクル寿命も著しく長い制御弁式鉛蓄電池の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明は、正極板と、カーボンを含む負極板とを、リテーナマットを介して交互に積層して極板群を形成し、該極板群を高圧迫状態で電槽内に収納し、次いで、希硫酸電解液を注入して電槽化成する、制御弁式鉛蓄電池の製造方法に関し、希硫酸電解液の注入量を、極板群における液占有率の75〜95%とし、電槽化成を、負極活物質の理論容量に対する充電量が100%に達してから、正極活物質の理論容量に対する充電量が200%に達するまでの間の充電電流が、正極板総表面積に対して1.0mA/cm以下となるようにして実施し、かつ、電槽化成時の電池温度を30〜45℃に抑えることを特徴とする。 (もっと読む)


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