説明

国際特許分類[B22D27/20]の内容

処理操作;運輸 (1,245,546) | 鋳造;粉末冶金 (29,309) | 金属の鋳造;同じ方法または装置による他の物質の鋳造 (13,454) | 溶融または延性状態にある鋳型中の金属の処理 (612) | 粒子構成または組織に影響を与える手段で前述されていないもの;そのための組成の選択 (177)

国際特許分類[B22D27/20]に分類される特許

81 - 90 / 177


【課題】優れた鍛造性と、鍛造後の高温における優れた機械的特性とを備えるピストン用のアルミニウム合金及びピストンの鍛造方法を提供する。
【解決手段】アルミニウム合金は、7〜17重量%のSi、0.5〜3重量%のCu、0.4〜1.5重量%のMg、0.6〜1.2重量%のMn、0.8〜3重量%のNi、0.05〜0.3重量%のZr、0.15〜1.0重量%のFe、不可避的不純物を含むアルミニウム合金を、12〜50℃/秒の冷却速度で凝固させた鋳造体で、DASが2〜18μmである。0.01〜0.3重量%のTiを含んでもよく、0.01〜0.3重量%のSbまたは0.005〜0.1重量%のBeを含んでもよい。ピストンの鍛造方法は、前記鋳造体に対して、200〜240℃の温度で、20〜45%の加工率の予備加工を施して鍛造用アルミニウム合金素材を形成し、該鍛造用アルミニウム合金の再結晶温度を超える温度で鍛造加工を施す。 (もっと読む)


【課題】優れた機械的特性と鍛造性とを備える鍛造用マグネシウム合金及びその製造方法を提供する。
【解決手段】鍛造用マグネシウム合金は、全量に対し、6〜10重量%のAlと、0.4〜2重量%のZnと、0.05〜0.3重量%のMnと、0.4〜1.5重量%のCaと不可避的不純物とを含む鋳造体であって、デンドライトアーム間隔が0.5〜15μmであり、晶出物の粒子径が1〜10μmである。鍛造用マグネシウム合金は、全量に対し、0.01〜0.3重量%のSbまたは0.006〜0.2重量%のBeを含んでもよく、全量に対し、1.2重量%以下のCeを含んでもよい。鍛造用マグネシウム合金の製造方法は、全量に対し、6〜10重量%のAlと、0.4〜2重量%のZnと、0.05〜0.3重量%のMnと、0.4〜1.5重量%のCaと不可避的不純物とを含むマグネシウム合金を鋳造し、得られた鋳造体を12〜40℃/秒の速度で冷却する。 (もっと読む)


【課題】 ダクタイル鋳鉄溶湯による鋳造時の引け巣の発生を低位に安定させるためのダクタイル鋳鉄溶湯評価方法及びこれを用いて鋳造したダクタイル鋳鉄を提供することを目的とする。
【解決手段】ダクタイル鋳鉄溶湯に対しZrを添加しダクタイル鋳鉄溶湯の凝固過程の共晶凝固段階において固相の一部として存在する樹枝状のオーステナイト組織を微細化させて凝固過程において溶湯の残液の固相間における流動性を向上させる。Zrを添加した溶湯の一部を抽出して試験片を作成する。樹枝状のオーステナイト組織が観察可能な状態となるように試験片を処理する。その処理した試験片を顕微鏡観察する。その試験片における樹枝状のオーステナイト組織の発生度を評価することにより、鋳型内の引け巣の発生について当該溶湯を評価する。 (もっと読む)


【課題】大掛かりな装置を必要とせず、鋳鉄溶湯の脱酸及び組成管理を簡易に行うことができて、黒鉛を効率良く球状化させることができる球状黒鉛鋳鉄の製造方法を提供する。
【解決手段】鋳鉄溶湯をカルシウムに接触させることにより、該溶湯中の酸素とカルシウムとの反応によって酸化物を生成させて該溶湯を脱酸する脱酸工程と、脱酸された鋳鉄溶湯を黒鉛球状化剤に接触させる黒鉛球状化処理工程とを順に実施することで、球状黒鉛鋳鉄を製造する。 (もっと読む)


