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国際特許分類[E04B1/98]の内容

国際特許分類[E04B1/98]に分類される特許

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【課題】常時には歩行時応答低減効果を発揮し、地震時にはダンパーに過大応力が生じることによる損傷や主系との衝突といった事態を回避し得る床制振システムを実現する。
【解決手段】制振対象の床3および梁2とによる主系に対して、回転慣性質量ダンパー6と付加ばね(板ばね7)とにより構成される制振機構5を設置し、付加ばねのばね剛性の設定により制振機構の固有振動数を主系の固有振動数に同調させ、かつ付加ばねの耐力を地震時に所定の降伏耐力で降伏して回転慣性質量ダンパーへの過大入力を制限するように設定する。 (もっと読む)


【課題】高齢者や幼児が負傷することなく、剥離したり欠けたりすることがなく、適度な緩衝性を有する緩衝層を垂直面に設けて意匠性も兼ね備えた緩衝建材を提供すること。
【解決手段】垂直面を有する建材の少なくとも一部に緩衝層を有する緩衝建材において、前記緩衝層が、平均分子量500〜4000のポリオールからなる主剤とポリイソシアネートからなる硬化剤を主成分として配合し配合後の粘度が500〜1800mPa・s/25℃となるポリウレタン系樹脂を前記建材の垂直面に配した型枠に注入し、反応非発泡にて硬化させてなるものであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】従来一般のTMDのように大きな付加質量を必要とすることなく、優れた振動低減効果が得られる有効適切な機構を提供する。
【解決手段】梁1の長さ方向中間部に回転慣性質量タンパー5を設置し、梁の側部に張設した斜材6により梁の曲げ変形を回転慣性質量ダンパーに伝達し、回転慣性質量ダンパーと斜材と付加バネ7とにより構成される付加振動系の固有振動数を梁の固有振動数に同調させる。梁の端部に対する斜材の両端部の連結点Pを梁端よりも梁中央側にずらした位置として、連結点と梁端との間に所定の離間距離Lを確保する。付加振動系の全てを梁の梁成の範囲に納まるように設置する。 (もっと読む)


【課題】本発明は、床の衝撃音や生活音が問題視されている、それらを解消し耐荷重性や歩行感を良好に保つ、外周を固定したボールト付防振材と防振工法を提供。
【解決手段】60mmΦの溝凹部3を設けた束石成型型枠13を固定基材として、ボールト付防振材1を載せボールト付防振材1の外周を束石成型型枠13に固定座金16を用いてビス17で固定し、束石成型型枠13内にモルタル15を充填凝固させてボールト付防振材束石2となし、地盤やコンクリートスラブなどの基盤上にモルタル15を用いて複数のボールト付防振材束石2を据え置き固定する。そのボールト付防振材束石2にターンバックル11と床受け材固定金物12を用いて調整が可能な床束とし、床受け材固定金物12に床受け材6をビス17で固定して、根太7をもって根太組みをして床板8で仕上げることにより安価且つ容易に調整が可能な防振床が構築できる。 (もっと読む)


【課題】簡易な構成でロッキングを抑制可能な免震装置を提供する。
【解決手段】鉛直用積層ゴム体20及び取付プレート22Aの円中心部分には、鉛直用積層ゴム体20を厚み方向(矢印B方向)に貫通する貫通穴28が形成されている。貫通穴28には、挿入凸部材30が挿入されている。挿入凸部材30は、円柱状とされ、一端部30Bが取付プレート22Bの上面に固定されると共に、他端部30Aが貫通穴28から鉛直用積層ゴム体20の外側へ突出されている。挿入凸部材30の他端部30Aは、構造物50の挿入穴52に挿入される。 (もっと読む)


【課題】許容負担荷重を広範囲に亘って任意に設定することができ、質量が大きな建屋に適用可能なものも得ることができる上下免震システムを提供すること。
【解決手段】上下免震システム1を構成するにあたり、建屋ピストン挿入口21aと免震用ピストン挿入口22aとを有する液体貯留槽2と、建屋ピストン挿入口21aから滑動自在に液体貯留槽に挿入されて建屋Bの下方に配置される建屋用ピストン部3と、免震用ピストン挿入口22aから滑動自在に液体貯留槽に挿入される免震用ピストン部4と、液体貯留槽の外部に配置されて免震用ピストン部に連結され、免震用ピストン部が振動したときに該振動を減衰させる振動吸収部5とを設け、液体貯留槽は、建屋用ピストン部および免震用ピストン部の各々が挿入されることによって密閉容器となるように構成し、建屋用ピストン部の断面積と前記免震用ピストン部の断面積とは互いに異なる値とする。 (もっと読む)


【課題】層間変位によって付加質量体が回転する構成と比較し設置の制限を少なくする。
【解決手段】付加質量体170を回転させることで得られる回転慣性質量は、付加質量体170との実際の質量よりも大きな付加質量体を付加したことと等価となり、付加質量体170を回転させない構成と比較し、大きな振動低減効果が得られる。また、層間変位によって付加質量体が回転する構成と比較し、設置の制限が少なく、しかも、付加質量体を回転させない一般的なTMDと比較し、鉛直方向の振動に対する大きな制震効果が得られる。 (もっと読む)


【課題】下部材と上部材との間に設けられて、下部材と上部材との上下方向の相対移動を低減することが可能なダンパー及び建築物を提供する。
【解決手段】傾斜部材24は、下部材12と上部材16との間に斜めに配置され、傾斜部材24の上端部が上下移動したときに、傾斜部材24の下端部及び抵抗板26が横移動する。粘性層44は、抵抗板26の横移動に伴って生じるせん断変形によって粘性抵抗を抵抗板26に与える。よって、下部材12と上部材16との上下方向の相対移動を低減することができる。 (もっと読む)


【課題】制振装置から建物に伝わる騒音振動(固体伝播音)を効率よく遮断できるアクティブマスダンパーの防音支持装置を提供する。
【解決手段】建物2の床面3に設置され建物2の振動を減衰させるように重りを水平面内で移動させる制振装置4と制振装置4が設置される建物2の床面3との間に、制振装置4から建物2の床面3に伝わる振動の内、建物2の振動を減衰させる周波数の振動を伝えると共に、その周波数よりも高い建物2の居室にて騒音の原因となる周波数の振動を遮断するための弾性部材5を介設し、その弾性部材5が、ポリウレタンエラストマーから成る。ポリウレタンエラストマー製の弾性部材5は、高周波数領域にて高い減衰特性を有するので、制振装置4から建物2の床面3に伝わる騒音振動(固体伝播音)を効率よく遮断する。 (もっと読む)


【課題】大きなスパンの鋼製梁を用いて床を支持する場合に、床の上下方向の振動の速やかな減衰を可能とし、簡単な構造で低コストかつ容易に施工可能な制振床構造を提供する。
【解決手段】この制振床構造は、平板状の床材1が互いに間隔をあけて配列された複数の鋼製横架材2により支持された床構造本体3を有する。当該床構造本体3には、受け部材5と減衰材6とからなる制振装置4が設けられている。受け部材5は、鋼製横架材2の下側で当該鋼製横架材2に対向する対向部51と、当該対向部51から左右上方にそれぞれ延出して、床材1に固定される固定部52とを備えている。受け部材5の対向部51と鋼製横架材2の下端との間に減衰材6が配置されている (もっと読む)


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