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国際特許分類[C07C15/14]の内容

化学;冶金 (1,075,549) | 有機化学 (230,229) | 非環式化合物または炭素環式化合物 (64,036) | 環部分として6員芳香環のみを含有する環式炭化水素 (1,501) | 非縮合多環式炭化水素 (138) | すべてのフェニル基が直接結合しているもの (80)

国際特許分類[C07C15/14]に分類される特許

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【課題】 有機合成上、非常に重要な反応技術であるクロスカップリング反応において、従来ニッケル系触媒では解決できなかった、芳香族ホウ素化合物のボロン酸エステルを効率的に反応させ、クロスカップリング化合物を得るための製造方法を提供する。
【解決手段】 塩基の存在下、塩化ニッケルとN,N,N’,N’−テトラメチルエチレンジアミンとの錯体及びトリフェニルホスフィンからなる触媒組成物を用い、エーテル系溶媒中で、特定の芳香族ホウ素化合物と特定のハロゲン化合物等とを、芳香族ホウ素化合物に対し0.5〜3倍モル量の水を添加して反応させる。 (もっと読む)


【課題】 有機合成学的に重要なクロスカップリング反応において、工業的に有用な触媒組成物、及びこの触媒を用いたクロスカップリング化合物の効率的製造方法を提供する。
【解決手段】 ニッケル金属源、フッ素源、及び特定構造の含窒素複素環化合物またはホスフィン化合物を含有する触媒組成物の存在下で、一般式(2)もしくは一般式(3)で表される有機金属化合物と、一般式(4)で表される化合物とを反応させる。
−MY (2)
−M−R(3)
(式中、Rは置換もしくは無置換のアリール基、置換もしくは無置換のヘテロアリール基、置換もしくは無置換の直線状、分岐状または環状のアルキル基、または置換もしくは無置換の直線状、分岐状または環状のアルケニル基を示す。Mはマグネシウム原子または亜鉛原子を示す。Yはハロゲン基を示す。)
−Y (4)
(式中、Rは置換もしくは無置換のアリール基、置換もしくは無置換のヘテロアリール基、置換もしくは無置換の直線状、分岐状または環状のアルキル基、または置換もしくは無置換の直線状、分岐状または環状のアルケニル基を示す。Yはハロゲン原子、メタンスルホナート基、トルエンスルホナート基またはトリフルオロメタンスルホナート基を示す。) (もっと読む)


【課題】塩素化物を経由せずに酸化パラジウム触媒を酸性酸化アルミニウム担持体の高次構造中に強固に固定したパラジウム不均一系触媒、及びその製造方法を提供すること、さらにそれを用いてカップリング反応、特に鈴木・宮浦カップリング反応において有機系のみの溶媒において高効率で進行させる製造方法を提供する。
【解決手段】本発明のパラジウム不均一系触媒は、酢酸パラジウム溶液を得る第1の工程、酸性酸化アルミニウム微粉末に酢酸パラジウム溶液を含浸させる第2の工程、有機溶媒を除去する第3の工程、焼成して酸性酸化アルミニウム担持体に酸化パラジウムを固定化する第4の工程を経て得られ、さらに有機溶媒中で有機ハロゲン化合物と有機金属化合物若しくは不飽和炭化水素とを縮合させるカップリング生成物の製造方法において、前記触媒を使用する。 (もっと読む)


【課題】ビピリジン化合物、遷移金属錯体及び該錯体を用いる共役芳香族化合物の製造方法を提供すること。
【解決手段】式(1)


(式中、R、R及びRは独立して、置換されていてもよい炭素数1〜10のアルキル基、置換されていてもよい炭素数1〜5のアルコキシ基又は置換されていてもよい炭素数6〜10のアリール基を表わし、R、R、R、R及びRは独立して、水素原子又は置換されていてもよい炭素数1〜3のアルキル基を表わす。)
で示されるビピリジン化合物。 (もっと読む)


