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Fターム[5H031BB02]の内容

二次電池の保守(温度調整、ガス除去) (8,369) | 製造・処理 (680) | 付着、充填、浸漬、含浸、注液、洗浄、除去、溶出、排出 (152)

Fターム[5H031BB02]に分類される特許

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【課題】 水酸化リチウムの結晶水の組成ずれを防止する。
【解決手段】 炭酸リチウムを溶解した溶液に水酸化アルカリを添加し、次いで固液分離して得た水酸化リチウムを、温度20〜40℃、かつ、相対湿度60〜80%の範囲で乾燥させる。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン電池等の廃電池を乾式処理する際にスラグの粘度を下げて有価金属の回収率を向上する方法を提供する。
【解決手段】乾式工程S20において、アルミニウムと鉄を含む廃電池を熔融して熔融物を得る熔融工程ST21と、熔融物からスラグを分離するスラグ分離工程ST22と、熔融物から有価金属の合金を分離する合金分離工程ST23とを備え、スラグ中の酸化アルミニウムの含量が20質量%以上75質量%未満であり、かつ、金属鉄換算の鉄含量が5質量%以上40質量%以下であり、更に、スラグの融点が1500℃以上、好ましくは1650℃以下となるように、熔融工程ST21において、フラックスとして酸化珪素及び酸化カルシウムを添加し、熔融工程ST21を1500℃以上、好ましくは1650℃以下で行う有価金属回収方法である。これによりスラグの粘度を低下して合金と分離し易くなるので合金の回収率を向上できる。 (もっと読む)


【課題】通常のアルカリ金属イオンに対して、リチウムイオンなどの希少アルカリ金属塩イオンの選択的分離を達成する回収方法を提供する。
【解決手段】リチウムイオンなどの希少アルカリ金属塩イオンと、ナトリウムイオンなどのアルカリ金属塩イオンとを含むアルカリ金属イオン混合物水溶液と、リン酸ジアルキルからなるアルカリ金属イオン抽出剤とを、炭化水素の存在下に接触させ、水相と油相を形成させる工程Aと、水相と油相とを分離する工程Bと、工程Bで分離された油相を、水の存在下に、酸と接触させることにより、水相と油相を形成させる工程Cと、水相と油相とを分離する工程Dと、水相から希少アルカリ金属塩イオンを回収する工程Eより、希少アルカリ金属イオンを回収する。 (もっと読む)


【課題】
煩雑な工程を使用せず、かつ、比較的簡便な設備によって、リチウムイオン電池からリチウムを回収する方法を提供する。
【解決手段】
リチウムとコバルトを含むリチウムイオン電池の正極材からリチウムを抽出するリチウム抽出方法において、正極材を酸性溶液に50℃以下で浸漬して、酸性溶液中にコバルトイオンの滲出を抑えながらリチウムイオンを選択的に滲出させ、正極材のリチウムの含有量が十分なうちにリチウムイオンの滲出を止めることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】廃リチウムイオン電池のリサイクル処理において廃液として処理する電解液を有効利用することにより、排水処理負荷の低減を図る。
【解決手段】本発明の廃リチウムイオン電池電解液の再利用方法は、廃リチウムイオン電池から電解液を回収する電解液回収工程と、当該電解液を燃料として用いる工程と、を備えることを特徴とする。本発明によれば、廃リチウムイオン電池のリサイクル処理において回収した電解液を廃液として処理するのではなく、燃料として有効利用することにより、廃棄電解液の排水処理負荷を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン電池などの廃電池を乾式処理する際にコバルトの回収率を向上する方法を提供する。
【解決手段】鉄とコバルトとを含む廃電池からのコバルト回収方法であって、廃電池を熔融して熔融物を得る熔融工程ST21と、熔融物からスラグを分離するスラグ分離工程ST22と、熔融物から有価金属の合金を分離する合金分離工程ST23とを備え、熔融工程ST21において酸化剤を添加して熔融物中に金属鉄と酸化鉄とを共存させた後、スラグ分離工程ST22にて酸化鉄を含むスラグを回収し、合金分離工程ST23にて金属鉄と金属コバルトとを含む合金を回収し、熔融物中において、鉄元素換算の全鉄量に対する、前記金属鉄の質量割合が35%以上60%以下となるように、空気などの酸化剤を添加する。 (もっと読む)


【課題】 リンやフッ素等の不純物が含まれていないリチウムを効率的に回収することができるリチウムの回収方法を提供する。
【解決手段】 リチウムイオン電池から有価金属を回収する工程において排出されたリチウムを含有する放電液及び/又は洗浄液にアルカリを添加し、pH9以下、0〜25℃の温度条件で酸性系溶媒抽出剤を接触させてリチウムイオンを抽出する抽出工程と、抽出工程にてリチウムイオンを抽出した酸性系溶媒抽出剤を、pH3以下の酸性溶液と接触させてリチウムイオンを逆抽出する逆抽出工程とを有する。 (もっと読む)


