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国際特許分類[C23C4/02]の内容

国際特許分類[C23C4/02]に分類される特許

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【課題】オープンラック式気化器の表面を被覆するクラッド層が減少・消滅した部位や、クラッド層が存在していない非クラッド部を補修する表面保護方法を提供する。
【解決手段】クラッド層10が減少または消滅した部位(A面、B面)、および非クラッド部(C面)のいずれか一方または両方、ならびにそれらの周囲のクラッド層10(K0面)に対して、クラッド層が存在する部位と存在しない部位の表面粗さ(Rz)が均一でかつ粗くなるように処理を施した後、腐食電位がクラッド層の腐食電位より30〜100mV低いアルミニウム亜鉛合金を溶射して、当初のクラッド層の厚さより薄い溶融アルミニウム亜鉛合金溶射層を形成する。クラッド層の厚さを150〜1000μmとし、溶融アルミニウム亜鉛合金溶射層の厚さを50〜200μmとする形態、均一・粗面化処理後の表面粗さ(Rz)を100μm以上とする形態が望ましい。 (もっと読む)


【課題】耐食性に優れ、プラズマ環境で使用したときに発生するパーティクルを低減できる耐食性部材およびその製造方法を提供する。
【解決手段】耐食性部材は、基材と、基材上に溶射により形成され、5%以上20%以下の気孔率を有する酸化ガドリニウム皮膜とを備える。耐食性部材の皮膜は、低気孔率の酸化ガドリニウムにより形成されているため、耐食性に優れ、プラズマ環境で使用したときに発生するパーティクルを低減できる。また、酸化ガドリニウム皮膜の気孔率が20%以下であるため、皮膜の強度が向上し、カケや剥離等が発生しにくく、プラズマが皮膜を透過して基材を損傷する可能性も低い。一方、酸化ガドリニウム皮膜の気孔率は5%以上であり、皮膜が緻密すぎないため、クラックが発生しにくい。 (もっと読む)


【課題】金属ボンディングコート(22)及びセラミックトップコート(24)を備えた断熱皮膜システムを含む金属タービン構成部品を補修する方法を提供する。
【解決手段】本方法は、(a)機械的プロセスを使用してトップコート(24)を除去するステップと、(b)構成部品の材料が実質的に全く除去されないように、該構成部品から金属ボンディングコート(22)を部分的に剥取るステップと、(c)タービン構成部品内の少なくとも1つの欠陥を補修するステップと、(d)タービン構成部品に新しい金属ボンディングコート(26’、28’)を施工するステップと、(e)金属ボンディングコート(26’、28’)を覆って新しいセラミックトップコート(24’)を施工するステップとを含む。 (もっと読む)


【課題】加工負担を増加させなくても取り外しに伴う被膜の剥離を抑制できるマスキング部材を提供する。
【解決手段】第1,第2マスキング部材2,3を用意し、第2マスキング部材3の孔内周面6aを、第1マスキング部材2の孔内周面5aよりも溶射層8形成領域側に突出させて、第1,第2マスキング部材2,3に対してアンダーカット加工等の特別な加工を施さなくても、その第1,第2マスキング部材2,3の孔内周部をもって実質上のアンダーカット形状を形成する。これにより、溶射層8形成時に、溶射層8が第1,第2マスキング部材2,3の孔内周面5a,6aに付着することを抑え、被膜形成後、当該マスキング部材(第1,第2マスキング部材)を取り外す際、被膜が剥離することを抑制する。 (もっと読む)


【課題】新たな問題を引き起こすことなく、ショットブラスト処理、溶射処理に際して用いられるマスキング部材の設置、取り外しの煩雑さを改善できる溶射被膜形成方法を提供する。
【解決手段】サイドハウジングWに溶射を行うに際して、ショットブラスト用マスキング部材2上に溶射用マスキング部材3を設置することとして、溶射工程前に、ショットブラスト用マスキング部材2独自の取り外し作業を不要とする。その一方、溶射処理に伴って付与される溶射熱に関しては、ショットブラスト用マスキング部材2と溶射用マスキング部材3との間に断熱材21を介在させて、その断熱材21により溶射熱がショットブラスト用マスキング部材2に移動することを抑え、ショットブラスト用マスキング部材2が溶射熱により劣化することを抑制する。 (もっと読む)


【課題】大型の構造物に対しても大型加熱炉や流動槽を必要とせず、また屋外構造物に対しても現地で直接防錆被膜処理を施すことが可能な多層樹脂溶射方法を提供することにある。
【解決手段】
金属構造物への樹脂溶射において、対象の金属構造物に予熱を施した後、粉体樹脂材料を用いて溶射を施して第1層被膜を形成し、この被膜が溶融或いは半溶融状態にあるうちに、第1層被膜樹脂材料より溶融温度の高い樹脂材料を溶射して第2層被膜を形成し、更に必要に応じこの第2層被膜が溶融或いは半溶融状態にあるうちに第2層樹脂材料より溶融温度の高い樹脂材料を溶射して第3層被膜を形成するがごとく下層から上層へと順次溶融温度が高い樹脂材料を溶射積み重ねていく。 (もっと読む)


【課題】特に、金属溶射皮膜を形成する際に粗面形成剤として好適に使用できる水系粗面形成剤を提供する。
【解決手段】成分として、(1)水溶性アミン樹脂硬化剤及び疎水性液状エポキシ樹脂からなるバインダー樹脂、及び(2)平均粒子径30〜150μmの不溶性固体粒子、を含有する。 (もっと読む)


溶射マスキングテープは、第1主面および第2主面を有する基材と基材の第1主面の上にある表層とを含む。この表層は、約600ポンド/平方インチ超の最大抗張力を有するエラストマーから形成される。 (もっと読む)


【課題】ローラーの寿命を延ばし、その表面に高精度の模様を形成する。
【解決手段】精密な模様を有するローラーの製造方法は、ローラー表面上にセラミック層を鋳造するステップと、前記ローラーの表面を研削及び研磨するステップと、レーザーでローラー表面に模様を形成するステップと、ローラー表面を洗浄するステップとを含む。したがって、このようにして製造されたローラーは、従来の鋳造方法よりも精密な模様を有する。このロ−ラーの表面はスチールよりも優れた耐浸食性を有するので、前記ローラーは、より長い寿命を有する。 (もっと読む)


航空機や宇宙航行機に用いられる繊維複合部材1をコーティングするための方法において、自身を保護するために、繊維複合部材1を構成する繊維3から表面層が離れるようにして、繊維複合部材1の表面層8の少なくとも一部が前処理されることで下地層13を形成し、形成された下地層13に対し、少なくとも1層の機能層17,18が施工される。繊維複合部材1は、下地層13に形成された少なくとも1つの機能層17,18を含む。 (もっと読む)


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