説明

Fターム[5H105DD04]の内容

Fターム[5H105DD04]に分類される特許

1 - 20 / 99



【課題】装着が容易で簡単な構造によってカルマン渦の強度を弱め集電舟からの空力音を低減することができるとともに、集電舟に作用する揚力を簡単に調整し揚力を簡単に制御することができる集電装置の空力騒音抑制構造、集電装置の揚力調整装置、集電装置の揚力制御装置及びカルマン渦低減構造を提供する。
【解決手段】集電舟7がA方向に移動して縦渦発生部9のデルタ翼部9aから強い縦渦F12が発生すると、縦渦誘導部10の切欠部10aによってこの縦渦F12が集電舟7の下面7eに導かれる。このため、下側の剥離せん断層から発生するカルマン渦F11と縦渦誘導部10から導かれる縦渦F12とが干渉して、この干渉作用によって下側の剥離せん断層から発生するカルマン渦F11の強度が弱められる。その結果、上側の剥離せん断層から発生するカルマン渦F11の成長が妨げられて、カルマン渦F11の強度が弱まり空力音の発生が抑制される。 (もっと読む)


【課題】装着が容易で簡単な構造によりカルマン渦の強度を弱め集電舟からの空力音を低減することができるとともに、集電舟に作用する揚力を簡単に調整することができる集電装置の空力騒音抑制構造、集電装置の揚力調整装置及びカルマン渦低減構造を提供する。
【解決手段】集電舟7がA1方向に走行すると、擾乱付与部9のリボン部9a,9bが気流F1を受けてなびく。このため、カルマン渦F11の発生源である下側の剥離せん断層とリボン部9aとが干渉し、この下側の剥離せん断層から発生する大きなカルマン渦F11の生成が妨げられて、このカルマン渦F11の強度が弱まって空力音が抑制される。また、集電舟7の後流に生ずるカルマン渦F11とリボン部9bとが干渉してこのカルマン渦F11を崩壊させ、この下側の剥離せん断層から発生するカルマン渦F11の強度が弱まって空力音が抑制される。 (もっと読む)


【課題】常に架線とすり板の接触を水平状態に保つ機構を有する鉄道車両用パンタグラフを提供する。
【解決手段】鉄道車両用シングルアーム形パンタグラフの枠組を構成する上枠の頂部と舟支え4の平衡状態を保持する平衡リンク7との間に、舟支え回転自在部5を設ける。また、パンタグラフの舟支え部に、回転作用を働かせるねじりゴムばね機構5−cを取り付けることで、舟体3が傾いた場合でも、動作に対する緩衝作用を有しつつ復元力を発生させ、架線1とすり板2の接触状態を水平な状態に戻す。さらに復元力による過剰な動作を制限するために、舟支え部にストッパ5−eを設ける。 (もっと読む)


【課題】車体に立設された遮音体に反射又は回折して車体の外部へと伝播する騒音についても遮断して、観測者又は居住住民に対して与える騒音を一層低減させた移動車両用防音装置を提供する。
【解決手段】移動車両の屋根3上に立設される集電装置のような機器とその周辺では、当該車両の走行に起因して騒音が生じる。屋根3上には遮音体1L,2L,1R,2Rが立設されており、直進する騒音を遮断する。騒音は遮音体1L,2L,1R,2Rで回折又は反射し、更に車両外部へと伝播していこうとするが、遮音体2Lに設けた枝分かれする羽根状の遮音体1LB、又は遮音体2Rに設けた枝分かれする遮音体1RB1,1RB2は、回折又は反射した騒音に作用して遮音機能を奏するので、車体の外側へ伝播するのを抑制し、かかる騒音を低減した移動車両用防音装置を提供することができる。 (もっと読む)