【課題】 リチウムイオン電池の正極活物質を構成する化合物を効果的に分解することができ、正極活物質から有価金属であるニッケル及びコバルトの浸出率を向上させて回収率を向上させることができるニッケル及びコバルトの浸出方法及び有価金属の回収方法を提供する。
【解決手段】 リチウムイオン電池から剥離した正極活物質を、水素の還元電位よりも卑な還元電位を有する金属を添加した酸性溶液に浸漬し、正極活物質からニッケル及びコバルトを浸出させる。添加する金属としては、ニッケル−水素電池から得られるニッケルメタルを用いることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 有価金属の回収工程において用いられ排出された処理液に含まれる有機溶媒を水相から効率的に除去し、排液のCODやTOCを低減させることができる有価金属回収処理液の処理方法を提供する。
【解決手段】 リチウムイオン電池から有価金属を回収する工程において用いられ排出された処理液を、炭化水素を主成分とする洗浄溶剤と接触混合させ、その処理液中に含まれる有機溶媒を抽出する。さらに、その洗浄溶剤には、リチウムイオン電池を放電させた放電液を添加することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】電池を放電処理する際に、多数の電池を均一かつ確実に放電処理することができる電池の放電設備を提供する。
【解決手段】電池Cを液体に浸漬させて放電処理を行うための設備であって、電池Cが浸漬される液体を収容した浸漬槽14と、浸漬槽14に設けられた、電池Cを複数保持しうる電池保持部11と、を備えており、電池保持部11は、網状の部材によって形成された、複数の電池Cを保持し得る電池保持部材12と、電池保持部材12の底面12aを、浸漬槽14の底面から浮かせた状態で支持する支持部材13とを備えている。電池保持部11に保持されている複数の電池Cでは、どの電池Cの周囲にも生成物sが少ない状態とすることができるから、放電処理開始からの経過時間や電池保持部11上における電池の位置に係わらず、各電池Cの放電レベルをほぼ均一にでき、放電処理を効率よく行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 正極活物質の浸出液からリンやフッ素を効率的に除去して有価金属と塩を形成することを防止し、品質のよい有価金属を回収することができるリン及び/又はフッ素の除去方法、及びその除去方法を適用した有価金属の回収方法を提供する。
【解決手段】 リチウムイオン電池の正極活物質を酸性溶液によって浸出させた浸出液に、Ca化合物、Mg化合物、Al化合物、希土類化合物からなる群から選択される少なくとも1種の化合物を添加するとともに、その浸出液のpHが2〜4となるように調整する。 (もっと読む)


【課題】保護回路が内蔵されていても、簡便かつ安全に放電させることができる電池パックを提供する。
【解決手段】ケースK内に複数の電池セルCが収容された、保護回路PSを有する電池パックPBであって、ケースKには、電池パックPBを液体に浸漬して放電処理を行う際に、液体をケースK内に導入し得る液体導入機構が設けられている。液体導入機構が設けられているので、電池パックPBを液体に浸漬すれば、ケースK内に液体を導入することができる。すると、ケースK内の電池セルCの電極に直接液体が接触し、保護回路PSを通ることなく、電極間に電流が流れるので、保護回路PSが設けられている電池パックPBであっても、効率よく放電処理を行うことができる。 (もっと読む)


【課題】保護回路が内蔵されているため電池パックを簡便かつ安全に放電処理することができる電池パックの放電方法を提供する。
【解決手段】ケースK内に複数の電池セルCが収容された、保護回路PSを有する電池パックPBを処理する方法であって、ケースKに、ケースK内部と外部との間を連通する貫通孔hを形成し、貫通孔hが形成された電池パックPBを、電気伝導性を有する液体に浸漬する。ケースKに貫通孔hを形成してから電池パックPBを電気伝導性を有する液体に浸漬すれば、貫通孔hを通して液体をケースK内に導入することができる。ケースK内の電池セルCの電極に直接に液体が接触し、保護回路PSを通ることなく、電極間に電流が流れるので、保護回路PSが設けられている電池パックPBであっても、効率よく放電処理を行うことができる。ケースKに貫通孔hを形成するだけであるから、放電処理のための前処理を簡単かつ容易に行うことができる。 (もっと読む)


