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国際特許分類[B27N3/06]の内容

国際特許分類[B27N3/06]に分類される特許

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【課題】酸変性熱可塑性樹脂を含有する場合であっても、加熱加圧時に繊維マットがコンベアに貼り付いてしまうことを簡便に防止できる繊維ボードの製造方法を提供する。
【解決手段】植物性繊維と酸変性熱可塑性樹脂を含んだ熱可塑性樹脂繊維とを混合して繊維マットを形成する繊維マット形成工程と、前記繊維マットの両表面に、熱可塑性樹脂の水分散体をスプレー塗布する水分散体塗布工程と、前記水分散体が塗布された繊維マットを一対のコンベア間で加熱加圧して繊維ボードを得る加熱加圧工程と、を備える。また、前記水分散体塗布工程では、前記繊維マット100質量部に対して、前記水分散体に含まれた熱可塑性樹脂が1〜15質量部となるように該水分散体を塗布することが好ましい。 (もっと読む)


【課題】酸変性熱可塑性樹脂を含有する場合であっても、加熱加圧時に繊維マットがコンベアに貼り付いてしまうことを簡便に防止できる繊維ボードの製造方法を提供する。
【解決手段】植物性繊維と酸変性熱可塑性樹脂を含んだ熱可塑性樹脂繊維とを混合して繊維マットを形成する繊維マット形成工程と、繊維マットを一対のコンベア間で加熱加圧して繊維ボードを得る加熱加圧工程と、を備え、加熱加圧工程は、繊維マットとコンベアとの間に平均繊維長が0.5〜4mmの植物性短繊維を介在させて行う。繊維マットは、植物性繊維と熱可塑性樹脂繊維との合計を100質量%とした場合に、植物性繊維が30〜95質量%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】耐衝撃性に優れ、割れや破断等の異常を招来しにくく、変形し難い木質系複合材料を提供する。
【解決手段】上記木質系複合材料を、スギとヒノキの細長い木質片を少なくとも10重量%含有する木質材料片と、結合剤とを含む材料からなり、長手方向にほぼ配向された状態で積み重ねられた木質材料片がその積み重ね方向に圧縮、加熱され、結合剤により木質材料片同士が結合されてなるものとする。 (もっと読む)


【課題】厚さ方向に実質的に密度に差がなく均一である木質繊維板を一度に2枚作成する。
【解決手段】木質繊維を主材として接着剤を混合したものをフォーミングして第一の繊維マット層を形成し、その上にサンダーダストを90重量%以上含むものを接着剤なしでフォーミングしてサンダーダストマット層を形成し、さらにその上に第一の繊維マット層形成と同様にして第二の繊維マット層を形成し、これらマット層からなる積層体を熱圧成形し、得られた木質繊維板(図1)の表裏面のプレキュア層をサンディングにより除去して、平均密度が0.65〜1.00g/cmであって且つ密度差が0.05g/cm以下である第一の繊維層1および第二の繊維層3が分割層2を挟んで積層されてなる木質繊維板を製造する。この木質繊維板は分割層で容易に分割され、2枚の薄い木質繊維板を得る。 (もっと読む)


【課題】樹皮付き木材を原料材としても従来のような多大のコストをかけることなく、木質系複合材料を簡易に製造する方法を提供する。
【解決手段】結合剤が混和された細長い木質チップを、長さ方向に略揃えて積層し、これを熱圧成形して木質系複合材料を製造する方法において、細長い木質チップとして、樹皮付き木材を破砕し、破砕物のうち、樹皮や樹皮含量の多い樹皮付き木材チップ等の比重の小さいものを、樹皮の剥離された木材チップ等の比重の大きいものと選別し、後者のみを用いるものとする。 (もっと読む)


【課題】曲げ性能と長さ方向の寸法安定性能に優れた繊維板を提供する。
【解決手段】木材チップを約90〜100℃の高温水中に2時間程度浸漬させた後、約18〜22℃の常温水中に24時間程度浸漬させる。常温水浸漬後の木材チップを約0.7MPaで6分間程度蒸煮した後に解繊する。得られた木質繊維にMDIとワックスを全乾木質重量比で各8%程度と1%程度添加し、乾燥後に乾式法によりマット上にフォーミングする。含水率おおよそ10%のフォーミングマットを熱圧温度約190℃、マットが受ける最大圧力5.5MPa程度、熱圧時間おおよそ3分間の条件で熱圧する。このような高温水や常温水による蒸煮前の簡易な処理により、曲げ性能と長さ方向の寸法安定性能に優れた繊維板が得られる。 (もっと読む)


【課題】木質破片は、廃棄物として費用がかかるようになり、その処分方法も焼却処分となるため環境への負荷が懸念される。
本発明は、木地質チップを主原料に用いて準不燃性を備えた木質ボードの製造可能を提供する。
【解決手段】木質繊維の特性を有効活用し、無機質繊維状の不燃材料及び熱硬化性樹脂系を混合、添加成形し熱圧にて硬化させる。 (もっと読む)


【課題】木質チップのみで構成されるパーティクルボードであっても高い曲げ強さ及び曲げヤング係数を発現し得るパーティクルボードを製造する。
【解決手段】レゾール型フェノール樹脂の水溶液を木質チップに含浸して樹脂含浸チップを得る含浸工程と、樹脂含浸チップから表層1及び裏層2を、芯層3と合わせた三層のマットを相互に積層し、加熱及び加圧して板状に成形する成形工程とを備えるパーティクルボード4の製造方法であって、含浸工程において、表層1及び裏層2の樹脂含浸チップには、重量平均分子量300〜700の範囲内であるフェノール樹脂の水溶液を供給し、木質チップの絶乾量100質量部に対して樹脂固形分を15〜80質量部含有する樹脂含浸チップを得て、パーティクルボードを製造する。 (もっと読む)


【課題】木粉固化成形体及びその製造方法において、木粉固化成形体が生分解性と再利用性を有する環境に優しい材料からなり、優れた切削性を有し切削工具を傷めず、適度な硬さと強度を有し精密な切削加工が可能で、しかも靭性を有し薄物成形が可能なこと。
【解決手段】木粉固化成形体1の製造方法は、大鋸屑・間伐材チップ2を水分20重量%以下に乾燥する乾燥工程(S10)と、粉砕機で微粉砕して平均粒子径150μmの木粉とする粉砕工程(S11)と、木粉をポリオール樹脂3,エポキシ樹脂4,イソシアネート樹脂6と混合する第1混合工程・第2混合工程(S12,S13)と、常温で200kg/cm2 の圧力を掛けてプレス成形して木粉ブロックとする常温プレス成形工程(S14)と、木粉ブロックを静置して未反応部分を完全反応させるとともに残留応力を除去する養生工程(S15)、または高周波加熱工程(S16)を具備する。 (もっと読む)


【課題】 マット状にフォーミングした圧縮成形合板用の混合材料の表層部の含水率と内層部の含水率とを混合材料を分離させることなく略同等の含水率に調整することができる乾燥方法および乾燥装置を提供する。
【解決手段】 上部空気室R1と下部空気室R2との間に、空気の通路としての通気性中仕切り板20で区画し、通気性中仕切り板20上に乾燥対象物である混合材料MTをセット可能とする。上部空気室R1には、熱源としてのヒータ40を設置するとともに、上部空気室R1内の気圧を高めるための空気ポンプ50を取り付ける。上部空気室R1内に連続的に備蓄した熱気を上部空気室R1と下部空気室R2との間の気圧差を利用して混合材料MTの内部に強制的に疎通させて下部空気室R2側に移動させる。 (もっと読む)


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