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国際特許分類[F16D69/04]の内容

国際特許分類[F16D69/04]に分類される特許

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【課題】制動時の摩擦熱に伴うディスクの内周側と外周側との温度差を緩和し、ディスクの径方向に関する温度を均一化して熱変形を防止する。
【解決手段】摩擦材32と裏板34とを備えるディスクブレーキ用のパッド30であって、摩擦材32は、ディスク40に摺接する摺接面32aを有している。裏板34は、摺接面32aの厚み方向投影領域において孔37を有しており、投影領域における孔37の占める面積割合が、ディスク40の回転中心を中心としかつ摩擦材32の裏板34との接着面の図心32bを通る円周線32cの径方向中心側の摺接面投影領域内周側部30aよりも円周線32cの径方向外側の摺接面投影領域外周側部30bにおいて小さくなるように設定されている。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材の成形装置において、衝撃による騒音や振動による位置ずれ等の恐れがなく、律速段階である成形工程における加工速度を従来の2倍以上とすること。
【解決手段】湿式摩擦材の成形装置1は、成形装置本体2に1対のガイドポスト3が上下方向に伸びて設けられており、これら1対のガイドポスト3が貫通している15段(16個)の成形金型4,5が、その両側面に1対のパンタグラフ式のリンク型開閉機構6が取付けられて、上下方向に互いに近接(型締め)・離間(型開き)可能に積み重ねられている。このようなパンタグラフ式のリンク型開閉機構6によれば、全ての成形金型4,5が同時に開閉するため、200mm/秒でスライドさせると全ての成形金型4,5が閉じるのに50mm×15÷200mm=3.75秒で済み、開閉させるためにはその2倍の7.5秒、即ち従来の半分の時間で済むことになる。 (もっと読む)


【課題】ディスクブレーキ用パッドにおいて、摩擦材の部分的な脱落をも有効に防止できるようにする。
【解決手段】補強板14と、この補強板14に固着される摩擦材16とを有する。補強板14における摩擦材16が固着される面から突出する複数の突起部25が設けられ、突起部25は、摩擦材16の摩擦面又はその近傍に達する高さを有するとともに、摩擦材16に固着されている。突起部25の母材は、摩擦材16の母材と同じである。突起部25は、機械的な締結手段によって補強板14に固定されている。 (もっと読む)


【課題】環境保護を考慮して、鉄又は鉄合金を主成分とし、PRTR法指定化学物質を一切使用していない鉄系焼結摩擦部材、及びそれを使用した鉄道用制輪子、並びにそれらの製造方法を提供する。
【解決手段】鉄又は鉄合金を主成分とした焼結摩擦部材10,10は、摩擦特性に優れた材料粉末が焼結されてなる第1層11と、接着特性に優れた材料粉末が焼結されてなる第2層12と、補強特性に優れた材料粉末が焼結されてなる第3層13とを含む。焼結摩擦部材10の各層は、鉄又は鉄合金を主成分としており、PRTR法指定化学物質を一切使用していないので、環境保護の点で優れている。また、摩擦材が鉄系材料であり、且つ補強板となる第3層13が鉄系材料であるので、銅と鉄のような異種の金属を接合する際に必要とされるメッキ処理を省略することができる。 (もっと読む)


【課題】有機溶剤を使用せず、環境にやさしい、接着品質の安定した、従来の方法と同等以上の防錆力も有する金属材料製ベース部材へのライニングの接着方法を提供する。
【解決手段】金属材料製ベース部材にライニングが接着されてなるブレーキ部材において、金属材料製ベース部材は表面に化成皮膜が施され、さらにその上にセラミックス前駆体溶液に浸漬し形成されたセラミックスコーティング層を有し、ライニングが加熱加圧により接着されてなることを特徴とするブレーキ部材。金属材料製ベース部材の表面を脱脂、洗浄、酸洗、化成皮膜を生成する工程と、化成皮膜を生成した金属材料製ベース部材をセラミックス前駆体溶液に浸漬してセラミックスコーティングする工程と、乾燥後ライニングを前記金属材料製ベース部材に圧着させて加熱加圧して接着する工程とを含む金属材料製ベース部材へのライニングの接着方法。 (もっと読む)


