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国際特許分類[C07K14/755]の内容

国際特許分類[C07K14/755]に分類される特許

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【課題】殺ウイルス性加熱処理を受けている寒冷沈降性血漿タンパク質を提供する。
【解決手段】凍結乾燥された寒冷沈降性血漿タンパク質が、望ましい生物学的性質を保持しながら、存在するウイルスを不活性化する為の苛酷な終端殺ウイルス性加熱処理に掛けて製造される。特に、凍結乾燥された寒冷沈降性血漿タンパク質は、水又はその他の水溶液に対して、20℃で、20分未満で、40g/lの溶解度を有し、少なくとも200U/mlトロンビンに曝露した時に、10秒未満の凝固時間を有する。生成物は、組成及び水分含有量によって、80℃、72時間から100℃、10時間まで加熱処理しても良い。製造方法では、寒冷沈降物は、二段階冷凍乾燥前に、低イオン濃度で、4〜10℃、pH6.8〜8で、ポリエチレングリコールで洗浄される。 (もっと読む)


【課題】母乳中に存在する1つ又は複数のタンパク質を抽出する方法において、母乳の複合化された又はされていないカルシウム・イオンに対して親和性を示す少なくとも1つのタンパク質を抽出することにある。
【解決手段】タンパク質を抽出する方法は、
a) 母乳を可溶性塩に接触させることで得られたカルシウム化合物を析出することによってタンパク質を放出するステップで、この可溶性塩の陰イオンがこの媒体内に不溶性のカルシウム化合物を形成してこうした方法でタンパク質を多量に含む液相を得ることができる能力があるかどうかを基準として選択されるステップと、
b) カルシウム化合物の沈殿物からタンパク質を多量に含む液相を分離して、その液相をさらに脂質相とタンパク質を含む非脂質水性相に分離するステップと、
c) タンパク質を含む非脂質水性相を回収するステップと、
を含んでいる。 (もっと読む)


本発明は、Bドメインの少なくとも一部が無傷であり、10,000ダルトンより大きな分子量を有する、ポリエチレングリコールのような水溶性ポリマーに結合した第VIII因子分子を含む、タンパク質性構築体である。この構築体は、未改変第VIII因子の生物学的活性の少なくとも80%の生物学的活性を有し、該構築体のインビボでの半減期は、未改変因子FVIIIのインビボでの半減期と比較して少なくとも1.5倍延長する。
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【課題】凝血促進活性FVIIIタンパク質をコードする新規精製および単離核酸配列を提供すること。
【解決手段】本発明は、残基Phe309が変異した、既知のヒトFVIII配列に対応するアミノ酸配列をコードするヒトFVIIIポリペプチド、APC開裂部位、Arg336およびArg562が変異した、既知のヒトFVIII配列に対応するアミノ酸配列をコードするヒトFVIIIポリペプチド、または、Bドメインが欠失し、フォン ウィルブラント因子結合部位が欠失し、トロンビン開裂部位が変異し、A2−とA3−ドメインの間にアミノ酸配列スペーサーが付加された、既知のヒトFVIII配列に対応するアミノ酸配列をコードするヒトFVIIIポリペプチド、を含む凝血促進活性FVIIIタンパク質を提供する。本発明のタンパク質の製造法、かかるタンパク質をコードする核酸、該ヌクレオチド配列またはタンパク質を含む医薬組成物、ならびに血友病に罹患した患者を処置する方法もまた提供する。 (もっと読む)


【課題】
本発明は、天然の第VIII因子に比して、相互作用の能力および抗原をエンドサイトーシスすることが可能な細胞によってエンドサイトーシスされる能力が減少または阻害される、脱グリコシル化VIII因子あるいはその断片を実現することを目的とする。
【解決手段】
本発明は、抗原を取り込むことができる細胞と反応する能力及びその細胞に取り込まれることができる能力が、天然の因子VIIIによって低下あるいは阻害される脱グリコシル化因子VIIIあるいはその断片である。 (もっと読む)


本発明は、凝固活性を有する新規のヒト凝固第VIIa因子変異体、並びにこのような変異体をコードするポリヌクレオチドコンストラクト、該ポリヌクレオチドを含み、発現するベクター及び宿主細胞、薬剤的組成物、使用及び治療の方法に関する。 (もっと読む)


【課題】可溶化血漿フラクションから蛋白質フィブリノーゲン、第XIII因子、およびフィブリノーゲンおよび第XIII因子に基づく生物学的グルーを分離し、凍結乾燥濃縮物を調製するための方法を提供する。
【解決手段】弱塩基型のアニオン交換体でのクロマトグラフィー精製、該第XIII因子を沈殿させる少なくとも1つの化学薬剤の添加によるフィブリノーゲンからの第XIII因子の分離、および得られる精製フィブリノーゲン含有上澄み溶液の回収、ダイアフィルトレーションと続いての該溶液の凍結乾燥を包含する方法。 (もっと読む)


【課題】因子VIII阻害剤ならびに因子VIIIのフォンビルブラント因子(vWf)および/または膜リン脂質(PL)との結合を阻害する阻害剤によって誘導されるものをはじめとする免疫不全の診断および/または治療を改善するための、因子VIIIの抗原ポリペプチド配列、その断片およびエピトープを得ること。
【解決手段】因子VIIIのポリペプチド配列のグルタミン酸1649とアスパラギン2019の間、好適にはアルギニン1652とアルギニン1917の間に含まれる、またはアラニン108とメチオニン355の間、アスパラギン酸403とアスパラギン酸725の間、もしくはリジン2085とリジン2249の間に含まれる、因子VIIIの抗原ポリペプチド配列。 (もっと読む)


第VIII因子、von Willebrand’s因子又はいずれかのアナログであるタンパク質の分離、除去、単離、精製、特徴付け、同定又は定量のために、式(II){式中、1のXがNであり、そして他のXがN,C−Cl又はC−CNであり;
Aは、スペーサーによりトリアジン環に場合により連結された支持マトリックスであり;
YはO,S又はNR2であり;
ZはO,S又はN−R3であり;
2とR3は各々H、C1-6アルキル、C1-6ヒドロキシアルキル、ベンジル又はβ−フェニルエチルであり;
BとWは各々、1〜10個の炭素原子を含む場合により置換された炭化水素連結であり;
DはH,OH又は第一アミノ、第二アミノ、第三アミノ、第四アンモニウム、イミダゾール、グアニジノ又はアミジノ基であり;又は
B−Dは、−CHCOOH−(CH23-4−NH2であり;そして
7は、中性pHにおいて正電荷をもつ基である。}で表される化合物であるアフィニティー吸着剤を使用する。
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本発明は、凝固因子特に改善された安定性を有するヒト第VIII因子およびそれらの誘導体をコードする改変型塩基配列、該塩基配列を含む組換え発現ベクター、該組換え発現ベクターで形質転換された宿主細胞、その非改変野生型タンパク質の生物学的活性は有しながら改善された安定性を有する組換えポリペプチドおよび誘導体、ならびに、該組換えタンパク質およびそれらの誘導体を製造するための方法に関する。本発明はまた、ヒト遺伝子治療で用いるための運搬ベクターも包含し、これには改変型DNA配列を含む。
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