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国際特許分類[B23K103/16]の内容

国際特許分類[B23K103/16]に分類される特許

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【課題】製造コストの低減、溶接品質及び生産性の向上が得られるめっき鋼板の重ねレーザ溶接方法及びめっき鋼板の重ねレーザ溶接構造を提供する。
【解決手段】第1亜鉛めっき鋼板10に第2亜鉛めっき鋼板20を重ね、レーザビーム5を照射してレーザ溶接するにあたり、第2亜鉛めっき鋼板20に溶接線Lwに沿って下端縁25a、27aから上端縁25b、27b側に移行するに従って互いに離反するように傾斜する端面25、27を備えたスリット24が形成され、スリット24の端面25に露出する母材21の端面21aにレーザビーム5を照射してレーザ溶接する。溶接ビード30によってスリット24の凹部が閉塞がれ、かつ亜鉛めっき層12a、12b、22a、22bの温度が抑制されて亜鉛蒸気の発生が低減して溶接ビード30の溶接不良が回避される。また、溶接ワイヤ等の供給が不要になりレーザ溶接による溶接速度で溶接することができる。 (もっと読む)


【課題】隙間、特に細かくかつ不規則な隙間を有する2枚の薄板の重ね合わせ部を、溶け落ちを発生させることなく簡便にレーザー溶接する。
【解決手段】1回目として、焦点を外したデフォーカス状態でレーザー照射を行い、隙間のある箇所ではレーザー照射側の上板を溶融させて下板側に凹ませた上で隙間を低減し、隙間のない箇所では下板の裏側まで貫通しない範囲で上板と下板との接合を行うレーザー溶接と、その後2回目として、下板の裏側まで貫通して溶接を行うレーザー溶接とからなる2回のレーザー照射で行う。 (もっと読む)


【課題】溶接終了時のワイヤ先端の玉を適正形状に形成することができずにアークスタートミスが発生し、生産ライン停止や余分な後処理が必要となり生産性の低下を招く。
【解決手段】溶接出力停止前に定常溶接電流から定常溶接電流より低い第1の電流に向けて電流を低減するステップと、第1の電流を第1の所定時間維持するステップと、溶接出力停止前において定常溶接電圧から定常溶接電圧より低い第1の電圧に向けて電圧を低減するステップと、第1の所定時間経過後に第1の電圧の印加を停止して溶接出力を停止するステップと、溶接出力を停止してから第2の所定時間後に第2の電圧を第3の所定時間印加するステップと、第3の所定時間における検出電圧が第1の閾値よりも低下した後にこの低下した電圧よりも増加した場合には、ワイヤと母材とが短絡した後に開放したと判別するステップからなる制御方法。 (もっと読む)


【課題】スポット溶接への適用条件の制約や問題が無く、鉄−鉄の同種材同士のスポット溶接とでき、しかも、軽合金材と前記鉄系リベットとのかしめ接合も加えた相乗効果によって、高い接合強度を得ることができる、鋼材と軽合金材との新規な異材接合方法を提供することにある。
【解決手段】鋼材10と軽合金材20との異材同士を接合する方法であって、軽合金材20と鉄系リベット1とをスポット溶接の前工程にて予め接合しておき、その後、リベット1と鋼材10とをスポット溶接することからなり、リベット1にかしめ用の凹部5を形成し、リベット軸部3を軽合金材20に埋め込み、貫通させる際に、軽合金材料23を前記凹部5内に塑性流動させて、軽合金材20をこのリベット1にかしめておき、その上で、リベット軸部3と鋼材10との界面範囲内のみで溶接ナゲット12を形成させるスポット溶接を行って、異材接合体を製作することである。 (もっと読む)


【課題】溶接欠陥を抑制して、良好なビードを形成することができるレーザ・アーク複合溶接ヘッドを提供する。
【解決手段】レーザ光照射とアーク放電とを行って、レーザ溶接とアーク溶接とを併用し、亜鉛めっき鋼板51を重ね溶接するレーザ・アーク複合溶接ヘッドであって、入力されたレーザ光Lを亜鉛めっき鋼板51に対して集光、照射するレーザトーチ11と、レーザトーチ11よりも溶接方向上流側に設けられ、亜鉛めっき鋼板51との間でアークAを発生させるアーク電極23と、アーク電極23の溶滴移行形態を短絡移行となるように制御するアーク制御装置24とを備え、レーザトーチ11とアーク電極23とを、レーザ光照射位置とアーク照射位置との間の距離が1.0mm〜5.0mmとなるように配置する。 (もっと読む)