【課題】 被測定物や測定装置の測定していない点の変位を推定することで、推定量の誤差を少なくできる物体の変位推定方法を提供する。
【解決手段】 n個の部材rがピンlを回転支点としてX軸方向に連結している物体において、各部材rにマーカー10を貼り付け、X軸方向位置xにおける各マーカー10のY軸方向(X軸に交差する方向)の変位yを一次元センサで計測する。そして、各部材rの両端のピンl通る直線を一次式で表わすとともに、各ピンlの座標を求め、さらに、n−1本目の直線とn本目の直線が交差する条件を表わす。これらの式から、部材rごとの、その両端のピンlを通る直線式を求める。この式から、部材r内の任意の点の変位や、各部材rの傾きを正確に求めることができる。 (もっと読む)


【課題】 パンタグラフの動特性の異常によって影響を受けるトロリ線の挙動を監視することによって、パンタグラフの異常(動特性異常)を検出する方法を提供する。
【解決手段】 トロリ線Tのモニター位置P1には加速度計30が取り付けられており、トロリ線Tの上下加速度が検知される。監視されるパンタグラフ1がモニター位置P1を通過する際のトロリ線の振動(監視振動という)を加速度計30で測定する。一方、このパンタグラフが、正常な状態において、モニター位置P1を通過する際のトロリ線の振動(参照振動という)を加速度計30で測定しておく。そして、参照振動と監視振動とを比較して、運行状態におけるパンタグラフの動特性が正常であるか異常であるかを検出する。 (もっと読む)


【課題】 トロリ線からの離線を防止するために、車両速度によらず揚力がプラスとなるように改良された揚力調整部材付きパンタグラフを提供する。
【解決手段】 パンタグラフの天井管25には、下方に垂下する板状の部材(揚力付加部材)30が付設されている。天井管25から下方に垂下する部位を設けると、天井管25の周囲で流れ場が変化する。そして、舟体10の上方を流れる気流の速度が、下方を流れる気流の速度よりも速くなって、天井管25に揚力が発生する。パンタグラフにおいては、車両速度が速くなると接触力変動が大きくなって離線しやすくなる。天井管25に揚力付加部材を付設して、接触力がマイナスにならないように揚力で接触力を補充するので、離線を抑えることができる。 (もっと読む)


【課題】 パンタグラフ舟体の表面で流れを能動的に制御して舟体の後方に発生する剥離せん断層をコントロールすることで、空力音低減資することのできるパンタグラフを提供する。
【解決手段】 パンタグラフの舟体本体20の剥離点近傍に、空気を吸引吐出する複数の空気吸吐口27が形成されている。さらに、舟体本体20内には、空気吸吐口27を通じて、空気の吸引と吐出を交互に繰り返す空気吸吐デバイス30が備えられている。空気吸吐デバイス30は複数のスピーカ31からなる。空気吸吐口27から空気を吐出及び吸引することにより、舟体本体20の剥離点近傍において流れ場に空気の擾乱を与える。これにより、剥離せん断層が安定化し、剥離せん断層が不安定化する位置が舟体から遠ざかるとともに、同位置における流速の時間変化(渦の時間変動量)を小さくできる。これらのことにより、空力音を低減できる。 (もっと読む)


【課題】パンタグラフの基本構成を変更せず、構成各部への粉塵の付着を防止し、空力騒音の低減効果が得られ、枠組を粉塵から守り、かつ、ダンパを設けることなく減衰機能を有する低騒音パンタグラフを提供する。
【解決手段】パンタグラフの枠組の全体を覆う楕円形(進行方向に対し流線型)のジャバラ式カバーと枠組の上下動に追従するように枠組の両端と該ジャバラ式カバーとを固定し、ジャバラ式カバーの上下端面に、雨水や粉塵などから枠組を保護し、枠組からの発生の空力騒音を低減するために密閉する蓋等を配設し、ジャバラ式カバーに一部に孔を設け、枠の上下動に対して減衰機能を有するようにする。枠組を構成する各部材への粉塵の付着を防止でき、かつ各部材から発生する空力騒音が低減される。進行方向の違いによる空力特性の差異も解消できる。高速走行であっても架線と共振することなく安定した集電ができる。 (もっと読む)


