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国際特許分類[B22D11/11]の内容

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【課題】 取鍋からタンディッシュへ流出する詰め砂や取鍋スラグの影響を抑制しながら、タンディッシュ内溶鋼上に存在するスラグ組成を制御して溶鋼中介在物のスラグへの捕捉を促進させる。
【解決手段】 タンディッシュ1の溶鋼注入点6と溶鋼流出孔7との間に、溶鋼湯面13をタンディッシュの全幅に亘って区切る堰4を配置し、堰の下流側のタンディッシュ内溶鋼湯面を覆うスラグの組成が、下記の(1)式及び(2)式を満たすように、堰の下流側の溶鋼湯面にフラックスを添加する。但し、WCaO、WSiO2、WAl2O3は、それぞれスラグ中のCaO、SiO2、Al23の質量(kg)、MAl2O3は取鍋内溶鋼中のAl23の質量(kg)である。
CaO/WSiO2≧4.0 …(1) 0.6×(WAl2O3+MAl2O3)≦WCaO≦1.6×WAl2O3…(2) (もっと読む)


【課題】連々続鋳造の境界部で吸窒を発生させない。
【解決手段】連々続鋳造において、予めタンディッシュ1内の溶鋼重量を監視してタンディッシュ1内の溶鋼湯面への注入管4の下端の浸漬状況を把握しておく。溶鋼供給中の取鍋3からの溶鋼供給の停止後、タンディッシュ1内の溶鋼が、タンディッシュ1内の空間容積とArガスでの置換速度から求められる置換時間を確保できる所定の重量になった時に、注入管4の内側および注入管の外側におけるタンディッシュ内空間A,BのN2ガス供給を停止してArガスへの置換を開始する。次回の取鍋3の溶鋼供給の開始後、タンディッシュ1内の溶鋼湯面が上昇し、注入管4の下端が該溶鋼湯面に浸漬した直後から前記空間A,BへのArガスの供給を減少しつつN2ガスへの置換を開始する。
【効果】特に窒素が高いと表面割れ等が発生しやすくなるNb含有鋼等で低N化が必要となるような鋼種を、高品質に安価に製造可能となる。 (もっと読む)


【課題】複数のストランドを有する鋼の連続鋳造機において、浸漬ノズル内面への酸化物の付着抑制効果を、簡単な構成の装置を用いて、各浸漬ノズルに対して同等かつ安定して得ることが可能な連続鋳造鋳片の製造方法を提供する。
【解決手段】各ストランドに対応する各浸漬ノズルをそれぞれ一方の電極とし、これらの各電極の対極として1つの共有電極をタンディッシュ内の溶鋼に浸漬してストランドごとに電気回路を構成し、各電気回路にそれぞれ電源を配置し、各電源から各電気回路に、電流値が10-300Aで、周期が6-20msであり、電圧の正負が交互に切り替わるパルス波形の通電を、周期、位相および電圧を互いに同一として行い、かつ、前記パルス波形の1周期における、前記浸漬ノズルが負極となる期間を正極となる期間よりも長くすることを特徴とする連続鋳造鋳片の製造方法。 (もっと読む)


【課題】超音波を照射して凝固組織を均一微細化するためのアルミニウム合金の製造法及び装置。
【解決手段】鋳造鋳型上部にヘッダ1と、該ヘッダ内部と鋳型内部を分ける絞り板7と、ヘッダ内部の溶湯に浸漬するように設けられた超音波ホーン3とを有し、該超音波ホーンが前記絞り板の中心部に設けられた出湯口8と同軸上に超音波ホーンに配するとともに、前記絞り板に設けられた出湯口は上部に向かって直径が大きくなる円錐台部を有する形状とされた鋳造装置を用い、前記円錐台部の上端部の直径をD、円錐台部の下端部の直径をd、超音波ホーンの先端の直径をDとしたとき、D≦D≦1.5Dであり、かつd/D=0.4〜0.6の範囲の出湯口を有する絞り板を用い、前記超音波ホーンをその先端と前記絞り板の上端部までの距離が0.05λ〜0.35λ(λは合金溶湯中での波長)となる位置に設置して、溶湯がヘッダ内部を流動する間に超音波を照射する。 (もっと読む)


【課題】電磁鋳造法による連続鋳造の際に、チャンバー内で自然対流する雰囲気ガスに起因して、溶融シリコンが金属不純物で汚染されることを防止できるシリコンインゴットの電磁鋳造装置を提供する。
【解決手段】チャンバー1内に配置した無底冷却ルツボ7にシリコン原料11を装入し、誘導コイル8からの電磁誘導加熱によりシリコン原料11を融解させ、この溶融シリコン12を冷却ルツボ7から引き下げながら凝固させてシリコンインゴット3を連続鋳造する電磁鋳造装置において、チャンバー1の側壁の上部と下部に連結され、冷却ルツボ7の上方の雰囲気ガスを導入して冷却ルツボ7の下方に送り出す通気管15を備え、この通気管15の経路に集塵機20および磁選機21を設ける。 (もっと読む)


