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国際特許分類[C23C16/26]の内容

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【課題】 樹脂材の熱伝導率、摺動性、さらには耐熱性、強度、剛性を一層高め、高熱伝導性、剛性、傷つき防止、高摺動性などの特性を付与された積層体を提供する。
【解決手段】 樹脂材と、抵抗値1×107Ωcm以上(100℃)を有する膜厚50nm〜10μmの炭素膜とを積層し、前記炭素膜は、CuKα1線によるX線回折スペクトルにおいて、ブラック角(2θ±0.3°)の41〜42°にスペクトルのピークを備え、かつ前記樹脂材に形成された炭素膜の熱伝導率は、光交流法で測定した値で70〜700W/mKである積層体であって、前記炭素膜は、プラズマの電子密度;0.5〜3.0eVの位置に置かれた樹脂材の上に形成される。 (もっと読む)


【課題】銅基材に対し簡単な方法で密着性の高い炭素薄膜を積層できる炭素薄膜付銅材の製造方法を提供する。
【解決手段】 炭素薄膜付銅材(10)の製造方法は、銅基材(1)を、鉄、ニッケルおよびコバルトのうちのいずれか1種以上の金属を含む処理液を用いて化成処理を行い、該銅基材(1)の表面に前記金属を含む化成皮膜からなる下地層(2)を形成する下地層形成工程と、前記工程により下地層(2)を形成した銅基材(1)を炭化水素ガスが存在する雰囲気中で450℃〜銅基材の融点未満に加熱し、下地層(2)上に炭素薄膜(3)を形成する炭素薄膜形成工程、とを含む。 (もっと読む)


【課題】作動時に600MPaあるいはそれ以上の高い摺動面圧が作用する部材に使用しても、成膜した硬質炭素膜層の剥離が生じないようにした硬質炭素膜層を備えた層構造体を開示する。
【解決手段】基材2の上にTi層3、中間層4および硬質炭素膜層5をこの順で積層してなる層構造体1において、中間層4はSiとCの混合成分層であってTi層3の上に形成される第1の層41とその上に形成される第2の層42とで構成される。第1の層41はC量に対するSi量の組成比が30〜60mass%の層であり、第2の層42は第1の層41から硬質炭素膜層5に向かうに従いC量に対するSi量の組成比が減少していく傾斜層であり、硬質炭素膜層5の直下においてC量に対するSi量の組成比5〜20mass%である。 (もっと読む)


【課題】アルミニウム基材に対し簡単な方法で密着性の高い炭素薄膜を積層できる炭素薄膜付アルミニウム材の製造方法を提供する。
【解決手段】 炭素薄膜付アルミニウム材(10)の製造方法は、アルミニウム基材(1)を、鉄、ニッケルおよびコバルトのうちのいずれか1種以上の金属を含む処理液を用いて化成処理を行い、該アルミニウム基材(1)の表面に前記金属を含む化成皮膜からなる下地層(2)を形成する下地層形成工程と、前記工程により下地層(2)を形成したアルミニウム基材(1)を炭化水素ガスが存在する雰囲気中で450℃〜アルミニウム基材の融点未満に加熱し、下地層(2)上に炭素薄膜(3)を形成する炭素薄膜形成工程、とを含む。 (もっと読む)


【課題】炭素系ガスを用いて、低温でグラフェンの形成を可能とするグラフェンの形成方法を提供する。
【解決手段】グラフェンの形成方法は、基材1の一方の面1aにグラフェンを形成するグラフェンの形成方法であって、還元雰囲気下、前記基材1の温度を600℃以下に保持した状態で、前記基材1の一方の面1a近傍に炭素系ガスを導入し、前記基材1の一方の面1aを100℃以上に、5μsec以下の時間でパルス的に、加熱する加熱処理工程を備える。 (もっと読む)


【課題】高温でも耐酸化性や摩擦摺動特性等に優れる被覆部材を提供する。
【解決手段】
本発明の被覆部材は、基材と、この基材の少なくとも一部を被覆しSi、Hおよび残部であるCからなる非晶質炭素膜(DLC−Si膜)とを有する被覆部材であって、その非晶質炭素膜は、表面近傍のSi濃度が基材との界面近傍のSi濃度よりも高いことを特徴とする。本発明に係る非晶質炭素膜は、表面近傍でのSi濃度が高いことにより高温域でも硬質性が保持されると共に、基材との界面近傍でのSi濃度が低いので、適度な靱性を有して高温域でも高い密着性を発現する。これらが相乗的に作用して、本発明の被覆部材は安定した耐熱性を発現する。本発明に係るDLC−Si膜は、表面側のSi濃度が8〜30原子%であり、基材側のSi濃度が漸増する傾斜組成であると好適である。 (もっと読む)


【課題】容易に分解し、かつ、緻密で高炭素比率の導電性フルオロカーボン薄膜を効率的に形成できる原料ガスを用いた導電性フルオロカーボン薄膜の形成方法を提供する。
【解決手段】一般式CxFyHz(式中のxは2又は3、yは1〜4の整数、zは1〜5の整数を示す。)で示され、かつ、分子内に炭素−炭素の二重結合を有する化合物を含む原料ガスを真空プラズマ装置内で励起・分解することによって試料表面に導電性のフルオロカーボン膜を堆積させる。原料ガスを励起・分解する際の圧力は1〜133Paの範囲、温度は15〜100℃の範囲が好ましい。 (もっと読む)


【課題】本発明は、潤滑剤に対する濡れ性が高く、平滑な表面を有し、高硬度で緻密な水素を含む炭素膜を形成することを可能とした炭素膜の形成方法、並びに、該炭素膜の形成方法により形成された水素を含む炭素膜を有する磁気記録媒体及び磁気記録再生装置を提供することを課題とする。
【解決手段】水素を含む炭素膜の形成後に、成膜室101内に不活性ガスを導入し、不活性ガスをイオン化して水素を含む炭素膜の表面に加速照射し、水素を含む炭素膜の少なくとも表層部を脱水素化する。 (もっと読む)


【課題】カーボン膜の抵抗率を低減することができる電子デバイスの製造方法を提供する。
【解決手段】基板11が載置されたチャンバ4内に炭素を含有する原料ガスを供給する。基板11の周囲からチャンバ4内のアノード1に向けて電子を放出させてチャンバ4内にプラズマ14を発生させ、基板11上にグラファイト、グラフェン等のカーボン膜を形成する。 (もっと読む)


【課題】炭化珪素半導体装置の製造方法において、アニール処理の際の珪素および炭素の蒸発を防止する保護膜の膜厚測定を精度良く、かつ、低コストで行うことが可能な製造方法を提供する。
【解決手段】基板保持具35にウエハWFを搭載して成膜炉32内に置き、成膜炉32内を真空ポンプによりガス排気部33を介して真空排気し、残存する酸素を極力除去した後、Arやヘリウム(He)などの不活性ガスをガス導入部31を介して導入しながら、減圧下で成膜炉32内の温度を800℃〜950℃の範囲に加熱する。この温度に達したら、不活性ガスの流入を停止し、成膜炉32内にソースガスとして気化したエタノールをガス導入部31を介して導入することで、ウエハWFの全表面にグラファイト膜を成膜する。 (もっと読む)


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