【課題】湿式摩擦材において、プレス工程を削減しつつプレスで油溝を形成した場合と同様に摩擦材基材の表面に油溝となる溝を、より精度良く形成することによって、確実に優れた摩擦特性を得ることができること。
【解決手段】湿式摩擦材1を構成するセグメントピース3が切り出される摩擦材基材の製造工程においては、まず抄紙しながらプレスまたは切削によって表面に抄紙溝を形成する工程が実施され、抄紙体は弾性がないため溝深さ等を精度良く形成できる。湿式摩擦材1は、20個のセグメントピース3の間の間隔からなるセグメント溝5が20本と、20個のセグメントピース3の表面の3本ずつの抄紙溝4が60本とで合計80本の油溝を有している。このように、深いセグメント溝5と浅い抄紙溝4とを混在させることによって、従来のセグメント湿式摩擦材では得られなかった優れた摩擦特性を得ることができる。 (もっと読む)


本発明は、少なくとも1つの摩擦パッド3を受容するバッキング面2と、ブレーキパッドバッキング1の材料部5、5’を成形することによって作成される、バッキング面の内部に配置された開口4、4’とを有するブレーキアセンブリ用のブレーキパッドバッキングに関し、摩擦パッドはバッキング面に対して押圧されたときに、材料部が開口と一緒にインプレッションキャビティ6を形成するように、材料部がブレーキパッドバッキングに対して成形される。材料部はブレーキパッドバッキングから加圧方向7に所定の角度αで突出する。また、本発明は、摩擦パッドを受容するバッキング面と、ブレーキアセンブリの収容体内でブレーキパッドバッキングプレートを案内する側方ガイド20とを有するブレーキパッドバッキングプレート1にも関し、側方ガイドはブレーキパッドバッキングプレートの縁8を曲げ加工により形成される。 (もっと読む)


【課題】セグメント摩擦材において、油溝の個数を少なくする場合にも摩擦材基材の歩留を低下させず、同様の打ち抜き刃及び同一の芯金回転ユニットを用いることができ、コスト高にならず製造効率も低下させず、要求される摩擦特性を得られること。
【解決手段】セグメント摩擦材1においては、セグメントピース3が4個ずつ密着して芯金2に接着されたブロック4が5個全周に接着されて一面が構成され、5個のブロック4の間には間隙が設けられてATFが流れる油溝5が形成されており、セグメント摩擦材1の一面全体においては合計5本の油溝5が形成されている。このようにセグメント摩擦材1に形成される油溝5の数を減らすことによって耐ジャダー性が向上し、また油溝5の数及び位置を設定することによって引き摺りトルクを始めとするセグメント摩擦材1の摩擦特性を所要の摩擦特性に制御することができる。 (もっと読む)


【課題】板厚を厚くすることなく大きな剪断力に耐えることができ、かつ、摩擦部材との接着強度を大幅に向上させることのできるパッド用裏金及びその製造方法を提供する。
【解決手段】一方の平面に摩擦部材9を取り付けるための摩擦部材取付面10aを備えた、ディスクブレーキ・パッドに使用されるパッド用裏金10であって、摩擦部材取付面10aの反対側の面を押圧部材で押圧し、摩擦部材取付面側に押し出して、摩擦部材取付面10aに、摩擦部材9に対応した領域の周縁部近傍を含んで、取付面略全域に複数列に亘って、摩擦部材9側に突出する複数の突起12を形成した。 (もっと読む)


鋳造部品として形成されたパッド支持板(1)と、このパッド支持板に固定された摩擦パッドとを具備し、パッド支持板(1)は、平坦な本体(2)およびこの本体に一体鋳造され突出した複数の咬み合い結合部分(3)を備え、これらの咬み合い結合部分は摩擦パッドによって包み込まれている、車両、特に運送用車両のディスクブレーキ用のブレーキパッドは、複数の咬み合い結合部分(3)の少なくとも一部がそれぞれ、本体(2)の隣接する溝(4)によって少なくとも部分的に取り囲まれるように形成されている。それによって、支持板における摩擦パッドの連結性能が高まる。
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