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Fターム[5H050GA16]の内容

電池の電極及び活物質 (183,817) | 製造,処理 (18,859) | 化学的又は電気化学的処理 (2,463) | ドープ又はアンドープ処理 (209)

Fターム[5H050GA16]に分類される特許

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【課題】蓄電デバイスの安全性を向上させるとともに品質を向上させる。
【解決手段】袋状のセパレータ18に収容される負極複合材26は、負極集電体23の一方面に負極合材層24を備えた負極15と、この負極15に貼り付けられた金属リチウム箔16とを備えている。これにより、負極15の負極集電体23上から金属リチウムが脱落した場合であっても、金属リチウムの蓄電デバイス10内への拡散を防止することが可能となる。したがって、遊離する金属リチウムが原因となる蓄電デバイス10内の短絡や外装材11の腐食を防止することができ、蓄電デバイス10の安全性を向上させることが可能となる。また、負極15の負極集電体23上から金属リチウムが脱落した場合であっても、負極15の近傍に金属リチウムを保持することができ、リチウムイオンが設計通りにドーピングされる。これにより、蓄電デバイス10の品質を向上させることが可能となる。 (もっと読む)


【課題】リチウムイオン供給源の配置の簡便化、並びに、非プロトン性有機溶媒電解質溶液の注液時間およびプレドープ時間の短縮化が図られ、従って、短時間で組立を完了させることができて高い生産性が得られる捲回型蓄電源の提供。
【解決手段】捲回型蓄電源は、帯状の正極と負極とを有し、正極および負極がセパレータを介して積重されてなる電極積重体が、その一端から捲回されて構成された筒状の電極捲回ユニット、および、電解液を備えてなり、負極および/または正極とリチウムイオン供給源との電気化学的接触によって、リチウムイオンおよび/またはアニオンが負極および/または正極にドーピングされるものであって、正極に正極間隙部が形成され、前記正極間隙部、または、負極における当該正極間隙部に対向する位置に、当該正極と接触しない状態に少なくとも一つのリチウムイオン供給源が設けられることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】 出力密度が高く、かつ低コスト化が図られた蓄電デバイスを提供する。
【解決手段】 正極1に分極性電極、負極2にリチウムを可逆的にドープ可能な電極が用いられ、正極1と負極2の間にはセパレータ3は配置され、また正極および負極には電荷を取り出すための正極集電体4、負極集電体5が配置され、正極1と負極2はセパレータを介して交互に積層して構成され、負極のリチウム供給源となるリチウム金属6を負極に対向させ、リチウムイオンを含有する非水系溶液である電解液7が含浸された構成となっている蓄電デバイスにおいて、負極2に電位をあらかじめ120mV(Li/Li+)以下に調整した炭素材料を用いる。 (もっと読む)


【課題】主として、負極活物質にあらかじめ付与されたリチウム量を非破壊のインライン検査により定量でき、品質の向上と歩留まりの向上とを両立できる非水電解質二次電池用負極の製造方法を提供すること。
【解決手段】負極活物質を含む負極活物質層12bにリチウムを付着および吸蔵させるリチウム付与工程の前後において、負極活物質層12bに対して照射線源41からベータ線を照射して、負極活物質層12bからの後方散乱量を計測し、次いで、リチウム付与工程の前後における後方散乱量の差に基づいて、負極活物質層12bに付着および吸蔵されたリチウム量を定量する。 (もっと読む)


【課題】負極材料のメソ・マクロ孔比表面積を規定することで、蓄電デバイスの特性改善を図る。
【解決手段】リチウムイオンをドープ、脱ドープする負極材料のメソ・マクロ孔表面積を所定範囲に規定する。かかる負極材料が、負極活物質の場合にはそのメソ・マクロ孔比表面積が11m2/g以上〜35m2/g以下となるように調製する。また、活物質以外にリチウムイオンをドープ、脱ドープする導電助剤等の炭素材料が負極材料に含まれる場合には、重量平均メソ・マクロ孔比表面積が上記範囲にあればよいとする。リチウムイオン蓄電デバイスの直流抵抗を低減し、高負荷充放電におけるエネルギー密度の向上、低温特性の向上が得られる。 (もっと読む)


