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Fターム[5H029DJ17]の内容

二次電池(その他の蓄電池) (156,093) | 電池の構成要素とその形態 (10,944) | 構成要素の形態(活物質を含む) (3,599) | 単結晶、多結晶又は層構造 (566)

Fターム[5H029DJ17]に分類される特許

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【課題】捲芯の周囲に、正極、負極、及び表面に多孔質耐熱層を形成したセパレータを捲回して電極群を作製する場合、捲回終了時に捲芯を抜き取る際、セパレータのズレや損傷によるリーク不良が発生することがあった。
【解決手段】セパレータは、多孔質ポリオレフィン膜上に多孔質耐熱層の形成部および非形成部を設ける。セパレータの非形成部は、捲回開始時に最内周で捲芯の端部と当接する位置に配置する。これにより、捲芯の抜き取り性が向上し、リーク不良が抑制され、生産性及び信頼性の高い非水電解質二次電池を得ることができる。 (もっと読む)


【課題】負極の両端部分でのリチウムイオンの受け入れ性能を向上させて、金属リチウムの析出防止性能を高めた負極を備えるリチウムイオン二次電池を提供すること。
【解決手段】本発明のリチウムイオン二次電池は、正極集電体露出部から負極集電体82露出部に向かう方向における負極合材層88の両端部分86A,86Aと、該幅方向における負極合材層の中央部分86Bとの間で、黒鉛材料85の配向が相互に異なっており、上記両端部分における黒鉛材料のX線回折法による(110)面のピーク強度A及び(002)面のピーク強度Bの比であるA/Bは、上記中央部分における(110)面のピーク強度C及び(002)面のピーク強度Dの比であるC/Dよりも増大している。ここで、負極合材層の上記幅方向の長さをLaとし、同方向の上記両端部分の合計長さをLbとしたときのLb/Laの値が0.3よりも大きい。 (もっと読む)


【課題】オリビン型構造のリチウム含有複合酸化物は、リチウムイオンの吸蔵および放出が結晶のb軸方向に一次元的に起こりやすい。そこで、リチウム含有複合酸化物の単結晶のb軸が、正極集電体表面に垂直に配向した正極を提供する。
【解決手段】リチウム含有複合酸化物粒子に酸化グラフェンを混合し、加圧する。加圧することで直方体又は略直方体の粒子がすべりやすくなる。また、b軸方向の長さがa軸およびc軸方向の長さよりも短い直方体又は略直方体の粒子を用いることで、一方向の加圧によりb軸を加圧した方向に配向させることができる。 (もっと読む)


【課題】負極の中央部分の電解液の含浸性を向上させて金属リチウムの析出防止性能を高めた負極を備えるリチウムイオン二次電池を提供すること。
【解決手段】本発明によって提供されるリチウムイオン二次電池は、捲回電極体の捲回軸方向における負極合材層88の両端部分86A,86Aと、該捲回軸方向における負極合材層の少なくとも中心を含む中央部分86Bとの間で、負極合材層中の黒鉛材料85の配向が相互に異なっている。中央部分における黒鉛材料のX線回折法による(110)面のピーク強度A及び(002)面のピーク強度Bの比であるA/Bは、両端部分における黒鉛材料のX線回折法による(110)面のピーク強度C及び(002)面のピーク強度Dの比であるC/Dよりも増大している。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン二次電池の充放電の際に負極からの電解液の流出を防止して内部抵抗の増加を抑制し得るリチウムイオン二次電池を提供すること。
【解決手段】本発明によって提供されるリチウムイオン二次電池は、正極シート及び負極シート84を含む捲回電極体を備えており、捲回電極体の捲回軸方向における負極合材層88の両端部分86A,86Aにおいて、該負極合材層中の黒鉛粒子85の垂直度は1以上である。ここで、垂直度は、負極合材層の単位面積当たりの黒鉛粒子の数のうち、負極集電体82の表面に対する傾きθnが60°≦θn≦90°である該黒鉛粒子の数をm1とし、負極集電体の表面に対する傾きθnが0°≦θn≦30°である該黒鉛粒子の数をm2としたときのm1/m2である。 (もっと読む)


【課題】PCを主成分とする電解液を利用できる炭素系負極材料である。
【解決手段】グラフェンの層構造を有する炭素系負極材料は、結晶性を有し、細孔を有する。すなわち黒鉛と比較して、結晶構造に歪みが生じている。そのため、炭素系材料を構成するグラフェンの層間距離も黒鉛と比較して広がっている。このような炭素系負極材料は、PCを主成分とする電解液を用いた二次電池に利用できることが確認できた。 (もっと読む)


