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国際特許分類[C23C8/20]の内容

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【課題】安価な酸化鉄を原料として得ることが可能な、ベアリングボールとして好適な中空鋼ボール、およびその製造方法、ならびにそれを用いたベアリングボールを提供する。
【解決手段】有機物質からなる球形の芯材の表面に酸化鉄を塗布した後、これを加熱して芯材を消失させかつ酸化鉄を還元し、得られた中空鉄ボールに浸炭処理を施してCを0.1〜2.0質量%含有する中空鋼ボールを製造する。 (もっと読む)


【課題】スポット状過剰浸炭の発生を防ぎつつ高品質に被処理物を浸炭できる真空浸炭方法を提供する。
【解決手段】減圧した雰囲気の浸炭室3に浸炭ガスを噴射することで、浸炭室3に配置した被処理物2を浸炭する真空浸炭方法である。この真空浸炭方法は、浸炭室3へ噴射する浸炭ガスのガス噴射量に対する被処理物2の浸炭に現に寄与するガス消費量の割合(浸炭ガス利用率)がスポット状過剰浸炭の発生を抑止可能な範囲に含まれるように、ガス噴射量を決定するガス噴射量決定工程(S3)と、被処理物2の表面炭素濃度がスポット状過剰浸炭の発生を抑止可能な濃度上限値より小さい状態を維持するように、ガス噴射時間及びガス噴射停止時間を決定するガス噴射周期決定工程(S4)と、ステップS3で決定されたガス噴射量の浸炭ガスを、ステップS4で決定されたガス噴射時間及びガス噴射停止時間に応じて間欠噴射するガス噴射工程(S5)と、を有する。 (もっと読む)


【課題】工業炉における金属材料/金属ワークピースの熱処理用のプロセスガスを調製する方法を提供する。
【解決手段】金属材料/金属ワークピースを熱処理するためのプロセスガス3を調製する方法および装置によって、各プロセスガス3を、工業炉1内の少なくとも1つの処理チャンバ1.1に、実際に完全に調製して、均質化して、かつ、加熱して供給する。この際に、上記方法を、上記装置を用いて、工業炉1の、新たに作成したユニット、および特に既に設置されているユニットにおいて行う。ここで、プロセスガス3は、処理チャンバ1.1内の温度からは切り離された温度で、処理チャンバ1.1内の熱処理プロセスとは別個のプロセスにおいて、約1250°Cまでの温度範囲において圧縮されて調製され、熱処理のために、節約されながら、かつ、排気が少ない状態で使用される。 (もっと読む)


【課題】炉内のCPを安定させることができる熱処理方法及び熱処理装置を提供する。
【解決手段】炉内に変成ガス及びエンリッチガスを供給し、前記炉内で被処理体を熱処理する熱処理方法において、炉内のカーボンポテンシャルに基づいて前記エンリッチガスの供給流量を操作することにより、カーボンポテンシャルをフィードバック制御し、炉の開口を開ける前に、前記フィードバック制御を停止させ、前記変成ガス及び前記エンリッチガスの供給流量を、前記フィードバック制御を停止させる直前における供給流量よりそれぞれ増加させ、炉の開口を閉じた後、前記変成ガスの供給流量を、前記フィードバック制御を停止させる直前における供給流量に戻し、かつ、前記フィードバック制御を再開させるようにした。 (もっと読む)


本発明は、窒素および炭素を含有する、少なくとも一つの化合物を加熱することにより、鉄または非鉄金属不動態の製品を活性化する方法に関する。活性化した製品は、より短時間、より低温で、引き続いて浸炭、窒化、または炭窒化することができ、非活性化製品と比較して、より優れた機械的性質をもたらすことができ、また、ステンレス鋼、ニッケル合金、コバルト合金またはチタン系材料でさえも、浸炭、窒化または炭窒化することができる。
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【課題】例えば浸炭処理、窒化処理等の拡散硬化処理を施したときに、基材表面の均一な硬化を十分に図ることのできる生体用コバルト・クロム基合金鋳造基材、および該コバルト・クロム基合金鋳造基材に上記浸炭処理、窒化処理等の拡散硬化処理を施して得られる、優れた耐摩耗性を安定して発揮する生体用摺動合金部材を提供する。
【解決手段】コバルト・クロム基合金からなる生体用鋳造基材であって、窒素(N)を0.1質量%以上含むと共に、金属組織におけるfcc(面心立方格子)相の体積分率が50%以上であることを特徴とする拡散硬化処理性に優れた生体用コバルト・クロム基合金鋳造基材。 (もっと読む)


【課題】加締め時の延性を損なうことなく、加締部の固定力を確保し、さらに循環路の耐摩耗性を確保し得る駒式ボールねじ及び駒式ボールねじナットの製造方法を提供する。
【解決手段】内周面に螺旋状のねじ溝が形成されたナット3と、ナット3の胴部に穿設された駒窓6に嵌合され、転動路を周回経路とする連結溝が形成された金属製の駒部材5とを備え、駒部材5のナット外径側端部には前記駒窓6の開口縁に係合する加締部14が設けられた駒式ボールねじにおいて、ナット3の駒窓6に駒部材5を組み込み、加締部14を加締た後に、駒部材5とナット3を同時に焼き入れ処理を行うことを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】O2 濃度に基づき算出されたCP値が出力上限を超えた場合であっても、安定したCP値測定が行えるカーボンポテンシャル演算装置を提供する。
【解決手段】センサ部20で検出するO2 濃度の入力上限値を設定する設定部11と、炉内雰囲気中のO2 濃度、温度、CO濃度に基づき当該雰囲気のカーボンポテンシャルを算出するとともに、該算出したカーボンポテンシャルが出力上限値を超えた場合に設定部11で設定されたO2 濃度の入力上限値に基づき比例演算を行う演算部12とを備えた。 (もっと読む)


【課題】金属材料の浸炭処理においては、Cポテンシャルを好適に制御するためには熱処理室をスキャベンジングする多量のガスが必要であり、スキャベンジングによる損失を小さくする方法を提供する。
【解決手段】熱処理室2.1を備えた加熱室2及び焼き入れ室8を有する工業用炉1内で金属材料を熱処理するための方法に於いて、シールドガスをリサイクルするために、a)工業用炉の加熱室のための、構造的に又は機能的に熱処理室に関連して配置され、かつ触媒床3.1を備えた準備室3に於いて、二酸化炭素、酸素及び水蒸気を、反応ガスとして送り込まれた炭化水素と触媒反応させることにより、一酸化炭素及び水素に変換し、b)触媒床の触媒により、前記反応を加速させ、c)前記反応の後に、シールドガスを制御されたCポテンシャル状態とし、d)このようにして処理された前記シールドガスを、熱処理室から準備室に再循環させる。 (もっと読む)


【課題】ワークの表面、特に円板状または円環状等のワークの端面に、浸炭むらの部位を生じさせることがなく、ワークの表面全面に均一な浸炭処理を施すことのできる誘導加熱式浸炭処理装置のワーク支持具を提供する。
【解決手段】シャフト11と、このシャフト11の上端に取り付けられた支持台12とからなるワーク支持具1において、この支持台2の上面におけるワークと接触する領域に、載置された際にワークとの間に隙間を形成する複数の凸部12c,12c,・・・を形成する。この構成により、各凸部12c上に載置されたワークとの間に浸炭性ガスを流通させることのできる隙間を維持しつつ、少ない接触点(接触面積)でワークを安定して支持することが可能となる。 (もっと読む)


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