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Fターム[5J097KK06]の内容

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Fターム[5J097KK06]に分類される特許

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【課題】 周波数温度特性を改善する。
【解決手段】 弾性境界波素子10は、相互に接合された第1圧電基板12および第2圧電基板14と、第1圧電基板12と第2圧電基板14との境界部に弾性波を励振するすだれ状電極からなるIDT16とを有している。IDT16の弾性境界波の伝播方向両側には、反射器24(24a、24b)が設けてある。第1圧電基板12と第2圧電基板14とは、オイラー角を(φ,θ,ψ)としたときに、カット角が(φ,θ,ψ)または(φ,θ+180°,ψ)の水晶板からなっている。 (もっと読む)


【課題】 電気機械結合係数の大きな弾性境界波素子が得られるようにする。
【解決手段】 弾性境界波素子10は、ニオブ酸カリウムからなる第1圧電基板12と、ニオブ酸カリウムからなる第2圧電基板14とを備えている。ニオブ酸カリウムは、カット角がオイラー角表示で(0°±30°,0°〜±180°,0°±20°)となっている。第1圧電基板12と第2圧電基板14とは、相互に接合してある。第1圧電基板12の接合面中央部には、IDT16を有する。IDT16は、一対の櫛型電極18(18a、18b)からなり、櫛型電極18の電極指20(20a、20b)によってすだれ状に形成してある。IDT16の両側には、反射器24(24a、24b)が設けてある。 (もっと読む)


【課題】 安価な水晶基板を用い、しかもSH型弾性境界波を利用することが可能であり、電気機械結合係数K2等の物性や特性を高めること等が可能な弾性境界波装置を提供する。
【解決手段】 水晶基板2上に、少なくともIDT4が形成されており、IDT4を覆うように、誘電体3が形成されており、水晶基板2と誘電体3との界面を弾性境界波が伝搬する弾性境界波装置であって、IDT4の厚みは、SH型境界波の音速は、水晶基板2を伝搬する遅い横波及び誘電体3を伝搬する遅い横波の各音速よりも低音速となるように設定されており、かつ水晶基板2のオイラー角が、図13に示されている斜線を付した領域内とされている、弾性境界波装置1。 (もっと読む)


【課題】添加物を含む圧電基板を用いたSAW装置についてより適切な基板カット角を示し、電気特性を向上させる。
【解決手段】単結晶圧電基板(例えばLiTaO3,LiNbO3)と、この圧電基板の表面に設けたAlを主成分とする材料により形成されたIDTとを備えたSAW装置で、圧電基板は、添加物(例えばFe、Mn、Cu、Ti)を含みかつX軸を中心にY軸からZ軸方向に42°〜48°(より好ましくは46°±0.3°)の範囲の角度で回転させた方位を有する。IDTは、規格化膜厚h/λ(h:電極厚、λ:電極間隔)を7〜11%とする。 (もっと読む)


【課題】 従来構造よりデバイスサイズが小型で、Q値が高く、周波数温度特性に優れたSAWデバイスで、且つ、横高次モードスプリアスレベルを抑制することができるSAWデバイスを提供する。
【解決手段】 回転Yカット水晶基板のカット角θを結晶Z軸より反時計方向に−64.0°<θ<−49.3°の範囲に設定した水晶基板1と、該水晶基板1上に形成されたAl又はAlを主成分とする合金からなるIDT2とを備え、弾性表面波の伝搬方向を結晶X軸に対して直交方向、励振される弾性表面波を水晶基板1の表面付近を伝搬するSH波とし、弾性表面波の波長λで基準化した電極膜厚H/λを0.04<H/λ<0.12に設定した弾性表面波デバイスにおいてIDT2にダミー電極11を設けるようにした。 (もっと読む)


【課題】 低損失、且つ通過帯域の低域側の減衰量が十分得られる縦結合多重モードSAWフィルタを提供する。
【解決手段】 回転Yカット水晶基板のカット角θを結晶Z軸より反時計方向に−64.0°<θ<−49.3°の範囲に設定した水晶基板1と、この水晶基板1上に形成されたAl又はAlを主成分とする合金からなるIDT2とを備え、SAWの伝搬方向を結晶X軸に対して直交方向、励振されるSAWを水晶基板1の表面付近を伝搬するSH波とし、SAWの波長λで基準化した電極膜厚H/λを0.04<H/λ<0.12に設定した縦結合多重モードSAWフィルタ部11a、11bを2段縦続接続にて形成し、各々の縦結合多重モードSAWフィルタ部11a、11bのIDTピッチLtと反射器ピッチLrの比Lt/Lrを異ならせるようにした。 (もっと読む)


【課題】 タンタル酸リチウム基板において、従来よりも適切なカット面及び弾性表面波伝搬方向を見出し、これによって高性能の弾性表面波素子を提供する。
【解決手段】 タンタル酸リチウムからなる圧電基板については、該圧電基板のカット面及び弾性表面波伝搬方向を、オイラー角表示で(φ,θ,ψ)及びこれと実質的に等価な範囲とするとき、0°≦φ≦87°,80°≦θ≦120°,0°≦ψ≦44°に設定する。 (もっと読む)


