説明

国際特許分類[C10G2/00]の内容

国際特許分類[C10G2/00]に分類される特許

101 - 110 / 340


【課題】フィッシャー・トロプシュ合成粗油に含まれる磁性粒子の濃度を低減することで、磁気分離工程の洗浄効率の低下を抑制し、磁性粒子の分離効率を高めた、フィッシャー・トロプシュ合成粗油の製造方法を提供する。
【解決手段】反応器10で合成されたFT合成粗油は、磁気分離工程の前処理として別個に設けられた液固分離器20による液固分離手段で、触媒粒子等の固形分と、液体炭化水素を含んだ液体分とに分離して、続いて高勾配磁気分離器30で、液固分離器20で分離できなかった触媒粒子を含む液体分を磁気分離手段で触媒粒子等の固形分と液体炭化水素を含んだ液体分とに磁気分離する。 (もっと読む)


【課題】 水素分離工程からのオフガスを、再度、プロセス中に取り込んで原料として再利用し、原料原単位を上げることのできる新規な合成ガスの製造方法を提供する。
【解決手段】 合成ガス製造工程で製造される合成ガスを、フィッシャー・トロプシュ油製造工程に入る前の段階で一部分岐させて分岐ラインを形成し、当該分岐ラインが水素分離工程に至る前に、合成ガスを水性ガスシフト反応により水素濃度を高めるシフト工程を設け、シフト工程の後工程として設置される水素分離工程において分離された残存ガス(オフガス)を、合成ガス製造用原料として、前記合成ガス製造工程に循環使用するように構成する。 (もっと読む)


【課題】触媒を連続的に再生して循環使用できるようにする。
【解決手段】液体炭化水素と触媒による混合スラリー2が供給された反応器1の混合スラリー2内に原料ガス4を供給して原料ガス4と触媒粒子の接触によりフィッシャー・トロプシュ合成反応を行わせて直鎖の炭化水素を主体とする生成物を生成し、反応器1で生成した生成物と触媒からなる混合流体11を取り出して生成物18と触媒19とに分離し、分離した触媒19を還元ガス28により高温処理して再生触媒19aとし、生成物18から分離した液体炭化水素26の一部に再生触媒19aを混合した混合スラリー2を反応器1に供給する。 (もっと読む)


【課題】 スラリー床方式で、一酸化炭素と水素とを反応させて主成分がプロパンまたはブタンである炭化水素、すなわち液化石油ガス(LPG)を製造することができ、しかも、経時劣化が少ない触媒を提供する。
【解決手段】 本発明の液化石油ガス製造用触媒は、Cu−Zn系メタノール合成触媒と、PdとCu、Cr、MnまたはFeのいずれか1種以上とを担持したβ−ゼオライトとを含有することを特徴とする。 (もっと読む)


本発明はフィッシャー・トロプシュ合成反応用固体触媒と液体生成物を連続して分離して排出するための装置及び方法に係り、より詳しくは合成ガスから合成油を製造するフィッシャー・トロプシュ合成反応において、固体触媒粒子と生成物とのスラリーを供給ガスの周期パルスによって連続的に分離することだけでなく、生成物を反応器の下部を通して排出させて、長鎖炭化水素であるワックスを含むフィッシャー・トロプシュ合成物を安定して得ることができるフィッシャー・トロプシュ合成反応用固体触媒と生成物を連続して分離して排出するための装置及び方法に関する。
反応器の上部に設置され、反応物のスラリーレベルを感知するレベル感知手段と、前記反応器の下部に設置され、反応器の内部に混合されたスラリーから液体生成物を分離して排出させる固体触媒/生成物分離手段及び排出手段と、前記レベル感知手段から感知信号を受信して前記排出手段の開閉動作を制御する制御部とを有し、前記分離手段は固体触媒を濾過し、前記排出手段はレベル感知手段が測定した合成生成物の量に従って、固体触媒から分離された生成物を反応器の下部から連続的に排出させるフィッシャー・トロプシュ合成反応用固体触媒と生成物を連続して分離して排出するための装置を提供する。 (もっと読む)


