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国際特許分類[C21D1/06]の内容

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【課題】歯形部の高硬度化と製造コストの低減を両立させることができるドライブプレート及びその製造方法を提供すること。
【解決手段】円盤状のプレート部10と、プレート部10の外周端に形成された歯形部2とを有する。プレート部10と歯形部2とは、一枚の鋼板素材から一体的に成形されている。プレート部10及び歯形部2は、その表層全面に、厚み方向中央部よりも炭素濃度が高い浸炭層15、25を有している。プレート部10における浸炭層15は、厚み方向中央部17よりも硬度が高く、かつ、歯形部2における浸炭層25は焼き入れ処理がなされており、プレート部10の浸炭層15よりもさらに硬度が高い。プレート部10及び歯形部2の厚み方向中央部17、27の炭素濃度は0.2質量%以下であり、浸炭層15、25の炭素濃度は0.2質量%超えである構成にすることができる。 (もっと読む)


【課題】引張強度及び疲労強度が大きい無段階変速機ベルトを安価に製造することができる無段階変速機ベルトの製造方法を提供する。
【解決手段】無段階変速機ベルトの製造方法は、リング部材形成工程S10〜S14と、浸炭・焼入れ工程S15と、窒化工程S17とを備える。先ず、リング部材形成工程では、質量%で、Cが0.05%以下であり、Tiが0.1%以上であり且つ1.0%以下であるリング部材6Aを形成する。次に、浸炭・焼入れ工程S15では、リング部材6Aに対して浸炭処理を施すとともに焼入れ処理を施す。最後に、窒化工程S17では、浸炭・焼入れ処理されたリング部材6Cに対して窒化処理を施す。このようにして、無段階変速機ベルトとしての金属ベルト1を製造する。 (もっと読む)


【課題】優れた冷間鍛造性と結晶粒粗大化抑制能を兼ね備えた肌焼鋼を提供する。
【解決手段】フェライトとパーライトの組織分率が80%以上の組織を有し、Nbを含む直径50nm未満の析出物が30個/μm2以上および、Nbを含む直径50nm以上100nm以下の析出物が3個/μm2以下であり、かつNbを含む直径50nm未満の析出物数nおよびNbを含む直径50nm以上100nm以下の析出物数nが、n−5n>30の関係を満たす。 (もっと読む)


【課題】 硫化水素ガスを用いることなく、金属材の表面にナノカーボン類を含む炭素膜を形成する。
【解決手段】 鉄を主成分とする金属材の表面に、希硫酸を塗布する第1工程と、第1工程の後に、金属材の表層に窒化層が形成される窒化条件の下でCO、COおよび有機ガスからなる群から選ばれる少なくとも一種とともに金属材を熱処理することによって、金属材の窒化層の表面に、カーボンナノコイル、カーボンナノチューブおよびカーボンナノフィラメントからなる群から選ばれる少なくとも1種のナノカーボン類を含む炭素膜を形成する第2工程と、を有する、金属材の表面処理方法を提供する。 (もっと読む)


【課題】引張強度が1200MPa以上の耐遅れ破壊特性に優れた鋼製ボルトおよびその製造方法を提供する。
【解決手段】引張強度1200MPa以上を有し、ボルトねじ底表面から500μm以内における残留応力の最大値σ(引張残留応力)と最小値σ(圧縮残留応力)が2.0≦|σ/σ|≦10.0を満足するとともに、ねじ底表面から少なくとも50μmまでの表層部のビッカース硬さが450未満である鋼製ボルト。ボルト用鋼の化学組成は、質量%で、C:0.30〜0.55%、Si:0.01〜0.30%、Mn:0.10〜0.60%、P:0.025%以下、S:0.030%以下、Al:0.005〜0.10%、Cr:1.0〜2.5%、Mo:0.25〜2.0%およびN:0.003〜0.030%を含有し、残部がFeおよび不純物からなることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】冷間鍛造性とγ粒粗大化防止特性に優れた熱間圧延棒鋼又は線材の提供する。
【解決手段】C:0.1〜0.3%、Si:0.05〜1.0%、Mn:0.4〜2.0%、S:0.003〜0.05%、Cr:0.5〜3.0%、N:0.010〜0.025%及びAl:0.02〜0.05%を含み、残部はFeと不純物からなり、不純物中のP≦0.025%、Ti≦0.003%及びO≦0.002%の化学組成を有し、フェライト・ベイナイト組織又はフェライト・ベイナイト・パーライト組織からなり、ベイナイトの組織分率>70%、フェライトの平均粒径≦40μmの金属組織を有し、棒鋼又は線材の表面から半径の1/5までの領域と中心部から半径の1/5までの領域において、AlNとして析出しているAl≦0.010%、かつ直径≧100nmのAlNの個数密度≦5個/100μm2である、熱間圧延棒鋼又は線材。 (もっと読む)


