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Fターム[5K027DD10]の内容

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Fターム[5K027DD10]に分類される特許

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【課題】利用者の背景ノイズ環境が劣悪な場合でも、エコーキャンセラの効果が発揮するまでの時間を短くすることができるようにする。
【解決手段】本発明のエコーキャンセラは、通話状態監視手段と、遠端から音声信号が入力される場合に動作する第1の適応フィルタ手段と、遠端から音声信号が入力されない場合に動作する第2の適応フィルタ手段と、遠端の音声検出結果に応じて、第1の適応フィルタ手段と第2の適応フィルタ手段とを切替制御する動作制御手段と、無通話状態のときに、送信出力信号に基づいて近端の背景ノイズのパワーを求める背景ノイズパワー計算手段と、シングルトーク状態のときに、送信出力信号に基づいてエコーパワーを検出するエコーパワー検出手段と、近端の背景ノイズパワーの平均値と、エコーパワーの平均値とに基づいて、加算平均回数を求める加算回数制御手段とを備える。 (もっと読む)


【課題】 相手話者の音声レベルが小さい場合であっても、明瞭に通話することができるエコー低減方法を実現する。
【解決手段】 エコー・キャンセラ40により、送話信号が相手端末60側のハイブリッド回路50で跳ね返って受話側に入って伝送されるエコーを消去する。受話ボイス・スイッチ30により、検出された送話信号のレベルを基にエコー・キャンセラ40からの出力信号を減衰する。小信号AGC10により、送話信号が送話側所定レベルより小さいとき、または、送話信号のレベルが送話側所定レベルより大きくかつ検出された受話ボイス・スイッチの出力レベルが受話側所定レベルより大きいときは、受話ボイス・スイッチからの出力信号を減衰する量を小さくし、送話信号のレベルが送話側所定レベルより大きくかつ受話ボイス・スイッチの出力レベルが受話側所定レベルより小さいときは、受話ボイス・スイッチからの出力信号を減衰する量を大きくする。 (もっと読む)


【課題】 伝搬遅延時間の推定において、誤った時間を推定結果としてしまう頻度を低減する。
【解決手段】 本発明は、当初は同一信号であった第1の離散的時間信号と、第2の離散的時間信号との時間差である伝搬遅延時間を推定する伝搬遅延時間推定器に関する。そして、伝搬遅延時間推定器は、一定時間内における、第1の離散的時間信号と、第2の離散的時間信号との相関度合いが最も大きくなる相関最大時間差を算出する手段と、求めた相関最大時間差を伝搬遅延時間とみなすことの有意性を判定する手段と、過去に算出した相関最大時間差に基づいて、最新に算出した相関値最大時間差を伝搬遅延時間とみなすことの統計的信頼性を有するか否かを判定する手段と、有意と判定され、さらに、統計的信頼性を有すると判定された相関値最大時間差だけを伝搬遅延時間とみなす手段とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】適応型フィルタを用いたエコーキャンセラのみでは除去しきれないエコーやノイズも効果的に除去できる音響エコーキャンセラを実現する。
【解決手段】適応型フィルタ20は、放音用音声信号FEtに基づいて擬似反響音信号FE’tを生成する。加算器60は収音信号NEtから擬似反響音信号FE’tを差分することで第1補正音声信号NE’tを生成する。エコースペクトル推定部301は、今回および前回の擬似反響音信号FE’nに基づいて、擬似反響音信号FE’tで除去しきれない残響エコーの周波数スペクトルFE”nを推定算出する。ノイズスペクトル推定部302は、今回および前回の第1補正音声信号NE’nに基づいて、定常ノイズNE”nの周波数スペクトルを推定算出する。加算器70は、第1補正音声信号NE’nの周波数スペクトルから残響エコーの周波数スペクトルFE”nおよび定常ノイズNE”nの周波数スペクトルを差分する。 (もっと読む)