【課題】温度500℃を超えても炭素質吸着剤を使用できるようにする。
【解決手段】炭素質原料のガス化で生成する可燃性ガスを温度500℃超で多孔質炭素材料に通じ、可燃性ガス中の硫黄化合物(H2S、COS、CS2など)を除去する工程を有する硫黄化合物除去方法。前記多孔質炭素材料は、金属成分を担持したものが望ましい。前記多孔質炭素材料は、好ましくは木質系バイオマスから得られるチャーである。前記チャーの灰分含有量は、例えば、3〜50質量%である。前記チャーは、通常、全比表面積が200m2/g以上、平均細孔直径が2.0〜3.5nmである。また、前記硫黄化合物除去工程では、ガス通過温度を600〜800℃にして、硫黄化合物の一部又は全部を単体Sに分解してもよい。硫黄化合物除去ガスに含まれる単体Sは、吸着除去、液化除去、固化除去などの除去方法によって除去できる。 (もっと読む)


【課題】FT合成で得られたワックス留分を原料とする水素化分解工程において、水素化分解触媒の活性低下の原因となる物質が生成するのを抑制し、安定的な水素化分解工程の運転を可能とする、水素化分解工程の原料を貯蔵するワックス留分貯蔵タンクの管理方法を提供すること。
【解決手段】フィッシャートロプッシュ合成によって生成したワックス留分を水素化分解するまでの間貯蔵するタンクの管理方法であって、
前記タンク内を温度90〜130℃に維持するとともに、タンク内の雰囲気を不活性ガス雰囲気下に維持することを特徴とするワックス留分貯蔵タンクの管理方法。 (もっと読む)


フィッシャー・トロプシュ合成のための反応器モジュールが、全体として長方形の反応器ブロック(10)から成り、この反応器ブロックは、ブロック内に交互に配置された冷却剤のための流れチャネル(15)及び合成反応のための流れチャネル(17,117)を構成するプレート(12)のスタック(積み重ね体)を有する。合成用流れチャネル(17,117)は、反応器ブロック(10)の上面と下面との間で全体として鉛直方向に延びると共にバー(18)か(シート(119)かのいずれかと組み合わせ状態でプレート(12)によって構成されていて、各チャネルが200mm以下の幅のものであるようになっている。冷却剤用流れチャネル(15)は、同一方向に差し向けられると共にディストリビュータチャンバ(26)を介して反応器ブロックの側面のところに設けられた入口ポート及び出口ポートと連通している。プラントは、並行稼働する多数のかかる反応器モジュールを装備するのが良く、これらモジュールは、交換可能且つ置換可能である。温度制御は、冷却剤の流れが合成ガス流に平行であるようにすることによって促進される。
(もっと読む)


【課題】二酸化炭素を効率よく還元して炭化水素を生成することができる炭化水素製造方法および炭化水素製造装置を提供する。
【解決手段】二酸化炭素を溶解させた液体もしくは水6に、超音波振動あるいは液体中への高圧液体の噴射によりキャビテーション7を発生させ、キャビテーション気泡崩壊時の高温高圧場により二酸化炭素を還元して炭化水素を生成させる。このとき、キャビテーションを発生させる容器を密閉し、容器から流出する液体の流量を制限して容器内の圧力を高めてもよい。 (もっと読む)


【課題】オクタン価が高くガソリン代替可能なイソパラフィンを高選択的合成することが可能なFT合成用触媒を提供する。
【解決手段】本発明に係るFT合成用触媒は、内部の断面形状が多角形を有する真空容器を、前記断面に対して略垂直方向を回転軸として回転又は振り子動作させることにより、該真空容器内の粉末状の担体を攪拌、回転あるいは振り子動作させながらスパッタリングを行うことで、該粉末状の担体の表面に複数のナノ粒子が分散担持又は被覆されたFT合成用触媒であって、前記粉末状の担体がゼオライト、シリカゲル、アルミナ及び酸化チタンからなる群から選択される少なくとも一の材料からなり、前記ナノ粒子は、Co及びRuの少なくとも一の金属粒子又は該金属粒子を含む材料粒子であることを特徴とする。 (もっと読む)


101 - 110 / 340