【課題】正極の活物質密度が3.65g/cm3以上の高容量なリチウムイオン二次電池において、良好なレート特性とサイクル特性を確保する。
【解決手段】正極、負極、正極と負極との間に介在する多孔質絶縁層および多孔質絶縁層に含浸される非水電解質を含み、正極は、正極芯材および正極芯材に付着した正極活物質層を含み、正極活物質層は、第1活物質と第2活物質との混合物を含み、第1活物質は、平均粒子径D1の二次粒子P1を含み、二次粒子P1は、複数の一次粒子p1の焼結体であり、二次粒子P1の圧壊強度は、85MPa以上であり、第2活物質は、平均粒子径D2の二次粒子P2、ただしD2<D1、を含み、二次粒子P2は、複数の一次粒子p2の焼結体であり、正極活物質層の活物質密度が、3.65g/cm3以上である、リチウムイオン二次電池。 (もっと読む)


【課題】活物質を扱いやすい粒子サイズを維持したまま比表面積を高めることにより、高出力な蓄電装置を提供する。
【解決手段】正極集電体及び正極活物質層を有する正極と、負極集電体及び負極活物質層を有する負極と、電解液と、を有し、負極活物質層は、負極活物質を含み、負極活物質は、複数の薄片化されたグラファイトが隙間をもって互いに重なり合う粒子である。該粒子の粒径は、1μm乃至50μmであることが好ましい。また、薄片化されたグラファイトと薄片化されたグラファイトとの隙間は、電解液と接することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】セパレータを必要とせず、絶縁性を保ちつつ、高エネルギー密度化を実現できるリチウムイオン二次電池を提供する。
【解決手段】本発明のリチウムイオン二次電池10は、電極1,1’と、該電極1,1’上に、第1の電解質溶液からなる層を乾燥してなる固体電解質層2,2と、を備えてなるリチウムイオン二次電池であって、前記第1の電解質溶液は、(A)有機酸のリチウム塩及びポリアニオン型リチウム塩からなる群から選択される一種以上のリチウム塩、(B)マトリクスポリマー、(C)可塑剤及び/又は(D)希釈用有機溶媒、並びに(F)ホウ素化合物が配合されてなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】正極の活物質密度が3.65g/cm3以上の高容量なリチウムイオン二次電池において、良好なレート特性とサイクル特性を確保する。
【解決手段】正極、負極、正極と負極との間に介在する多孔質絶縁層および多孔質絶縁層に含浸される非水電解質を含み、正極は、正極芯材およびこれに付着した正極活物質層を含み、正極活物質層は、第1活物質と第2活物質との混合物を含み、第1活物質は、平均粒子径D1の二次粒子P1を含み、二次粒子P1は、0.5μm≦d1≦2μmを満たす平均粒子径d1の複数の一次粒子p1の焼結体であり、第2活物質は、平均粒子径D2の二次粒子P2、ただしD2<D1、を含み、二次粒子P2は、平均粒子径d2の複数の一次粒子p2の焼結体であり、二次粒子P1の内部の空隙率が、3%〜10%であり、正極活物質層の活物質密度が、3.65g/cm3以上である、リチウムイオン二次電池。 (もっと読む)


【課題】本発明は、正極活物質として高電圧材料を使用し、正極活物質および固体電解質材料の界面抵抗を低減した全固体電池を提供することを主目的とする。
【解決手段】本発明は、平均作動電圧が4V(vs.Li/Li)以上の正極活物質を含有する正極活物質層と、負極活物質を含有する負極活物質層と、上記正極活物質層および上記負極活物質層の間に形成された固体電解質層とを有する全固体電池であって、上記正極活物質および固体電解質材料の界面に、上記固体電解質材料の比誘電率よりも高い比誘電率を有する修飾材が配置されていることを特徴とする全固体電池を提供することにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】 エネルギー密度が高い二次電池およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 酸化物焼結体からなる正極1に設けた第1固体電解質層2Pと、酸化物焼結体からなる負極3に設けた第2固体電解質層2Nとを、窒化リチウム層2Mを介して接合することにより、固体電解質層2の厚みを薄くして、発電要素8そのものを薄くしたり、同一体積の二次電池と比較して電極の厚みを厚くすることができ、活物質の充填率が増加してエネルギー密度が高い二次電池となる。 (もっと読む)


【課題】 電池を難燃化することができて、しかも電池性能を低下させることがない非水電解液電池用セパレータを提供する。
【解決手段】 ポリオレフィン系樹脂からなる多孔質基材45の表面45A上に、多孔質基材45が熱変形または熱収縮しないように多孔質基材45を保護する多孔質の表面側保護層47を形成し、表面側保護層47の上に非水電解液の発火温度よりも低い融点を有する固体の難燃化剤を含む多孔質の表面側難燃化剤層49を形成する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、電池の充放電時に体積変化を防止してサイクル寿命特性を向上させたリチウム2次電池を実現することができるリチウム2次電池用負極活物質、これを含むリチウム2次電池、およびこれを含むリチウム2次電池用負極の製造方法を提供する。
【解決手段】本発明によるリチウム2次電池用負極活物質は、第1ケイ素酸化物(SiO、xは0<x<2の数)と、前記第1ケイ素酸化物より粒径(D90)が小さい第2ケイ素酸化物(SiO、yは0<y<2の数)を含むリチウム2次電池用負極活物質であって、該負極活物質のレーザー回折散乱法で測定される粒度分布において、前記第2ケイ素酸化物に対する前記第1ケイ素酸化物の粒度分布ピークの面積比が3〜8である、リチウム2次電池用負極活物質。 (もっと読む)


