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国際特許分類[C07C29/145]の内容

国際特許分類[C07C29/145]に分類される特許

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1,2−プロパンジオールと、不純物であるヒドロキシプロパノンとを含む、グリセリンの水素化の粗生成物流体からヒドロキシプロパノンを除去するためのプロセスであって、このプロセスは
(a)必要とされる場合、前記粗生成物流体を凝縮するステップと、
(b)前記粗生成物流体中に存在するヒドロキシプロパノンを所望のプロパンジオールに転化させるように、不均一系触媒の存在下、適当な温度および圧力で、液相である前記粗生成物相を水素含有ガス流体と接触させるステップと
を有する。 (もっと読む)


本発明は、それぞれの反応段階が水素化反応領域を含む少なくとも2つの水素化反応段階でアセトンをイソプロパノールにし、第1反応段階の反応領域を出る水素化反応生成物が未反応アセトンを含有し、アセトン及びイソプロパノールを含む生成物流が、後続反応段階の反応領域に移動し、前記生成物流は前記後続反応段階の反応領域の入口で60〜100℃の温度を有する、液相水素化によるイソプロパノールの製造方法であって、前記反応領域の出口で前記後続反応段階の反応領域を出る生成物流の温度が、前記反応領域の入口で前記反応領域に入る生成物流の温度よりも最大40℃高く、前記後続反応領域の温度が、125℃を超えない製造方法、1,000wppm未満のアセトンを含むイソプロパノール粗生成物を精製する方法であって、イソプロパノール粗生成物を分割壁蒸留カラムの蒸留に付し、精製イソプロパノールを得ることを含む方法、ならびにフェノールを製造するための上記水素化方法を利用した統合された方法に関する。
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【課題】ヘキサフルオロアセトンを原料として工業的に十分満足の行く収率でヘキサフルオロイソプロパノールを得る方法であって、比較的低い圧力と比較的低い温度の下で実施でき、かつ、生成物には過剰に水素化された副生成物を実質上含まないことから精製工程を簡略化できる方法を提供する。
【解決手段】フッ化水素溶媒中においてパラジウムやルテニウムなどの金属触媒またはそれを担持した触媒の存在下−20〜60℃でヘキサフルオロアセトンと水素ガスを接触させて水素化することからなるヘキサフルオロイソプロパノールの製造方法。 (もっと読む)


シリカ、酸化ゲルマニウム、酸化チタン、酸化ジルコニウムまたはそれらの混合物からなる群から選択される第1酸化物、好ましくはシリカゲルビーズまたはケイ藻土と;第3族金属酸化物と;触媒担体の10質量%以下の量での陰イオンとを少なくとも含む非晶質触媒担体であって、第3族金属酸化物が分子レベルで第1酸化物構造中に組み込まれている触媒担体。この触媒担体は、(a)第1酸化物を、第3族金属酸化物の無水源、および水と、11より上のpHで混合し、こうして懸濁液を形成する工程と、(b)触媒担体を水で洗浄する工程と、(c)触媒担体を水から分離する工程と、(d)任意選択的に触媒担体を乾燥させる工程および/またはカ焼する工程とによって調製される。かかる担体をベースとする触媒は、向上した触媒特性を有する。 (もっと読む)


縮合/水素化/脱水反応条件下および触媒量のCu系縮合/水素化/脱水触媒の存在下でMIBKを水素と接触させる工程を含む方法により、メチルイソブチルケトン(MIBK)からメチルイソブチルカルビトール(MIBC)および/またはイソブチルヘプチルケトン(IBHK)とトリメチルノナノール(TMN)との混合物を生成する。MIBCとIBHKおよびTMNの混合物との相対量は、反応温度で制御され、より低い温度、たとえば130℃では、MIBC単独に傾き、より高い温度、たとえば200℃では、MIBCとIBHKおよびTMNとの混合物に傾く。 (もっと読む)


アルデヒド及び/又はケトンを水素化するための方法及びシステムが本明細書に説明されている。方法及びシステムはアルデヒド及び/又はケトン中における(例えばH2ガスなどの)水素含有ガスの分散及び溶解を促進させるために高せん断装置の新規の使用を導入している。高せん断装置は低い反応温度及び圧力で使用することができ、また、既存の触媒を用いて水素化時間を短縮させることも可能である。
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【課題】温和な反応条件により、高収率で、且つ、高選択的に反応生成物を得ることができる還元方法およびその還元方法に用いられる還元触媒を提供すること
【解決手段】水素を還元剤として使用する還元反応を行なうための還元方法において、下記一般式(1)で表されるペロブスカイト型複合酸化物を還元触媒として用いる。
AB1-xPdx3 (1)
(式中、Aは、希土類元素およびアルカリ土類金属から選ばれる少なくとも1種の元素を示し、Bは、遷移元素(希土類元素およびPdを除く。)およびAlから選ばれる少なくとも1種の元素を示し、xは、Pdの原子割合を示す。) (もっと読む)


一実施形態において、本開示は、カルボン酸又はカルボン酸塩、及び、水素ガスを生成するためにバイオマスを発酵するステップ、前記水素ガスを回収するステップ、並びに、前記水素ガスを使用して前記カルボン酸又はカルボン酸塩をアルコールに変換するステップを含むバイオマス変換の方法を含む。一実施形態において、バイオマス変換により生成された前記水素は、酢酸に変換させることができる。別の実施形態は、バイオマス変換システムに関する。当該システムは:発酵ブロス内でカルボン酸又はカルボン酸塩へバイオマスを発酵させるため、並びに、二酸化炭素及び水素ガスの流れを生成するための発酵装置、前記発酵ブロスから前記カルボン酸又はカルボン酸塩を抽出するための抽出装置、前記水素ガスと前記二酸化炭素を分離するためのガス抽出装置、並びに、前記水素ガスを使用して前記カルボン酸又はカルボン酸塩からアルコールを生成するための生成装置を含むことができる。
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プロピレングリコール、エチレングリコールおよび他のポリオール、ジオール、ケトン、アルデヒド、カルボン酸およびバイオマスからのアルコールを生成する方法を開示する。この方法は、水相改質条件下、触媒上でバイオマス原料溶液の水流の一部を反応させ、水素を得て、触媒上で水素および原料水溶液を反応させプロピレングリコール、エチレングリコールおよび他のポリオール、ジオール、ケトン、アルデヒド、カルボン酸およびアルコールを得る。開示された方法は、より低い温度および圧力で実施可能であり、外部供給源からの水素を必要とせずに、含酸素炭化水素の生産を可能にする。 (もっと読む)


本発明は、1,1,1−トリフルオロアセトンの不斉水素化によるエナンチオマー的に純粋な(S)−1,1,1−トリフルオロ−2−プロパノールの製造に関するものであり、その方法は、1,1,1−トリフルオロアセトンを、式:Ru(E)(E’)(L)(A)[式中、E、E’は共にクロロであるか、またはEが水素であり且つE’がBHであり;Lはキラルなジホスフィンリガンドであり;そして、Aは、場合によりキラルなジアミンである]で示されるルテニウムホスフィン錯体の存在下で水素化することを含み、a)EおよびE’が共にクロロである場合、弱塩基の存在下で、且つ添加剤を伴うもしくは伴わない、または、b)EおよびE’が水素およびBHである場合、塩基および添加剤の不在下における、変法を含む。 (もっと読む)


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