【課題】すり板組立体を高精度に短時間で容易に組み立てることができるすり板組立体の組立治具を提供する。
【解決手段】すり板組立治具30の搭載部31上に複数のすり板片13aを並べると、この複数のすり板片13aがすり板片整列部33によって一列に並べられるとともに、隣り合うすり板片13aが間隔保持部によって所定の間隔に保持される。複数の可動ガイド部17を導電部16上に並べて、すり板組立治具30に可動ガイド組立治具40を装着すると、可動ガイド整列部41,42の整列面41a,42aによってこの複数の可動ガイド部17の摺動面が同一平面上に一列に並ぶ。すり板片13aと可動ガイド部17とを固定部18によって締め付けたときに、すり板片13a及び可動ガイド部17がずれるのをすり板片整列部33,34、間隔保持部及び可動ガイド整列部41,42が防止する。 (もっと読む)


【課題】簡単な加工によってすり板片と電車線とが衝突したときに発生する衝撃を容易に緩和することができるすり板片の衝撃緩和構造を提供する。
【解決手段】隣接するすり板片12aの衝撃緩和部12kの傾斜面上にスライダS1の両側面が接触した状態でスライダS1がL1方向に僅かに移動する。このため、スライダS1が接近する側のすり板片12aの衝撃緩和部12kの傾斜面がこのスライダS1の一方の側面に対して相対的に下方に摺動する。また、スライダS1が遠ざかる側のすり板片12aの衝撃緩和部12kの傾斜面がこのスライダS1の他方の側面に対して相対的に上方に摺動する。その結果、隣接するすり板片12a間の段差部にスライダS1が嵌り込まず、すり板片12aとスライダS1との間に発生する衝撃を衝撃緩和部12kが緩和するため、隣接する一方のすり板片12aから他方のすり板片12aにスライダS1がスムーズに乗り移る。 (もっと読む)


【課題】 パンタグラフからすり板体が外れた後も、安全に走行できるように改良された舟体を提供する。
【解決手段】 舟体20は、底板21、前後の長側板22、左右の短側板23、及び、左右の補助すり板24を有する。舟体20の上面には、左右補助すり板24の内端面24aと、前後長側板22の上端面とで囲まれる、左右方向に長い凹部S(はめ込み部)が形成される。すり板体10はこの凹部Sに保持されている。左右補助すり板24の内端面24aは、外側上向きのテーパ状となっている。これにより、万一すり板体10が舟体20から外れてトロリ線が舟体20のはめ込み部S内を摺動せざるを得なくなった場合に、トロリ線ははめ込み部Sのテーパ状端部24aに沿ってはめ込み部の外方向へ案内される。 (もっと読む)


【課題】 パンタグラフのアクティブ制御において、アクチュエータの摩擦の影響を低減する方法を提供する。
【解決手段】 本発明のパンタグラフ1は、架線Tと摺り板10との間の上下方向接触力を動的に制御するアクチュエータ50を備える。さらに、枠組み20の変位を計測する変位計55を備える。変位計55で計測した枠組み20の変位の変化率を用いてアクチュエータ50の摩擦力を想定し、想定した摩擦力と反対方向の力を付加するように制御することによって、アクチュエータ50の摩擦の影響をキャンセルする。このため、アクティブ制御の精度が向上し、トロリ線とパンタグラフとの間に作用する接触力の変動をより効果的に低減できる。 (もっと読む)


【課題】 高周波成分を比較的含まない信号を使用してアクティブ制御を行うパンタグラフの接触力低減方法を提供する。
【解決手段】 本発明のパンタグラフ1は、架線Tと摺り板10との間の上下方向接触力を動的に制御するアクチュエータ50を備える。さらに、枠組み20の変位を計測する変位計55を備える。アクチュエータ50は、インピーダンス制御によって制御される。インピーダンス制御は、アクチュエータ50によって仮想的なばね要素と減衰要素を付加してパンタグラフの接触力変動を低減させるように制御する。この制御に最低限必要な信号は、枠組み20の変位のみである。この変位には高周波数成分があまり含まれていないので、高周波数域においても、安定にゲインを調整可能であり、1〜2Hz程度の周波数域での接触力変動を低減できる。 (もっと読む)