本発明は、化学、特に有機化学の分野、およびさらに特に炭素−炭素結合の形成を伴う化学反応を触媒するために用いる不均一系パラジウム触媒の分野に関する。本発明は、C−Cカップリング反応を触媒することができる不均一系パラジウム触媒の合成方法であって、前記方法が、式PR、式中Rは任意に置換されたアルキル基または任意に置換されたシクロアルキル基であり、Rは任意に置換されたアリール基または任意に置換されたヘテロアリール基を表す、で表される基を共有結合させた固体担体を提供すること、触媒的に有効な量のパラジウムを得られた前記担体中に導入することから本質的になる段階を含む、前記方法に関する。本発明はさらに、得られた触媒およびC−Cカップリング反応における前記触媒の使用に関する。 (もっと読む)


【課題】置換基の立体的影響を受けない共役芳香族化合物の製造方法を提供する。
【解決手段】式(1)


(式中、Rはアルキル基、アルコキシ基、等を表す。Xは塩素、臭素又はヨウ素原子を表し、nは0又は1を表す。)で表される芳香族化合物(1)と、芳香族化合物(1)と同一の芳香族化合物とを反応させる;或は、芳香族化合物(1)とは異なる、1又は2個の塩素、臭素又はヨウ素原子が芳香環に結合している芳香族化合物と芳香族化合物(1)とを下記条件で反応させる。[条件]触媒量のニッケル化合物、式(2)


(式中、Bはフェロセン−1,1’−ジイル基を表わし、Arはフッ素、トリフルオロメチル基及びアルコキシ基からなる群から選ばれる1又は複数個の基でアリール基を表す。)で示される二座リン配位子及び亜鉛の共存下にカップリング反応させること。 (もっと読む)


本発明はヘック、鈴木−宮浦、薗頭カップリング及びブッフバルト−ハートウィッグ反応を触媒するのに適する不均一触媒の製造方法に関し、前記方法は以下の段階を含む:(a)マクロ多孔質担体を提供する段階であって、前記マクロ多孔質担体はコアと、前記コア表面に共有結合された複数のイオン交換基とからなり、前記担体に結合されたイオンの少なくとも90%は蟻酸イオンである段階と;(b)極性溶媒中で前記担体を膨潤させる段階と;(c)パラジウム(II)塩を提供する段階と;(d)前記担体を有機溶媒中に懸濁し、それによって懸濁液を得る段階と;(e)前記パラジウム塩を前記懸濁液に加え、得られた混合物を0〜70℃の範囲の温度で前記担体が黒く変化するまで反応させる段階と;(f)前記担体を水で洗浄する段階と;(g)前記担体を真空乾燥する段階。
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【課題】複数の構造異性体が存在する昇華性の有機電子材料から蒸着膜を形成する場合に、蒸着速度が安定した状態で蒸着を行うことが可能で、坩堝に有機電子材料を追加した場合に蒸着レートの調整を従来に比較して短時間で行うことを可能にする。
【解決手段】複数の構造異性体であるmer体及びfac体のうち、高温で他の構造異性体(fac体)より不安定な構造異性体(mer体)を高温で安定な他の構造異性体(fac体)に転化させる安定化処理を行った有機電子材料(Alq3)を用いて蒸着膜を形成する。安定化処理は、複数の構造異性体が存在する有機電子材料を不活性雰囲気(例えば、アルゴンガス雰囲気)で加熱することにより行われる。 (もっと読む)


本発明は、パラジウム種にカップリングした粒状多孔性支持体を含む粒状物質に関する。該パラジウム種はパラジウム・ナノクラスターを含み得る。該粒状物質は、炭素−炭素カップリング反応または還元を行うための触媒として使用し得る。
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【課題】共役芳香族化合物の製造方法を提供すること。
【解決手段】1個又は2個の脱離基が芳香環に結合している芳香族化合物(A)と、これと同一の構造を有する芳香族化合物(A)又は前記芳香族化合物(A)とは構造的に異なる1個又は2個の脱離基が芳香環に結合している芳香族化合物(B)とを、
触媒量の二価ニッケル化合物、亜鉛及び下記式(1)


(式中、R、R、R、R、R及びRは、それぞれ同一又は相異なって、水素原子、フッ素原子、炭素数1〜20のアルキル基、炭素数1〜20のアルコキシ基、炭素数6〜20のアリール基、炭素数6〜20のアリールオキシ基、炭素数2〜20のアシル基又はシアノ基を表わす。ただし、R、R、R、R、R及びRが同時に水素原子であることはない。)
で示されるフェナントロリン化合物の存在下に反応させることを特徴とする共役芳香族化合物の製造方法。 (もっと読む)


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