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国際特許分類[C22C29/08]の内容

国際特許分類[C22C29/08]に分類される特許

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【課題】長寿命で耐折損性に優れた超硬合金製の回転切削工具並びに前記回転切削工具を実現することができる新規でかつ高性能な超硬合金及びその製造方法を提供する。
【解決手段】平均粒径が0.4μm以下の炭化タングステン粒子間を、Coを主体とする結合相により結合した超硬合金およびこの超硬合金を基体とする回転切削工具であって、波長分散型X線プローブマイクロアナライザーを用いて求めたCo濃度比をPavとしたとき、0.75≦Pav<1.00であることを特徴とする。また前記超硬合金を製造する方法を提供する。本発明の超硬合金および回転切削工具の基体のCo含有量は1〜13.5質量%であることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】安価に処理ができ、再生される超硬合金が均一な組成を有する超硬合金の再生方法を提供する。
【解決手段】 WCを除く周期表第4、5および6族金属の炭化物等を1〜15質量%質量%と、Co5〜20質量%と、残部WCの超硬合金を、酸溶液で処理してCoを前記酸溶液に溶出させて、該Co溶出溶液と残渣の固形物とを分離する工程と、該残渣の固形物をアルカリ溶液で処理してCo以外の超硬合金成分を前記アルカリ溶液に溶出させた硬質相成分溶出溶液を得る工程と、前記Co溶出溶液と前記硬質相成分溶出溶液とを混合する工程と、該混合溶液を噴霧乾燥し前駆体粉末を生成させる工程と、該前駆体粉末を熱処理して、前記硬質相成分を炭化した原料粉末を合成する工程と、該原料粉末を用いて、成形、焼成して、硬質相の最大粒径が0.5μm以下の超硬合金を得る工程とを具備する超硬合金の再生方法である。 (もっと読む)


【課題】ダイヤモンド複合耐摩耗部材に圧力と熱の衝撃に対して強靭な特性を付与する事。
【解決手段】ダイヤモンド粒及びWC粒からなる硬質粒子、と燐(P)を含有する鉄族金属の結合材と、分散して単独で存在する銅を含む材料の、燐の割合を調整して焼結適正温度を900℃〜1080℃とする工程と、ホットプレス焼結または放電焼結をする工程を含む、複合耐摩耗部材の製造方法であり、ダイヤモンド粒とWC粒からなる硬質粒子と、燐を含有する鉄族金属の結合材と、銅とを含む材料を備え、燐の重量%はWC粒と結合材の合計重量に対し0.01%〜1.0%である複合耐摩耗部材である。 (もっと読む)


複合体回転切削工具及び複合体回転切削工具ブランク材などの複合体物品、及びかかる物品の製造方法を開示する。複合体物品は伸長部を含む。伸長部は、第1の超硬合金から構成される第1の領域、及び第1の領域に自生結合している、第2の超硬合金から構成される第2の領域を含む。第1の超硬合金及び第2の超硬合金の少なくとも1つは、超硬合金分散相及び超硬合金連続相を含むハイブリッド超硬合金である。超硬合金分散相及び超硬合金連続相の少なくとも1つは、立方晶炭化物を含む相の重量を基準として少なくとも0.5重量%の立方晶炭化物を含む。 (もっと読む)


【課題】接合又は表面改質の処理が難しい金属材に対してもより長い寿命を有する回転ツールを提供する。
【解決手段】回転ツール100aの素材として、WC−Ni−Cr系の素材が用いられる。鉄の高温安定相はオーステナイトであり、結晶構造は体心立方晶であり、Niの結晶構造も同様であるため、金属相にNiを使用することで、高温強度に優れたものとできる。さらにCrを固溶させたNi−Cr相では、固溶強化による強度向上とともに熱応力・耐酸化性・耐食性に優れた特性を示す。この結果、WC−Ni−Cr系合金では、WC−Co系合金と比較して耐溶着性が大幅に改善される。このため、摩擦攪拌接合時に発生する摩擦抵抗が安定化されるため、接合時の不意の摩擦抵抗増大に伴う(摩擦抵抗+曲げ応力)による応力集中が回避され、回転ツール100aの折損を防止することができる。 (もっと読む)