【課題】生産性が良好であることに加えて、白色組織剥離が生じにくく長寿命な転がり軸受を提供することを目的とする。
【解決手段】転動体3に用いられる鋼の成分組成に加え、転動体3の表面のケイ素とマンガンとの両方を含有する窒化物の量及び窒素量を規定した。さらに、転動体3の表面からの所定の深さ位置の窒素量、残留オーステナイト量、及び、圧縮残留応力を規定した。これらのことによって、本発明の転がり軸受は、生産性が良好であることに加えて、白色組織剥離が生じにくく長寿命である。 (もっと読む)


【課題】 自動車や産業機械などに使用されるギヤやシャフトなどの動力伝達用の部品として用いられる機械構造用鋼からなる面圧疲労強度に優れた鋼材を提供する。
【解決手段】 質量%で、C:0.15〜0.35%、Si:0.30〜0.95%、Mn:0.10〜1.00%、P:0.030%以下、S:0.030%以下、Cr:0.80〜2.30%、Cu:0.30%以下、Al:0.008〜0.500%、O:0.0030%以下、N:0.0020〜0.0300%を含有し、残部Feおよび不可避不純物である化学成分からなる機械構造用鋼の鋼材で、質量%で、Si+Cr−2Mnで表されるパラメータが1.05以上であり、かつ、0.7Si+2.5Mn+2.0Crで表されるパラメータが6.30以下であり、この鋼材を図2に示すガス浸炭焼入れと焼戻しを行なって形成の、面圧疲労強度に優れた機械構造用鋼鋼材である。 (もっと読む)


【課題】耐摩耗性が必要な部分の十分な表面硬度向上効果が得られると共に、溶接部の特性をこれまで以上に向上させることができ、かつ、製造時の防炭処理を完全に廃止することができる複合鋼部品の製造方法を提供すること。
【解決手段】第1の鋼部品を製造するに当たり、その後の浸炭工程において形成される浸炭層の厚み以上の余剰部826を溶接予定部825に加えた中間品800を準備し、その表面に浸炭層88を形成する浸炭工程と、マルテンサイト変態する冷却速度よりも遅い冷却速度により、冷却による組織変態が完了する温度以下まで中間品800を冷却する冷却工程と、高密度エネルギーによって浸炭焼入部にすべき部分をオーステナイト領域まで加熱した後にマルテンサイト変態する冷却速度以上の冷却速度により冷却する焼き入れ工程と、溶接予定部826を最終所望形状となるよう切削する切削工程とを行う。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れる転がり摺動部材を提供する。
【解決手段】0.16-0.19質量%Cと0.15-0.55質量%Siと0.20-1.55質量%Mnと2.4-3.2質量%Crとを含有し、Ni及びMoを0.01-0.2質量%及び0.001質量%以上0.1質量%未満含有し、焼入れ性指数5.4以上の鋼材に前加工、有効硬化層深さ1.5-8mmとなる浸炭処理、中間焼鈍処理、焼入れ焼もどし処理及び仕上げ加工を施し、摺動表面から0.05mmまでの範囲における炭素含有量0.8-1.2質量%、表面から0.1mmの深さの位置でのビッカース硬さ700-840及び残留γ量20-40体積%、表面から0.03mmの深さの位置での炭化物面積率1.5-8%、摺動面の軸方向長さ中央に位置し、かつ厚さ方向中央に位置する部分でのビッカース硬さ300-510及びマルテンサイト変態率50-100%の転がり摺動部材2,3,4を得る。 (もっと読む)


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