IDT電極を覆うように絶縁物層が形成されている構造を備えた弾性表面波装置であって、IDTの反射係数が十分に大きく、所望でないリップルによる特性の劣化を抑制し得る弾性表面波装置を提供する。
電気機械結合係数kの2乗が0.025以上のLiNbOからなる圧電性基板と、前記圧電性基板上に形成されており、Alよりも密度の大きい金属もしくは該金属を主成分とする合金、またはAlよりも密度の大きい金属もしくは該金属を主成分とする合金と他の金属とからなる積層膜からなる少なくとも1つの電極と、前記少なくとも1つの電極が形成されている領域を除いた残りの領域において、前記電極と略等しい膜厚に形成された第1絶縁物層と、前記電極及び第1絶縁物層を被覆するように形成された第2絶縁物層とを備え、前記電極の密度が、前記第1絶縁物層の1.5倍以上である、弾性表面波装置。
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【課題】 同一のウエハから形成した弾性表面波素子間における周波数温度特性のばらつきを小さくする。
【解決手段】 圧電体基板に設けたフォトレジストを露光するためのフォトマスクであって、フォトマスク30は、透明基板32に、圧電体基板に形成するすだれ状電極に対応した向きの異なる同一の電極パターン34(34a〜34c)が設けてある。これら電極パターン34は、圧電体基板の位置による弾性表面波素子の周波数温度特性のばらつきに応じて、フォトレジストを露光する際に使い分ける。 (もっと読む)


【課題】電気機械結合係数が大きく、周波数温度特性が良いとともに、特に耐電力性が高く、大きな電力を印加しても電極が劣化しない複合圧電基板を提供する。
【解決手段】圧電基板と支持基板とを貼り合せて形成された複合圧電基板であって、前記圧電基板の表面には弾性表面波を励振するための金属電極が形成されており、該金属電極の厚さは、漏洩弾性表面波の波長で規格化した値で0.04以上であり、前記支持基板と前記圧電基板とは接着剤を介して又は直接的に接合されたものであることを特徴とする複合圧電基板。 (もっと読む)


【課題】IDT電極を覆うように絶縁物層が形成されている構造を備えた弾性表面波装置であって、IDTの反射係数が十分に大きく、所望でないリップルによる特性の劣化を抑制し得る弾性表面波装置を提供する。
【解決手段】電気機械結合係数kの2乗が0.025以上のLiNbO3からなる圧電性基板1と、前記圧電性基板1上に形成されており、Alよりも密度の大きい金属もしくは該金属を主成分とする合金、またはAlよりも密度の大きい金属もしくは該金属を主成分とする合金と他の金属とからなる積層膜からなる少なくとも1つの電極4Aと、前記少なくとも1つの電極4Aが形成されている領域を除いた残りの領域において、前記電極と略等しい膜厚に形成された第1絶縁物層2と、前記電極及び第1絶縁物層2を被覆するように形成された第2絶縁物層6とを備え、前記電極4Aの密度が、前記第1絶縁物層4の1.5倍以上である、弾性表面波装置。 (もっと読む)


【課題】 水晶板をストップバンドの上限モードで励振する場合に、縦モードによるスプリアスを主共振から所定周波数以上遠ざけることができるようにする。
【解決手段】 弾性表面波素子片は、水晶板の表面にすだれ状電極からなるIDTが設けてある。水晶板は、カット角がオイラー角表示で(0°,θ,0°≦|ψ|≦90°)となっている。弾性表面波素子片は、IDTにより水晶板に生成された弾性表面波の波長をλ、IDTの電極指の膜厚をHとした場合、H/λ=0.09のとき、電極指の対数が140以下、H/λ=0.10のとき、電極指の対数が130以下、H/λ=0.11のとき、電極指の対数が80以下にしてある。 (もっと読む)


【課題】 ニオブ酸カリウムの薄膜を有するニオブ酸カリウム堆積体およびその製造方法を提供する。
【解決手段】 本発明に係るニオブ酸カリウム堆積体100は、
R面サファイア基板11と、
R面サファイア基板11の上方に形成された、金属酸化物からなるバッファ層12と、
バッファ層12の上方に形成されたニオブ酸チタン酸ジルコン酸鉛層13と、
ニオブ酸チタン酸ジルコン酸鉛層13の上方に形成された、ニオブ酸カリウム層14またはニオブ酸カリウム固溶体層と、
を含む。 (もっと読む)