【課題】高硬度で強度及び靭性にも優れる超硬合金を提供する。
【解決手段】硬質相が主としてWCの粒子から構成され、結合相が主としてCoxWyCzから構成される超硬合金であり、Co:0.2〜0.9質量%、Cr:0.2〜1.5質量%含有し、残部がWとCとの二元化合物及び不純物からなる。WCの平均粒度が0.2μm以上0.7μm以下であり、WCの粒度の標準偏差σがσ≦0.25である。Coを上記範囲で含有することで靭性を高められる。Coを上記範囲で含有することで焼結性を高められ、焼結温度を低めにできる上に、Crを含有することで、WCの成長を効果的に抑制して、微細で均一的な粒度のWCが存在する超硬合金とすることができる。Crが金属成分として存在することで、Cr炭化物の存在による強度の低下を抑制することができる。 (もっと読む)


本発明は、ISO4505に従うA00〜B00の多孔度を有するCoおよび/またはNiベースの良好に分布したバインダー相中に、硬質成分の均質で稠密なマイクロ構造を有する超硬合金に関する。この超硬合金は、サイズが0.5〜1μmである2.5細孔/1000μm2未満のナノ多孔度を有する。この超硬合金の作製は、比表面積が3から8m2/gであり、スポンジ形状を取り、スポンジ形状粒子の粒子サイズが1から5μmの間であるバインダー相粉末を用いることで行われる。 (もっと読む)


【課題】高硬度で強度及び靭性にも優れる超硬合金を提供する。
【解決手段】硬質相が主としてWCの粒子から構成され、結合相が主として金属Coから構成されるWC-Co系超硬合金であり、Co:0.2〜0.9質量%、Cr:0.2〜1.5質量%含有し、残部がWとCとの二元化合物及び不純物からなる。Coは、主として金属成分として存在する。WCの平均粒度が0.2μm以上0.7μm以下であり、WCの粒度の標準偏差σがσ≦0.2である。Coを上記範囲で含有することで靭性を高められる。Coを上記範囲で含有することで焼結性を高められ、焼結温度を低めにできる上に、Crを含有することで、WCの成長を効果的に抑制して、微細で均一的な粒度のWCが存在する超硬合金とすることができる。Crが金属成分として存在することで、Cr炭化物の存在による強度の低下を抑制することができる。 (もっと読む)


【課題】耐熱性非酸化物と金属材料との複合材料からなり緻密性に優れた接点部材を生産性良く、かつ少ないエネルギーで製造できる接点部材連結体およびその製造方法と、前記特性に優れた接点部材と、前記接点部材を用いた遮断器とを提供する。
【解決手段】接点部材連結体1は、前記複合材料によって、複数個の接点部材2と1個の末端部材4とを連結部3を介して列をなすように連結した形状に一体に形成し、接点部材2は、連結部3を破断することにより、複数の側面のうち少なくとも1つの側面において破断面が露呈させる。連結部3を有する連結体を一体にプレス成形し、次いで前記列の先端側から末端側へ向けて順次、昇温、降温して末端部材内に気孔を寄せ集める製法により、個々の接点部材2の密度を97%以上とする。 (もっと読む)


【課題】金属部品の高速穴あけ加工に用いた場合に、優れた耐折損性を発揮する超硬合金製ドリルを提供する。
【解決手段】溝形成部とシャンク部からなり、少なくとも前記溝形成部は、結合相形成成分としてCo:3〜14質量%および硬質相形成成分としての炭化タングステンを含有する超硬合金製ドリルにおいて、面心立方構造Coの(111)面ピーク強度および稠密六方構造のCoの(101)面ピーク強度を、それぞれ、Ifcc(111)、Ihcp(101)とした場合、hcp変態率=Ihcp(101)/{Ifcc(111)+Ihcp(101)}が、外周マージン部については、hcp変態率≧0.2、また、切れ刃エッジ部については、hcp変態率≦0.1である超硬合金製ドリル。 (もっと読む)


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