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国際特許分類[E04B1/98]の内容

国際特許分類[E04B1/98]に分類される特許

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【課題】構造部材の断面や重量を変更することなく、上下部梁間または床間に設置した制振手段に生じる変形量を増大させて振動エネルギーの吸収効果を高めることが可能となる建物床の上下振動制振システムを提供する。
【解決手段】建物10の上下部梁・床12a、12b間に、これら上下部の梁・床12a、12bの相対的な上下振動を吸収する制振手段13を設置するとともに、制振手段13の設置階11の上下部梁・床12a、12b間、または設置階11の上階の上下部梁間若しくは床間、または下階の上下部梁間若しくは床間に、上記制振手段の設置階の上記上下部梁または床の固有振動数の差を増加させる鉛直材14を設置した。 (もっと読む)


【課題】地震などで過大な荷重が作用した際、弾塑性変形を生じることで衝撃を緩和可能で、しかも塑性変形した後の修理も容易な締結具を提供する。
【解決手段】基礎41などの支持部材と柱51などの結合部材を締結するための締結具を、支持部材に接触する支持板11と、結合部材に接触する先方板21と、支持板11と先方板21の側面同士を連結する一対の結合体31と、で構成する。そして結合体31は、支持板11および先方板21に対して着脱自在であり、且つ結合体31は、側部を切り欠いたクビレ部32と内部を切り抜いた窓部35のいずれか一方、または両方を設ける。これによって地震の際、結合体31が弾塑性変形を引き起こして衝撃を緩和する。その後の修理の際は、柱51などを元の位置に戻して、変形した結合体31だけを交換すると、締結具を当初の状態に復元でき、作業時間の短縮や費用の抑制が実現する。 (もっと読む)


【課題】軽量床衝撃音及び重量床衝撃音の双方を効果的に抑えることでき、ダンパーの廃棄をなくして施工費の削減や環境への配慮も図ることができる建物の天井構造を提供する。
【解決手段】この天井構造は、建物上層階の床梁材1・・に軽量床衝撃音低減用の防振吊り具2・・を介して吊り下げ支持した複数の第1野縁受け3・・と、床梁材1・・に吊り下げ支持することなく、第1野縁受け3・・に対して略平行に配設した複数の第2野縁受け4・・と、これら野縁受け3、4・・の下側に取り付けた複数の野縁5・・と、これら野縁5・・の下側に取り付けた天井板8とを備え、第2野縁受け4・・のみに、重量床衝撃音低減用のダイナミックダンパー30・・が予め組み込んであって、長さの異なる数種類の第2野縁受け4・・を、天井面の形状や大きさに応じて選択的に組み合わせながら配置している。 (もっと読む)


【課題】電算センターなどの建物の床梁の構造として適用してその上下動を効果的に抑制可能な有効適切なトラス梁の構造を提供する。
【解決手段】上弦材1としての床梁を本体部1Aとその両端部のブラケット部1Bとにより構成し、柱5に対して剛接合したブラケット部に対して本体部を上下方向に相対回転可能にピン接合する。下弦材2としての下階の床梁の両端を柱に対して剛接合し、束材3としての間柱および斜材4としてのブレースを下弦材とブラケット部との間に設置して、それら下弦材と束材と斜材とブラケット部とにより主架構6を構成する。本体部と下弦材との間に、回転慣性質量ダンパー8と同調ばね9とが直列に接続されて本体部の主架構に対する上下方向の相対振動を制御するTMD機構7を介装する。 (もっと読む)


【課題】レイアウト上の自由度を向上することができるとともに、優れた吸振作用を得ることができる防音室構造を提供する。
【解決手段】床スラブ11の上面に外側壁12を設置する。床スラブ11の上面に形成された収容凹所11aにクッション材14を介して床コンクリート15を支持する。この床コンクリート15上に遮音ボックス18を設置する。前記外側壁12と遮音ボックス18との間に吸振部材19を介在するとともに上層階スラブ13と遮音ボックス18の天井17の間に吸振部材20を介在する。 (もっと読む)


【課題】建物における大梁の振動を十分に低減する。
【解決手段】2階の床大梁20に振動の腹となる部分にダイナミックダンパ32を設置することで、床大梁20の振動を効果的に抑制することができる。ダイナミックダンパ32は振動の腹のピーク位置に優先的に設置し、床小梁29が振動の腹のピーク位置と重複する場合には、床小梁29に近接して設置する。 (もっと読む)


【課題】簡単な構造で、床梁の振動を早期に減衰する制振床構造を提供する。
【解決手段】この制振床構造は、床合板3を支持する床梁2の両端部が胴差し1に支持されている。床梁2の端部は、胴差し1の側面に支持部材4を介して接合されている。胴差し1の床梁2の端部が支持される部分の左右に、規制部材5が取り付けられている。規制部材5は、床梁2との間に、この床梁2が振動した際に断続的に接触し、振動が停止した際に離間する隙間をあけて配置されている。規制部材5は床梁2の下端部の高さ位置に配置されている。床梁2は、上端部を中心に下端部が回転振動し、規制部材5に接触することで摩擦を生じる。この摩擦のエネルギにより、床梁2の振動を減衰する。 (もっと読む)


【課題】反りの発生を抑えることが可能となる構造物被覆施工用パネル、このパネルを備えた構造物被覆構造体、及び構造物被覆施工用パネルの施工方法を提供する。
【解決手段】表面部が繊維強化プラスチックからなるパネル本体10を有している。表面部(FRP部)の引張り弾性率が、2GPa以上でかつ5GPa以下であり、表面部(FRP部)の表面硬さは、バーコル硬度計935による値が40以上であって、バーコル硬度計934−1による値が39以下である。 (もっと読む)


【課題】振動を減衰させる減衰材がクリープにより変形するのを抑制し、制振効果を長期に渡って保持可能な制振床構造を提供する。
【解決手段】この制振床構造は、平板状の床材が、互いに間隔をあけて配列された複数の鋼製横架材1により支持されている。この制振床構造では、少なくとも3本以上の鋼製横架材1に交差する交差部材2が設けられている。交差部材2は、少なくとも2本の鋼製横架材1aに対して固定されている。また、少なくとも1本の鋼製横架材1bに対して固定されずに、鋼製横架材1bに対して少なくとも上下に相対的に変位自在に貫通孔14bに挿入されている。交差部材2と、この交差部材2に交差するとともにこの交差部材2に固定されない鋼製横架材1bとの間には、これら交差部材2と鋼製横架材1とが相対的に少なくとも上下方向に変位した際にせん断力が作用するように減衰材5が設けられている。 (もっと読む)


【課題】
構造形式によらず、環境振動に対する高い制振効果が発揮される制振装置及び該制振装置を備えた建物を提供することを目的とする。
【解決方法】
柱と該柱に接合された大梁とを含む主架構に付加される制振装置であって、主架構の2階の大梁の下端よりも低い一対の柱と該柱に剛接合され主架構の大梁と略同一の長さを有する梁とから形成され、主架構の外周構面に対し略平行に配置される門形のサブフレームと、主架構と該サブフレームとの間に介装されるダンパーと、を備えたことを特徴とする制振装置を提供する。 (もっと読む)


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