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国際特許分類[D02J1/08]の内容

国際特許分類[D02J1/08]に分類される特許

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本発明は、マルチフィラメント糸を溶融紡糸し、延伸しかつ巻き上げてFDY糸を形成する方法、及びこの方法を実施する装置に関する。この場合初めに、熱可塑性の溶融物から多数のフィラメントを押し出し、押し出されたフィラメントを、熱可塑性材料のガラス固化温度を下回る温度に冷却し、準備処理液の供給なしにフィラメントをまとめてフィラメント束を形成する。次いで、フィラメント束を、1500m/分を上回る範囲の引出し速度で引き出し、フィラメント束を、熱可塑性材料のガラス固化温度を上回る温度に加熱し、フィラメント束を、4000m/分を上回る範囲の延伸速度で延伸する。次に、フィラメント束を準備処理液によって準備処理し、糸をスプールに巻き上げる。そのために本発明による装置では、準備処理装置が、延伸装置と巻上げ装置との間における糸走行ゾーンに配置されていて、該糸走行ゾーンにおいて糸が、4000m/分を上回る糸走行速度を有している。このようにして、本発明による方法及び本発明による装置は、FDY糸を製造するために、エネルギに関して最適化されたプロセスを提供する。
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【課題】多葉形断面のポリアミド系繊維と三角または扇形断面のポリエステル系繊維からなる編織物の表面において、ポリエステル系繊維の単繊維繊度より大きい単繊維繊度のポリアミド系繊維が表面に露出している編織物であって、一般衣料用途では、肌触りがサラッとして、風合いがソフトで表面が滑らかな編織物となり、ワイピング、研磨、ラビングなどの用途では拭き取り性、研磨性、ラビング性などに優れた編織物を提供する。
【解決手段】単繊維繊度が0.1〜3デシテックスの多葉形断面のポリアミド系繊維と単繊維繊度が0.01〜1.0デシテックスの三角または扇形断面のポリエステル系繊維とからなる編織物であって、該編織物表面において、ポリアミド系繊維が表面に露出していることを特徴とする編織物。 (もっと読む)


【課題】染色された染色織物であって、超極細繊維特有のソフトな風合いを呈するだけでなく、優れた発色性と染色堅牢度とを有する染色織物の製造方法、および該製造方法により製造された染色織物、および該染色織物を用いてなる繊維製品を提供する。
【解決手段】単繊維径10〜1000nmのポリエステルフィラメント糸Aと、単繊維径1000nmより大のカチオン可染性フィラメント糸Bとを含む織物を、カチオン染料を用いて染色することにより染色織物を得た後、必要に応じて該染色織物を用いて繊維製品を得る。 (もっと読む)


【課題】
高級感が求められるファッション用途に対応できる高質感、高感性を有する織編物を溶融紡糸により得られたセルロース脂肪酸混合エステルフィラメント糸を使用し、高品質、高生産性で生産し提供する。
【解決手段】
単糸繊度が0.5デシテックス以上、15デシテックス以下である単糸から構成されたトータル繊度が15デシテックス以上、300デシテックス以下である溶融紡糸により得られたセルロース脂肪酸混合エステルマルチフィラメント糸を含んでなり、該マルチフィラメント糸は交絡を付与されたものであることを特徴とする織編物。
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【課題】パイル部を有さない織物であって、表面にシボがなくフラットでありかつストレッチ性を呈する織物、およびかかる織物を用いてなるスポーツ衣料を提供する。
【解決手段】パイル部を有さないストレッチ性織物であって、S方向のトルクを有する仮撚捲縮加工糸とZ方向のトルクを有する仮撚捲縮加工糸との複合糸に交絡が付与され、かつ30T/m以下のトルクを有する複合仮撚捲縮加工糸が経糸および/または緯糸に配されてなることを特徴とする表面がフラットなストレッチ性織物。 (もっと読む)


【課題】高次加工して、衣服などに使用する際、杢調のカラーバリエーションを持たせたり、深色性を持たせたりすることができ、さらにストレッチ性に優れたものとすることができる交絡加工糸を提供する。
【解決手段】一方の構成成分がポリエチレンテレフタレートを主成分とし、他方の構成成分がポリトリメチレンテレフタレートを主成分とするサイドバイサイド型または偏心芯鞘型の原着ポリエステル系複合繊維と他の繊維とからなり、前記原着ポリエステル系複合繊維の伸縮伸長率が45%以上であることを特徴とする交絡加工糸。 (もっと読む)


【課題】糸走行空間に糸を挿入するためのスリットに起因する種々の問題が解消された交絡装置を提供する。
【解決手段】交絡装置は、第1面7と、この第1面7に形成され、流体を噴射するための流体噴射孔10と、を有する第1の部材である交絡片2と、第2面8と、この第2面8に形成される糸走行溝11と、を有する第2の部材である交絡片2とを備える。第1面7と第2面8を対向した状態とすることで、糸走行溝11と第1面7との組み合わせにより交絡対象としてのマルチフィラメント糸が走行する空間としての糸走行空間18が流体噴射孔10と連通して形成されると共に、この糸走行空間18にマルチフィラメント糸を糸走行方向に対して垂直な方向で挿入可能とする隙間としてのスリット12が形成される。糸走行溝11は、第2面8に対して垂直な方向において、奥広がりである。 (もっと読む)


【課題】細繊度の複合ループヤーンを使用してスパンライクな外観、風合いを持った軽量薄地のスパンライク織物を提供すること。
【解決手段】繊度が70デシテックス以下であり、ループ長0.1mm以上0.5mm未満のループ数が100個/m以上であり、実質的に連続交絡を施した芯鞘2層構造であり、かつ鞘糸の繊度が芯糸の繊度以上である複合ループヤーンが経糸と緯糸のいずれか一方かあるいは双方に用いられ、目付けが70g/m以下であることを特徴とするスパンライク織物。 (もっと読む)


【課題】ふくらみ、ソフト感、反発感、緻密感に優れており、衣料用に展開可能な織編物をつくることができる高収縮性ポリエステル仮撚糸を提供する。
【解決手段】下記特性を同時に満足する高収縮性ポリエステル仮撚糸。
(1)40≦沸騰水収縮率[SHW](%)
(2)沸騰水収縮後の乾熱収縮率[SHD](%)≦2
(3)10≦1m当たりの交絡度[CF値]
(4)25≦伸度(%)≦60
(5)5≦捲縮発現率[CR](%)≦25 (もっと読む)


【課題】低速の糸掛け速度から巻取開始までの速度変更時に、オイリングローラーや糸道転換ガイドでの摩擦抵抗の増加に伴う糸たるみ発生の課題を改善し、安定した生産スタートを実施することが可能な熱可塑性合成繊維の延伸仮撚加工方法を提供する。
【解決手段】一斉スタート、ストップ方式の熱可塑性合成繊維の延伸仮撚加工方法において、延伸仮撚加工機における延伸仮撚部以降に設置した交絡ノズルの圧空流量を、低速の糸掛け速度から巻取開始までの速度変更時に、生産時の圧空流量対比0.05〜3.0Nm/h上げ、巻取開始前に生産圧空流量に下げるようにしたことを特徴とする熱可塑性合成繊維の延伸仮撚加工方法。 (もっと読む)


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