【課題】 ニッケル水素電池を構成する正・負極活物質から、ニッケル、コバルトおよび希土類元素を分離、回収する方法を提供する。
【解決手段】 ニッケル水素電池の正・負極活物質含有物からのニッケル、コバルトおよび希土類元素の分離方法であって、以下の3工程を有してニッケルおよびコバルトを含有する硫化物と希土類元素を含有する硫酸塩とを得ることを特徴とするものである。
(1)正・負極活物質含有物を、硫酸溶液に混合、溶解した後、浸出液と残渣とに分離する浸出工程。
(2)その浸出液に、アルカリ金属の硫酸塩を添加して、希土類元素の硫酸複塩混合沈殿と脱希土類元素液とを得る希土類晶出工程。
(3)脱希土類元素液に硫化剤を添加して、ニッケルおよびコバルト硫化物原料と残液とに分離する硫化物原料回収工程。 (もっと読む)


【課題】使用済みリチウムイオン電池を、塗工された電極(集電体に塗工された電極活物質層)の形態を保持したまま、その電極を再生・再利用して再生電池を得ることのできるリチウムイオン電池の電極再生方法を提供する。
【解決手段】本発明は、使用済みのリチウムイオン電池に対し、当該電池の正負極の少なくとも一方の電極を極性溶媒で処理する工程、当該溶媒処理電極を乾燥する工程、当該乾燥電極を有する電池に再注液する工程を含むリチウムイオン電池の電極再生方法により達成できる。 (もっと読む)


【課題】性能が良好な電池を優れた生産性で製造することのできる技術を提供する。また、小型で性能が良好で、優れた生産性で製造可能な電池およびこれを備える各種機器を提供する。
【解決手段】ヒーターを樹脂シートで被覆したシート状ヒーター体10と負極集電体11となる銅箔とを積層してなる積層体100の銅箔面に、負極活物質材料を含む塗布液32をノズル31から吐出させてライン状パターン121を形成する。このとき、外部電源6によりヒーターに通電し銅箔11を加熱しておくことにより、塗布液に含まれる溶剤を短時間で揮発させる。これにより、塗布液が周囲に流れ広がるのを抑制して、微細な凹凸パターンを有し表面積の大きな活物質層を形成することができる。 (もっと読む)


【課題】廃棄されたNaS電池を、大量に効率良く処理することができるNaS電池の処理設備及びこのNaS電池の処理設備に用いられるNaS電池の前加工装置を提供する。
【解決手段】密閉容器内にナトリウムと硫黄とが収容されたNaS電池を処分するNaS電池の処理設備であって、前記NaS電池が投入される金属製錬炉と、この金属製錬炉に投入される前記NaS電池に前処理加工を行う前加工装置20と、を有し、前加工装置20は、NaS電池50を収容する加工室23と、この加工室23内を不活性ガス雰囲気とする不活性ガス供給手段27と、NaS電池50の密閉容器に対して外部に連通する連通口を設ける加工手段25、26と、このNaS電池50を前記金属製錬炉に投入する投入部30と、を備えていることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】自動車に搭載可能な電流密度が大きく信頼性の高いナトリウム硫黄電池を提供する。
【解決手段】ナトリウム硫黄電池の固体電解質を薄膜化して固体電解質の電気抵抗を下げ、正極活物質の流路を改善して正極活物質の供給排出を効率化し、固体電解質と正極電極間の距離を縮めて正極電極抵抗値を下げ、ナトリウム硫黄電池を大電流で充放電可能にする。ナトリウム硫黄電池の内外を真空環境で動作させて、固体電解質や容器に掛かる応力を緩和する。衝突や電池が破損したときに、水で急冷して電池の機能を止めて安全性を確保する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造にして耐久性に優れ、円滑に電池反応を継続することができる密閉型ニッケル水素電池およびその積層体を提供すること。
【解決手段】本発明の密閉型ニッケル水素電池は、イオンは透過するが電子を透過させないセパレータを介して接続された2つのセルの一方のセル内の電解質溶液中に電子を放出する活物質が装入され、他方のセル内の電解質溶液中に電子を吸収する活物質が装入され、2つのセル内に活物質と接触する導電性の集電体が設けられた密閉型ニッケル水素電池であって、セパレータが疎水性材料からなることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ラミネート電池は従来のリチウムイオン電池とは異なり、外装材がフィルムで構成されているため、ラミネート電池の内部にガスが発生した場合には外装材の変形を押さえ込むための強度が不足することで、電池ふくれが発生する課題があった。
【解決手段】ラミネートフィルム14の内面のうち、封止した部分以外の内面にガス吸着層1を形成したことを特徴とするラミネート電池であり、内部で発生したガスをガス吸着層1で吸着させる構成としている。 (もっと読む)


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