【課題】通信先のエコー発生状況を把握することができ、さらには通信先のエコーキャンセラに対して適切なフィルタ係数を指示、設定することができる放収音装置を提供する。
【解決手段】端末1Aのエコー検出部13は、残さ信号y1と収音信号x1の相関を求め、端末1Bのエコー発生を検出する。エコーが発生していると判断した場合、端末1Aの制御部16は、端末1Bにエコー発生情報を送信する。端末1Bにおいて、制御部16は、エコー発生情報を受信すると、適応型フィルタ51のフィルタ係数(初期値)を切り替える。すなわち、メモリ53に記憶している複数のフィルタ係数からいずれか1つを選択し、適応型フィルタ51に設定する。例えば、最もタップ数の長いフィルタ係数に切り替える。 (もっと読む)


【課題】 処理量をそれほど増大させることなく、いかなるノイズレベルであってもエコー抑圧性能の劣化を防ぐ。
【解決手段】 エコー成分の推定生成部を複数持ち、エコー成分の推定生成部は、それぞれエコー経路特性の推定特性を記憶しており、この値を用いてエコー成分を生成し、送話入力信号から抑圧してエコー低減信号を求める。そして、送話入力信号から推定したノイズレベルを用いて、所定の推定エコー経路特性を用いて他の推定エコー経路特性の設定を制御する。 (もっと読む)


【課題】収音した音声に含まれるエコー成分を精度よく取り除くこと。
【解決手段】信号処理部4は、第1のマイクロホンによって生成された第1の音声信号と、第2のマイクロホンによって生成された第2の音声信号を、所定の周波数帯域に分割する帯域分割部41a,41bを備える。そして、第1及び第2のマイクロホンのパワーに基づいて、所定の周波数帯域毎に、第2の音源が発する音声に含まれる第1の音源が発する音声のエコー成分を分離する音源分離部42−1〜42−1024を備える。そして、音源分離部42−1〜42−1024によって第1の音源のエコー成分が分離された第1及び第2の音声信号を、第1の音源が発する音声を含む音声信号に合成し、第1の音源のエコー成分を含む音声信号に合成する帯域合成部43を備える。 (もっと読む)


【課題】 わずかな処理量や小規模のハードウェアで効率よく伝搬遅延時間を推定する
【解決手段】 当初は同一信号であった第1の離散的時間信号と、第2の離散的時間信号との時間差である伝搬遅延時間を推定する伝搬遅延時間推定器に関する。そして、第1及び第2の離散的時間信号のそれぞれを、より低い周波数帯域の第1及び第2の変換済信号に変換する手段と、第1及び第2の変換済信号のそれぞれを、より低い標本化速度の第1及び第2の再変換済信号に変換する手段と、適応フィルタを用い、第1の再変換済信号を利用して、上記第2の再変換済信号の擬似信号を生成する手段と、適応フィルタが更新したフィルタ係数に基づいて、伝搬遅延時間を推定する手段とを有することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】拡声通話系の音響システムにおいて、使用されるスピーカの不確定性に対応して、常にできるだけ良好な再生音が得られるようにすることを目的とする。
【解決手段】適応処理によりエコーキャンセルを行うエコーキャンセラにおいて、スピーカ再生音の基になるものとして入力した再生音源用音声信号の周波数特性と、マイクロフォンにより収音した収音音声信号の周波数特性とに基づいて、再生音源用音声信号の周波数特性を変更し、この変更後の音声信号をスピーカ側に出力するようにして構成する。 (もっと読む)


【課題】マイクロホン受音信号中のエコー成分中のスピーカによる歪成分も抑圧する。
【解決手段】エコー推定部20により周波数領域メインマイクロホン受音信号と周波数領域サブマイクロホン受音信号間のレベル比に基づいて結合量を推定し、その推定結合量と上記周波数領域サブマイクロホン受音信号との乗算により推定エコーレベルを得て、エコー抑圧ゲイン計算部14により上記周波数領域メインマイクロホン受音信号のレベルと上記推定エコーレベルとの差と、上記周波数領域メインマイクロホン受音信号のレベルとの比をゲインとして計算し、乗算部16により上記周波数領域メインマイクロホン受音信号に上記ゲインを乗算して上記周波数領域メインマイクロホン受音信号中のエコー成分を抑圧し、逆周波数領域変換部により上記ゲインの乗算結果を逆周波数領域変換して時間領域の送話信号を出力する。 (もっと読む)