【課題】二次電池のサイクル寿命を向上させることが可能な、新規かつ改良された二次電池用セパレータ層及びこの二次電池用セパレータ層を利用した二次電池を提供する。
【解決手段】上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、正極と負極との間に配置され、複数の第1の気孔が形成された基材と、少なくとも基材と負極との間に配置され、第1の気孔と異なる特性を有する第2の気孔が形成された多孔質層と、第1の気孔及び第2の気孔内に含浸し、少なくとも一部の水素原子がフッ素で置換されたフッ素化エーテルを含む電解液と、を備える、二次電池用セパレータ層が提供される。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン伝導率が比較的高く、且つ、低温で焼結可能な固体電解質を提供する。
【解決手段】本発明の固体電解質は、結晶質のリチウムイオン伝導性物質と、母材としてのLi+x(B1-y,Ayz+2-δ(式中、AはC,Al,Si,Ga,Ge,In,Snのうち少なくとも1種以上の元素であり、yは0≦y<1を満たし、zは(B1-y,Ay)の平均価数であり、x,z,δはx+z=δ/2の関係式を満たす。)とを含む。リチウムイオン伝導性物質は、基本式Li5+xLa3Zrx2-x12(式中、Aは、Sc,Ti,V,Y,Nb,Hf,Ta,Al,Si,GaおよびGeからなる群より選ばれた1種類以上の元素,xは1.4≦x<2)で表されるガーネット型酸化物であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】サイクル特性及び充放電容量が向上させることが可能であり、活物質層に適用可能なシリコン膜の作製方法を提供する。また、当該シリコン膜を用いた蓄電装置の作製方法を提供する。
【解決手段】導電層上に、LPCVD法により、結晶性を有するシリコン膜を形成し、原料ガスの供給を停止し、当該原料ガスを排気すると共に、当該シリコン膜を加熱処理し、当該原料ガスを反応空間に供給し、LPCVD法で当該シリコン膜をウィスカー形状に成長させることである。また、ウィスカー形状に成長させたシリコン膜を負極に含まれる活物質層に用いて蓄電装置を作製することである。 (もっと読む)


【課題】全固体電池について、電池性能の低下を抑制しつつ、硫化物の含有量を低減できる技術を提供することを目的とする。
【解決手段】全固体電池は、正極材料を含有する正極電極層と、負極材料を含有する負極電極層と、固体電解質層とを備える。固体電解質層は、酸化物系固体電解質材料から構成される。正極電極層と負極電極層の少なくともいずれか一方の電極層の固体電解質層に接触する側の表面に、硫化物系固体電解質材料が表出して、電極層と固体電解質層の界面の少なくとも一部を構成しており、電極層と固体電解質層の界面の全体領域の面積をS0とし、硫化物系固体電解質材料が界面に表出する部分領域の面積をS1とした場合に、S1/S0≧0.01を満たす。 (もっと読む)


【課題】本発明は、高いSOCまで充電した場合における電池抵抗の増加を好適に抑制でき、高エネルギー密度で長寿命な固体二次電池、および電池システムを提供することを主目的とする。
【解決手段】本発明は、一般式LiNiCoMn(0.33<a≦0.6、0<b<0.33、c=1−a−b)で表わされるニッケルコバルトマンガン酸リチウムから構成される正極活物質を含有する正極活物質層と、負極活物質を含有する負極活物質層と、上記正極活物質層および上記負極活物質層の間に形成された固体電解質層と、を有し、上記正極活物質層および上記固体電解質層のすくなくとも一つが、硫化物固体電解質材料を含有していることを特徴とする固体二次電池を提供することにより、上記課題を解決する。 (もっと読む)


【課題】充放電に伴うシリコンの体積変化に起因する電池特性の劣化を抑制したリチウムイオン二次電池を提供する。
【解決手段】負極は、粒子状あるいはウィスカ状のシリコンを含有し、シリコン粒子あるいはウィスカの表面は酸化グラフェンを還元して作製された1層乃至50層のグラフェンよりなるカーボン膜で覆われている。このようなカーボン膜は、分子間の結合力の強いsp結合がシリコン表面と概略平行であるため、シリコンが膨張する際においてもカーボン膜が破断することがなく、シリコンの破砕を防止することができる。また、このようにして作製されたカーボン膜は、適度に隙間があり、シリコンが膨張する際に伸縮することができ、さらに、リチウムイオンを透過させることができる。また、シリコンと電解液との反応を防止する効果もある。 (もっと読む)


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