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国際特許分類[C23C4/02]の内容

国際特許分類[C23C4/02]に分類される特許

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【課題】溶射皮膜の端部がシリンダボア内壁から剥がれて浮き上がるのを防止し、膜剥がれの生じないシリンダブロックのボア下端部構造を提供する。
【解決手段】凹凸状をなす粗面とされたシリンダボア内壁2に、溶融した溶滴を吹き付けて溶射皮膜7を形成してなるシリンダブロック1のボア下端部構造であって、溶射皮膜7の端部7Aを、前記シリンダボア内壁2の下端部からクランクケース内面3に繋がる連結面4に設けた皮膜係止部5に係止させた。 (もっと読む)


【課題】シリンダボア内壁下端部に成膜される溶射皮膜がマスキング装置取り出し時に剥がれることなく、且つ、クランク室へヒゲのように溶射皮膜が延びるのを防止することができる溶射皮膜のマスキング装置を提供する。
【解決手段】シリンダボア内壁4aに、溶融した溶滴11を吹き付けて溶射皮膜18を形成する際に、クランク室からシリンダボア下方へ挿入配置させて該クランク室への溶滴11の付着を防止する溶射皮膜のマスキング装置であって、シリンダボア4とクランク室6を区画する傾斜面14に先端外周面15を密着させて、少なくともシリンダボアの内壁下端部を閉塞するマスキング本体12を有し、そのマスキング本体12の先端に、シリンダボア内壁4aに成膜される前記溶射皮膜18と該マスキング本体先端とを非接触とする皮膜接触回避凹部19を設けた。 (もっと読む)


【課題】基材上にセラミック溶射被膜を形成するにあたり、セラミック溶射被膜が剥離しにくい耐環境部材、その製造方法、及びこの耐環境部材を使用した半導体製造装置を提供する。
【解決手段】基材1をアルミニウム等からなる元素群から選択された元素を含む第1の原料ガス雰囲気に置いて、このガスを基材表面に吸着させる。次いで、第1の原料ガスと反応する第2の原料ガスに基材の置かれた雰囲気を切り替えて、前記元素を含む酸化物層を形成する。この操作を交互に複数回繰り返すことにより前記酸化物層が堆積して中間層F2が形成される。この中間層F2の表面に溶射によりセラミック溶射被膜F1を形成する。 (もっと読む)


【課題】 基材(12)上に保護皮膜を形成する方法を提供する。
【解決手段】 本方法は、基材(12)に第1の表面粗さを有するボンドコート(14)を施工する段階と、不活性ガスから1個以上の電子を取り去る電極(22)に逆極性の電流を供給することによって不活性ガスをイオン化してボンドコート(14)の表面に不活性ガスを流れ込ませて、第1の表面粗さよりも大きい第2の表面粗さをボンドコート(14)に付与する段階と、ボンドコート(14)にトップコート(16)を施工する段階とを含む。さらに、皮膜が施工され皮膜に付着する表面を調製する方法は、表面上にラフニング網状組織(18)を形成するように該表面を粗面化処理する段階を含む。加えて、保護皮膜の耐歪み性及びサイクル剥離寿命を改善する方法を提供する。 (もっと読む)


本発明は、金属表面上に溶射される層の接着性を高めるために、金属表面を粗面化するための方法に関し、第1のステップにおいて、材料剥離又は材料除去処理で表面に凹部又は窪み(2)を設けて、表面の残っている金属が、隆起した微細構造(3)、特に突出部、隆起、突起又は凹凸を形成するようにし、これらの微細構造は、少なくとも1つのさらなるステップにおいて、微細構造のかなりの割合が表面に対してアンダカット(4)を形成するように成形及び/又は破砕によってさらに加工される。
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【課題】エロージョンが発生した場合に耐食皮膜の除去範囲を最小限にとどめて部分的に補修することができるタービン翼の補修方法及びタービン翼を提供する。
【解決手段】蒸気タービンのタービン翼の耐食皮膜11でコーティングした部分にエロージョン12が発生した場合のタービン翼の補修方法において、エロージョン発生部位13の耐食皮膜11を除去する工程と、タービン翼の母材10のエロージョン発生部位13を除去する工程と、タービン翼の母材10の形状を復元する工程と、既存の耐食皮膜11aの新たな耐食皮膜27との接合面に母材10よりも硬質な材質のボンディングコート26を製膜する工程と、母材10の復元部分15に新たな耐食皮膜27を溶射して製膜するとともにボンディングコート26を介して既存の耐食皮膜11aと新たな耐食皮膜27とを接合する工程とを実施する。 (もっと読む)


【課題】熱的な溶射法により基板上に材料を塗布した導体経路を形成する方法及びその基板を提供する。
【解決手段】溶射を実施する前に、基板2の表面8が特にレーザ加工され、瘤状突起を有する表面構造を備えた非付着領域が形成される。瘤状突起を有する表面構造は、個別の瘤状の点状の突起を複数備えた構造である。これらの瘤状突起はここでは特に半球状に形成されているので、球状に湾曲した表面を形成している。この形状の表面は極度に小さい付着性と溶射された材料に対する極度に小さい濡れ性を示す。この結果、溶射工程によって明確に分離された縁部を有するパターン、特に導体経路パターンを形成することが出来る。 (もっと読む)


【課題】 高効率で広い表面領域を処理する溶接トーチを提供する。
【解決手段】
溶接トーチ(20)は、トーチ本体(22)及びトーチヘッド(28)を含み、トーチヘッドは、密集アレイとして配列された複数のトーチ火口(30)を有する。被覆される面を粗面化する方法は、(a)火口(30)のアレイが装着されたトーチヘッド(22)を有する反転切換えアーク溶接トーチ(20)を提供することと、(b)前記火口(30)と被覆される面との間に溶接アークを発生することなく、前記面に沿って前記溶接トーチ(20)を移動し、それにより、前記面を粗面化することとを含む。 (もっと読む)


【課題】アルミナイド表面上にボンディングコート及び断熱皮膜を施工する方法を提供する。
【解決手段】ニッケル基超合金基体(30)の表面(44)上に多層皮膜を堆積させる方法は、気相アルミナイド法によって基体(30)上に拡散アルミナイド皮膜(42)を堆積させるステップと、拡散アルミナイド皮膜(42)の表面を粗面加工するステップとを含む。本方法はさらに、ワイヤアーク溶射によって、拡散アルミナイド皮膜(42)の粗面(46)を覆いかつ該粗面(46)に密着させてNiCrAlYボンディングコート(48)を堆積させるステップと、ボンディングコート(48)を覆いかつ該ボンディングコート(48)に密着させてセラミック断熱皮膜(50)を施工するステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】適用したコーティングに損傷を与えずにマスクの除去が可能なコーティング方法を提供すること。
【解決手段】部品をコーティングするための方法は、部品の第1の面部分にセラミックマスクを適用することを含む。コーティングは、部品の第2の面部分に適用され、該マスクを少なくとも部分的にコーティングする。該マスクは破壊的に除去される。 (もっと読む)


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