【課題】 低コストでエコーの収束時間を短くするエコーキャンセラを提供する。
【解決手段】 本発明のエコーキャンセラは、遠端入力信号を利用して擬似エコーを形成するフィルタと、擬似エコーを用いて近端入力信号のエコー成分を除去する手段とを備え、遠端入力信号の有音又は無音状態を検出する手段と、有音状態の間フィルタ係数を更新設定する手段と、有音状態を検出した場合に遷移したことが検出された場合に遠端入力信号及び近端入力信号を取得する手段と、取得した遠端入力信号及び近端入力信号に基づいて、擬似遠端入力信号及び擬似近端入力信号を生成する手段と、生成した擬似近端入力信号からエコー成分を消去すると仮定した場合にフィルタに適用するフィルタ係数を算出し、無音状態から有音状態に遷移したことが検出されたとき算出したフィルタ係数を、フィルタ係数を更新する初期値として設定する手段とをすることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】コスト増を抑制して故障を検出する車両用通話装置、通話システム、センター及び通話方法を提供する。
【解決手段】通話相手の受話音声を出力する車室内に設置されたスピーカ26と、車室内に設置されたマイク27と、スピーカ26が出力してマイク27に混入した受話音声を除去するエコーキャンセラ部29と、を有する車両用通話装置において、車両の緊急状態を検出する検出手段22、23と、検出手段22、23が緊急状態を検出した場合、エコーキャンセラ部29による受話音声の除去を禁止する除去禁止手段31と、を有する。 (もっと読む)


【課題】エコーとハウリングとの双方を比較的低コストで効果的に抑制することが可能な携帯電子機器を提供する。
【解決手段】携帯電子機器10は、音響信号を出力するスピーカ21、22と、音響信号を入力するマイク23と、ハンズフリー通話を行うハンズフリー通話モードを検出するためのCPU24と、CPU24によりハンズフリー通話モードが検出された場合、スピーカ21による音響信号の出力を制限する音響出力制御部27とを備える。 (もっと読む)


【課題】エコーキャンセラによるエコー抑圧量が減少することなく、また音声スイッチを正常に動作させつつ話速度を調節可能とする。
【解決手段】音声スイッチ10と第2のエコーキャンセラ30Bとの間に話速変換部4が設けてある。故に、話速変換部4で話速度が調節された後の受話信号が音声スイッチ10や第1のエコーキャンセラ30Aに入力されることでエコーやハウリングの抑圧処理に受話信号の話速度変化の影響が及ばなくなる。その結果、第1のエコーキャンセラ30Aによるエコー抑圧量が減少することがなく、また音声スイッチ10を正常に動作させつつ話速度を調節することができる。 (もっと読む)


【課題】音声信号に伝送路上で遅れが生じる状況においても音声スイッチにおける帰還利得の推定誤差を減少させてハウリングの発生を抑えるとともに双方向同時通話へスムーズに移行させる。
【解決手段】音声信号処理部50の音声信号処理による遅延時間に相当する時間だけエコーパス遅延補償処理部16に入力する受話信号を第1の遅延部60で遅延させているとともに第1のエコーキャンセラ30Aのダブルトーク検出処理部34Aが出力するダブルトーク検出フラグ(DTF)を第2の遅延部61で遅延させる。故に、音声信号処理部50の音声信号処理による遅延の影響を抑えて推定値算出部19が音響側帰還利得αの推定値α’を算出することができ、その結果、音声スイッチ10における帰還利得の推定誤差を減少させてハウリングの発生を抑えるとともに双方向同時通話へスムーズに移行させることができる。 (もっと読む)