【課題】リチウム二次電池において、リチウムの挿入脱離の効率が高い電極材料及び電極を提供する。
【解決手段】リチウム二次電池用の電極材料に、シリコンを主成分とする合金の粒子100を用い、合金の組成は合金が融解した液体状態で完全に溶け合う元素種と原子比率であり、固体状態の合金は純金属、固溶体から選択される相から成り、合金粒子100は微結晶シリコンあるいは非晶質化シリコンの中にシリコン以外の元素102.103の微結晶或は非晶質が分散しているミクロ構造を有している。シリコン合金中のシリコンの含有率は50重量%以上95重量%以下で、シリコン合金の形状は微粉末である。さらに、リチウム二次電池用の電極材料に、シリコンにホウ素、アルミニウム、ガリウム、からなる群から選択される一種類以上のドーパントとしての元素が原子比で10−8〜10−1の範囲でドーピングされたシリコンもしくはシリコン合金の粒子を用いる。 (もっと読む)


【課題】リチウム二次電池の充放電サイクルにおける充放電容量の低下を抑制する。
【解決手段】リチウム二次電池20は、6族元素酸化物を含む負極活物質11と、前記負極活物質の粒子径をd(μm)とすると、表面粗さRzjis(μm)がd≦Rzjis≦4dを満たす負極集電体12と、負極活物質とともに負極集電体12上に形成された負極バインダー13と、を備えたリチウム二次電池用負極23を備えている。負極集電体が適切な粗さであることによって、充放電に伴う負極活物質11の結晶構造変化による失活や体積変化の影響が緩和される。また、負極集電体12上に負極活物質11を負極バインダー13と共に形成することで、負極活物質11の剥離が抑制される。このリチウム二次電池用負極23は、所定の温度、例えば負極バインダーの融点以上の温度で熱処理されているのが好ましい。 (もっと読む)


ルテニウムおよび任意選択で遷移材料でドープしたリチオ化酸化マンガンから作製される電池のカソード端子に使用される材料、およびこの合成の方法。この材料は、高電流密度(1470mA/g以上の電流密度)で改善された伝導率およびサイクル性能を示し、高電流密度でのその良いサイクル性能およびその比較的に大きい容量のため、ハイブリッド車および他の電子装置で使用することができる。
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【課題】電気化学的発電装置において、ホスト金属から成る穿孔シートを用い、合金の生成に伴う体積膨張によりシートの構造体及びその周囲環境に作用する機械的な応力を局部的に吸収できるようにする。
【解決手段】電気化学的発s電装置は、正極及びその集電体を含む薄膜と、後に負極を構成することを意図されたホスト金属シートと、アルカリイオンに対して伝導性を有する電解質と、アルカリイオン源とを備えている。ホスト金属シートは、空隙を有している。この空隙の量及び配列は、ホスト金属シートのあらゆる横膨張を局部的に吸収することができるように選択される。これにより、ホスト金属とアルカリイオンによってもたらされるアルカリ金属との間でシートに最初の合金生成が行われる時に、シートの平面における総ての累積的な変化を実質的に防止する。本発明の電気化学的発電装置の製造方法も開示される。 (もっと読む)


【課題】インサーション系物質の結晶構造の崩壊を抑制しつつ、リチウムイオンをプレドープする技術を提供。
【解決手段】リチウム極10と、正極20と、負極30とから電極構成Aを行う。かかる電極構成Aに対して、リチウム極10と正極20とを、充放電装置40aを介在させて電気的に接続する。充電することにより、正極20の活物質21内に有したピラー元素Pをリチウム極10側に脱ドープする。その後、放電モードに切り換えて、リチウム極10からピラー元素Pの脱ドープ後の活物質21内にリチウムイオンをプレドープする。 (もっと読む)