【課題】鋼材端面の表面処理の有無に拘わらず、溶接部に、鋼材とアルミニウム材とに跨るビードを鋼材の端面に沿って連続的に形成することのできる、鋼材とアルミニウム材のMIG溶接継手の製造方法を提供すること、また、そのような連続的なビードが形成されたMIG溶接継手を提供すること。
【解決手段】鋼材12として、厚さ:tが、0.50〜2.0mm、且つAl材14の厚さの0.6〜0.8倍であるものを、溶接ワイヤ30として、半径:rが0.4〜0.8mmである4000系又は5000系のアルミニウム合金からなるものを、それぞれ用い、鋼材12が上になるように鋼材12とAl材14とを重ね合わせて、0≦L/r≦4を満たすように溶接ワイヤを配置した状態で、4.0≦L/r+(t/α)×V≦6.0を満たすように溶接ワイヤを相対的に移動させる一方、所定の直流パルス電流を流して、鋼材端面に対してMIG溶接操作を施した。 (もっと読む)


【課題】高速で良好なビードを形成することができるレーザ・アーク複合溶接ヘッド及びその方法を提供する。
【解決手段】レーザ光照射とアーク放電とを行って、レーザ溶接とアーク溶接とを併用し、アルミニウム鋼板である母材Wを溶接するレーザ・アーク複合溶接方法であって、入力されたレーザ光L0を分割レーザ光L2a,L2bに2分割した後、母材Wに対して集光、照射すると共に、この分割レーザ光L2a,L2bの光軸と同軸上に配置したアーク電極20からアークAを発生させて同軸溶接を行い、更に、このアーク電極20の溶滴移行形態をスプレー移行とする。 (もっと読む)


【課題】鋼材端面の表面処理の有無に拘わらず、溶接部に、鋼材とアルミニウム材とに跨るビードを鋼材の端面に沿って連続的に形成することのできる、鋼材とアルミニウム材のMIG溶接継手の製造方法を提供すること、また、そのような連続的なビードが形成されたMIG溶接継手を提供すること。
【解決手段】鋼材12として、厚さ:tが、0.50〜2.0mm、且つアルミニウム材14の厚さの0.6〜0.8倍であるものを、溶接ワイヤ30として、半径:rが0.4〜0.8mmである4000系又は5000系のアルミニウム合金からなるものを、それぞれ用い、鋼材12が上になるように鋼材12とアルミニウム材14とを重ね合わせて、0≦L/r≦4を満たすように溶接ワイヤを配置した状態で、4.0≦L/r+(t/α)×V≦6.0を満たすように溶接ワイヤを相対的に移動させる一方、所定の直流パルスMIG溶接操作を施して、重ね隅肉継手を製造した。 (もっと読む)


【課題】めっき鋼板を重ねレーザ溶接する際にめっき層から発生する成分蒸発ガスを簡単に外部へ放出できるようにする。
【解決手段】下側めっき鋼板5の接合面5aに接合される上側のめっき鋼板4の接合面4aの端縁にフランジ部4cを曲げ形成し、このフランジ部4cの上端に溶接線Lwを形成する。レーザ溶接の際には、このフランジ部4cの付け根部4dに形成された曲面にてガス排出路6が確保される。 (もっと読む)


【課題】コストや工程を増やすことなく溶接ビード中にブローホールの残留を抑えた溶接継手及びその製造方法を提供する。
【解決手段】第1部材1と第2部材2の重合部が溶接された溶接継手10において、溶融幅W3が上記第1部材または上記第2部材の重合部における板幅W1より大きいことを特徴とするものである。また、重合された第1部材と第2部材を溶接するときに、溶融幅を上記第1部材または上記第2部材の重合部における板幅より大きくすることを特徴とする溶接継手の製造方法である。 (もっと読む)


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