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国際特許分類[C22C29/08]の内容

国際特許分類[C22C29/08]に分類される特許

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【課題】超硬合金からなる基材の表面を特定の凹凸面とすることで、基材と硬質膜との密着性を向上させた新規の被覆超硬合金部材を提供する。
【解決手段】被覆超硬合金部材は、炭化タングステンを含む硬質相12および遷移金属を含む結合相11からなる超硬合金からなる基材10と、基材10の表面に被覆された硬質膜2と、を備える。硬質膜2が被覆された基材10の表面は、硬質相12が消失してなる凹部12をもつ凹凸面10fであり、WCの平均粒径をX[μm]、凹部12の最大深さをY[μm]、凹凸面10fにおける結合相11の面積率をZ[%]としたとき、X、YおよびZの値を所定の範囲内とすることで、アンカー効果により基材10の表面と硬質膜2との密着性が向上する。 (もっと読む)


【課題】コバルトと比較して低価格で安定し、かつ産出量が多く安定した供給が可能なコバルトの代替となる金属を含有しながら、コバルトを含有したサーメット粉末から形成される溶射皮膜と比べて同等又はより優れた性能を有する溶射皮膜を形成することが可能な溶射用粉末を提供する。
【解決手段】本発明の溶射用粉末は、サーメットの造粒−焼結粒子からなり、タングステンカーバイド又はクロムカーバイドと、シリコンを含有した鉄基合金とを含有する。溶射用粉末中の前記合金の含有量は5〜40質量%であることが好ましい。その場合、前記合金はシリコンを0.1〜10質量%の量で含有する。 (もっと読む)


【課題】超硬合金やサーメットの基材と鋼等の相手材との接合において、基材と相手材とが強固に接合した接合体を得ることが可能な接合技術を提供する。
【解決手段】超硬合金またはサーメットの基材の少なくとも一表面に、カーボンナノチューブからなる層が形成されている複合材料であって、前記の複合材料は、超硬合金またはサーメットの成形体からなる基材を準備する基材準備工程と、基材の表面にカーボンナノチューブからなる層を形成するカーボンナノチューブ形成工程と、カーボンナノチューブを成形した基材を加熱して焼結する焼結工程とを有する製造方法により製造される。 (もっと読む)


【課題】第2の金属部材の接合界面付近の強度低下を防止した接合体を提供する。
【解決手段】炭化タングステン基超硬合金から構成された第1の金属部材2と、炭素当量が2.5〜3.5であり硫黄含有量が0.03質量%以下のマルテンサイト系ステンレス鋼から構成された第2の金属部材3とが接合されてなる接合体1。好ましくは、炭素当量2.5〜3.5のマルテンサイト系ステンレス鋼が、SUS431、SUS420J1、SUS420J2、SUS410、SUS410J1、S−STAR、PROVA−400、HPM38、STAVAX ESR及びSUS403からなる群から選択される少なくとも一種である接合体1。 (もっと読む)


超硬合金基材に結合されたPCD構造を備える多結晶ダイヤモンド(PCD)複合成形体要素であって、基材の少なくとも周辺領域が、少なくとも約0.1ミクロン、かつ、多くとも約0.7ミクロンの平均自由行程(MFP)特性および少なくとも約1.9GPaの弾性限界を有する超硬合金材料を備える、多結晶ダイヤモンド複合成形体要素。 (もっと読む)


【課題】熱拡散率が高く、耐摩耗性に優れる超硬合金、この超硬合金からなる基材を具える切削工具を提供する。
【解決手段】WC粒子を主体とする硬質相がCoを主体とする結合相により結合されてなり、切削工具に用いられるWC基超硬合金である。上記結合相は、Co、又はCo及びNiから実質的に構成され、Co及びNiの合計含有量が4.5質量%以上15質量%以下である。この超硬合金中のWC粒子の平均粒径は、0.4μm以上4μm以下であり、WC粒子の平均粒径をx(μm)とするとき、この合金の熱拡散率X(cm2/sec)は、X>0.055x+0.238を満たす。この超硬合金は、更にCr,Ta,Nb,Zr及びTiから選択される1種以上の元素を合計で0.05質量%以上5質量%以下含有することができる。 (もっと読む)


【課題】超硬合金層とサーメット層とが積層された複合焼結体、及びその製造方法を提供する。
【解決手段】原料に超硬合金層を構成する超硬粉末と、サーメット層を構成するサーメット粉末とを用意し、これらの粉末を積層した成形体を作製し、この成形体を焼結して超硬合金層12とサーメット層11とが積層された複合焼結体10を製造する。サーメット粉末には、Ti及びWを含み、有芯構造である固溶体の粉末を10質量%以上用いる。原料に、特定の組成からなる有芯構造の固溶体の粉末を利用することで、有芯構造となっていない固溶体の粉末や固溶体となっていない粉末を利用する場合と比較して、結合相との濡れ性を高められ、焼結性を向上することができる。その結果、超硬合金とサーメットとにおける焼結時の収縮挙動の差による変形を抑制して、適正な形状の複合焼結体を得易い。 (もっと読む)


高靭性マトリックス材料中に分散する複数の被覆粒子を含む固結材料が開示される。被覆粒子は複数のコア粒子を含み、コア粒子のそれぞれは実質的に中間層によって取り囲まれている。任意の外層が中間層上に存在することもある。マトリックスは、被覆粒子のそれぞれを含み、または実質的に含み、かつW、WC、および/またはWCと、Coとの混合物を含む少なくとも1つの第3の化合物から形成される。少なくとも1つの第3の化合物中のCoの量は、0を超えて約20重量%に及ぶこともある。固結材料を提供する方法、およびかかる固結材料を含む物品も開示される。 (もっと読む)


例示の切削要素は非磁性でありかつ導電性である基材を含み、その基材上に多結晶ダイアモンド粒子の層が焼結されている。切削要素の例示の形成方法は、基材、ダイアモンド粒子の層及び触媒源を20kbarを超える圧力及び1200QCを超える温度で焼結し、基材に結合した多結晶ダイアモンド粒子の層を形成することを含む。非磁性でありかつ導電性である基材を含む切削要素はレーザ切断などのアブレーション技術を用いてセクショニングされうる。 (もっと読む)


ロールの耐摩耗性作業面の少なくとも一部として用いるのに適した、板状、シート状、円筒形状、及び円筒形状の一部の1つの形状の物品を開示する。この物品は、マトリクス材料中に分散している複数の無機粒子を含む金属マトリクス複合体を含む。マトリクス材料は金属及び金属合金の少なくとも1つを含み、無機粒子の融点はマトリクス材料の融点よりも高い。複数の硬質部材が金属マトリクス複合体内に埋封されている。金属マトリクス複合体の耐摩耗性は硬質部材の耐摩耗性よりも低く、物品の使用中に金属マトリクス複合体が優先的に摩滅して、それによって物品の作業面において複数の硬質部材のそれぞれの間に間隙を与えるか又は保持する。 (もっと読む)


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