【課題】充放電サイクル時の容量低下を抑制した扁平型非水電解質二次電池ならびにその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の非水電解質二次電池では、負極がリチウムを吸蔵可能な負極活物質粒子を含む負極成型体6である。この負極活物質粒子は珪素を含む。そして負極成型体6の表面のX線光電子分光分析により求められるリチウムと珪素の元素モル比において、大きい側の元素モル比をH、小さい側の元素モル比をLとしたとき、リチウムを負極成型体6内へ吸蔵させた初回満充電状態のH/Lを3.0以下にする。 (もっと読む)


【課題】リチウム二次電池において、不可逆容量を低減し、かつ、充放電サイクル特性を向上させる。
【解決手段】リチウム二次電池用負極の製造方法は、集電体51上にケイ素を含む活物質膜53を形成する工程(A)と、チャンバー内において、減圧状態で活物質膜53にリチウム55を付与する工程(B)と、工程(B)の後、減圧状態のチャンバーに炭酸ガスを供給して、チャンバー内の圧力を上げる工程(C)と、工程(C)の後、炭酸ガスを含む雰囲気中で、活物質膜53が形成された集電体51を所定の温度で保持する工程(D)とを包含する。 (もっと読む)


【課題】活性炭などの粒子が細孔を有する正極を用いた場合にも、高出力を得つつも体積エネルギー密度の低下を防止できる蓄電デバイスを提供する。
【解決手段】正極2と負極1とをセパレータを介して対向配置した発電セルが、上記負極に電気的に接続されたリチウム金属とともに非水電解質溶媒40に浸漬された状態で密閉容器4に収容された蓄電デバイスにおいて、上記負極がプレドープされており、上記正極は、少なくとも正極活物質、導電材およびバインダーからなるとともに、上記正極活物質のレーザ回折散乱式粒度分布測定装置によって計測された換算比表面積をCS1、真密度をρ1、重量比率をW1とし、かつ上記導電材の上記装置によって計測された換算比表面積をCS2、真密度をρ2、重量比率をW2としたときに、0.5<R=(CS2/ρ2×W2)/(CS1/ρ1×W1)<2とした。 (もっと読む)


【課題】電極集電体の貫通孔上に形成された電極材料が脱落しにくい、高エネルギー密度、高出力密度の有機電解質キャパシタを提供する。
【解決手段】正極、負極、並びに、リチウムイオンを移送可能な電解質を備えた有機電解質キャパシタであって、前記正極が、正極活物質としてリチウムイオン及び/又はアニオンを可逆的に担持可能な物質を含有するとともに、前記負極が負極活物質としてリチウムイオンを可逆的に担持可能な物質を含有し、かつ、前記正極及び負極は、表裏面を貫通する貫通孔を備えた電極集電体上に前記貫通孔の80%以上を導電性材料により閉塞した電極基板上に、正極活物質層または負極活物質層を具備すると共にリチウムイオンが前記導電性材料により閉塞された前記貫通孔を通過できるように構成された電極であり、前記貫通孔を通じて前記負極にリチウムイオンを電気化学的に担持させたことを特徴とする有機電解質キャパシタ。 (もっと読む)