【課題】音声信号に伝送路上で遅れが生じる状況においても音声スイッチの動作を安定させて通話の途切れを防ぐ。
【解決手段】第1及び第2の音声信号処理部50,51の音声信号処理に起因した遅延時間を第1及び第2の遅延手段60,61による遅延時間で相殺する。故に、第1及び第2の音声信号処理部50,51が音声信号処理を行っている場合においても音声スイッチVSの通話状態推定処理に誤りが生じにくくなり、音声スイッチVSのブロッキングによる通話音声の途切れを防ぐことができる。 (もっと読む)


【課題】携帯電話などによる通信装置のハンズフリー通話時における残留エコーを高精度に検出し、通話品質を大幅に向上する
【解決手段】ノイズキャンセラ装置において、ダブルトーク判定部3は、遅延バッファ2によって遅延された受信信号、送信信号、および残留エコー信号に基づいて、エコー成分残留度/近端話者の有音/無音の判定を行い、これらの判定情報を雑音抑圧部5、およびエコー抑圧調整部6に出力する。雑音抑圧部5では、ダブルトーク判定部3が雑音フレームと判断した場合にだけ雑音信号の推定を行い、受信信号が含まれているフレームでは雑音信号の推定を行わない。また、エコー抑圧調整部6では、フレームパワー包絡にエコー成分残留度を積算した値を残留エコー量と見積もり、予め設定した残留エコー許容量との差分を計算し、差分に応じて送信信号の抑圧を行う。 (もっと読む)


【課題】自己拡声音出力機能が与えられたステレオ対応の拡声通話系システムを成す音声信号処理装置において、自己拡声音についてのチャンネル間の音量バランスを、自動で適切に設定できるようにする。
【解決手段】自己側話者音声が一方のマイクロフォンに入力される状態では、そのマイクロフォンから、2つのスピーカまでの各距離の比を、そのマイクロフォンの収音音声信号を対象にエコーキャンセルを行う2つの適応フィルタの出力信号のレベル比として求めるようにされる。そして、求められた上記レベル比に基づいて、Lチャンネル、Rチャンネルの各スピーカに対して出力させるための、上記自己側話者音声としてのLチャンネル、Rチャンネル音声信号のレベルバランスを決定する。 (もっと読む)


【課題】拡声通話系システムの音声信号処理装置において、相手側話者と自己拡声音の各エコー音を、高い性能でキャンセルする。
【解決手段】相手側話者のエコー音をキャンセルする機能を有する適応フィルタシステムの出力を、参照入力側に合成する。通信相手側から送信される音声と、マイクロフォンにより収音された自己音声をスピーカから拡声して出力することが可能になる。そのうえで、自己側話者音声が収音されておらず、相手側話者音声が入力されている状態においては、適応フィルタシステムによる適応処理を実行させると共に、適応フィルタシステムの出力信号を参照入力側に合成しないようにする。一方、自己側話者音声が収音されている状態に対応しては、適応フィルタシステムの出力信号を参照入力側に合成して自己拡声が行われるようにすると共に、適応フィルタシステムの適応処理を停止させて、自己拡声音のエコー音をほぼキャンセルさせる。 (もっと読む)


【課題】ユーザの声によって引き起こされる鼓膜の振動を捉えて、音声の受信と送信の両機能を実現する1個のトランスデューサを用い、少なくともVOX機能を備えた小型で経済的な半2重双方向通信装置を提供する。
【解決手段】トランスデューサを含むブリッジ回路を備えるアナログ信号処理部(ASP)と、外部からの受信信号を入力として受信し変換して前記ASPの受信信号として出力し、前記ASPからの送信信号を入力として受信し変換して外部への送信信号として出力するデジタル信号処理部(DSPU)からなり、前記DSPUは、外部からの受信信号と前記ASPに由来する送信信号の双方又はいずれか一方の電力値に応じて受信モードと送信モードを選択的に切り替えるように制御する音声交換装置(VOX)を含むことを特徴とする。 (もっと読む)


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