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国際特許分類[B22D11/11]の内容

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【課題】保温材の劣化に伴う放散熱量の増加代を抑制し、連続鋳造の更なる安定操業を可能にする溶鋼の保温方法を提供する。
【解決手段】二次精錬終了後の溶鋼を、取鍋で連続鋳造機に搬送して連続鋳造するに際し、取鍋内の溶鋼の浴面にスラグと保温材を順次配置する溶鋼の保温方法において、スラグの厚みを10mm以上70mm以下にし、二次精錬終了後から連続鋳造開始までの時間を40分以上150分以下にするので、保温材の劣化に伴う放散熱量の増加代を抑制し、連続鋳造の更なる安定操業が可能になる。 (もっと読む)


【課題】 鋳片の表層部にアルミナクラスターなどの非金属介在物による欠陥が少なく、清浄で高品質の鋳片を、生産性を損なわずに、安価に且つ安定して製造する。
【解決手段】 本発明の連続鋳造方法は、Cを0.003質量%以下含有する極低炭素鋼鋳片の連続鋳造方法であって、鋳片の凝固殻前面での溶鋼流速が、鋳片の凝固殻の凝固速度と溶鋼成分のうちのTi含有量及びS含有量とに対し、下記の(1)式の範囲内となるように制御して鋳造することを特徴とする。但し、(1)式において、Vは、凝固殻前面での溶鋼流速(m/s)、Vsは、鋳型内凝固殻の凝固速度(m/s)、KETiは、Tiの実効分配係数(−)、KESは、Sの実効分配係数(−)、[Ti]は、溶鋼中のTi濃度(質量%)、[S]は、溶鋼中のS濃度(質量%)である。
V≧[165308×(1-KETi)×Vs×[Ti]+1613307×(1-KES)×Vs×[S]]2/3 …(1) (もっと読む)


【課題】溶鋼の連続鋳造において、鋳片のブレークアウトの発生を精度良く検出する方法及び装置を提供する。
【解決手段】連続鋳造における鋳型内の溶鋼が湯面から鋳型出口に至るまでの間に凝固界面へ入熱する熱流束q1を測定し、定常状態における鋳型内の溶鋼流動による定常凝固界面入熱q2regを下式(1)にて求め、熱流束q1と定常凝固界面入熱q2regの差について溶鋼が湯面から鋳型出口に至るまでの熱流束プロファイルを求め、該熱流束プロファイルの極小点と鋳型出口での局所熱流束値とを結んだ直線よりも上の部分の面積に相当する総括熱流束Q2にて演算される凝固遅れ度RSに基き、ブレークアウト発生の危険の有無を判定する、連続鋳造のブレークアウト検出方法。q2reg=h・Δθ・・・(1)但し、q2reg:定常凝固界面入熱(J/s・m2)h:溶鋼と凝固シェルの間の熱伝達係数(J/s・m2・℃)Δθ:溶鋼の過熱度(℃) (もっと読む)


【課題】所定強度以上の磁場を印加可能であり且つ鋳型幅方向に沿った磁場の強度分布を簡易に調整可能とする。
【解決手段】鋳型1の長辺1aに沿って延在して、鋳型1全幅に静磁場を発生する全幅用電磁石3と、上記全幅用電磁石3の内側で、上記鋳型1の長辺1aに沿って3個以上に分割して配列し、それぞれ独立して磁場の極性及び強度を変更可能な複数の分布用電磁石4と、を備える。そして、分布用電磁石4の磁場の極性及び強度を調整することで、幅方向の磁場の分布を調整する。 (もっと読む)


【課題】所定以上の磁場を印加可能であり且つ偏流に対応した鋳型幅方向に沿った磁場の強度分布を調整可能とする。
【解決手段】鋳型1に対し溶鋼10を注入する浸漬ノズル2を配置すると共に、上記鋳型1の長辺1aに沿って配置されて鋳型1全幅に静磁場を発生可能な第1電磁石3を備える連続鋳造装置である。上記第1電磁石3を、上記鋳型1の幅方向において上記浸漬ノズル2の配置位置若しくはその近傍で2つに分割すると共に、それぞれ独立して磁場の極性及び強度を変更可能とする。上記分割した各第1電磁石3と鋳型1との間に、それぞれ上記幅方向に配列する2以上の第2電磁石4を設け、各第2電磁石4を、それぞれ独立して磁場の極性及び強度を変更可能とした。 (もっと読む)