【課題】パンタグラフの基本構成を変更せず、所定の特性が保持され、構成各部への着雪を防止し、所定の押上力が保持され得るようにした開閉式パンタグラフカバーを提供する。
【解決手段】パンタグラフの前後に可動装置を有するカバーを設け、パンタグラフ折り畳み時は、カバーが閉じることにより降雪からパンタグラフを保護し、走行時は、パンタグラフ上昇とともにカバーが開き、カバーの形状によりパンタグラフを風雪から保護する。
パンタ各部への着雪を防止することで所定の押上力、架線との接触状態が確実に保持される。スパークの発生によるすり板や架線の損耗を抑制し、架線の断線を抑制して安全走行が行われる。保守要員が車体の屋根に登って除雪作業等を行うことなく、折畳み状態から素早く押上げ動作ができる。 (もっと読む)


【課題】 パンタグラフが通過するときのトロリ線の計測を介して、パンタグラフにおける摺り板の損傷凹部を検知する方法及び装置を提供する。
【解決手段】 パンタグラフの摺り板の局所的凹部検知装置は、トロリ線1の水平方向の変位を測定するポテンショメータ30と、測定された水平方向変位を処理・判定する手段35と、を備える。段付摩耗などの局所的凹部によって挙動が変化するトロリ線の水平方向の変位を測定し、測定値の時刻歴波形のうち、一定の時間幅をもって移動する窓に入った波形に関する標準偏差を求め、この標準偏差が所定の閾値を超えたことをもってトロリ線の下の軌道を通過した電車のパンタグラフの摺り板に段付摩耗などの局所的凹部が生じていると判定する。 (もっと読む)


【課題】 パンタグラフが通過するときのトロリ線の計測を介して、パンタグラフにおける摺り板の損傷凹部を検知する局所的凹部検知方法及び装置を提供する。
【解決手段】 トロリ線1をジグザグに支持する支柱2の近傍または支柱径間に設けた変位測定装置30により、パンタグラフ23が通過するときのトロリ線1の測定位置における線路に垂直な水平方向の変位、さらに正確には線路に垂直な面内における線路面に平行な方向の変位を測定し、測定された変位に基づく値が所定の閾値を超えたことをもって前記トロリ線1の下の軌道を通過した電車のパンタグラフ23の摺り板25に損傷凹部などの局所的凹部が生じていると判定する。 (もっと読む)


【課題】列車の屋根上を撮影した画像を解析して、パンタグラフの舟体又はこの舟体に設置されているすり板の折れの有無を検出することを可能としたパンタグラフ監視装置を提供する。
【解決手段】列車の屋根上を撮影する監視カメラと、監視カメラによって撮影された検査パンタグラフ画像を画像処理することによりパンタグラフの状態を監視する画像処理部とを備えたパンタグラフ監視装置において、画像処理部が、検査パンタグラフ画像中に撮影されているパンタグラフに対して直線を抽出する処理を行う直線抽出部5gと、抽出した直線の状態に基づいてパンタグラフの舟体もしくはすり板又はその両方の折れの有無を判断する折れ判断部5hとを備えるパンタグラフ舟体形状検査部5Cを有する構成とした。 (もっと読む)


【課題】列車の屋根上を撮影した画像を解析して、パンタグラフの舟体に設置されているすり板の欠けや抉れの有無を検出することを可能としたパンタグラフ監視装置を提供する。
【解決手段】列車の屋根上を撮影する監視カメラと、監視カメラによって撮影された検査パンタグラフ画像を画像処理することによりパンタグラフの状態を監視する画像処理装置とを備えたパンタグラフ監視装置において、画像処理部が、予め設定される基準画像上のパンタグラフの舟体の画像と前記入力画像上のパンタグラフ舟体の画像とを比較する検査小領域画像比較部5h、及び、比較結果に基づいてパンタグラフ舟体の欠けや抉れの有無を判断する比較判断部5iを有するパンタグラフ状態検査処理手段を備える構成とした。 (もっと読む)


1 - 20 / 99