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国際特許分類[F16C19/18]の内容

国際特許分類[F16C19/18]に分類される特許

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【課題】トルク上昇を抑制しつつ、密封装置のリップの摺接面への異物の接近を低減し、密封性を高めることができる車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】内軸3の軸方向の一端部に、径方向外向きに突出形成されて車輪を取り付けるための車輪取付フランジ部3cが形成され、外輪2の車輪取付フランジ部3c側の内周面端部に嵌合されて軸受内部空間を密封するシール部材7を備え、シール部材7は、フランジ側面3fの円周方向に摺接するリップ72cを有する車輪用軸受装置1において、シール部材7は、フランジ側面3fに対向する堰72gを有し、堰72gは、リップ72cより径方向の外方であって、外輪2の車輪取付フランジ部3c側の端面に密着して外輪2の外周面から外方に突出して形成され、堰72gは、フランジ側面3fに摺接する摺接部72hと、フランジ側面3fに摺接しない非摺接部72iと、を備える。 (もっと読む)


【課題】パックシールの製造コスト及び形状(大きさ)を増大させることなく、スリンガと内輪との嵌合面から水分が軸受内部に浸入する事を防止し、軸受性能を長期に亙って維持することが可能なエンコーダ付車輪支持用転がり軸受ユニットを提供する。
【解決手段】スリンガ38は、内輪6の軸方向内端部外周面に締り嵌めにより外嵌固定されるスリンガ円筒部39と、このスリンガ円筒部39の軸方向内端縁から、外輪2の内周面に向け、径方向に折れ曲がったスリンガ円輪部40とを備え、スリンガ円輪部40の軸方向内側面に支持固定されるエンコーダ15aは、その内径側部分に、スリンガ38の内径よりもさらに内径方向に向けて突出した延出部50を形成し、内輪6の軸方向内端面の外周側に形成された段部51の軸方向内側面に延出部50を磁力により吸着させている。 (もっと読む)


【課題】密封装置において、リップ部の摩耗が促進されるのを防ぐことができ、また、回転輪の回転抵抗が大きくなるのを防ぐ。
【解決手段】外輪3に取り付けられる芯金21と、芯金21に固定されているとともにシャフト2の外周面15及び環状面13に接触するシール部材25とを備えている。シール部材25は、芯金21に固定の本体部26と、本体部26の径方向端部26aから延び外周面15に接触する第1リップ部27と、本体部26の径方向端部26aから延び環状面13に接触する第2リップ部28とを有している。シール部材25は、第1リップ部27の基部27bから第2リップ部28の基部28bにわたって設けられている補強部材30を有している。補強部材30は、空間Jが負圧となった場合に、第1及び第2リップ部27,28が外周面15及び環状面13に吸着するのを抑制する。 (もっと読む)


【課題】ハブ軸の端面と、等速ジョイントの外輪の端面との両サイドスプラインを噛み合わせる動作によってハブ軸と等速ジョイントの外輪とを調心する車輪用軸受装置を提供する。
【解決手段】ハブ軸13と等速ジョイント50の外輪60とが連結ボルト70によって連結される。ハブ軸13の端面と、等速ジョイント50の外輪60の端面には、ハブ軸13と等速ジョイント50の外輪60とをトルク伝達可能に接続する両サイドスプラインが形成される。一方のサイドスプラインの歯先面と、他方のサイドスプラインの歯底面とは、ハブ軸13の中心軸線に直交する面に対し傾斜したテーパ面に形成される。テーパ面をなす歯先面と歯底面との相互の接触によってハブ軸13と、等速ジョイント50の外輪60とを調芯させる。ハブ軸13の端部には、内輪21を固定するかしめ部17が形成される。かしめ部17の端面にサイドスプラインが形成される。 (もっと読む)


【課題】車両用ハブユニットのフランジ部とブレーキディスクとの当接面における面圧を低減させ、ブレーキディスクの耐久性を向上させることができる車両用ハブユニットを提供する。
【解決手段】車両用ハブユニットは、回転部材としての内輪部材19と、当該内輪部材19の径方向外側に配置された固定部材としての外輪部材14と、前記内輪部材19と前記外輪部材14との間に転動可能に設けられた転動体18と、前記内輪部材19の外周部から径方向外方に突出し、かつブレーキディスク26を装着するためのハブボルト24を固定するボルト固定孔25が形成されたフランジ部23と、を備えている。フランジ部23の径方向外端部には、当該フランジ部23と前記ブレーキディスク26との当接面に生じる面圧を低減させる面圧低減構造42が備わっている。 (もっと読む)