【課題】中央逆偏析の防止により優れるアルミニウム合金のDC鋳造方法およびアルミニウム合金DC鋳造用の溶湯分配器を提供する。
【解決手段】第1側面113と第1底面111とを有する上段溶湯分配器11とその下方に配置され第2側面123と第2底面121とを有する下段溶湯分配器12を用いるアルミニウム合金のDCスラブ鋳造方法において、スパウト14から供給されるアルミニウム合金の溶湯LAを上段溶湯分配器の第1底面で受け止め、上段溶湯分配器はその第1側面から溶湯を水平方向に放出し、下段溶湯分配器は水平方向から放出された溶湯を受け、その一部を下段溶湯分配器の第2側面から水平方向に放出し、上段溶湯分配器の第1底面と下段溶湯分配器の第2底面間に導かれた後、第2底面又は第2側面から下方又は斜め下方に前記溶湯を放出する。 (もっと読む)


【課題】タンディッシュ内溶鋼中の酸化物系非金属介在物を効率良く浮上分離することのできる連続鋳造方法および連続鋳造装置を提供する。
【解決手段】タンディッシュ内の、取鍋内から溶鋼を注入する注入ノズルの設定位置と、設定位置における溶鋼深さが(1)式、好ましくは更に(2)式を満たすように、取鍋の注入ノズルとタンディッシュの相対位置と、タンディッシュ内における溶鋼量を制御する。2×H<L1+L2+L3<4×H(1)、2×H<L4<4×H(2)、ここで、L1は連続鋳造用タンディッシュの底面における溶鋼の注入点から見て溶鋼流出ノズルと反対側となる側壁面から溶鋼の注入点の直下となる位置までの距離、L2は溶鋼の注入点から見て溶鋼流出ノズルと反対側となる側壁の溶鋼に浸漬している長さ、L3は溶鋼の溶鋼面における溶鋼の注入ノズルの中心線から側壁面までの距離、L4は溶鋼の注入点と溶鋼の流出点の水平距離、Hは注入ノズルの中心線の位置における溶鋼深さ (もっと読む)


【課題】電磁ブレーキを使用する連続鋳造装置において、浸漬ノズルの吐出孔から吐出される溶鋼流中の気泡の鋳型内への流出自体を抑える方法を提供する。
【解決手段】タンディッシュ3からの溶鋼を鋳型幅方向側面に形成された吐出孔11、11から鋳型内に吐出させる浸漬ノズル10は、注入部10aと本体部10bとによって構成されている。本体部10b内における吐出孔11の上縁から上方には、少なくとも鋳型幅方向における長さLがスライディングゲート5の注入口5dの下端内直径Dよりも大きい、気泡回収部Sが形成され、1.5D≦L≦4Dである。気泡回収部S内は、ガス供給部31から供給されるArガスによって、一定の正圧である。 (もっと読む)


【課題】連続鋳造される鋳片に含まれるArガス気泡を減少させ、鋳片の品質を向上させる。
【解決手段】長辺壁3a、3bにおける少なくとも浸漬ノズル21に対向する位置に、電磁攪拌装置7a、7b側に凸に湾曲した湾曲部11a、11bが形成されている。長辺壁3a、3bは、湾曲部11a、11bを含めて一様な厚みを有している。湾曲部11a、11bの頂部と浸漬ノズル21との間の最短水平距離は、高さ方向で電磁攪拌装置7aの下端部から、電磁攪拌装置7aの上端部よりも50mm高い位置までの範囲において、30mm以上かつ80mm以下である。 (もっと読む)


【課題】組織が均一であり、再加熱時の結晶粒の粗大化を抑制可能な厚板用鋼材およびその素材となる鋳片の連続鋳造方法を提供する。
【解決手段】(1)連続鋳造された鋳片を素材として製造された厚板用鋼材であって、質量%で、C:0.01-0.20%、Si:0.02-0.5%、Mn:0.6-3.0%、P:0.02%以下、S:0.002-0.008%、Ti:0.005-0.03%、N:0.002-0.008%、Al:0.0005-0.05%、O:0.0001-0.015%およびBi:0.0001-0.03%を含有し、残部がFeおよび不純物からなり、偏析指数が1.0-2.2であり、結晶粒径指数が0.3-0.9であり、靭性指数が1.5-3.0であることを特徴とする厚板用鋼材。(2)溶鋼中に浸漬させた浸漬ランス内に、Biを含有する金属ワイヤーを挿入することにより、前記浸漬ランス内で金属蒸気を発生させ、キャリア・ガスとともに前記溶鋼中に供給することを特徴とする連続鋳造方法。 (もっと読む)


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