【課題】一般の鋳鉄材と同様な、良好な鋳造性や加工性を有すると共に、より一層優れた低熱膨張特性を有する鋳鉄材を容易に製造することの出来る方法を提供すること。
【解決手段】鋳造して得られた、炭素が2.5質量%以下、ニッケルが25質量%以上40質量%以下の割合で含有する鋳鉄組成を有する鋳物を、550℃〜700℃の温度で3時間以上保持した後、少なくとも200℃までは炉冷によって自然冷却することからなる焼鈍処理を行ない、次いで、そのように焼鈍処理された鋳物を、600℃〜1150℃の温度で1.5時間以上保持した後、ファン空冷、水冷又は油冷により急冷することからなる溶体化処理を行なうことにより、50〜200℃の温度範囲における熱膨張係数が4×10-6/℃以下となる低熱膨張鋳鉄材を製造する。 (もっと読む)


本発明は、内燃機関のピストンの製造法に関し、その際、ピストン素材をアルミニウムシリコン合金から銅成分の添加下で鋳造し、その後、仕上げ加工し、その際、本発明により、前記銅成分が、前記アルミニウムシリコン合金の最大5.5%であること、及び前記アルミニウムシリコン合金に、チタン(Ti)、ジルコニウム(Zr)、クロム(Cr)もしくはバナジウム(V)の成分を添加することが予定されている。 (もっと読む)


【課題】初晶Siを微細化することができ且つ初晶Siを均一に分布させることのできる過共晶Al−Si系合金の鋳造方法を提供する。また、初晶Siが微細化され且つ均一に分布している過共晶Al−Si系合金の鋳塊を提供する。
【解決手段】初晶Si微細化剤を含有するAl−Si系合金の溶湯1を、ホットトップ部2の断熱湯溜部3から急冷鋳型4へ送って冷却凝固し、過共晶Al−Si系合金の鋳塊Bを製造する。断熱湯溜部3の溶湯吐出口6と急冷鋳型4の溶湯導入口7とは連続しており、溶湯吐出口6よりも溶湯導入口7が大径とされているため、急冷鋳型4と接するホットトップ部2の下端面が溶湯導入口7内に露出し、露出した下端面により庇部8が形成される。この庇部8の幅dは1mm以上10mm以下である。急冷鋳型4で冷却される溶湯1における液相線温度から共晶温度に至るまでの凝固時間は3秒以内である。 (もっと読む)


【課題】ヤング率と振動減衰能を両立させながら、更に振動減衰能を改善し得るヤング率および振動減衰性に優れた高剛性高減衰能鋳鉄を提供する。
【解決手段】Al:3〜7%、Sn:0.03〜0.20%、および下記式(1)に示す炭素当量が3.30〜3.95となるCおよびSiを含有した鋳鉄であり、鋳造後280〜630℃で加熱し、さらに冷却処理して得られる。炭素当量(%)=C量(%)+(1/3)×Si量(%)・・・(1) (もっと読む)


【課題】凝固組織が微細で、かつ鋳造歩留りの低下が少なく、鋳造品の欠陥発生が抑制された、ハイス系鋳鉄鋳物の製造方法を提供する。
【解決手段】ハイス系鋳鉄の溶湯1を、非酸化性雰囲気とした傾斜冷却板2上に流し、半凝固状態の溶湯として鋳型3に注入し、ハイス系鋳鉄鋳物を得る。非酸化性雰囲気としては、Arガスあるいは窒素ガスからなる雰囲気とすることが好ましい。また、傾斜冷却板出側の溶湯を、溶湯温度:(オーステナイト相の晶出温度)未満または(MC型炭化物の晶出温度)未満で、かつ固相率:30%以下の状態の半凝固状態の溶湯とすることが好ましい。これにより、傾斜冷却板上での凝固発生も抑制でき、凝固組織が微細で、かつ鋳造欠陥の発生もない、健全で、耐摩耗性に優れたハイス系鋳鉄鋳物を容易に製造できる。 (もっと読む)


【課題】多大の熱エネルギー及び長時間を要する熱処理を行うことなく、加工性に優れた強靭な鋳鉄、鋳鉄鋳片、およびそれらを効率良く製造し得る製造方法を提供すること。
【解決手段】白鋳鉄となる成分からなる鋳鉄において、伸延黒鉛が分散している鋳鉄であり、また白鋳鉄となる成分が、質量%で、(%C)≦4.3−(%Si)÷3、C≧1.7%を満足する組成であり、さらに、伸延している黒鉛の幅が0.4mm以下、長さが50mm以下である鋳鉄。 (もっと読む)


81 - 90 / 177