【課題】内部短絡が発生した場合における蓄電デバイスの安全性を確保する。
【解決手段】正極集電体20や負極集電体23には、厚み方向に貫通する複数本のスリット30,31が形成される。スリット30,31によって正極集電体20や負極集電体23には複数の領域32,33が区画される。また、スリット30,31によって領域32,33間が一部断ち切られる。導電性異物Xによる内部短絡発生時には、負極集電体23の各領域33から導電性異物Xに向けて電子が移動し、導電性異物Xから正極集電体20の各領域32に向けて電子が移動する。ここで、正極集電体20や負極集電体23にはスリット30,31が形成されるため、電子はスリット30,31を迂回しながら各領域32,33間を移動することになる。これにより、緩やかにエネルギを放出させることができ、安全性を確保することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】正極の利用効率を向上させることができる薄膜電池の正極の製造方法、および薄膜電池の製造方法を提供することにある。
【解決手段】薄膜電池の製造方法は、正極材料を製膜して正極活物質膜83を形成する製膜工程と、正極活物質膜83をアニ−ルするアニール工程と、アニ−ル工程後、リチウムイオン87を正極活物質膜83に導入するリチウムイオン導入工程と、リチウムイオン87を導入後、正極活物質膜83に逆スパッタリングを行いエッジングする逆スパッタリング工程とを有する。 (もっと読む)


【解決手段】一般式SiOx(x=0.5〜1.6)で表される酸化珪素、Si/Oのモル比が1/0.5〜1.6で、珪素が二酸化珪素に分散した構造を有する珪素複合体、又はこれらの混合物がリンドープされ、リン含有量が50〜100,000ppmであるリンドープ粒子からなることを特徴とする非水電解質二次電池用負極材。
【効果】本発明で得られたリンドープ粒子をリチウムイオン二次電池負極材として用いることで、レート特性及びサイクル性に優れたリチウムイオン二次電池を得ることができる。また、製造方法についても簡便であり、工業的規模の生産にも十分耐え得るものである。 (もっと読む)


【課題】イオン伝導性ポリマー電解質からなる電解質層を有する二次電池において、炭素材料等の負極活物質とポリマー電解質間でのカチオン(リチウムイオン等)の吸蔵放出を円滑にし、電池の内部抵抗を低減すること、さらに出力特性とサイクル特性を向上させることを目的とする。
【解決手段】 二次電池は、正極と、負極と、同一分子中に重合性基と平均付加モル数が1以上で10以下のオキシアルキレン基とを有する重合性化合物(α)を含む重合体を含有するイオン伝導性ポリマー電解質からなる電解質層とを有する。負極は、下記式(1)で示されるジアルキルカーボネートを少なくとも含むカーボネート系化合物と電解質塩とを含む電解液中で、前記負極の理論容量の10%以上のカチオンを予め吸蔵させたものである。
O=C(OR)(OR) ・・・式(1)
(RおよびRは炭素数1〜5の炭化水素基であり、それぞれ同一であっても異なっていてもよい。) (もっと読む)


【課題】高容量であるとともに、サイクル特性に優れた非水電解質二次電池を提供する。
【解決手段】4.5〜3V(リチウム基準)における初期のリチウムイオン脱離量に対する次のリチウムイオン再挿入量が80%以上である第1のリチウム層状化合物と15%以下である第2のリチウム層状化合物とを含有する正極を備えており、前記第1及び第2のリチウム層状化合物の混合比は、重量比で、第2のリチウム層状化合物/第1のリチウム層状化合物が0.01〜0.4であるようにした。 (もっと読む)


【課題】十分な安全性や蓄電性能を備えた急速充放電が可能な非水蓄電素子を提供する。
【解決手段】矩形の一辺に外部電極部(13p,13n)が凸設されたシート状集電体(11p,11n)上に電極材(12p,12n)を塗布した正負料極(10ap,10an)をセパレータ40を介して対向させた発電要素30aを積層した積層体60aを電解液とともに密封してなる非水蓄電素子であって、負極には端子部側の辺に平行な2辺の余白17nにリチウム金属20が貼着され、発電要素において、正極の塗布領域14pは負極の領域14nより内側であり、セパレータは端子部を除く領域より広く介在し、負極電位はリチウムイオンが拡散した状態で2.0V以下であり、負極用電極材の粉体粒度分布において、小さい粒径からの累積度数が16%、50%、84%のときの粒子径をD16、D50、D80とした際(D84−D16)/(2×D50)≦0.9以下である。 (もっと読む)


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