【課題】各種特性(特に、温度特性)に優れる弾性表面波素子、および、かかる弾性表面波素子を備える電子機器を提供すること。
【解決手段】弾性表面波素子1は、基板2としてオイラー角が(0、θ、ψ)で表される水晶基板を有し、この基板2上に設けられたIDT3および反射器4、5と、IDT3および反射器4、5の上面に選択的に設けられた絶縁保護膜とを有している。この弾性表面波素子1は、IDT3および反射器4、5を、弾性表面波の伝搬方向と基板2のX軸とのなす角度ψが90±10゜となるように配置し、横波型弾性表面波が励振されるよう構成されている。そして、カット角θが、126〜150°であり、絶縁保護膜の規格化膜厚Hz/λ(Hzは絶縁保護膜の平均厚さを示し、λは横波型弾性表面波の波長を示す。)が、0.02〜0.4であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】電極寸法の製造偏差による周波数偏差が小さいAlを主成分とした電極を用い、反射特性に優れ製品の小型化を図ることが可能であり、電気機械結合係数が大きく、かつ、温度に対する周波数変動が小さい弾性表面波素子を提供する。
【解決手段】水晶基板2の表面の切り出し角および伝搬方向が、オイラー角(0°、135〜186°、90±2°)の範囲になるように設定されるとともに、規格化電極膜厚h/λは0.082〜0.150に設定し、SH型表面波を励振する。 (もっと読む)


弾性表面波素子上に反応膜が形成された質量負荷による周波数変化量の測定により検出対象物質を検出もしくは定量する弾性表面波センサーであって、弾性表面波素子自体の構造の改良により感度が高められた弾性表面波センサーを提供する。SHタイプの弾性表面波を利用しており、オイラー角が(0°,0°〜18°,0°±5°)または(0°,58°〜180°,0°±5°)である回転YカットLiTaO基板と、該LiTaO基板2上に形成されており、Auを主成分とする表面波励振用電極3と、表面波励振用電極3を覆うようにLiTaO基板上に形成されており、検出対象物質または検出対象物質を結合する結合物質を結合する反応膜4とを備え、上記インターデジタル電極3の波長で規格化された膜厚が0.8〜9.5%の範囲とされている、弾性表面波センサー1。
(もっと読む)


【課題】 高周波化を可能とし、周波数温度特性が優れ、且つ、製造コストを低減できるラム波型高周波共振子を提供する。
【解決手段】 ラム波型高周波共振子1は、水晶基板10の一方の主面にラム波を励振させるための櫛歯状のIDT電極20を備えたラム波型高周波共振子であって、前記水晶基板10の切り出し角度及び前記ラム波の伝搬方向が、オイラー角表示で(0、θ、0)になるようにIDT電極20が形成され、水晶基板10の厚みtと、波長λとの関係が、0<t/λ≦3で表される範囲内に設定され、この範囲において6つの領域が設定され、そのうちの第1領域では、角度θが132.8度≦θ≦178度、t/λが1.1≦t/λ≦3の範囲に設定されている。 (もっと読む)


【課題】圧電基板に水晶基板を用い励振波をSH波としたSAWデバイスにおいて、広帯域で、且つ優れた周波数温度特性を実現することを目的とする。
【解決手段】圧電基板1上に、IDT2とその両側にグレーティング反射器3a、3bを配置する。圧電基板1は、回転Yカット水晶基板のカット角θを結晶Z軸より反時計方向に−65°≦θ≦−51°の範囲に設定し、且つ、弾性表面波の伝搬方向を結晶X軸に対し90°±5°にした水晶平板であり、励振する弾性表面波はSH波である。IDT2及びグレーティング反射器3a、3bはTa又はTaを主成分とする合金からなり、弾性表面波の波長をλとした時、波長λで基準化した電極膜厚H/λをH/λ≧0.01の範囲に設定する。 (もっと読む)


【課題】水晶基板を用いたSAWデバイスにおいて、容量比γを小さくし、周波数制御性を高めたSAWデバイスを提供することを目的とする。
【解決手段】圧電基板1は、回転Yカット水晶基板のカット角θを結晶Z軸より反時計方向に−64.0°<θ<−49.3°の範囲に設定し、且つ、弾性表面波の伝搬方向を結晶X軸に対し90°±5°にした水晶平板であり、励振する弾性表面波はSH波である。また、IDT2及びグレーティング反射器3a、3bはAl又はAlを主成分とする合金からなり、弾性表面波の波長λで基準化した電極膜厚H/λを0.04<H/λ<0.12に設定する。そして、前記IDTを構成する電極指のライン占有率mrを電極指幅/(電極指幅+電極指間スペース)とした時に、前記ライン占有率mrを0.53≦mr≦0.65、又は0.55≦mr≦0.68に設定する。 (もっと読む)


【課題】シングル電極の櫛型電極内の内部反射を抑圧するSAWトランスバーサルフィルタとして利用可能な弾性表面波装置を提供する。
【解決手段】SAWトランスバーサルフィルタ1は、タンタル酸リチウム単結晶からなる圧電基板と、圧電基板の表面に形成され、アルミニウムを主成分とする膜厚HmのIDT2とを備えている。IDT2は、アルミニウムを主成分とする極性が正である正極2−1と、アルミニウムを主成分とする極性が負である負極2−2と、から構成されており、正極2−1と、負極2−2とが弾性表面波の1波長内に配置されている。誘電膜3は、正極2−1と負極2−2の間の圧電基板の表面に形成され、二酸化ケイ素を主成分とし、誘電膜3の膜厚Hdは、弾性表面波の波長で規格化した膜厚Hdが弾性表面波の波長で規格化した膜厚Hmより略3%厚くして設けられている。 (もっと読む)


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