【課題】鋳型の内壁面と凝固シェルとの間の潤滑を改善し、表面性状の優れたスラブを安定に鋳造可能な溶融金属の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】鋳造するスラブの幅方向の内幅が800mm以上、かつ厚み方向の内幅が150mm以上の鋳型15を取り囲むように配置、又は鋳型15内に埋設されたソレノイド式電磁コイルに、周波数が30Hz以上300Hz以下を満たす交流電流を通電し、鋳型15内の溶融金属16に、メニスカス17位置から鋳造方向に少なくとも400mmまでの範囲に形成される磁束密度の最大値が300ガウス以上5000ガウス以下を満たす電磁力を印加しながら鋳造を行う溶融金属の連続鋳造方法であり、電磁力の印加時に、溶融金属16のメニスカス17上面を覆う溶融パウダー18層の最小厚みを7mm以上確保しながら連続鋳造を行う。 (もっと読む)


【課題】電磁力を付与して連続鋳造する際、鋳型の絶縁低下を防止し、長期にわたり良質な鋳片を製造するための連続鋳造用鋳型を提供する。
【解決手段】鋳型21の外側に設置された電磁コイル16によって発生させた電磁力を、鋳型21内の溶融金属に作用させて連続鋳造を行う鋳型21において、鋳型21を周回する誘導電流を妨げるために、短辺側に配置される第一の冷却銅板1の側面、すなわち長辺側に配置される第二の冷却銅板2との突合せ面に、鋳造方向に延びる凹溝5を形成し、凹溝5が形成されていない部分に第一の電気的絶縁物6を設け、さらに凹溝5内に、第一の電気的絶縁物6の表面より突出する第二の電気的絶縁物7を設ける。 (もっと読む)


【課題】鋳片の表層部にアルミナクラスターなどの非金属介在物による欠陥が少なく、清浄で高品質の鋳片を、安価に且つ安定して製造する方法を提供する。
【解決手段】Cを0.003質量%以下含有する極低炭素鋼鋳片の連続鋳造方法であって、24989×[質量%Ti]と386147×[質量%S]と8533530×[質量%O]と118173×[質量%Sb]との和が4000を超える場合は、鋳片の凝固殻前面での溶鋼流速が下記の(1)式の範囲内となるように制御して鋳造する。(1)式においてVは凝固殻前面での溶鋼流速、[T.O]は溶鋼中のトータル酸素濃度、[Ti]、[S]、[O]、[Sb]は、それぞれ溶鋼中のTi濃度、S濃度、溶存酸素濃度、Sb濃度である。(0.4-2.2V)×(6.7×[T.O])≦1/(24989×[Ti]+386147×[S]+8533530×[O]+118173×[Sb]-4000)…(1) (もっと読む)


【課題】 タンディッシュ内の溶鋼中に存在する非金属介在物を低コストで、操業上のトラブルを発生することなく、除去する方法を提供することである。
【解決手段】 鋼の連続鋳造において、図2に示すように、タンディッシュ2内の敷11および側壁12のいずれか一方または両方に、アルミナ系耐火物13からなる形状物を固定して設置し、溶鋼に含有される非金属介在物を設置したアルミナ系耐火物13に付着させて除去する。この際、非金属介在物を付着させるアルミナ系耐火物13は、アルミナを60%以上含有しているものを使用する。 (もっと読む)


【課題】鋳型直下型ブレークアウトの一因である著しい凝固遅れや、製品スリバー欠陥の原因であるパウダー巻き込みを回避する技術を提供する。
【解決手段】鋳型1の各鋳型狭面1aを構成する狭面鋳型8の背面には、前記鋳型狭面1aに対して垂直な成分を有する磁場を形成するための永久磁石18が夫々、設けられる。前記鋳型1の上端から前記永久磁石18の上端までの距離Lu[mm]は200〜400である。前記鋳型1の上端から前記永久磁石18の下端までの距離Ld[mm]は400〜600である。前記永久磁石18の上端から下端までの距離Lmag[mm]は150〜400である。前記鋳型1の鋳型厚みD[mm]と、前記永久磁石18の鋳型厚み方向における永久磁石厚みdmag[mm]と、の比dmag/Dは0.75〜1である。 (もっと読む)


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