【課題】センサの出力信号Sに含まれるパルスの時間間隔を、計測用カウンタ9のカウント値に基づいて計測し、この計測した時間間隔を利用して回転部材に作用する荷重等の物理量を求める構造に関して、この物理量を測定すべき回転速度範囲が広い場合でも、煩雑な処理を行う事なく、低速回転時に前記計測用カウンタ9のカウント値がオーバーフローする事を防止でき、高速回転時に前記時間間隔の分解能を十分に確保できる構造を実現する。
【解決手段】他の装置を利用して検出した前記回転部材の回転速度を入力するか、或いは、この回転速度を把握する為の調節用カウンタ10を設ける。更に、この回転速度が増減する事に対応して、前記計測用カウンタ9がカウントする計測用基準クロック信号βの周波数を、この回転速度の増減方向と同方向に増減させる機能を追加する。 (もっと読む)


【課題】耐泥水性を高めて安定したシール性能を維持すると共に、容易に製造できるシール付車輪支持用軸受ユニットを提供する。
【解決手段】回転フランジ8側のシールリング13aが、外輪2の端部内周に圧入された円筒部22、およびこの円筒部22から径方向内方に延びる支持板部23からなる芯金20と、この芯金に加硫接着され、径方向外方に傾斜して延びるサイドリップ24a及メインリップ25を有する合成ゴム製のシール部材とを備え、回転フランジ8に凹部30が形成され、サイドリップ24aがこの凹部30の内側面と非接触のラビリンスシールを形成し、回転フランジ8の凹部30よりも内径側にメインリップ25が摺動する摺動面32を形成し、凹部30と摺動面32との境界部31が回転フランジ8の軸方向内側面より内側に配置されている。 (もっと読む)


【課題】内輪構成部材の内軸外径への嵌合力を確保しつつ、仕上加工のための設備費を低減させることができる軸受装置を提供する。
【解決手段】内軸1及びこの内軸1の外径に嵌合された内輪構成部材8a、8bとで構成された内輪部材7と、この内輪部材7の外径側において当該内輪部材7と同心に配置された外輪部材5と、内輪部材7と外輪部材との間に転動自在に配設された転動体6とを備えており、内軸1の車両アウタ側端部付近の外周面に、車輪取付用フランジ9が外方に突出して形成されているとともに、当該内軸1の車両インナ側端部付近の外周面にホブ加工が施されている車輪用軸受装置H。車輪取付用フランジ9の根元の車両インナ側部分から、前記ホブ加工が施されている部分の車両アウタ側端縁から所定の距離だけ車両アウタ側に寄った位置であって当該ホブ加工が施されている部分に熱処理の影響が及ばない位置まで、の内軸1外表面に熱処理が施されている。 (もっと読む)


【課題】作業孔を形成してもフランジ部の強度が低下するのを抑制することができるハブユニットを提供する。
【解決手段】ハブユニットは、転がり軸受と、転がり軸受の軌道輪部材となるハブホイールに一体に設けられたフランジ部4とを備えている。フランジ部4は、周方向に所定間隔をあけて形成された複数の肉厚部21を有し、この複数の肉厚部21のそれぞれにはその厚さ方向に貫通するボルト孔22が形成されている。周方向に隣接する各ボルト孔22の間には作業工具を挿通可能な作業孔23が厚さ方向に貫通して形成されている。作業孔23と周方向に隣接するボルト孔22が形成された肉厚部21の周方向幅Wは、当該肉厚部21が作業孔23と干渉しない長さに設定されている。 (もっと読む)


【課題】転がり軸受ユニット1aの中心軸を上下方向に向けて配置した場合にも、グリース中の基油のうちで増ちょう剤から分離した基油が、組み合わせシールリング9bを通じて外部空間に漏洩する事を防止できる構造を実現する。
【解決手段】組み合わせシールリング9bを構成するシール材13aの一部に、転動体を設置した内部空間側に向けて突出した油溜用シールリップ25を設け、この油溜用シールリップ25の外径側に貯溜空間29を形成する。又、この油溜用シールリップ25の軸方向への突出量を、転がり軸受ユニット1aの中心軸を上下方向に向けて配置する事で、増ちょう剤から分離した基油を貯溜空間29内に移動させた場合にも、この基油がこの貯溜空間29から溢れ出る事を防止できる大きさに規制する。これにより、基油が貯溜空間29から漏れ出たり、溢れ出る事を有効に防止できて、前記課題を解決できる。 (もっと読む)


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